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【2021秋冬】プロが選ぶ、ユニクロ「+J」(プラスジェイ)おすすめ【ジルサンダー】

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・プロのファッションデザイナーが、ユニクロ「+J」2021秋冬のメンズ&レディースを紹介

・デザイナー一押しのオススメアイテムは? アイテムのどこがポイントかも解説

・アイテムごとのコーディネートも提案、発売前後の購入目安にどうぞ 

こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。今回は表題の通り2021秋冬シーズンの「+J」オススメをメンズ&レディース併せてご紹介します。

そして、今回が第二章(最初は2009AW~2011AWシーズン)最後のコレクションとなることも発表されました。

ジルサンダーのデザインをよく「ミニマル」と形容する方が多いですが、私はそこまで正確な表現ではないと思います。“ジルサンダーらしいデザイン(エッセンス)”を、常に時代の鏡を映して「モダン」にブラッシュアップし続けてきたデザイナーと解釈しています。

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惜しむらくはラストとなる、今シーズンも宜しくお願いします!

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目次

プロが選ぶ、ユニクロ「+J」(プラスジェイ)おすすめ【ジルサンダー】

ダウンオーバーサイズパーカ

Image Photo by Uniqlo

まずは、ダウンオーバーサイズパーカ。ブロック使いしたダウンは前回の「+J」ラストシーズン(2011秋冬)でも登場しましたが、今回はトレンドに則したオーバーサイズにて登場しました。

その名の通り、やや大きめの作りで、中をモッコモコに着込んでも違和感なく羽織れるようなサイズ感。昨シーズンのオーバーサイズダウンよりも圧倒的にこちらの方が良いと思います。フードの取り外しも可能です。

色は、56 OLIVEが圧倒的にオススメ。きれいめのコーデからアウトドアコーデまで対応可能で、コーデ面でも優秀です。

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後述のセルビッジ スリムフィットストレートジーンズやドライスウェットパンツなど、なりたいスタイルに合わせて幅広く対応してくれます。

カシミヤブレンドパーカ(長袖)

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続いては、カシミヤブレンドパーカ(長袖)。とにかく、1万円台でスペシャルなパーカーが欲しい人向けのアウターです。

カシミヤ90%に耐久性目的でナイロン10%が混紡されているので、適度な中厚地になっています。袖がミラノリブで処理されているのも、都会的な高級感を失わせない良ディティールです。

「クラシックブームなんて知ったことか!」という潔い姿勢がありありと浮かんできます。個人的には生地とグログランテープのコントラストがないほうが好きなので、09 BLACK推しです。

セルビッジ スリムフィットストレートジーンズ

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セルビッジ スリムフィットストレートジーンズは、ジルサンダーが最も得意とするやや細めのジーンズ。ユニクロ定番のジーンズをアップデートしたような一本です。

インラインのスリムストレートと比べると、ややレギュラーフィット寄りです。その他、ベルトループの太さや各部分の切り替え位置などがアップデートされています。

そもそも通常ラインのジーンズが非常に優秀なので、今までなら+2,000円で買うべきか微妙なところでした。今シーズンは使い勝手の良い68 BLUEが展開されているため、ピックアップしてみました。

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68 BLUEは、合皮のパッチとも相まって都会的でケミカルな印象を強く与えてくれます。

同じく、ケミカルな素材のアウターと相性抜群です。ハイブリッドダウンオーバーサイズMA-1ブルゾン然り、公式スタイリングのオーバーサイズシャツブルゾンやダウンジャケットなども◎。

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色味には注意ですが、やや着丈が短めなテーラードジャケットと合わせてもカッコいいですよ。第一章の2010SSシーズンもブルーのデニムを出していましたが、当時はスキニー過ぎたので今回の方が良いと思います。

ドライスウェットシャツ(長袖)&ドライスウェットパンツ

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ドライスウェットシャツ(長袖)&ドライスウェットパンツのワンマイルウェア枠も注目服です。

昨秋冬もワンマイルウェアの出来が良かったと記憶しておりますが、今シーズンも差異化を持たせつつ、期待通りの一着です。

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最大の特徴は、スウェットの袖が外側&内側のにパーツに分かれている二枚袖仕様。

テーラードジャケットやコートもこういったパーツ構成で作られるのですが、袖が前に出てきて人体の動きに則した形状になっています。

スウェットなので効果は微差ですが、構造に拘るジルサンダーならではの、服好きを唸らせる仕様です

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また、ヨーク切替のグログランテープのデザインも面白いですよね。油断すると、つまらなくなりがちなワンマイルウェアに、パリっと新鮮な風を運んでくれる。デザイナーへの投資価値のある部分ではないでしょうか。

ウールオーバーサイズダッフルコート

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最後に、 ウールオーバーサイズダッフルコート。前回の「+J」第一章のラストコレクション(2011秋冬)もダッフルコートは出ましたが、オーバーサイズ&ロング丈になって登場しました。

