【2021春夏】プロが選ぶ、ユニクロ「+J」おすすめレビュー!【ジルサンダー】



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ユニクロ「+J(プラスジェイ)」のおすすめ評判レビュー!【メンズ&レディース】

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こんにちは、しょるです。

今回は表題の通り【2021SSシーズン】の「+J」のオススメを【メンズ&レディース】併せてご紹介。

(「ユニクロU」のレビュー記事はこちら

今シーズンは、(先シーズンは入れなかった)セットアップスーツに関しても、ランクインさせています。進化した訳ではありませんし、内部の構造も量販店のスーツと比べても突出はしていません。ユニクロの歴代ヒット商品も、カジュアルなアイテムか機能性素材商品ばかりですよね。

ただ、無駄なデザインがされていないだけでもポイントが高い。どうしてもユニクロと同じくらいの価格帯の他ブランドだと謎ディティールが気になるので、入れることにしました。

では参りましょう!

ジルサンダーはどんなデザイナー?→かつてのwiki編集者が解説します

Image Photo by Jil Sander Official Site

・ドイツ・ハンブルグ出身の世界的デザイナーにして、ブランド「ジルサンダー」の創業者
・(特に80年代後半から)世界のファッションシーンを牽引してきた一人
・自らが創業したブランド「ジルサンダー」を3度退任し、現在は同ブランドを離れている

ジルサンダーはおそらく、ファッションに詳しい人ならば誰もが知っている名前だと思います。

略歴に関しては、過去に私が加筆していたwikipediaをお読み頂いても嬉しいのですが、ここではジルサンダーの手掛けるアイテムの特徴について詳しく解説したいと思います。

社会進出する“強い”女性のアイコンとなった

「ジルサンダー」2013awミラノウィメンズコレクション

・白いシャツやダークネイビーのスーツ、コートなどが、代表的なアイテムと言われる
・80年代後半の時流に乗り、社会進出する女性のアイコン的存在となった

歴史的にはココ・シャネルイヴ・サンローランといったデザイナーが、女性の社会進出に大きな貢献を果たしました。しかし、女性の社会進出が当然となった80年代以降、ジルサンダーほど社会で活躍する女性に力を与えたデザイナーはいないと思います。

一方、97年に始まったメンズラインからは、力強さの中にも知的で柔らかさを感じさせます。男女双方の中性への「寄せ」が、彼女が「ファッション界のフェミニスト」と呼ばれる所以です。

素材使い、パターン、色使いの特徴を解説(長め&中上級者向け)

・一見シンプルなアイテムを、上質な素材使いやパターン、独自の色使いで中性的&非装飾的に仕上げ、シンプルな力強さと純粋さ、カッコよさを表現している

ジルサンダーはよく、「ミニマリスト」と表現されることの多いデザイナーです。もう少し踏み込むと、明確な意図をもって開発された上質な素材とパターンから、ツァイトガイスト(=時代精神)に後押しされた機能的で美しい服を生み出すというスタンスです。

そのために、ときに過剰な装飾は邪魔になることから(バウハウスの建築的な手法を用いて)無駄になるものをそぎ落としていく。この一連のアプローチが、彼女のデザインの特徴と言えます。

例えばシャツであれば、強撚糸で織られた非常に上質な生地を用いることで、「ハリ」の強い凛とした雰囲気を生み出します。

また、写真のテーラードジャケットの場合、敢えて手間のかかる「二枚裁ち「セットバックショルダーといった裁断方法を採用しています。シルエットの美しさとブランド、そしてこだわりを持ったデザイナーとしての矜持を感じさせます。(二枚裁ちに関しては、日本屈指のテーラーである、服部晋氏の下記ブログ記事もご参照ください)

http://kinntailor.blog98.fc2.com/blog-entry-12.html

多様な素材の使い分けと、それを活かすパターンという特徴は「+J」にも表れています。個人的には、ジルサンダーの中で最大の特徴だと思います。

「ジルサンダー」2013ssミラノメンズコレクション

ジルサンダーのクリエイションは、ときおりみせる柄やカラーでも強い個性を発揮しています。

上記の動画は前回の「+J」が終了した後、「ジルサンダー」に復帰した2013ssシーズンのメンズコレクションです。このシーズンでは、代表的な白いシャツと黒に近いダークネイビーのルックに始まり、そこからロバート・マンゴールドやブリンキー・パレルモにインスピレーションを得た柄が登場しました。

