この記事をご覧になられているということは、「どうやってオシャレすれば良いのか分からない」という方が大半ではないでしょうか。
本日はそんな方に向けて、低予算の範囲内で、最初にどんな服を買えば良いのかを分かりやすくお教えします。
筆者の私ですが、割と最近まで超有名ブランドのデザインチームに勤務していました。今は個人でデザイナーの仕事もやっていますが、どちらかというと他の事業に手を伸ばしている人です。
いずれにせよ、プロフェッショナルですが、大学生になるまで自分で服を買ったことがありませんでした。もともと絵が得意だったなどの理由はありますが、少なくとも物心ついた時からオシャレだったわけでも、服が好きだったわけでもありません。
18歳まで「レベル1」でしたし、そこから急成長する過程で、さまざまな服に触れて失敗もたくさんしました。だからこそ、初心者やステップアップしていく人の気持ちもよく分かります。
「分からないけれど、なるべく損をしたくない」という気持ちも理解できますし、最短ルートを歩みたい方へ向けて、今回は書いてみました。ぜひ、最後までお付き合いくださいね!
【2024年最新】センスに自信がなく、何をすればいいのか分からない人へ
まず、オシャレを始める前に、初心者の方に知ってほしい事実をご紹介させていただきます。
オシャレするのに、特別な才能は必要ない
一点目として、「オシャレをするのに特別な才能は必要ない」ということ。
(私基準で恐縮ですが)実際、コーディネートは90%が「法則」でできています。単純計算で90点を取るのであれば、特別なセンスや才能と呼ばれる類のものは必要ありません。
どんなに評価したとしても、音楽やスポーツに比べれて「才能」が求められるものではありません。
お洒落であるとは、
- 色
- 形
- 素材感
の3要素をTPOと調和させ、ときにアンチテーゼを取り入れつつ反発させれば良い「作業」であること。ここを抑えれば、誰でも90点は取れます。
仮に特別な才能が必要だったら、街行くオシャレな人やショップ店員さんは皆、天才になってしまいますよね。彼らとファッション初心者との違いは「知っているか否か」というだけの差でしかありません。
同じ「センス」といっても、アートのような世界とは全く異なります。
もちろん、全く新しい服を生み出したり、新しい着こなしのトレンドを生み出すなら話は別です。法則だけでは上手くいかない場合があります。
しかし、クリエイターやスタイリストではない、レベル1からスタートする人が優先的に気にするべき事項ではありません。
何より、過度に難しく考えすぎると行動できませんし、行動しなければ変わることもできません。行動できずに迷っている方の背中を押す言葉として、「服は、法則を掴めばオシャレになることは簡単です」。
モテたい人は、とにかく「清潔感」が重要
この記事をご覧になられている方の中には、オシャレになる目的が“モテ”の方もいらっしゃると思います。
(あくまで「女性にモテたい男性」の目線で書かせていただきますが)モテたい人は、基本的に「清潔感」を重視しましょう。
清潔感とは、
- 服がシワシワ/ゴミがついていたりしないか
- 髪の毛がボサボサ/ギトギトではないか
- 食べるものや臭いケアは万全か
などなど。
これらは“パッと見”の話ですが、肌のケア、姿勢、話し方や内容なども、可能な限りは気を配った方が良いです。
ファッションの追求した先は、あくまで“自己表現”であって“モテ”ではありません。しかし、メンズファッションは世界観を突き詰めても「モテる」というものではありません。
多くの異性が重視するのは「清潔感」かつ「おかしくない」こと。細かなディテールの突き詰めや高級感がプラスされても、モテには(ほぼ)繋がりません。
スッキリとした印象にして、髪や肌のお手入れも欠かさない方が女性は安心しますし、不潔に感じられないことを最優先にしましょう。
