オシャレに興味があるけれど、「何をすればいいのか分からない方」大歓迎。
「まず、どんな服を買えばいいのか分からない!」というお悩みにお答えします。
こんにちは、しょると申します。
この記事をご覧になられているということは、「どうやってオシャレすれば良いのか分からない」という方が大半ではないでしょうか。
本日はそんな方に向けて、低予算の範囲内で、最初にどんな服を買えば良いのかを分かりやすくお教えします。
筆者の私ですが、割と最近まで超有名ブランドのデザインチームに勤務していました。今は個人でデザイナーの仕事もやっていますが、どちらかというと他の事業に手を伸ばしている人です。
いずれにせよ、プロフェッショナルですが、大学生になるまで自分で服を買ったことがありませんでした。もともと絵が得意だったなどの理由はありますが、少なくとも物心ついた時からオシャレだったわけでも、服が好きだったわけでもありません。
18歳まで「レベル1」でしたし、そこから急成長する過程で、色々な服に触れて超失敗もしました。だからこそ、その分、初心者やステップアップしていく人の気持ちもよく分かります。
メンズファッションのサブスクレンタル-UWear(ユーウェア)
「分からないけれど、なるべく損をしたくない」という気持ちも理解できますし、「最短ルートを歩みたい方」へ向けて今回は書いてみました。ぜひ、最後までお付き合いくださいね!
【2023年最新】センスに自信がなく、何をすればいいのか分からない人へ
まず、オシャレを始める前に、初心者の方に知ってほしい事実をご紹介させていただきます。
オシャレをするのに特別な才能は必要ない
一点目として、「オシャレをするのに特別な才能は必要ない」ということ。
(私基準で恐縮ですが)実際、コーディネートは90%が「法則」でできています。単純計算で90点を取るのであれば、特別なセンスや才能と呼ばれる類のものは必要ありません。
どんなに評価したとしても、音楽やスポーツに比べれて「才能」が求められるものではありません。
お洒落であるとは、
- 色
- 形
- 素材感
の3要素をTPOと調和させ、ときにスパイスとしてのアンチテーゼを取り入れつつ、反発させれば良い「作業」であること。ここを抑えれば、誰でも90点は取れます。
仮に特別な才能が必要だったら、街行くオシャレな人やショップ店員さんは皆、天才になってしまいますよね。彼らとファッション初心者との違いは「知っているか否か」というだけの差でしかありません。
同じセンスといっても、アートのような世界とは全く異なります。
もちろん、全く新しい服を生み出したり、新しい着こなしのトレンドを生み出すのであれば、法則だけでは上手くいかない場合があります。
しかし、クリエイターやスタイリストではない、レベル1からスタートする人が優先的に気にするべき事項ではありません。
何より、過度に難しく考えすぎると行動できませんし、行動しなければ変わることもできません。行動できずに迷っている方の背中を押す言葉として、「服は、法則を掴めばオシャレになることは簡単です」。
「モテたい」人|とにかく「清潔感」が重要
この記事をご覧になられている方の中には、オシャレになる目的が“モテ”の方もいらっしゃると思います。
(あくまで「女性にモテたい男性」の目線で書かせていただきますが)モテたい人は、基本的に「清潔感」を重視しましょう。
清潔感とは、
- 服がシワシワやボロボロになっていないか、ごみや毛玉がついていないか
- 髪の毛がボサボサorギトギトではないか、肩回りにフケなどがついていないか
- 食べるものや臭いケアに気を配っているか
などなど。これらは“パッと見”の話ですが、肌のケア、姿勢、話し方や内容なども、可能な限りは気を配った方が良いですね。
ファッションの追求した先は、あくまで“自己表現”であって“モテ”ではありません。しかし、メンズファッションは世界観を突き詰めても「モテる」というものではありません。
多くの異性が重視するのは「清潔感」かつ「おかしくない」こと。細かなディテールの突き詰めや高級感がプラスされても、モテには(ほぼ)繋がりません。
(あくまでお相手の価値観次第ですが全体的には)スッキリとした印象にして、髪や肌のお手入れも欠かさない方が女性は安心しますし、不潔に感じられないことを最優先にしましょう。
「じゃあ、具体的に何をすれば良い?」ということで、まずは誰もが知る「あのブランド」で服を揃えてみましょう。
最初にやるべきこと|一番自分の該当する「系統」を探して【ユニクロ】で揃える
最初にやるべきこと。それは、下記で紹介している「属性」の中から最も該当項目の多いタイプを選び、そのタイプに則したユニクロの服を買って組み合わせることです。
