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日本の革靴ブランド22選!【プロ視点】人気メーカーやビスポークおすすめをご紹介

本サイトのリンクには、商品プロモーションが含まれる場合があります。

こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。今回は、日本の革靴ブランドを既成靴編とビスポーク編に分けてご紹介します。

日本の革靴産業のスタートは明治の始まりと共にありますが、本格的に普及したのは戦後の「サラリーマンの装い」が一般的となった1950年代から。

戦後の混乱の中、民間企業は軍靴の解体から(再)出発しました。やがて、時代による機械化の波と共に多くのメーカーや職人が立ち消えつつ、現代に至ります。

日本の革靴ブランドは、やはりどこか日本的な要素があります。その分、あなたをカッコよく仕上げてくれる可能性が高いのではないでしょうか。

日本の革靴は総じて縫製やつり込み、底付けや仕上げの丁寧さが強み。牛革を輸入に頼らなければならないこともあり、革質は同価格帯の英国やイタリアのブランドに一歩譲るものの、作りを重視する人にピッタリです。

しょる
しょる

それぞれ、どんなラインがあるのかや、どんな人に向いているのか解説しました。価格帯もラインも幅広いですが、ぜひ、あなたにピッタリの一足を見つけてください。

目次

【2023年最新】日本の既成革靴ブランド13選!【プロ視点】人気メーカーをご紹介

まずは、既成靴ブランドをご紹介します。ある程度サイズ感の目星がついていた方が試しやすいと思いますので、参考までに私のジャストサイズも併記しました。

私の場合は、人差し指の長いギリシャ型で、踵~人差し指の先端までが27.5cm、親指までが27cm、足幅の一番長い部分が10cm。

スタンスミスで27.5cm、クラークスのデザートブーツやワラビーでUK8.5(US9)、ドクターマーチンでUK9(ちょっと緩い)、大体の英国靴で8.5Fサイズです。購入を検討される場合の参考にしていただけたら幸いです。

リーガル(REGAL)

REGAL 公式HPより引用

<参考価格>
28,600円(2504)
44,000円(01DR)


➡特徴&こんな人にピッタリ
・高級紳士靴のエントリー的な有名ブランド
・1万円台から10万円弱まで、幅広い価格帯やラインナップから選びたい
・全国に店舗を構える入手性の高さや、アフターフォローサービスの手厚さがある
 

リーガル(REGAL)は1902年創業。日本を代表する非常に有名なブランドで、全国に店舗を構える入手性&アフターフォローの手厚さが特徴です。

名靴「2504」は、ガラスレザー&合成ソールをグッドイヤー製法で作り上げ、どんな環境でもガシガシ履ける気楽な一足。あまり廉価なシリーズは避けた方が良いですが、2万円台後半~の靴は本格的な作りのモデルが揃っています。

その他、ヴァン(VAN)デサントといったブランドのコラボレーションモデルなど、面白いモデルも展開してくれます。私の場合、概ね26.5cmがベストサイズ。

\ リーガルの購入はこちら/

リーガル(REGAL)革靴 ビジネスシューズ
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三陽山長(SANYO YAMACHO)

三陽山長 公式HPより引用

<参考価格>
80,300円(通常ライン)
110,000円(匠)
165,000円(極)


➡特徴&こんな人にピッタリ
・日本らしい意匠性あるモノづくり
・中庸~ややスタイリッシュなラウンドトウorセミスクエアトウ
・グッドイヤー・ウェルテッド製法の中でも、ソールの返りが良くつり込みも丁寧

三陽山長は2001年創業。高品質なモノづくりを求めている方にピッタリで、日本の革靴を代表する名ブランドです。

元々、国内の靴職人を選りすぐって立ち上げられた経緯があり、三陽商会が「山長印靴本舗」というブランドを買収してスタートしました。通常ライン以上の靴は、浅草の「セントラル靴」が製造を担当していることでも有名です。

木型(ラスト)は、程よく中庸的なラウンドトウが中心。現在の紳士靴におけるスタンダードのような、スタイリッシュなシルエットが特徴です。

三陽山長 公式HPより引用

三陽山長の靴は、随所にコバの「矢筈掛け」「レベルソ仕立て」「スキンステッチ」といった技術力を要する仕様を盛り込むことで、「高級靴としての違い」に応えている点が魅力。

