【2023年最新】カジュアルシューズとは|有名メンズブランドおすすめ7選&スニーカーや革靴との違い

プロのファッションデザイナーが、普段使い可能なオススメのカジュアルシューズ&クラシックスニーカーをご紹介します。

初心者から上級者まで愛用できるシューズを、有名ブランドからピックアップしました!

こんにちは、しょるです。「オシャレは足元から」という言葉は有名ですが、個人的にも靴からコーディネートを選ぶことが多く、優先順位が高いアイテムではあることは確かです。

今回は、そんな靴選びについて。中でも、初心者から上級者まで取り入れやすいカジュアルシューズクラシックスニーカーを選びました。

しょる
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価格帯も数千円~定価3万円台のものまで、幅広くご紹介します。ファッションに興味のある方はぜひ、最後まで読んでくださいね!

目次

【2023年最新】カジュアルシューズとは|革靴との違い&クラシックスニーカーも紹介

まず、「カジュアルシューズ」「クラシックスニーカー」が、どういったものかを解説。

世間一般に認識されている「スニーカー」や「革靴」などと、どんな使い分けがされているのでしょう。また、どのような人が、どのようなシチュエーションで使うものなのかも紹介します。

カジュアルシューズ|革靴でもスニーカーでもない、大人のオフ靴

カジュアルシューズ(写真左)とは、読んで字の如くカジュアルな靴のこと。

スニーカーもカジュアルシューズに含まれますが、狭義のカジュアルシューズとは、スニーカーでもビジネス用の「革靴」(写真右)でもないシューズを指します。

特徴としては、

  • スニーカーではない大人っぽさ
  • キメ過ぎない、どこか抜け感のある親しみやすさ
  • ビジネス用の「革靴」よりも歩きやすい

など。(実際は本当にフィットした革靴ならばそんなことはないのですが)親しみやすさを与えながら落ち着いた世界観も作られる。

そして、革靴よりも歩きやすいというメリットもあります。

年齢層に関しては、それこそ10代から大人まで、幅広く履くことができます。変なカジュアルシューズだと「おじさん・おばさん」ぽくもなっちゃいますが、こちらも世代を超えるような名作をご紹介します。

クラシックスニーカー|古風なデザインでコーデの幅が広い

クラシックスニーカー(写真左)とは、見た目がシンプルで、どこか古風で懐かしさを感じさせるスニーカーのこと。

近未来的な見た目をしている「ハイテクスニーカー(写真右)」と対比されます。

特徴としては、

  • 見た目がシンプルでジーンズなどに合わせやすい
  • ロングセラーが多く、かつては最先端のハイテクスニーカーだった場合も
  • 様々な国や世代を超えて愛されているモデルが多く、認識されやすい

など。

端的にいえば、「最先端のスポーツカーもカッコいいけれど、クラシックカーも味があってカッコいい」のと同じです。しかも、服は100年前から存在するようなアイテムが多いので、クラシックな見た目の方が合わせやすい傾向にあります。

また、今も販売され続けているということは、それだけ時代を超えて愛されている名作が多いという証拠。カジュアルシューズ同様、国や世代を超えて伝わるストーリーが存在することも、クラシックスニーカーの魅力です。

カジュアルシューズ&クラシックスニーカー|有名メンズブランドおすすめ7選

それでは次に、具体的なオススメのカジュアルシューズ&クラシックスニーカーをご紹介します。

選出のポイントとしては、

  • 世界的な知名度の高いロングセラー(が中心)
  • ジャケパンスタイルからデニム、チノパンなど、コーデ幅の広さ
  • 他のアイテムと合わせやすいシンプルな見た目

の、3点を基準に選びました。

また、ネットで靴を購入される場合はサイズが心配だと思いますので、参考までに私のジャストサイズも併記しました。

私の場合は人差し指の長いギリシャ型で、踵~人差し指の先端までが27.5cm、親指までが27cm、足幅の一番長い部分が10cm。

革靴の場合、大体の英国靴でUK8.5サイズです。洋服の青山などの革靴だと26.5cm程度。購入を検討される場合の参考にしていただけたら幸いです。

アディダス(ADIDAS ORIGINALS)スタンスミス

Amazon より引用
<参考価格>
16,500円(公式オンラインストア)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・世界的に有名なクラシックスニーカー
・ジーンズやチノパンはもちろん、スウェットとも合う
・エコレザーで作られた環境意識の高さ
 