実際は、ユニクロでなくても、GUでもグローバルワークでも無印良品でもGAPでも構いません。しかし、ユニクロが最も種類が多く、入手性も高いのでオススメです。
誰しも、オシャレになる過程で多少は失敗します。しかし、ユニクロなら他の服とも合わせやすいので傷も浅く済みます。
センスに自信のない人やオシャレ初心者は「なりたい自分」をイメージすることや、「自分に似合う服が何か」を理解するのが難しいと思います。だからこそ、「どんな服を買えば良いのか分からない」のではないでしょうか。
私みたいに、黒歴史に黒歴史を重ねて経験を積めば、段々と分かってきます。しかし、できる限り遠回りをせずに、効率的にオシャレになりたいですよね。
だからこそ、今回はファッションの大まかなジャンルの一部をご紹介し、「こんなジャンルはこんな人に似合う」といった大まかな指針をご紹介します。
ちなみにですが、私はユニクロから1円ももらっていないので安心してください。
↑こんな記事を書いて述べ50万人に見られたり、
↑こんな記事も書いています。良いものは良いし、ダメなものはダメで、当然、同じ商品にも向いている人と向いていない人がいます。
あくまで「是是非非」の精神でやらせてもらっています。
【服の系統】まずは、以下の3系統から選んでみてください
初心者は、まず以下の服装の3系統から、最も自分に当てはまるものを選んでください。必ずしも全部当てはまる必要はありませんが、自分の心にしたがって素直に選んでみてください。
メンズファッションの系統は、細分化すれば沢山あります。
しかし、いきなり全部紹介しても、ユニクロのベーシックな服では再現が難しいものもあるため、ここでは3系統だけ紹介します。該当する要素が同数や、「どうしても決められない!」という方は、見た目が好きなタイプでOKですよ。
シンプル系|都会的でシンプルなカッコよさを演出するスタイル
- 特徴&こんな人におすすめ
- ・どちらかといえば中性的な顔
・体型は細身か普通、やや筋肉質までOK
・身長は標準程度~高い
・フォーマルやシンプルな存在が好きだ
・どちらかといえば都会や都市部に住んでいる
シンプル系は、「きれいさ」を印象付けるコーデで、シンプルで都会的なイメージを選出させる系統。シンプルなジャケットやコートに細身のパンツ、革靴が定番のコーデです。
清潔感が出るため、一般的な“異性ウケ”は最も良いと思います。半面、着る人にも清潔感が求められるため、太っていたり、キチンと整えられていない無精ヒゲなどは、ミスマッチを起こすので避けた方が良いでしょう。
数ある服装の系統の中でも、特に清潔感が重要になる系統であることは間違いありません。ファッション初心者にとってもハマれば強いですが、準備も頑張る必要があるジャンル。
アメカジ(アメリカンカジュアル)系|雰囲気と味で勝負するワイルドな世界
- 特徴&こんな人におすすめ
- ・どちらかといえば男らしい顔
・体型は細身~太めまでOK
・個性派でアジのある存在感を発揮したい
・ブルージーンズをよく穿いている
・ミリタリーやバイク、サブカルチャーにも興味がある
アメカジ(アメリカンカジュアル)は、ジーンズやミリタリー、ワークといったアメリカ発祥のアイテムを中心としたカジュアルウェアが中心のジャンル。
カジュアルの中でも「土臭い」「男臭い」「ワイルド」なアイテム群による系統です。顔や体型に自信を持てないという方も、雰囲気で勝負しやすいジャンル。
ひとえに「アメカジ」といっても、実に様々な服が該当します。広義では、ナイキなどのスニーカーも、現代的なアメカジアイテムです。しかし、本稿では見た目の系統から「スポーツ&アウトドア」のカテゴリに入れています。
スポーツ・アウトドア系|アクティブ×タウンユースの機能的コーデ
- 特徴&こんな人におすすめ
- ・スポーツやアウトドアが好き
・身長は問わない
・引き締まった体型であればなおよし
・機能性・実用性を重視している
・革靴よりはスニーカーが好き
スポーツ&アウトドア系は、スウェットやパーカー、アウトドアジャケットなど、カジュアルの中でもハイテク感ある機能性重視の系統。
スポーツ系のファッションは、主に1990年代頃から徐々に“お洒落”として認知されたジャンルです。広義の「アメカジ」に属する領域ですが、SHOLLWORKSでは、中でも「スポーティー」で「化学的」な分野を指しています。
高級感よりも機能性重視のため、廉価ながら動きやすく、ウルトラライトダウンなどユニクロの得意とするアイテムが多いことも特徴。ファッション初心者も取り入れやすいと思います。