「じゃあ、服装は具体的に何をすれば良い?」ということで、まずは誰もが知る「あのブランド」で服を揃えてみましょう。
最初にやるべきこと|一番自分の該当する「系統」を探して【ユニクロ】で揃える
最初にやるべきこと。それは、下記で紹介している「属性」の中から最も該当項目の多いタイプを選び、そのタイプのユニクロを買って組み合わせることです。
実際は、ユニクロでなくても、GUでもグローバルワークでも無印良品でもGAPでも構いません。しかし、ユニクロが最も種類が多く、入手性も高いのでオススメです。
誰しも、オシャレになる過程で多少は失敗します。しかし、ユニクロなら他の服とも合わせやすいので傷も浅く済みます。
オシャレ初心者は「なりたい自分」をイメージすることや、自分に似合う服を理解するのが難しいと思います。だからこそ、「どんな服を買えば良いのか分からない」のではないでしょうか。
私みたいに、黒歴史に黒歴史を重ねて経験を積めば、段々と分かってきます。しかし、できる限り遠回りをせずに、効率的にオシャレになりたいですよね。
だからこそ、今回はファッションの大まかなジャンルの一部をご紹介し、「こんなジャンルはこんな人に似合う」といった大まかな指針をご紹介します。
ちなみにですが、私はユニクロから1円ももらっていないので安心してください。
↑こんな記事を書いて述べ50万人に見られたり、
↑こんな記事も書いています。良いものは良いし、ダメなものはダメで、当然、同じ商品にも向いている人と向いていない人がいます。
あくまで「是是非非」の精神でやらせてもらっています。
メンズ服の主な系統について解説
初心者は、まず以下の服装の3系統から、最も自分に当てはまるものを選んでください。必ずしも全部当てはまる必要はありませんが、自分の心にしたがって素直に選んでみてください。
メンズファッションの系統は、細分化すれば沢山あります。
しかし、いきなり全部紹介しても、ユニクロのベーシックな服では再現が難しいものもあるため、ここでは3系統だけ紹介します。該当する要素が同数や、「どうしても決められない!」という方は、見た目が好きなタイプでOKですよ。
シンプル系|都会的でシンプルなカッコよさを演出するスタイル
- 特徴&こんな人におすすめ
- ・どちらかといえば中性的な顔
・体型は細身か普通、やや筋肉質までOK
・どちらかといえば都会や都市部に住んでいる
シンプル系は、「きれいさ」を印象付けるコーデで、シンプルで都会的なイメージを選出させる系統。シンプルなジャケットやコートに細身のパンツ、革靴が定番のコーデです。
清潔感が出るため、一般的な“異性ウケ”は最も良いと思います。半面、着る人にも清潔感が求められるため、太っていたり、キチンと整えられていない無精ヒゲなどは、ミスマッチを起こすので避けた方が良いでしょう。
数ある服装の系統の中でも、特に清潔感が重要になる系統であることは間違いありません。ファッション初心者にとってもハマれば強いですが、準備も頑張る必要があるジャンルです。
アメカジ(アメリカンカジュアル)系|雰囲気と味で勝負するワイルドな世界
- 特徴&こんな人におすすめ
- ・どちらかといえば男らしい顔
・体型は細身~太めまでOK
・ミリタリーやバイク、サブカルチャーにも興味がある
アメカジ(アメリカンカジュアル)は、ジーンズやミリタリー、ワークといった、アメリカ発祥のアイテムを中心としたカジュアルウェアが中心のジャンル。
顔や体型に自信を持てないという方も、雰囲気で勝負しやすいジャンル。カジュアルの中でも「土臭い」「男臭い」「ワイルド」なアイテム群による系統です。
一口に「アメカジ」といっても、実にさまざまな服が該当します。広義では、ナイキなどのスニーカーも、現代的なアメカジアイテムです。しかし、本稿では見た目の系統から「スポーツ&アウトドア」のカテゴリに入れています。
スポーツ・アウトドア系|アクティブ×タウンユースの機能的コーデ