最初にご紹介するのが、アディダススタンスミス。こちらは「世界一売れたスニーカー」として、ギネス記録にも掲載されているスニーカーです。程よく高級感もあり、耐久性も抜群の一足。

カラフルなものはコーディネートが難しくなるので、まずは白い一足を選ぶことをオススメします。個人的には社会人のオフや、学生がちょっと背伸びして買う一足としてオススメしたいシューズ。

定価は1万円台後半ですが、Amazonなどでは1万円程度で販売されています。スニーカーの中では安くはないと思いますが、ファストファッションのスニーカーにはない高級感が魅力。私の場合、27.5cmがジャストサイズです。

アディダス(ADIDAS)スタンスミス(STANSMITH)スニーカー
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クラークス(Clarks)デザートブーツ

Clarks 公式HPより引用

<参考価格>
25,300円(公式オンラインストア)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・カジュアルシューズを代表する名作
・天然ゴムのクレープソール
・ジャケパンからジーンズまで合わせられる万能靴
 

英国の代表的メーカーである、クラークスを代表するデザートブーツ。砂漠を行軍する兵士のチャッカブーツに着想を得て、狩猟用として誕生した生ゴムのクレープソールと合体させたカジュアルシューズです。

柔らかな履き心地&ジーンズからスラックスまで合わせやすい汎用性の高さが、愛されている理由。時代に合わせてマイナーチェンジを繰り返しているものの、70年以上販売されているというのも驚きです。

個人的には、写真のカラーであるサンドスエードがオススメ。定価はやや高めですが、Amazonなどでは1万6,000円程度で買えることもあります。私の場合、UK8.5サイズがジャストです。

クラークス(Clarks)デザートブーツ(DESERT BOOT)
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クラークス(Clarks)ワラビーブーツ

Clarks 公式HPより引用

参考価格
26,400円(公式オンラインストア)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・カジュアルに特化した革靴
・幅広甲高な足形にも合うコンフォートシューズ
・コーデ面はアメカジにピッタリ
 

同じく、クラークスからワラビーブーツをご紹介。クセになる親しみやすさと普遍的な見た目、幅広甲高さんも履いた際の「包み込まれる感」を味わえる、コンフォートなカジュアルシューズです。

デザートブーツよりもさらにカジュアル寄りで、デニムやチノパンといったアメカジスタイルとの相性が抜群。クラークスの中でもデザートブーツと人気を二分する代表作で、こちらもデビューしたのが1966年というロングセラーモデル。

ワラビーというモデル名は、カンガルー属の有袋類動物に由来します。こちらも定価はやや高めですが、Amazonや楽天にてお得に購入可能。私はUK8.5サイズがジャスト。

クラークス(Clarks)ワラビーブーツ(WALABEE BOOT)
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ドクターマーチン(Dr.MARTENS)1460 8ホールブーツ

Image Photo by Dr. Martens

参考価格
30,800円(公式オンラインストア)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・カジュアルブーツ界の代表的モデル
・シンプルな服から、カジュアル、ゴスまで合う
・黄色いステッチがアピールポイント
 

1947年、英国で誕生したドクターマーチンというブランドから「1460 8ホールブーツ」。革靴らしい見た目ながらクッション性抜群な「エアークッションソール」と、黄色のステッチが目を惹くカジュアルシューズです。

いわゆる“きれいめ”から“ゴス”まで合わせられるのは、このメーカーの大きな特徴。モデル名は、1960年4月1日に生産開始されたことに由来します。古くからミュージシャンやファッション業界人、服飾学生などから厚い支持を受けてきたモデル。

こちらは、Amazonや楽天などでは2~2.5万円程度。私の場合、UK9サイズが一番合いますが少し緩めです。

ドクターマーチン(Dr.MARTENS)1460 8ホールブーツ
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ドクターマーチン(Dr.MARTENS)1461 3ホール

Image Photo by Dr. Martens

参考価格
23,100円(公式オンラインストア)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・オールシーズン履ける、耐久性の高いカジュアルシューズ
・きれいめからワークスタイルまで合う
・黄色いステッチがアピールポイント
 

