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SHOLL(しょる)
皆さま、こんにちは。“SHOLLWORKS”運営者のSHOLL(しょる)と申します。

1987年、山梨県甲府市生まれ。国内デザイナーズブランドを経て、ファッション・コングロマリットでデザイナー職を経験。

現在は東京都在住、ブランディングとマーケティングを支援する活動も行っています。
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中・東欧&ドイツ革靴ブランド9選|人気・有名・高級・買い方ガイド

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この記事で分かること

  • 中・東欧&ドイツ周辺で、今チェックしておきたい革靴9ブランド
  • それぞれの特徴・価格の目安・どんな足型に向いているか
  • 日本からどう買うか(国内/個人輸入)と、サイズ選び・関税で失敗しないコツ

こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。

今回は、中・東欧&ドイツの革靴ブランドを、特徴・価格の目安・サイズ選びのコツとあわせてご紹介します。

私たちはつい、革靴というと英国やイタリア、米国、あるいは日本のメーカーに目を向けがちです。

しかし、玄人向けに「中・東欧靴」というジャンルも見逃せません。

大定番の英国靴を一通り楽しんだあとに、「次はもっと通好みの一足を」と東欧に興味を持つ方も増えてきました。

特に、今回ご紹介している中・東欧やドイツの革靴ブランドは、同じくらいの価格帯の英国・米国ブランドと比べても、手仕事の比率や仕様の濃さで魅力的なメーカーが多いエリアです。

多くは機械化の遅れから手作業による靴づくりが残り、それが機械化が進んだ西欧諸国の高級靴ブランドとの対比で付加価値となった実力派たちです。

SHOLL
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西欧から良質な革を仕入れ、確かな技術と組み合わせることで、知る人ぞ知る~世界的な評価を得ているブランドが存在します。

それでは本日もよろしくお願いします!

著者「SHOLL(しょる)」プロフィール

1987年生まれ。国内ブランドを経て、伊ラグジュアリーブランドのデザイナーとして4年間勤務。現在はデザイナーの他、日本の服飾産業を振興するため、マーケティング支援も行っています。

素材の機能性からパターンまで精通し、シンプルかつ素敵な服装の普及に努めています。


※当サイトのコンテンツは著者の知識と専門性、情報に基づき、完全に独自に制作しています。PRの有無に関わらず、メーカーはコンテンツや評価の決定に一切の関与をしていないことを宣言します。なお、この記載は景表法第5条第3号を遵守するためのものです。

目次

中・東欧&ドイツ革靴ブランド9選|特徴や価格帯も解説

中東欧&ドイツの革靴イメージ写真

それでは早速、東欧/中欧/ドイツの革靴ブランドをご紹介します。

参考までに私のジャストサイズも併記しましたので、サイズ感の目安として活用していただければと思います。

私の場合、人差し指の長いギリシャ型で、踵~人差し指の先端までが27.5cm、親指までが27cm、足幅の一番長い部分が10cmです。

スニーカーだとスタンスミスで27.5cm。クラークスのデザートブーツやワラビーでUK8.5(US9)、ドクターマーチンでUK9(ちょっと緩い)、大体の英国靴で8.5Fサイズを履いています。

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「普段の自分のサイズ」と照らし合わせながら読んでいただくと、よりイメージしやすいはずです。