ラストの開発も頻繁に行っており、代表的なものはスタンダードなラウンドトウの「R2010」、ややロングノーズの「R3010」「R309」など。トウの形はそこまで豊富ではないものの、ベーシックな形が揃っています。

販売は、実店舗&公式オンライン、三越伊勢丹(一部)は上級ラインの扱いまでアリ。Amazonと楽天市場では通常ラインの取り扱いがあります。私の場合、R2010の90(27.0cm)がジャストサイズ。

\ 三陽山長の購入はこちら/

三陽山長(SANYO YAMACHO)革靴 ビジネスシューズ
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大塚製靴「OTSUKA M-5」

大塚製靴 公式HPより引用

<参考価格>
88,000円(M-5 200番台)
165,000円(M-5 100番台)
550,000円(M-5 ハンドソーン)


➡特徴&こんな人にピッタリ
・日本らしい意匠性あるモノづくり
・半カラスやヒドゥンチャネル、スキンステッチなどの意匠性が好き
・予算に糸目は付けない人向け

大塚製靴は、1872年創業の老舗シューズメーカー。日本を代表する高級シューズブランドで、まさに日本の革靴の歴史と共にしてきたメーカーです。

廉価な既成靴から非常に丁寧なビスポークまで、多種多様なラインを擁している点が特徴。中でも「OTSUKA M-5」は、創業年(明治五年)に由来する高級ライン。そして「M-5」ラインの中でも、200番台、100番台、ハンドソーンモデルなど、価格帯がハッキリと分かれています。

大塚製靴 公式HPより引用

実際、大塚製靴のハンドソーンウェルテッドやビスポークの靴は凄いと思います。作りも非常に丁寧で、出来栄えも日本の最高峰であることは間違いありません。

しかし、価格も4、50万円台~になってしまっているので、購入できる人が非常に限られてしまいます。一方、グッドイヤー製法のラインは8万円台~20万円程度。十分高価ではありますが、特に100番台は非常に丁寧な作りで“大塚製靴らしさ”を味わえます。

販売は楽天市場が充実しています。私の場合、27.0cmがジャストサイズでした。

大塚製靴 Otsuka M-5 紳士靴 ビジネスシューズ
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スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)

SCOTCH GRAIN 公式HPより引用

<参考価格>
35,200円(アシュランス/ベルオム)
46,200円(オデッサ)
55,000円(インペリアル)


➡特徴&こんな人にピッタリ
・下町感×グッドイヤー製法の確かな国産ブランドイメージ
・全体的にロングノーズの靴、足に合うモデル展開が豊富
・上級モデルは作りだけでなく革質も◎

スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)“日本らしさ”を体現している独自の世界観が、多くのファンを獲得しているブランド。母体となる「ヒロカワ製靴」は、1964年に台東区に前身となる個人事業がスタートし、1978年にスコッチグレインが誕生。墨田に拠点を移し、グッドイヤー・ウェルテッド製法で丁寧に作られた日本らしい靴を展開しています。

様々な価格帯のラインを揃えており、シリーズ名でランクが分かるようになっている点が特徴。有名どころは3万円台の「アシュランス」「シャインオアレイン」、4万円台の「オデッサ」、5万円台の「インペリアル」など。

知名度も高く、高級紳士靴のエントリーとして選ばれることも多いスコッチグレインですが、全体的に作りの良さには定評があります。

SCOTCH GRAIN 公式HPより引用

さらに、上級モデルのインペリアル」インペリアルプレスティージ」は、日本靴の中でも革質が高く、非常に優秀な革靴。上級モデルは、英国の既成靴では味わえないような丁寧さも光ります。

その他、多店舗展開やアウトレットにも進出しており、純正品による修理が可能な点も魅力。大切に履き続けること×アフターフォローの充実が、スコッチグレインを選ぶ理由になります。

全体的にノーズの長いモデルが多いのですが、私の場合、オデッサやインぺリアルの26.5Eがジャスト。幅広甲高の方はEEEのモデルが良いでしょう。全体的にサイズ感は大きめです。

\ スコッチグレインの購入はこちら/

スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)革靴 ビジネスシューズ
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ユニオンインペリアル(UNION IMPERIAL)