その後は、鮮やかなブルー、イエローと続き、オリーブグリーンやダークレッド、ナチュラルカラーといった様々なカラーが続く構成。同時に、足元を飾るシルバノラッタンジ製の靴たちが、(よく見ると)ネイビーやグリーン、ボルドーといったカラーで構成されていることも、特筆すべき点です。

構築的なアイテムたちが、繊細で独特なカラーリングに染められた結果、個性と品位のある雰囲気が並び立ちます。この点も、ジルサンダーの特徴と言えるのではないでしょうか。

【2021春夏】「+J(プラスジェイ)」メンズの良かった5選【レビュー】

今シーズン、メンズのオススメは5点

メンズシャツに関しては、特にスーピマコットンオーバーサイズスタンドカラーシャツ(長袖)が良いと思いました。しかし、先シーズンと比べてそこまで違いがないので割愛。

スタンドカラーを推すのは、レギュラーカラーは首周りと裄丈のバランスが合わないことが致命傷になるからです。もちろん、合う人はOKですよ!

オーバーサイズフーデッド ロングコート(14,900円)

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・類似アイテムが無ければ買って良い
・カラーは04 GRAY がオススメ、一方の00 WTHITEは化繊感が強い
・首周りの立体感が◎

予想通り。カラーは04 GRAYが圧倒的に人気だと思います。この色から無くなるので、欲しい方は急いで買ってください。00 WHITEはケミカルで透け感が強く、苦戦するかもしれません。

生地は紙感のあるポリエステル素材。軽量で雨風にも強く、春先にはピッタリの素材です。

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インラインのブロックテックコートを触ったときも思いましたが、最近のユニクロは首周りの立体感がなかなか良いです。

腕を上げたな!ユニクロ!

オーバーサイズジャケット(14,900円)

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・段返りでない3ボタン、オーバーサイズアンコンジャケット
・高級感と耐久性、意匠性のバランスが取れた春夏向け生地
・セットアップ化して、“あえて着ている感”を出すコーデがオススメ

段返りではない、3つボタンのジャケット。メンズファッションの歴史として、ジャケットのボタン数は(一時期を除き)圧倒的に2つボタンが主流。トレンドとして90年代ファッションが回顧されていますが、まさしく3つボタンのスーツが最後に流行ったのも、その時期でした。

とはいえ、こちらはビジネス用のテーラードジャケットではありません。肩パッドも入っていない、カジュアルなアンコンジャケットの一種です。着丈も長く、肩幅も身幅も大き目なルーズなアイテム。

素材感は悪くありませんでした。ウールリネンと書いてありますが、実際にはポリエステルも混紡されています。耐久性と染色性、シャリ感、高級感と、全てまあまあ。こういった混紡生地を積極的に使用するあたり、ジルサンダーらしさが出ています。

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ポイントは、写真のコーデをしないこと。写真の方のような、“あえて大きいものを着ている感”を出せるスタイルなら、「(アメリカンクラシックに)こなれているな」という印象を与えられます。オブラートに包まずに言うならば、99.9%の人が真似したら爆死するコーデです。

「じゃあどうすれば良いの?」という解決策としては、セットアップ化すること。例えば、68 BLUEを選ぶなら、ワイドフィットテーパードイージーパンツ66 BLUEと合わせる。09 BLACKは、黒い太目のパンツと合わせる(ワイドフィットカーゴハーフパンツも◎)など。

カラーやシルエットに統一感を与え、あえて着ていることをアピールすると良いですよ。インナーも同系色でもいいくらい、1色か2色でコーデしましょう。

ウールテーラードジャケット(ストライプ) (17,990円)

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・シャドーストライプ&加工で見た目にツヤ感&高級感
・起毛感のないサージ&半裏仕様で静電気も溜まりにくい
・ボタンを交換すると見違え、3万円弱のスーツとしては優秀