今回ご紹介する9ブランドの早見表

スクロールできます
ブランド国・地域価格帯の目安
(既製靴・ビスポーク)
製法・特徴
ヴァーシュ
(VASS)
ハンガリー/
ブダペスト
既製靴:€444~+VAT
※エキゾチックは€2,100+VAT〜など
十分仕立てのハンドソーン・ウェルテッド製法/
ラストやモデルの選択肢が多い
マテルナ
(MATERNA)
オーストリア/
ウィーン
ビスポーク:要見積ビスポーク中心/
素材や仕様の自由度が高い
エドワードマイヤー
(EDUARD MEIER)
ドイツ/ミュンヘンRed Tongueライン:€1,280(VAT込)Red Tongueは「handrahmengenähter(手縫いウェルト系)」/
Peduformラスト
サンクリスピン
(SAINT CRISPIN’S)
オーストリア発
/ルーマニア工房
€1,715.98〜€2,568.02九分仕立てのハンドソーン・ウェルテッド製法/
MTO〜採寸サービスもあり
ハインリッヒディンケラッカー
(HEINRICH DINKELACKER)
ドイツブランド/
製造はスペイン中心
既製靴:€775〜€1,345
※セールやコードバン等を含む
グッドイヤー・ウェルテッド製法中心/
旧ディンケラッカーはツォップナート製法やハンドソーン・ウェルテッド製法も
ルーディックライター
(LUDWIG REITER)
オーストリア/
ウィーン
既製靴:ドレス系€598〜
スニーカー€379〜
グッドイヤー・ウェルテッド製法の革靴からスニーカーまで展開
ブダイ
(Buday Shoes)
ハンガリー/
ブダペスト
既製靴:約15万円前後〜ハンドウェルト系の工房/RTW・MTO・ビスポークを扱う
ヤン・キールマン
(Jan Kielman)
ポーランド/
ワルシャワ
ビスポーク:要見積
「3900 PLN〜」の記載例あり
採寸〜木型作り〜ウェルト縫い等の工程(手仕事中心)
ヴィッカーマン&ストヤ
(Vickermann & Stoya)
ドイツ/
バーデン=バーデン
ビスポーク:要見積
公式ショップの「カスタム靴券」:€3,00(19%VAT込)
※説明文に「ラスト(木型)+テストシューズ込み」と明記
ビスポーク靴のギフト券を公式販売/
素材や仕様の自由度が高い

※上記の価格帯は、執筆時点(2025年12月)の目安です。為替・仕様・VAT(付加価値税)・関税・送料などで実際の支払額は変動します。購入前には必ず各ブランド/ショップの最新表示をご確認ください。

ヴァーシュ(VASS)

VASSのレザーシューズ

Image Photo by VASS

参考価格
€444+VAT〜€480+VAT

➡特徴&こんな人にピッタリ
・底付け(ソールの縫い付け)までフルハンドソーンウェルテッドの既製靴が欲しい
・踵やラスト(木型)の造形にとことんこだわりたい
・東欧靴らしいモデル×スタイリッシュなモデルの両方を展開

ヴァーシュ(VASS)は1978年にラズロ・ヴァーシュによって立ち上げられた、トップクラスの既製靴として知られるハンガリー・ブダペストのブランドです。

ヴァーシュは工程のほぼ全てをハンドメイドで少数生産しており、既製靴ながら10分仕立てのハンドソーン・ウェルテッド製法にこだわり、革の裁断〜底付けまで人の手を介した靴が特徴です。

インソックや踵の掴み、カウンターエッジやベヴェルドウエストなど、細かな仕様まで“手仕事好き”の心をくすぐるディテールが詰まっています。

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ブランド名や知名度に振り回されず、「とにかく素晴らしい造形の既製靴」が欲しい方に強くおすすめです。

ラストやモデルの展開も豊富で、私も超愛用している革靴ブランドです。

私の場合、FラストUラスト42.5サイズがジャスト。

Kラスト43サイズブダペスト/3636/P/P2ラスト42サイズが概ねちょうど良いサイズ感です。

同じ足型でもラスト(木型)ごとにサイズバランスが変わるので、「どのラストで合わせるか」を意識して選ぶと失敗しにくくなります。

また、ラズロ・ヴァーシュの著書「紳士靴のすべて」は、紳士靴の歴史から製法まで記された靴好き必見の一冊です。

日本語訳版も出版されているので、作りや構造をもう一段深く知りたい方はぜひ目を通してみてください。

ヴァ―シュ(VASS)ドレスシューズ 革靴
created by Rinker
「紳士靴のすべて」 ラズロ・ヴァーシュ / マグダ・モルナール著(日本語版)
created by Rinker

マテルナ(MATERNA)

 

参考価格
約2,000ユーロ前後〜(目安)
※物価上昇や材料費高騰を考えると、2025年現在は2,000ユーロ前後〜を想定しておくと安心です(あくまで目安であり、正確な金額は現地での見積もりが必須です)。

マテルナ(MATERNA)は、ヨーゼフ・マテルナが1907年に立ち上げたオーストリア・ウィーンのビスポークシューメーカーです。

現在はマルティン・デラントーニオが工房を率いており、ウィーン中心部のマラー通りに店を構えています。

マテルナのアトリエは、革好きにはたまらないストックの宝庫です。

(私も訪れたことがありますが、)通常のカーフやコードバンに加え、エイ、カンガルー、ペッカリー、各種エキゾチックレザーなど、革オタク的な欲望をかなり満たしてくれるラインナップでオーダーが可能です。