UNION ROYAL 公式HPから引用

<参考価格>
41,800円(グッドイヤー)
57,200円(プレステージ)
66,000円(プレミアム)


➡特徴&こんな人にピッタリ
・ちょっと変わった雰囲気×技術力ある靴
・ハンドソーン(九分仕立て)の靴が好き
・どちらかというと足の甲が低い

ユニオンインペリアル(UNION IMPERIAL)は創業1952年。ラテン的なデザインエッセンスや、どこか色気のある靴を求めている人にピッタリのブランド。

ユニオンインペリアルは、「グッドイヤー」「プレステージ」「プレミアム」の3段階にラインが分かれており、ミドルグレードのプレステージライン以上は、ハンドソーンウェルテッド製法(九分仕立て)で作られています。

パッと見は細身でスタイリッシュな印象ですが、甲は低めなものの足幅はEEEまで展開しています。私もかなり足形と合うブランドで愛用しています。

UNION ROYAL 公式HPから引用

また、ユニオンインペリアルは、レベルソ仕立てやスキンステッチなど技術力の高さに定評があります。革質は“普通”ですが、作り込みの良さを重視する人にも非常にオススメ。

その他、ユニオンインペリアルが近年推している“はっ水レザー”モデルは、雨の日でもオシャレをしたい人必見の一足。私の場合、UK8.5EE~EEEがジャスト。

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ユニオンインペリアル(UNION IMPERIAL)革靴 ビジネスシューズ
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マスターリーガル(The MASTER REGAL)

参考価格
52,800円

➡特徴&こんな人にピッタリ
・リーガル日本上陸60周年を記念してローンチされた上級ライン
・革質やディテール面で、一層アップデートされた上質な靴
・特別なリーガルが良いと思う人向け

マスターリーガル(The MASTER REGAL)は、日本上陸60周年を記念して2021年に新設されたリーガルブランドの上級ライン。

「リーガル」の上級ラインと比べても一層の高級感を追求したディテールが特徴で、3型が発売されています。既成靴らしい足形の「守備範囲の広さ」も意識しながら、中庸的×上質な雰囲気を意識しています。

アッパーやライニングには、エルメス傘下のタンナーである、デュプイ社のカーフレザーを使用。全体的なデザインセンスも高く、革靴マニアが手を出しても十分足るレベルの本格靴です。

リーガルトーキョー(REGAL TOKYO)

REGAL 公式HPより引用

参考価格
66,000円(既成靴)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・リーガルの数ある中で最高峰のライン
・ハンドソーン・ウェルテッド製法の既成靴に興味がある
・繊細なアニリンカーフのアッパーや、作り込まれたソールの靴が欲しい

リーガルトーキョー(REGAL TOKYO)は、リーガルの名を冠するブランドの中で最高峰のライン。元々はビスポークシューズ(注文靴)ブランドで、店舗は銀座店のみ取り扱いで既成靴も販売しています。

アノネイ社の「アニリンカーフ」をアッパーに採用しつつ、ハンドソーン・ウェルテッド製法(九分仕立て)で底付けされた一線を画すライン。

入手性の低さが欠点ですが、運が良ければ御殿場などアウトレットモールにて入手可能です。気に入ったモデル&サイズ感があれば絶対にオススメですので、ぜひ足を運んでみてください。

MIYAGI KOGYO

WORLD FOOTWEAR GALLARYより引用

<参考価格>
60,500円

➡特徴&こんな人にピッタリ
・ベーシックで中庸的なラウンドトウ×6万円で優秀な靴を展開している
・革質よりステッチやつり込み、ソールの作りこみの丁寧さを重視している
・質実剛健さ×歩きやすさを重視する人に

“MIYAGI KOGYO”は2009年、東北を代表するシューメーカーである宮城興業が、ワールドフットウェアギャラリーと共同で立ち上げたブランド。

“MIYAGI KOGYO”は、ベーシックなラウンドトウ×6万円前後の価格帯で優秀な靴を展開しています。42ndロイヤルハイランド「エクスクルーシブ」が、“スタイリッシュさ”を特徴としている点とも対照的。ステッチの丁寧さやソールの作り込み、目付けの丁寧さなどに優れる靴です。