一つのアイテムに対し、「時代背景の変化と解釈の差を実感して欲しい」とも捉えられます

子供っぽくみられるイメージが根強いダッフルコートですが、ルーツは立派な大人の作業着です。起源は西~北欧地域にかけての漁師が着用していたコートで、ベルギーの“デュッフェル”という小さな町が名前の由来です。

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ダッフルコートは第二次世界大戦には英国軍に採用されました。極厚の生地&極寒の地域でも手袋をしたまま着脱できる防寒性が受け入れられ、戦後に普及しました。

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ダッフルコートは生地の使用量が多く、非常に重くなる部類のコートです。ゴアテックスやダウンジャケットが普及した今、雰囲気を楽しみたい人や体力がある人向け。

個人的には、09 BLACKのトグルを上までビッチリ留めて、キチンと髪や肌の手入れをしている大人の雰囲気を持った人がダッフルを着るとカッコいいと思います。

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カシミヤブレンド ラップロングコート

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カシミヤブレンド ラップロングコートは、今期のオススメできるコート。「+J」史上屈指の名作を期待できるアウターです。

往年のジルサンダーらしさに、ユニクロのコストで出来ることをやっています。また、トレンド感という名の「モダンさ」でブラッシュアップしたバランスがとても良いと思います。

一風変わったウエストベルトでシルエットを調整出来て、空気を颯爽っと纏うコートです。まさに、カッコいい女性のための一着ではないでしょうか。

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素材はウールにカシミアをブレンドし、さらに少量のポリエステルを混紡することで耐久性もアップさせています。

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ダブルフェイスはボンディング(接着)だと思いますが、中に副資材のないコートは、ユニクロのコストが有利にはたらきます(といっても、29,900円ですが!)。

エクストラファインメリノリブロングカーディガン(長袖)

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エクストラファインメリノリブロングカーディガン(長袖)も、通常ラインにはない都会的なロングニット。

ロングカーディガン&「+J」ネームで4,990円はお値打ちだと思います。普段カジュアルばかりで、“カッコいい女性の恰好”をあまりしないという方も、導入しやすい一枚ではないでしょうか。

上述のカシミヤブレンド ラップロングコート のインナーとしても良し、メンズのハイブリッドダウンオーバーサイズMA-1ブルゾンとも相性良しです。

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さらに、タグアヤシの実を削ったナットボタンを採用しており、通常のプラスチックボタンよりも高級感が増しています。

生地素材は通常のユニクロでも使用されているエクストラファインメリノウールですが、カーディガンとしてもワンピースとしても使用できます。レザーバックルベルトで絞っても良いですね。

レザーショルダーバッグ

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レザーショルダーバッグ は、ユニクロに珍しい本革のバッグ。ユニクロはかつて、本革のレザージャケットを出していましたが、ついに「+J」のバッグにも採用してきました。

正直、レザーのクオリティはそこまで高くありません。ただ、エンボス加工(シボ模様)がされているため、一般的には区別がつきにくいです。しかも、傷や擦れも目立ちにくいのも◎。

本革&中も綿の裏地なので雨には強くありませんが、ちょっとしたお出かけのオシャレには最適なバッグです。

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革の色は黒ですが、よく見ると淵がブルーで着色されています。大胆な二色コーデやアイテムはジルサンダーのアイデンティティの一つ。こういったさりげなさは、デザイナーズの価値でもあります。

ドライスウェットフルジップパーカ(長袖)&スウェットパンツ

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ドライスウェットフルジップパーカ(長袖)&スウェットパンツは、レディースのワンマイルウェア枠。

見た目も今までのジャージの中で、最も上品かつ落ち着いていると思います。ワインカラーが得意な方はぜひ、19 WINEを試してみてください。

機能面でも、ポリエステル80%、レーヨン15%、ポリウレタン5%の化学繊維で出来ています。スポーツウェアのようにドライ機能に優れた素材です。

ダウンショートコート

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最後に、ダウンショートコート。モッズコートの着丈をやや短めにしたようなテールコートで、ダウン素材を入れることでこのような名前になったと思われます。

Aラインのコートですが、ウエストのドローコートでシルエットを調節可能。近未来感を彷彿させるフューチャリスティックな一着です。

上述のワンマイルウェアたちや、公式スタイリングのプリーツスカートとの相性も非常に良いと思います。個人的には、着脱可能なフードを取り外した方が、すっきり見えて良さそうと思いました。

ジルサンダーを代表するシャツ類は?➡アイロンをキチンと掛ける人なら良いと思う

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「シャツはどうなの?ジルサンダーを代表するアイテムだと聞くけれど・・・」と、思われる方も大勢いらっしゃると思います。

実際、メンズ・レディース共に、3,990円のシャツとしては非常に良い出来だと思います。しかし、インラインの多くのシャツとは異なり、アイロンの手間が掛かります。

忙しい中で、キチンとアイロンを掛けてでも欲しいか。ユニクロはイージーケア性も個人的に重要だと思うので、ご自身の気質や環境も踏まえて検討してみてくださいね。

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【そもそも】ジルサンダーはどんなデザイナー?