基本的にはビスポーク専門で、採寸から仮履き、本番の一足までを一貫して自社で製作しています。

ウィーンらしいノルウィージャン的ながっしりした靴から、やや細身で色気のあるモデルまで幅広く対応してくれます。

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英語での対応も可能なので、旅行でウィーンを訪れる機会があれば、靴好きの方にはぜひ足を運んでほしい工房です。

エドワードマイヤー(EDUARD MEIER)

EDUARD MEIERのレッドタンライン

Image Photo by EDUARD MEIER

参考価格
175,000円(Red Tongueライン)
※フルハンドソーンウェルテッド製法の最上級ラインで、現地ユーロ建てではおおよそ1,200〜1,500ユーロ前後と見ておくとよいレンジです(モデル・素材で大きく変動・正確な価格は要確認)。

➡特徴&こんな人にピッタリ
・フルハンドソーンによる底付けの靴を試したい
・ロングノーズでエレガントな木型が好き
・世界最古級のシューズブランドというストーリーに惹かれる方
 

エドワードマイヤー(EDUARD MEIER)創業1589年ドイツ・ミュンヘンに現存する世界最古級のシューズブランドです。

バイエルン王家御用達でもあった名門で、現在もブランドロゴにロイヤルワラントが掲げられています。

ビスポークは2000年代に廃止され、現在は既製靴〜半既製が中心ですが、非常に高品質なコレクションを展開しています。

中でもフルハンドソーン・ウェルテッド製法の「Red Tongue」ラインは、ヴァーシュやサンクリスピンと並べても遜色ないクオリティを誇ると言われます。

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エドワードマイヤーは価格帯ごとに、レッドタン/グリーンタン/パープルタン/ブルータンの4つのラインに分かれます。

ハンドソーンウェルテッド製法の「レッドタン」が最上級ラインで、その他のラインはクロケット&ジョーンズなどの信頼できるファクトリー製です。

サンクリスピン(SAINT CRISPIN’S)

サンクリスピンのレザーシューズ

Image Photo by SAINT CRISPIN’S

参考価格
€1,700〜€2,000前後(既製靴〜パターンオーダーの目安)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・九分仕立て×踵の小ささにこだわりたい
・ウエストの細い、シャープでスタイリッシュなモデルが好き
・トップブランドのOEMも担当していた超実力派を試したい

サンクリスピン(SAINT CRISPIN’S)は、靴の聖人の名を冠したオーストリア・ウィーン発祥の靴ブランド。

マイケル・ローリックが1985年頃から靴作りを始め、1992年にサンクリスピン名義でブランドを創業しました。

現在はルーマニアに工房を構え、九分仕立てのハンドソーン・ウェルテッド製法による靴を少数生産しています。

踵の造形は既製靴界でもトップクラスに小ぶりで、「踵が抜けやすい」「既製靴だとカパカパする」という方に特におすすめのブランドです。

かつて、ボノーラ(BONORA)という、90年代にジョンロブの最高峰モデルを製造していた靴メーカーが存在しました。

「旧ボノーラ」のソール裏にウッドネイルが打たれたモデルの多くは、実はサンクリスピンが製造していたと言われています。

そんな背景もあり、サンクリスピンスタイリッシュで美しい靴作りが持ち味。

全体的にアーチがしっかり隆起して土踏まずをホールドしてくれるため、履き心地と歩きやすさのバランスに優れたブランドです。

また、サンクリスピンは、公式HPサイバーフィッティングというサービスを展開しています。

自宅まで仮履き用の靴を送付してくれて、実際に履いた感想をフィードバックすることで、より適切なサイズを提案してくれる仕組みです。

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私の場合、CLASSICラストでUK8.5がジャストサイズ。

先述のとおり、土踏まずのホールド感と踵の小ささは製靴の中でも1、2を争うレベルだと感じています。

サンクリスピン(SAINT CRISPIN’S)革靴 ビジネスシューズ
created by Rinker

ハインリッヒディンケラッカー

ハインリッヒディンケラッカーのブダペストスタイルの靴

 Image Photo by Heinrich Dinkelacker

参考価格
€775〜€1,345

➡特徴&こんな人にピッタリ
・重厚感あふれる見た目のインパクトが好き
・足幅にゆとりのある、歩きやすい靴を求めている
・ヴィンテージシューズや「旧ディンケラッカー」の世界にも興味がある
 

