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ユニクロ ユー【2023秋冬】プロが選ぶ、UNIQLO Uのレディース&メンズおすすめ!

本サイトのリンクには、商品プロモーションが含まれる場合があります。

こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。2023年10月6日(金)、ユニクロユー(UNIQLO U)の2023年秋冬シーズンが発売されました。

今シーズンは、落ち葉のようなカラーパレットに温かみやふっくら感を感じさせ、それでいて楽なウェアを一層充実させてきました。濃紺のようなカラーをかなり排除して、黒・茶・オリーブにオフホワイトで大胆に構成してきています。

中間色のシックなカラーと、ノスタルジー性を前面に出しつつ、カジュアルながらどこか落ち着きのある、大人のウェアに仕上がっているのではないでしょうか。

こちらの記事では、ユニクロユー(UNIQLO U)メンズ&レディース新作を、プロのデザイナーである私しょると、

  • どんなアイテムがオススメか
  • どういったディティールが特徴か、普通のユニクロとどこが違うのか
  • どんなアイテムと合わせればよいか

3点に絞って、お話させていただければと思います。

しょる
しょる

ファッションが好きな方には説明不要かと思いますが、まず、 ユニクロユー(UNIQLO U) とは一体どんなユニクロなのかについて解説します。それでは早速、見て参りましょう!

目次

「 ユニクロユー(UNIQLO U) 」とは?通常のユニクロとの違いは??

クリストフ・ルメール率いるデザインチームによる特別ライン

ルメール 2022年春夏コレクション

Uniqlo Uとは、アーティスティックディレクターのクリストフ・ルメールが、上質なワードローブを追求するコレクション。シーズンを追うごとに、究極のデイリーウエアは進化し続けます。

 

パリ R&D センターについて

ユニクロの R&D センター(リサーチ&デベロップメントセンター)は、その地域のファッション動向やライフスタイル新素材の情報などを調査し、商品やコンセプト・デザインなどを研究開発する拠点です。東京・上海・ニューヨーク・ロサンゼルスとともに R&D センターのひとつであるパリは、Uniqlo U デザインチームの本拠地。名だたるファッションブランドで活躍してきた世界レベルのデザイナーや熟練したパターンメーカーなど各メンバーの専門技術を生かし、未来の LifeWear を創り出しています。

ユニクロ 公式HPより引用

ユニクロUは、クリストフ・ルメールが率いるデザインチームが手掛けた特別コレクション。2015年秋冬シーズンから始まり、当初は「UNIQLO&LEMAIRE」という名前でした。今回で丸8年目のラインです。

クリストフ・ルメールはパリ出身、エルメスのレディースやラコステといったブランドのデザイナーを歴任したデザイナー。現在は自身のブランド「ルメール」も担当しています。

ユニクロUは、ルメールが顔となり、特別感あるアイテムをユニクロ価格で展開するラインです。

「ユニクロユー(UNIQLO U)」と通常のユニクロとの違い

Image Photo by Uniqlo

初心者の方に向けて(とても)ざっくりお話しさせていただくと、ユニクロUは通常のユニクロと比べて、

  • 全体的に上品でクラシックなテイストになっており、落ち着いている
  • 中間色(真ん中くらいの濃さの色)のアイテムが多め
  • さりげない「デザイン物」で、やや特別感あり

といった違いがあります。

ユニクロUの「特別感」は超都会的なバリバリした感覚というよりは、あくまでナチュラルでタイムレス、クラシカルな雰囲気が特徴

通常のユニクロとは違った雰囲気や感覚が、ファッションに重要な「他とは違う感覚」を体感できます。

ユニクロは、今もカジュアルが中心となっているメーカーです。しかし、私たちがカジュアルと思うものは、多くが「アメリカン」カジュアルのアイテムです。ジーンズ然り、チェックシャツ然り、アメリカンカジュアルを原点とするもの。

一方、ユニクロUのカジュアルは、“アメカジ”や通常のユニクロらしい雰囲気とは違ったヨーロッパテイストのカジュアルである点も特徴。

いわゆるヨーロッパ的な色彩&クラシカルな感覚と、ユニクロ本来の日常使いできる「親しみやすさ」を掛け合わせている点が魅力のシリーズです。パリ出身&パリの有名ブランドでキャリアを積んできたルメールらしい特別ラインです。

ユニクロ ユー【2023秋冬】プロが選ぶ、レディース&メンズのおすすめ!