Image Photo by Jil Sander

  • ドイツ・ハンブルグ出身の世界的デザイナーにして、ブランド「ジルサンダー」の創業者
  • (特に80年代後半から)世界のファッションシーンを牽引してきた一人
  • 自らが創業したブランド「ジルサンダー」を3度退任し、現在は同ブランドを離れている

ジルサンダーはおそらく、ファッションに詳しい人ならば誰もが知っている名前だと思います。

ここでは、ジルサンダーの手掛けるアイテムの特徴について詳しく解説したいと思います。

社会進出する“強い”女性のアイコンとなった

  • 白いシャツやダークネイビーのスーツ、コートなどが、代表的なアイテムと言われる
  • 80年代後半の時流に乗り、社会進出する女性のアイコン的存在となった

歴史的にはココ・シャネルイヴ・サンローランといったデザイナーが、女性の社会進出に大きな貢献を果たしました。

しかし、女性の社会進出が当然となった80年代以降、ジルサンダーほど社会で活躍する女性に力を与えたデザイナーはいないと思います。

一方、97年に始まったメンズラインからは、力強さの中にも知的で柔らかさを感じさせます。男女双方の中性への「寄せ」が、彼女が「ファッション界のフェミニスト」と呼ばれる所以です。

素材使い、パターン、色使いの特徴を解説(長め&中上級者向け)

一見シンプルなアイテムを、上質な素材使いやパターン、独自の色使いで中性的&非装飾的に仕上げ、シンプルな力強さと純粋さ、カッコよさを表現している

ジルサンダーはよく、「ミニマリスト」と表現されることの多いデザイナーです。

もう少し踏み込むと、明確な意図をもって開発された上質な素材とパターンから、「ツァイトガイスト(=時代精神)に後押しされた機能的で美しい服を生み出す」というスタンスです。

そのために、ときに過剰な装飾は邪魔になることから(バウハウスの建築的な手法を用いて)無駄になるものをそぎ落としていく。この一連のアプローチが、彼女のデザインの特徴といえます。

「ジルサンダー」2013ssミラノメンズコレクション

ジルサンダーのクリエイションは、ときおり見せる柄やカラーでも強い個性を発揮しています。上記の動画は前回の「+J」が終了した後、「ジルサンダー」に復帰した2013ssシーズンのメンズコレクションです。

このシーズンでは、代表的な白いシャツと黒に近いダークネイビーのルックに始まり、そこからロバート・マンゴールドやブリンキー・パレルモにインスピレーションを得た柄が登場しました。

その後は、鮮やかなブルー、イエローと続き、オリーブグリーンやダークレッド、ナチュラルカラーといった様々なカラーが続く構成。同時に、足元を飾るシルバノラッタンジ製の靴たちが、(よく見ると)ネイビーやグリーン、ボルドーといったカラーで構成されていることも、特筆すべき点です。

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構築的なアイテムたちが繊細で独特なカラーリングに染められた結果、個性と品位のある雰囲気が並び立ちます。この点も、ジルサンダーの特徴といえるのではないでしょうか。

スポーツブランドをモードの世界に持ち込んだ先駆け

今日、スポーツブランドとハイブランドのコラボは当たり前のように行われているが、1998年にジルサンダーがプーマとのコラボレーションを発表したのが先駆けだった


諸所であまり言及されないのが不思議なくらいなのですが、ジルサンダーはスポーツブランドを最初にハイファッションの世界に持ち込んだデザイナーでもあります。

今となってはハイブランドとスポーツブランドがコラボを行うことは日常茶飯事ですが、そのような流れが発生したのは90年代に入ってからのことでした。

当時は「エアマックス95」などの社会現象やストリートブームを経て、ファッションにおけるスニーカーやスポーツウェアの地位が格段に上がった時期でもあります。

この時流に乗り、共にドイツ出身のジルサンダーとプーマは、1998年にコラボレーションを発表しました。

サッカー界のレジェンドである、ペレやマラドーナなどが愛用したスパイクシューズの「プーマキング」が、ラバーソールに換装されたスニーカーとして登場しました。

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SHOLL(しょる)
皆さまこんにちは。“SHOLLWORKS”運営者のSHOLL(しょる)と申します。

1987年、山梨県甲府市生まれ。国内デザイナーズブランドを経て、ファッションコングロマリットのブランドでデザイナー職を経験。

現在は東京在住、デザイナー含め様々な事業に携わっています。
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