ハインリッヒディンケラッカー(HEINRICH DINKELACKERは1879年創業、ドイツを代表する高級紳士靴メーカー。

もともとはドイツ・ジンデルフィンゲンで始まり、その後ハンガリー・ブダペストでの製造に切り替えるなど、ドイツと中・東欧の良さを併せ持つブランドでした。

見た目通り足幅も広いうえに重厚感の割にソールの返りが良く、見た目とは裏腹に歩きやすい靴で「幅広・甲高で英国靴だと窮屈」という方にはかなり相性の良いブランドです。

ただし近年は、長年生産を行ってきたハンガリー・ブダペストの工房から、スペイン・アルマンサの工房へと生産拠点を移し、さらに2024年以降は一部モデルをイタリア・トスカーナでも生産する体制になっています。

ヨーロッパ内の熟練工房で、約300の工程を手作業中心でこなすというスタンスは継続されていますが、お家芸であったツォップナートが採用されたモデルが廃盤になるなど、以前とは別物という声もあります。

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現在も幅広・甲高の方にとっては選択肢のひとつになり得るブランドだと思いますが、どちらかというと「旧ディンケラッカー」や「アポロ」時代の靴に魅力を感じます。

私は基本8.5サイズですが、RioやBuda系の丸い顔は8.0サイズを選ぶサイズ感です。

ハインリッヒディンケラッカー 革靴 ビジネスシューズ
created by Rinker

ルーディックライター(LUDWIG REITER)

ルーディックライターのプレーントウダービー

Image Photo by LUDWIG REITER

参考価格
ドレス系€598〜/スニーカー€379〜

➡特徴&こんな人にピッタリ
・オーストリアでは有名な靴ブランドを試してみたい
・革靴だけでなく、ジャーマントレーナーやカジュアルシューズまで楽しみたい
・日本ではまだ「知る人ぞ知る」ブランドが好き

ルーディックライター(LUDWIG REITER)は1885年創業のオーストリアの総合靴メーカーです。

日本での知名度こそ高くはないものの現地では非常に有名な高級シューメーカーで、元々は、オーストリア・ハンガリー帝国軍の将校や警察にブーツなどを供給していた軍需メーカーです。

20世紀になると中欧でいち早くグッドイヤーウェルテッド製法を導入し、現在は革靴だけでなくスニーカーやアウトドア寄りのブーツまで幅広く展開しています。

ルーディックライターの代表モデルは3ホールのプレーントウダービージャーマントレーナーなど。

英国靴の10万円クラスにも引けを取らないクオリティの高さが魅力のメーカーで、日本でもBEAMSなどのネットショップ経由で入手可能なことがあります。

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私の場合、8.5サイズが概ねベストサイズです。

ブダイ(Buday Shoes)

Image Photo by ヤマザキ屋(Buday shoes)

参考価格
130,000円〜150,000円

➡特徴&こんな人にピッタリ
・掬い縫いも出し縫いも手縫いのフルハンドソーン・ウェルテッド製法
・ブダペストらしい丸みとボリューム感のある木型
・いかにも手仕事な見た目が好きな方

ブダイ(Buday Shoes)もハンガリー・ブダペストの靴メーカーで、ヴァーシュ同様に“ブダペスト靴らしい存在感”を、比較的わかりやすい形で味わえるのが魅力です。

掬い縫いも出し縫いも手縫いによる10分仕立てのハンドソーン・ウェルテッドに、モデルによってはダブルソールや三編み縫いといった仕様も盛り込まれています。

見た目に「東欧靴らしさ」や「手仕事の密度」が出やすく、上記写真で見てピンと来る方はかなり刺さると思います。

サイズ感でいえば、つま先に厚みが出やすい木型(ブダペスター系)で、親指の上に余裕が生まれやすいです。

細身の英国靴で指先が当たりやすい方は、こういう「先端に余裕のある設計」がハマることがあります。

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ブダイは、知名度で選ぶというより「この見た目が好きかどうか」で選ぶのが一番わかりやすいブランドです。

私の場合は(一足しか履いたことがないですが)8.5サイズがジャストでした。

ヤン・キールマン(Jan Kielman 1883)

Image Photo by Jan Kielman

参考価格
3,900PLN〜(公式Instagramでの案内例)
※価格は仕様・レザー・為替で変動するため、最新は要見積です。

➡特徴&こんな人にピッタリ
・1883年創業、ワルシャワの老舗
・注文に関わる作業は手作業で行い、機械で代替しない方針
・採寸➡個別木型➡裁断➡ウェルト縫い・・・と工程を公式で公開しており、初めてでもイメージしやすい