1461 3ホール」も、同じくドクターマーチンの有名モデル。脱ぎ履きが面倒という人や、オールシーズン使えるカジュアルシューズをお求めの方にオススメです。

ちなみに、「ホール」とは、靴ひもを通す穴列の数を指します。20ホールもあるモデルもありますが、3ホールは短靴ですので脱ぎ履きしやすいことも特徴。柔らかな履き心地とは裏腹にソールは頑丈で、長年ガシガシと愛用できます。

こちらもAmazonや楽天でも販売が充実しています。ドクターマーチンで一点注意してほしいのが、サイズが1cm刻みであること。私の場合、上述の「1460」同様、UK9サイズが一番合いますが少し緩め。

ドクターマーチン(Dr.MARTENS)1461 3ホールシューズ
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ニューバランス(NEW BALANCE)CM996

NEW BALANCE 公式HPより引用

参考価格
16,280円(公式オンラインストア)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・クラシック×ちょっとだけハイテク感
・本革仕様の高級感あるスニーカー
・カジュアルやセットアップの足元に印象を与えたい
 

ニューバランスは創業1906年、アメリカの老舗スニーカーブランド。初めて靴にウィズ(足幅のサイズ)の概念を導入したメーカーとしても有名で、サイズ感にプライドを持っているメーカーです。

スタイリッシュなフォルムが特徴の996シリーズの中でも、CM996は最もスタンダードなモデルのひとつ。1988年に誕生した“996”を現代版にブラッシュアップした一足です。

スタイリッシュな見た目がデニムだけでなく、セットアップスタイルの足元にも合います。

NEW BALANCE 公式HPより引用

ニューバランスは、「おしゃれなスニーカーを一足持つなら」という人が多いメーカー。いわゆる“カッコいい”とは少し違いますが、不思議な魅力を持っているモデルです。

私の場合、27.5cm(Eウィズ)がジャストサイズ。こちらも、Amazonや楽天などでは1万円ちょっとで購入可能です。

ニューバランス(NEW BALANCE)CM996
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ニューバランス(NEW BALANCE)ML574

NEW BALANCE 公式HPより引用

参考価格
12,890円(公式オンラインストア)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・クラシック×ちょっとだけハイテク感
・丸くて可愛らしいフォルム
・よりカジュアルに特化したスニーカー
 

ニューバランス「574」は、「もっとカジュアルで丸みを帯びたスニーカーが欲しいんだ!」という方にオススメ。

悪路とタウンユース用を兼ね備えたエントリーモデルですが、しっかりした素材による高級感と「ちゃんとファッションアイテムである」バランスが絶妙なことが人気の理由。

エントリーモデルということもあり、価格面でも非常に優秀。ECサイトではなんと6,000円台で購入できます。カラーバリエーションも豊富ですので、見るだけでも楽しいラインナップです。

ニューバランス(NEW BALANCE)574
created by Rinker

まとめ|まずは一足、気になった靴を

今回は以上です。クラシックスニーカー&カジュアルシューズ選びのコツとして、まずはこの中で一足、気になったものを試してみてください。

私にとって、おしゃれを始めた靴はクラークスデザートブーツでした。数度買い換えつつも、15年経っても同じモデルの靴を愛用している、というのは素晴らしい出会いでした。

また、初心者の方に一足だけオススメするのであれば、ドクターマーチン「1461」が、耐久性やコーデの幅などのバランス的が良いと思います。

これからおしゃれになりたいという方も、ぜひお気に入りの一足を見つけてくださいね。

より高価格帯のものや、知名度が高いとはいえないけれど要注目のブランドも、いずれご紹介できればと思います。

しょる
しょる

あなたがお気に入りの一足と出会えますように。

それでは今回はこの辺で失礼します。

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SHOLL(しょる)
皆さまこんにちは。“SHOLLWORKS”運営者のSHOLL(しょる)と申します。

1987年、山梨県甲府市生まれ。国内デザイナーズブランドを経て、ファッションコングロマリットのブランドでデザイナー職を経験。

現在は東京在住、デザイナー含め様々な事業に携わっています。


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