しょる
しょる

それでは、具体的に2023年秋冬シーズンのユニクロUで、オススメのアイテムをピックアップしました。

今期のユニクロUは、これまで通りの中間色中心&シンプルナチュラルな中に、

  • 徹底的に退廃的なカラーリングでまとめる
  • カジュアル感で統一されつつ落ち着き感を提供
  • 様々な薄さ/厚さの生地が混在しつつ、調和がとれるようトーンに統一感がある

などが挙げられます。

異なる要素を絶妙なバランスで織り交ぜていく感覚が、ユニクロU特有の価値その中でも、今シーズンは春夏っぽいカラーから一転して秋冬に特化したトーンに集中しています。

徹底して少ない色数で落ち着いた雰囲気を放ちたい、という大人の方にピッタリではないでしょうか。

パデットステンカラーコート

Image Photo by Uniqlo

パデットステンカラーコートは、今期のユニクロUの中でもメンズ・レディース問わずオススメしたいコート。16,900円とまあまあお高いのですが、大人の上質感とかっこいいスタイルを2万円以下で叶えてくれるコートです。

全体的に重衣料の中ではかなり軽量に仕上がっており、都市部なら冬までOKな暖かさも提供してくれます。中綿が少しだけふっくら感も感じさせてくれるので、ざっくりしたニットやパンツ、コーデュロイといった秋冬特有の生地感とのコーデも相性◎。

Image Photo by Uniqlo

ルックブック通り、ベルトの有無でかなり表情が異なります。お好みに合わせて着用してください。

大人の男女に似合うスタイルを提供してくれます。

ジャージーテーラードジャケット セットアップ可能

Image Photo by Uniqlo

ジャージーテーラードジャケット セットアップ可能は、ユニクロU定番の着丈が長めのテーラードジャケット。あえてテーラリングの高級感より、ジャージー素材を起用してラフに着られるカジュアル感を演出しているのが◎。

抜け感を持たせつつも上品な雰囲気も持たせてくれる、ユニクロUの真骨頂のような定番品です。綿ポリで耐久性も高く、シワになりにくくお手入れも楽。9,990円という価格も(高くなったけれど)まだまだリーズナブルだと思います。

ルックブックのようにデニムスカートと合わせても良し、もちろんパンツスタイルも決まります。ブラッシュドジャージーパンツ とセットアップ可能で、パンツはゆとりのあるシルエットでハイライズのゴムウエスト。楽で大人な雰囲気を楽しめます。

デニムイージースカート

Image Photo by Uniqlo

続いては、デニムイージースカート。ユニクロで数シーズン前から発売されているデニムジャージーに似たような生地感で、本格的なデニム特有の硬さを感じさせない一枚。こちらも楽でいて、だらしなくもならない点がユニクロUらしいスカートです。

「プリーツスカートだと腰の広がりが目立つ・・・」といった悩みの方に◎。今期のユニクロUのニット類やブラウス全般や、ショートコートなどとの相性も抜群な非常に着回しの利くスカートです。

ステッチが同系色で掛けられているため、「インディゴに黄色ステッチでジーンズです」感がありません。写真の08 DARK GRAYはどこか退廃的な雰囲気の一方、06 GRAY30 NATURALは一般的なカラージーンズのような見た目です。

Image Photo by Uniqlo

また、デニムシャツジャケットとセットアップにできます。とはいえ、セットアップは(特に08 DARK GRAYは)相当雰囲気を作り込める人向け。

もちろん単体でも可愛いので、基本的には色落ち感のないトップスなどと合わせるのがいいと思います。

モックネックネックニットワンピース(長袖)

Image Photo by Uniqlo

モックネックニットワンピース(長袖)は、流行りのモックネックをユニクロUらしい仕様に落とし込んだ一着。半端丈に落とし込み、ミニ丈のワンピースとしても、ロングのミッドインナーとしても使える一着に仕上げています。

様々な着方を提供してくれるのが、この類の服の特徴です。ベルトでウエストを締めるのも良し、リラックスシルエットのインナーのプルオーバーとしても着こんでも◎。タイツを穿いて、アクティブな印象を与える着方も定番になっています。

生地はアクリル・ウール・ナイロン・ポリエステルの混紡でそこまで高級ではない&毛玉ができやすいのが玉にキズですが、着回しが効いて合わせる服で印象をガラっと変えられる点が魅力。

フリースジャージーオーバーシャツ(長袖) セットアップ可能

Image Photo by Uniqlo

フリースジャージーオーバーシャツ(長袖) セットアップ可能は、今期のユニクロUの中でも要注目のミッドアウター。10月11月はサッとカットソーの上に羽織れて、真冬はダウンのインナーとしても有用なオーバーシャツです。

フリース素材のCPOシャツを「ユニクロU」らしいエレガンスで、カジュアル過ぎない上品さを纏って登場させた一枚。価格も5,990円とやや高めですが、シンプルな服が好きな方に検討してほしい服です。