ヤン・キールマン(Jan Kielman 1883)は、ポーランド・ワルシャワの老舗ビスポークシューメーカーです。

ワルシャワの靴文化を象徴する存在としても知られ、家族経営による靴づくりは機械仕事がほぼなく、既製・ビスポークとも手縫いであることも特徴です。

ビスポークメーカーにしてはやや珍しく、計測手順に沿って自分で採寸し、その情報を工房に送ってオーダーすることも可能です。

(もちろん、フィッティング工程がないため、それで良いのかという気持ちはありますが・・・)

木型(ラスト)も注文ごとに個別で用意し、採寸➡ラスト選択➡製作という英国ビスポークとは少々異なるアプローチでオーダーメイドが出来上がるのも特徴です。

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実際は自分で計測はちょっとリスクもありますし、現地で採寸をおすすめします。

ポーランドと縁がある方はそこまで多くないと思いますが、もし訪れることがあるならば旅の目的にしてしまうのも一興です。

ヴィッカーマン&ストヤ(Vickermann & Stoya)

Image Photo by Vickermann & Stoya

参考価格
€3,500(ビスポーク/19%VAT込)
※公式の説明では、木型(Last)+テストシューズ込みの「1足分のビスポーク靴券」として案内されています。

➡特徴&こんな人にピッタリ
・「ビスポーク靴(完全オーダー)」を、木型から作ってしっかり合わせたい
・クラシックだけでなく、スポーツ系やエキゾチックなど幅広いオーダーに興味がある
・足の悩み(フィット感・歩きやすさ)も含めて相談しながら作りたい

ヴィッカーマン&ストヤ(Vickermann & Stoya)は、ドイツの温泉保養地としても有名なバーデン=バーデンに工房を構えるビスポークシューメーカーです。

元々は修理中心の工房から始まり、オープン・マニュファクチャーの工房でカーフからさまざまなエキゾチックレザーまで扱う幅広いオーダーが可能な点が特徴です。

また、ドイツらしく整形(オーソペディック)ケアにも注力しており、足の事情がある人にも寄せられる工房です。

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ビスポークのソール各層にレンデンバッハ(Rendenbach)レザーを使用することも強みで、さらに靴修理やシューケア(磨き)講座、レザーグッズなどメンテナンスサービスも充実しています。

どこで買える?中・東欧&ドイツ革靴の購入ルート

ここまで読んでいただくと、きっと「で、どこで買えるの?」という疑問が出てくると思います。

中・東欧&ドイツ靴は、英国靴ほど日本での流通が多くないため、買い方をあらかじめ押さえておくと安心です。

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ヴァーシュのようにオンラインで購入できるところもあれば、入手が非常に難しいブランドもあります。

日本国内のセレクトショップ・百貨店で買う

一番安心なのは、国内のセレクトショップや百貨店で取り扱いのあるブランドを選ぶことです。

店舗によってはトランクショー(受注会)が行われることもあり、実際に履き比べつつ、サイズ相談までできるのが最大のメリットです。

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具体例としては、たとえば以下のような「実店舗で触れられるルート」があります(在庫や取扱いは変わるので、来店前の確認推奨です)。

  • VASS/SAINT CRISPIN’S:大阪のD-TE SHOESTOREなど、東欧靴を強く扱うショップで試着できる場合があります
  • Heinrich Dinkelacker:大阪にオフィシャルストア(実店舗)があり、実物を見て選べます
  • Buday Shoes:国内の取扱店(例:松本のヤマザキ屋)で在庫がある場合は試着しやすいです
  • LUDWIG REITER:公式が掲載している日本の取扱店(例:Localers/Musterwerk/Rifare/Trading Post)で入手できることがあります

公式オンラインショップ・海外ECから購入する(個人輸入)

ヴァーシュサンクリスピンディンケラッカールーディックライターなどは、公式オンラインショップや海外のセレクトショップから個人輸入することもできます。

  • メリット:日本国内の価格よりはリーズナブル/サイズ・カラーの選択肢が豊富/国内未入荷モデルも狙える
  • デメリット:関税・送料がかかる/サイズ交換のハードルが高い

ざっくりした目安として、革靴の個人輸入では「商品代金+送料」に対して2〜3割程度が、関税+消費税+手数料として上乗せされるイメージを持っておくと安心です(国・条件により変動)。

革靴は日本の関税制度上、「30%または4,300円(1足=左右1組) のうち高い方」という比較的高めの税率がWTO協定税率として設定されています(EPAで例外になるケースもあります)。

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以下もチェックした上で、個人輸入を検討してみると良いでしょう。

  • VAT(現地の消費税)が含まれているか(EU圏外発送でVATが外れるケースが多い)
  • 関税の支払い方式(DDP=前払い/込み、DDU・DAP=受け取り時に支払い、など)
  • 返品・交換(返送料は誰が負担?サイズ交換は可能?期限は?)