- 特徴&こんな人におすすめ
- ・スポーツやアウトドアが好き
・引き締まった体型であればなおよし
・機能性・実用性を重視している
スポーツ&アウトドア系は、スウェットやパーカー、アウトドアジャケットなど、カジュアルの中でもハイテク感ある機能性重視の系統。
ユニクロの得意とするアイテムが多いことも特徴です。高級感よりも機能性重視のため、ファッション初心者も取り入れやすい&廉価ながら動きやすいです。
スポーツ系のファッションは、主に1990年代頃から徐々に“お洒落”として認知されたジャンルです。広義の「アメカジ」に属する領域ですが、SHOLLWORKSでは、中でも「スポーティー」で「化学的」な分野を指しています。
服のシルエット|基本パターンを抑えて、体型に近いタイプを選ぶ
お好みのタイプが決まったら、次は、コーデ全体で作るシルエットラインを決めましょう。
ファッション初心者にはやや難易度が高い&そもそもユニクロに極端なラインの服はないため、読んでみて分かりにくければ、一旦気にしないでもOKです。
服の上下の組み合わせで可能な主たるシルエットは、Yライン、Aライン、Iラインの三つが代表的。加えて、上下共に太いOラインというものもあります。
アルファベットの形通り、
- Yライン:上半身が大き目、下半身が細身
- Aライン:上半身タイト、下半身が大き目
- Iライン(Oライン):上下共に細い~普通程度(Iライン)、太い(Oライン)
の服を着た場合に、それぞれ生まれるシルエットです。
ファッション初心者がどのシルエットにするべきか迷った場合、まずは自分の体型に近いものを選ぶと、しっくりきやすいですよ。
シルエットは意図して作れる部分も大きいので、体型と必ずしも合わせる必要はありません。
しかし、肩幅ゴリッゴリの人がピチピチで腕が上がらない程きついシャツを着ても、変なAラインにしかなりません。ある程度「逆らわないバランス感覚」が重要です。
Yライン
Yラインとは、上半身の服がゆるめor大きめで、ボトムス(ズボンなど)が細目なシルエットのこと。
パンツが細身というのが最大の特徴で、Yラインの場合、ブカブカなシルエットのパンツは穿きません。
一方、スポーツをやっているなど腿がしっかりしている方の場合は、注意が必要です。全体的に細いパンツだと入らないか、ウエストがブカブカになってしまう場合があります。
その場合、ユニクロのスマートアンクルパンツのような、腿まではゆとりがあって、裾に向かってシュっと細くなるパンツを穿くと良いですよ。
Aライン
Aラインは、下半身にボリュームを持たせたシルエットを指します。
二番目の写真の方のようなワイドフレアパンツの場合、Aラインシルエットを作り易くなります。上半身が薄いor脚の太さに悩んでいる人は、Aラインを意識すると良いですよ。
ズボンがダボダボしていると「ヒップホップっぽさ」を連想する方も多いと思います。とはいえ、ここ5年くらいでオーバーシルエットがすっかり普及したので、3番目の写真の方のような「シンプルコーデ×Aライン」もあります。
Iライン&Oライン
Iライン&Oラインは、上半身・下半身ともに同じくらいの細さのシルエットを指します。スーツのようなジャストサイズで着るジャンルでは、Iラインが基本のシルエットになります。
こちらも、昨今オーバーサイズシルエットがトレンドですので、上下共に、大きなサイズ感の服の場合はOラインとなります。
Oラインは、全体的に太っている方もオススメ。お腹周りが気になる方はTシャツやパーカーなどを着る際、お腹周りにデザインや装飾のない服を選びましょう(何かあると、視線が集中してしまうので)。
具体的な行動指針|自分の服装を最速でなんとかしたい人へ
ここまで、オシャレの法則や、服の系統&シルエットについて解説しました。
しかし、中には
どの服がどんなシルエットなのかちょっと自信ない・・・
服を買いに行く服がない・・・
最速で何とかしたい!