セットアップのパンツもあるので、06 GRAYの上下に秋色のカットソー、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)の55 GREEN75 PURPLEのような組み合わせが良いと思います。コーデュロイ生地のパンツなど温かみのあるパンツとも相性抜群。

ツイルオーバーサイズシャツ(長袖)

Image Photo by Uniqlo

続いては、ツイルオーバーサイズシャツ(長袖)。いつもブロード生地が定番として発売されるユニクロUですが、今回はやや肉厚なツイル生地となったものも発売されました。無地と、秋色らしいチェック柄もあります。

ポリエステルとレーヨンの混紡生地で、秋冬らしく微起毛処理が施されています。鈍い光沢感と柔らかなタッチの生地に仕上がっており、どこか温かみを感じさせます。アイロンがけの手間も少ない、楽に秋冬のコーデを楽しめるシャツです。

ややロングポイントな襟をボタンダウンにして、いつものシャツよりさらに少しだけオーバーサイズ気味になっています。秋口は羽織として、冬はインナーとして優秀な一枚。

スウェットタートルネックシャツ(長袖)

Image Photo by Uniqlo

スウェットタートルネックシャツ(長袖)は、今期のユニクロUの中でも注目のトップス。今シーズンのトップスの中では特徴的で、迷ったらこれを買っておけばいいと思います。

綿100%生地の内側に起毛加工を施し、ややリラックスしたシルエットで締め付け感も強すぎない一枚。タートルネックを着てみたいけれど、普通のものだと首の締め付けが気になる方に試してほしいトップスです。

カラーは01 OFF WHITE09 BLACK、そしてユニクロUらしいカラーの76 PURPLEも展開されています。テーラードジャケットやコートはもちろん、ダウンジャケットのインナーとしてもピッタリ。

ワイドフィットパラシュートカーゴパンツ

Image Photo by Uniqlo

ワイドフィットパラシュートカーゴパンツは、本格的なディテールをリスペクトしつつ、快適な履き心地とユニクロUらしいエッセンスを加えた特徴的なパンツ。

細やかな生地感のコットン×ナイロン素材や、膝裏の切り替などのディテールによって“らしさ”を提供しています。それでいてウエストのタックなどのワンポイントによって、軽い空気を纏いながら印象的に動くボトムスに仕上がっています。

コーディネート面では、今期のブロードシャツとの組み合わせが相性抜群。ミリタリーテイストで統一されます。その他、温かみのあるニットと合わせて差を持たせることで、「あえてタウンユースしていますよ」感を出すのも良いですね。

バックパック

Image Photo by Uniqlo

最後に、小物類からバックパック。最近のユニクロはバッグ類にも力を入れていますが、それなりのボリュームがある(ユニクロの中では)大型のリュックです。

強靭かつ繊細な光沢感のあるナイロン素材に撥水加工が施されており、“ただの安物感”が薄い一品。それなのに、4,990円というプライスも魅力的です。特に、38 DARK BROWNは買いだと思いました。

積載力もなかなかですが、残念ながら15インチのノートパソコンだと入らないようです。iPadなら入るので、ライフスタイルに合いそうなら要チェック。

終わりに|ユニクロユー(UNIQLO U)2023秋冬シーズンはどうだった・・・?

今回は以上です。

ユニクロUは毎シーズン、少しずつ差を作りつつもすっかり定番化しています。全体的に悪くはないと思いましたが、(通常のユニクロ同様)やや価格が高くなっている感はあると思いました。

どうしても「おっ」と思うような生地や縫製の使用は導入できなかったりしていると思います。これだけ円安になって、日本での給与が上がらないと、どうやっても隠しきれない部分があります。ユニクロも営利企業なので、いたずらに利益を減らすわけにはいかないですからね。

とはいえ、消費者目線でも「実質賃金は上がらないし、なかなか服にお金を掛けられない!」という方も多いのでしょうか。

あまり経済的には良いニュースが多いとは言えない昨今ですが、ちょっとしたお洒落を楽しめる余裕を、少し違った形で提供してくれる。

ユニクロユー(UNIQLO U) は、そんな庶民の味方でありつつ、ファッションを楽しめるコレクションではないでしょうか。

今回の記事が、あなたのお気に入りを見つける切欠になれたなら嬉しいです。

それではまた次回。

おしまい!

(少しでもお役立てられたなら、TwitterやWEBページに拡散していただけると嬉しいです!)

SHOLL(しょる)
皆さまこんにちは。“SHOLLWORKS”運営者のSHOLL(しょる)と申します。

1987年、山梨県甲府市生まれ。国内デザイナーズブランドを経て、ファッションコングロマリットのブランドでデザイナー職を経験。

現在は東京在住、デザイナー含め様々な事業に携わっています。


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