販売は、ワールドフットウェアギャラリーの店舗およびオンラインのみ。Amazonや楽天市場といった大手ECストアには取り扱いがありません。現在は、6000番台AR713ラストが中心で、UK9が私のベストサイズ。

トレーディングポスト(TRADING POST)

TRADING POST 公式HPより引用

<参考価格>
29,700円(NTP)
42,900円(UTP)
55,000円(CTP)
88,000円(TP)


➡特徴&こんな人にピッタリ
・幅広い価格帯&ラインナップから選びたい
・国産靴の中でも、価格に対して革質に優れた個体の革靴が多い
・アメリカンテイストのブーツやサドルシューズも有名

トレーディングポスト(TRADING POST)は1984年設立。アメリカのアレンエドモンズ、スペインのカルミナ、英国のクロケット&ジョーンズなど、欧米の有名靴メーカーを輸入販売しているショップでもあります。

オリジナルレーベルは、幅広い価格レンジで展開しています。廉価なモデルで2万円台、最上位のモデルで8万円台。どのシリーズも価格に対して作り込みのクオリティが高く、革質も総じて高めです。

ちなみに、「トレーディングポスト」というブランド名は、ネイティブアメリカンとヨーロッパからの移民との物々交換所に由来します。そのためか、サイズ表記がUSサイズであることに注意してください。

また、最上級ラインの「TP」シリーズは、「セントラル靴」が製造しています。三陽山長に比肩する出来栄えで、8万円台の国産靴をお求めの方には強くオススメできます。

オンラインストアは公式HPか、ZOZOTOWNが充実しています。私の場合はUS9サイズがベスト。

42nd ロイヤルハイランド

42nd ROYAL HIGHLAND 公式HPより引用

<参考価格>
32,450円(グッドイヤー)
39,600円(エクスプローラー)
41,800円(ネイビーコレクション)
62,700円(エクスクルーシブ)


➡特徴&こんな人にピッタリ
・エクスクルーシブ:スタイリッシュ×6万円の優秀な靴を探している人に
・エクスプローラー:ノルヴィージャン・ハンドソーン製法を4万円前後で体感してみたい
・通常&ネイビーコレクション:3~4万円台で優秀な革靴を選びたい

42ndロイヤルハイランドは1983年創業、代官山の紳士靴専門ショップ&ブランド。オリジナルブランドに加え、チャーチやパラブーツ、グレンロイヤルといった有名ブランドを揃えています。

自社ブランドは、スタイリッシュ~カジュアル感の強い木型まで揃えていることが特徴。複数のラインに分かれており、エクスクルーシブラインで6万円台、中堅のラインで3~4万円台。

「エクスクルーシブ」はスタイリッシュですが、「エクスプローラー」はポッテリとしたカジュアル靴が中心。また、「ネイビーコレクション」「グッドイヤー(通常ライン)」は中庸的と、ラインによって見た目の傾向も異なります。

42nd ROYAL HIGHLAND 公式HPより引用

42ndロイヤルハイランドは、どのラインも価格に比して優秀です。中でも、特にオススメなのは最上級の「エクスクルーシブ」ライン。6万円の国産靴でスタイリッシュ×シンプルな上質さが◎。

また、「エクスプローラー」も独特の雰囲気のある国産靴です。(ダークスーツに合わせるシリーズではないものの)オンラインでの販売も充実しているので、気になる方はチェックしてみてください。

公式HPはフルラインナップ、楽天市場では通常~中堅ラインの取り扱いがあります。私の場合、UK8.5サイズがジャスト。

42nd ロイヤルハイランド 革靴 ビジネスシューズ
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レイマー(Raymar)

Raymar 公式HPより引用

<参考価格>
33,000円(ハンドソーン)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・3万円の予算で丁寧に作られたハンドソーン(九分仕立て)の靴
・半カラスやヒドゥンチャネル、スキンステッチなどの意匠性
・やや甲高な足形をしている

レイマー(Raymar)は2014年、静岡県焼津市にて誕生したブランド。3万円前後で“高品質な革靴”を探している方に最適で、「コスパが高いブランド」として有名です。