といった方もいらっしゃると思います。
そんな方は、まずは下記を参考にコーデを組んでみてください。
まずは、下記記事で紹介されているユニクロの服を買う
ユニクロは“LifeWear”をテーマに、世界中の人々の日常を彩る服を作るメーカーです。
上記で紹介してきた系統にばっちりと分けられる服は多くないものの、その分、誰でも着やすい服を展開するからこそ、ここまで知名度の高いメーカーへと成長しました。
個性的とは程遠いものの、シンプルでベーシックな服たち。100点は取れないけれど、0点でもないという塩梅に調整されています。
ユニクロでベーシックな服を買うと、汎用性が高く着まわせます。もちろん、上記記事で紹介している服同士を着合わせても、極端におかしいという風にはなりません。
あるいは、上記記事でも不安な方や、どうすれば良いかイマイチ分からない方もいらっしゃると思います。
そんな方は、下記のサービスを利用してみると、とりあえずおかしすぎる!といった状況は抜け出せます。
女子ウケ×比較的低予算なら「メンズファッションプラス」
「メンズファッションプラス」というオンラインストアは、「とにかくコーデに自信がない!」という方にオススメです。
こちらは特に、
- 本当に服が分からないけれど、最速で「おかしくない」に到達したい方
- 女子からの評価が気になる
方向けです。
ユニクロは同級生や同僚などと被りやすいので、ユニ被りが気になる方にも良いと思います。
「メンズファッションプラス」最大の特徴は、「マネキン買い」という、このまま買って着れば服のコーディネートで頭を悩ませずに済むというサービスがあること。
上記記事にて解説&下記リンクからHPへ飛べますので、こちらもぜひ、候補として検討してみてください。
\ 「メンズファッションプラス」はこちら/
スプートニクスの「定期便」で、タイパ重視のオシャレが叶う
また、「スプートニクス」というオンラインストアの「スタイルアップ便」を利用すると、タイパが高くお洒落が可能です。
こちらは、
- 服やオシャレを学ぶ時間を他のことに使いたい
- 正直、服屋の店員さんと会話するのが苦手・・・
- とはいえ、見た目の部分で損をしたくない
といった価値観の方にオススメです。
こちらは毎月、プロのスタイリストが厳選した服をコーデごと送ってくれるというもの。価格も月11,000円(税込)というリーズナブルさで、季節やサイズ感に合った服装を届けてくれます。
スプートニクスは、休止や解約も気軽に可能です。毎月服を買うことを考えるとコスパも高いため、こちらも過度に考えたくない方にオススメです。
\ 「スプートニクス」はこちら/
終わりに|具体的に、モテるために何をすればいい?
今回は以上です。
実際、「服装がおかしい」と思われること自体にメリットはありません。しかし、服がオシャレでも(一般的には)そこまでモテません。どちらかというと清潔感が重要です。
好きになってほしい相手が、「私は服装の組み合わせさえ良ければ、その他の見た目も性格もどうでもいい!」という方なら話は別です(が、そんな人だったら普通にヤバいやつですよね)。
モテるためには、見た目だけでも服の他に、重要となるのが清潔感。
体型(ダイエットなど)、髪型や肌のお手入れ、洗顔なども重要です。
ちなみに、「眉毛サロンナビ」様のアンケートによると、眉毛の手入れが行き届いていない男性に対して、8割の女性が「とても気になる」「どちらかと言えば気になる」と回答しているそうです。
ひょっとすると、服装以上に「顔周りのムダ毛」や「清潔感」といった要素の優先度は高いかもしれません。
その他、あなたが男性の場合、顔の魅力度が低くとも服装のセンスは正当に評価される傾向にあるそうです。
しかし、見た目が良くても内面の魅力度が低いと、かえって嫌われるという科学的な研究結果もあります。
とはいえ、これららいずれも状況次第。
例えば相手の価値観や「内面や潜在的にとても魅力的なのに、服装だけが不得手の場合」などもありますので、結局はあなた次第で大きくウェイトは変わるものと思います。
いずれにせよ、服装を頑張ることは全く意味がないものではありません。それぞれ優先順位はありますが、何でも良いに越したことはありません。
だからこそ、自分にあるもの/ないものを素直に受け止めて、改善していくことが重要だと思います。
で少しでも素敵なライフを送りたいと思っている方の助けになりたいと思っています。
それでは今回はこの辺で!
おしまい!
(少しでもお役に立てられたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)