現地旅行のついでに「一足だけ」勝負する

マテルナJan KielmanVickermann & Stoyaのようなビスポークメインの工房は、現地での採寸がほぼ必須(または推奨)です。

ウィーンやブダペスト、ミュンヘン、ワルシャワ、バーデン=バーデンなどに旅行する予定があるなら、1〜2足に絞って「現地でしっかり選ぶ」のも良い方法です。

初心者向けの注意事項として、旅程が短い場合は完成品を日本へ発送してもらえるかも含めて事前確認すると安心です。

現地で勝負するなら、当日は普段履いている薄手の靴下で行き、気に入っている靴があれば1足持参して「どこが合っている/痛い」を伝えるのがおすすめです。

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“旅の記念としての一足”は、履くたびに思い出が蘇る特別な存在になります。

予定が合う方は、ぜひ旅程に組み込んでみてください。

【Q&A】中・東欧&ドイツ革靴ブランドの疑問に答える

そして、ここまでの内容やその他をまとめて、Q&A形式にしました。

中・東欧靴(東欧靴)って、なぜ玄人向けとして注目されているの?

機械化が遅れた背景から手作業の工程が残り、同価格帯の英国・米国ブランドより“手仕事の密度”を感じやすいからです。

西欧から良質な革を仕入れ、確かな技術と組み合わせて世界的な評価を得た実力派も多く、「次は通好みの一足」を探す人に選ばれています。

同じ価格帯の英国・米国靴と比べて、中・東欧&ドイツ靴の魅力はどこ?

手仕事の比率やディテール(踵の掴み、ベヴェルドウエスト等)の“仕様の濃さ”で魅力的なメーカーが多い点です。

見た目の迫力だけでなく、作り込みやフィット感の方向性がブランドごとに濃く、履き比べる楽しさがあります。

どこで買える?中・東欧&ドイツ革靴の購入ルートは?

主に、

  • 国内セレクト/百貨店
  • 公式オンライン・海外EC(個人輸入)
  • 現地旅行ついでに現地勝負

の、3つです。

国内は試着と相談が強み。個人輸入は選択肢が増える反面、関税・送料・交換の壁が上がります。

ビスポーク中心は現地採寸が基本(推奨)です。

個人輸入で関税・VAT・サイズ交換に失敗しないコツは?

先に「総額」と「返品条件」を確定させれば失敗が減ります。

目安として革靴は商品代金+送料に対し2〜3割程度が関税+消費税+手数料で上乗せされる想定が安心。

VATが外れるか、DDP/DDU(DAP)どちらか、返品期限と返送料負担、サイズ交換可否を購入前に必ず確認しましょう。

現地旅行のついでにビスポークで「一足だけ」勝負する時の注意点は?

短期旅程なら“完成後の日本発送可否”まで含めて事前確認が必須です。

当日は普段の薄手靴下で行き、可能なら普段よく履く靴を持参して「どこが合う/痛い」を具体的に伝えるとフィッティング精度が上がります。

思い出込みで特別な一足になりやすい反面、準備不足だと手戻りしやすい点に注意です。

終わりに|中・東欧やドイツの革靴にも独自の魅力がある

今回は、中・東欧&ドイツ周辺の革靴ブランド9選として、知る人ぞ知るブランドたちを紹介しました。

どのブランドも、「ただ高い」だけではなく、それぞれにしっかりした背景と“らしさ”があります。

英国靴とはまた違った魅力を知ることで、靴選びの視野もぐっと広がるはずです。

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中・東欧&ドイツ靴は決して安い買い物ではないので、ぜひ“知り、選ぶ時間をかける贅沢”も一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。

おしまい!

(少しでもお役に立てたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)

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本当に良い、ブランドを。

SHOLLWORKSは、プロの目線からファッションに関する情報と価値観をお届けします。

申し訳ありませんが、この画像内の人名は確認できませんが、以下のような代替テキストを提案します。革靴と工具が並ぶ、木製の背景に古い手作りの印象を与える画像。

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1987年生まれ。国内ブランドを経て、伊ラグジュアリーブランドのデザイナーとして4年間勤務。
現在はデザイナーの他、日本の服飾産業を振興するため、マーケティング支援も行っています。
素材の機能性からパターンまで精通し、シンプルかつ素敵な服装の普及に努めています。



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