創業者の大石裕介は営業マン時代、安くても満足いく靴に出会えなかったことが設立の切欠となったとのこと。消耗の激しい環境でも、安心して履ける靴作りを心掛けているブランドです。

革質も高く、ヒドゥンチャネルや半カラス仕様など、3万円前後の価格帯では導入が難しい仕様も採用しています。

Raymar 公式HPより引用

また、レイマーはネット販売オンリーのブランドです。Yahooに公式ショップがあり、2023年現在の一次流通はYahoo!ショッピングのみ。

フィッティングに関しては、「アシーレ(足入れ?)」という独自のサービスで測定可能。詳細は公式HPに説明がありますが、木型を基に作られた、ビニール製の履物を送付してくれるというもの。

見た目は簡素ですが、最大幅や全長といった数値だけでなく、ボールジョイントの位置まで試せます。私の場合、US9(27.0cm)がベストサイズですが甲はやや高めでした。

レイマー(Raymar)革靴 ビジネスシューズ
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ロイドフットウェア(LLOYD FOOTWEAR)

lloyd footwear 公式HPより引用

<参考価格>
39,600円(Vシリーズ)
53,900円(Mシリーズ)
84,700円(マスターロイド)


➡特徴&こんな人にピッタリ
・“英国靴”を日本メーカーで体感できる
・OEM元のブランドネームより廉価で、コスパ重視な靴にトライしたい
・幅広い価格帯&ラインナップから選びたい

ロイドフットウェア(LLOYD FOOTWEAR)は1991年創業。「英国のファクトリーにOEM生産をさせている日本ブランド」という、変わった特徴を持っています。

ロイドフットウェアは、価格帯ごとに製造元が分かれており、「Vシリーズ(バーカー製)」「Mシリーズ(チーニー製)」「マスターロイド(クロケット&ジョーンズのハンドグレード)」などが代表的。

全グレード共通でグッドイヤー・ウェルテッド製法。また、それぞれのOEM元ブランドよりも販売価格が廉価であることも特徴です。私は、いずれのラインもUK8.5サイズがベスト。

ロイドフットウェア(Lloyd Footwear)革靴 ビジネスシューズ
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銀座ヨシノヤ

銀座ヨシノヤ 公式HPより引用

<参考価格>
73,700円(紳士靴600ブラック)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・マッケイ製法の紳士靴で有名なブランド
・既成靴だけでなく、ハンドソーンのオーダーメイドシューズを比較的気軽に検討したい
・日本の歴史あるメーカーの靴
 

銀座ヨシノヤは創業1907年、日本の靴メーカーを代表する老舗のひとつ。レディースの靴が主力ではあるものの、紳士靴&子供靴の製造販売から始まったブランドであることから、メンズラインも継続して販売しています。

ここまで紹介してきた靴メーカーは、グッドイヤーorハンドソーン・ウェルテッド製法を特徴とするブランドばかりですが、銀座ヨシノヤの革靴はマッケイ製法が中心。

一方、オーダーメイドでは、ハンドソーン・ウェルテッドでの製作も可能。クオリティも高いため侮れないメーカーですが、ビスポークブランドとも言えず、既成靴も入手性は高くないためこの順位に。

ここからは、日本のオーダーメイドシューズブランド9選をご紹介。ビスポークシューメーカーは、マシンメイド×既成靴に慣れ切った社会において、顧客のための一足を作ってくれることが特徴。

「自分だけのもの」という点において、非常に特別な靴を提供してくれます。

今日有名となった彼らの多くは、2000年代以降に設立されました。これは、90年代からの不景気突入によって、日本の「終身雇用制度」が幻想であることに気付かされた若者たちの一部が、靴職人を目指した時期があったことも理由とされています。

しょる
しょる

私は最初の4ブランドしか履いたことがないので、具体的な評価は差し控えさせていただきます(目指せ全制覇)。開拓する度に追加していきたいですね。

次ページは・・・

「日本のビスポークブランドをご紹介!」

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SHOLL(しょる)
皆さまこんにちは。“SHOLLWORKS”運営者のSHOLL(しょる)と申します。

1987年、山梨県甲府市生まれ。国内デザイナーズブランドを経て、ファッションコングロマリットのブランドでデザイナー職を経験。

現在は東京在住、デザイナー含め様々な事業に携わっています。


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