服のシルエット|基本の3(4)パターンを抑えて、まずは体型に近いタイプを選ぶと失敗しにくい
お好みのタイプが決まったら、次は、コーデ全体で作るシルエットラインを決めましょう。
ファッション初心者にはやや難易度が高い&そもそもユニクロならそんなに極端なラインの服がないため、読んでみて分かりにくければ、一旦気にしないでもOKです。
服の上下の組み合わせで出来る主なシルエットは、Yライン、Aライン、Iラインの三つが代表的。加えて、上下共に太いOラインというものもあります。
アルファベットの形通り、
- Yライン:上半身が大き目、下半身が細身
- Aライン:上半身タイト、下半身が大き目
- Iライン(Oライン):上下共に細い~普通程度(Iライン)、太い(Oライン)
の服を着た場合に、それぞれ生まれるシルエットです。シルエットは意図して作れる部分も大きいので、体型と必ずしも合わせる必要はありません。
しかし、ファッション初心者が「どのシルエットにするべきか」迷った場合、まずは自分の体型に近いものを選ぶとしっくりきやすいですよ。
極端な例ですが、肩幅ゴリッゴリの人がピチピチで腕が上がらない程きついシャツを着ても、変なAラインにしかならないので、ある程度「逆らわないバランス感覚」が重要です。
Yライン
Yラインとは、上半身の服がゆるめor大きめで、ボトムス(ズボンなど)が細目なシルエットのこと。パンツが細身というのが最大の特徴で、Yラインの場合、ブカブカなシルエットのパンツは穿きません。
一方、スポーツをやっているなど腿がしっかりしている方の場合、全体的に細いパンツだと入らないorウエストがブカブカになってしまう場合があります。
その場合、ユニクロのスマートアンクルパンツのような、腿まではゆとりがあって、裾に向かってシュっと細くなるパンツを穿くと良いですよ。
Aライン
Aラインは、下半身にボリュームを持たせたシルエットを指します。ズボンがダボダボしていると「ヒップホップっぽさ」を連想する方も多いと思いますが、アメカジやストリート系のコーデに多いシルエット。
とはいえ、ここ5年くらいでオーバーシルエットがすっかり普及したので、3番目の写真の方のような「シンプルコーデ×Aライン」もあります。
また、二番目の写真の方のようなワイドフレアパンツの場合、Aラインシルエットを作り易くなります。上半身が薄いor脚の太さに悩んでいる人は、Aラインを意識すると良いですよ。
Iライン&Oライン
Iライン&Oラインは、上半身・下半身ともに同じくらいの細さのシルエットを指します。スーツのようなジャストサイズで着るジャンルでは、Iラインが基本のシルエットになります。
こちらも、昨今オーバーサイズシルエットがトレンドですので、上下共にややゆるいサイズ感の服でコーデした際にはOラインとなります。
Oラインは、全体的に太っている方もオススメ。お腹周りが気になる方はTシャツやパーカーなどを着る際、お腹周りにデザインや装飾のない服を選びましょう(何かあると、視線が集中してしまうので)。
終わりに|具体的に、モテるために何をすればいい?
今回は以上です。
実際、服装が「おかしい」「センスがない」などと思われること自体にメリットはありません。しかし、服がオシャレでも(一般的には)そこまでモテません。どちらかというと清潔感が重要です。
好きになってほしい相手が、「私は服装の組み合わせさえ良ければ、その他の見た目も性格もどうでもいい!」という方なら話は別です(が、そんな人だったら普通にヤバいやつですよね)。
モテるためには、見た目だけでも服の他に、体型(超重要、ダイエットなど)、髪型や肌のお手入れも重要です。
また、あなたが男性の場合、顔の魅力度が低くとも服装のセンスは正当に評価される傾向にあるそうですが、見た目が良くても内面の魅力度が低いと、かえって嫌われるという科学的な研究結果もあります。
(詳細は、下記記事で解説しています)
とはいえ、これは状況次第。
例えば相手の価値観や「内面や潜在的にとても魅力的なのに、服装だけが不得手の場合」などもありますので、結局はあなた次第で大きくウェイトは変わるものと思います。
いずれにせよ、服装を頑張ることは全く意味がないものではありません。それぞれ優先順位はありますが、何でも良いに越したことはありません。
だからこそ、自分にあるものorないものを素直に受け止めて、改善していくことで少しでも素敵なライフを送りたいと思っている方の助けになりたいと思っています。
それでは今回はこの辺で!
おしまい!
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