先シーズン、私が結構ダメ出したセットアップです。

秋冬シーズンは、(見た目はカッコいいけど)ラペルの返りにボンドを使って表地に影響が出ていたり、起毛素材にポリエステルの裏地を使って静電気発生マシーンと化して埃を集めたり、ボタンの見た目が酷かったり。

日本毛織(NIKKE)の生地が話題になりましたが、NIKKEだけが前面に出たセットアップスーツでした。

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今シーズンはシャドーストライプの生地&裏地が半裏(背中の上部分までのみ、裏地が付いている仕様)になって、そこまで悪目立ちしなくなりました。

生地もSuper100s’に加工が強めに施され、カノニコのようなギラギラしたツヤ感があります。高級に見えなくはないですし、一番目立つ箱ポケットの縫製も上からミシンを叩いているわけではないので及第点。

決して良いサラダではなかったけど、美味しいソースが掛かって食べられるようになった感じです。

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ボタンは相変わらず酷い。淡色なら目立たないですが、濃色は本水牛を似せようにもまったく見えません。裏を返せばボタンさえ替えれば結構いける。

見た目はカッコいいです(スーツについての記事は、こちらもお読みください)。ウールスリムフィットパンツ(ストライプ)と合わせてアンダー3万円のスーツとしては、悪くありません。

「+J」のレギュラーカラーシャツとネクタイでビジネスもOK、スタンドカラー&ノータイで大人のセットアップスタイルも良いですね。

本水牛ボタンセット 20mm2個15mm8個 セット スーツ一着分
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リラックスフィットポロシャツ(半袖)(2,990円)

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・リラックスシルエットで、体型を選ばず一枚でも着られる
・ボタンの比翼仕立てや無駄なディテールを廃し、ミニマルでカッコよい
・デニムと合わせても◎、同系色のパンツで一色コーデもジルサンダーらしい

あまりポロシャツが流行っているとは言い難い昨今ですが、実物を見て意外と良かったアイテム。

光沢感が強めで、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツのポロシャツ版といっても良いかもしれません。やや大きめのシルエットで、夏に安心して一枚で着られます。

着丈も絶妙な長さで、世代によってタックインorタックアウトと着方が分かれそう。デニムと合わせても良いですが、写真のように同(系)色のパンツと合わせるとクリーンに纏まります。昔からあるジルサンダー式の1色/2色コーデです。

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前立てのボタンも比翼仕立てで、第一ボタン以外見えません。カジュアルアイテムなのにカジュアルに見せない、そんなアイテムです。

ちなみに、ポロシャツはシルクがブレンドされたシルクコットンニットポロシャツ(半袖)もあります。こちらの方がレギュラーフィットで光沢感も強めですが、シルク混で洗濯をはじめとするケアが大変。

“Life Wear”をテーマとするユニクロにとっては、扱いやすさも重要だと思います。万人に対してオススメできるのは、こちらのポロシャツです。

スーピマコットンリラックスフィットクルーT(半袖)(1,500円)

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・メンズ&レディース共に安定のアイテム、とりあえず買うならこれ
・半袖&オーバーシルエットになって春夏も登場、一枚でも着やすい
・10 PINKとグレー系がオススメ

裏切らないアイテム。写真はメンズのものですがレディースも同じ。

ユニセックス使いがしたい方は、シルエットに応じてメンズとレディースでチョイスしてみると良いですね。生地感は先の秋冬シーズンと同じですが、一枚でも抵抗感なく着やすい半袖&リラックスシルエットに。

あまり話すことがないので、紹介しがいのないアイテムではあります。前回の「+J」の2シーズン目(2010ss)辺りから、この手の薄手カットソーが登場しました。ユニクロらしからぬセクシーさを発揮しています。

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私(181cm72kg)は、Lサイズの10 PINK を購入。

写真の通り、紫に近いライラック系のカラーです。ジルサンダーでもシャツで定番のカラーになっていました。季節感のあるカラーですし、いわゆるブルーベースの方にオススメのピンク系です。

03 GRAY08 DARK GRAY もアリ。先シーズン同様、1点しか買えずぴえん。ぱおん。1シーズンに1枚ずつ、増やしていくしかないですね!

ニップレス メンズ用(60回分120枚)
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【2021春夏】「+J(プラスジェイ)」レディースの良かった7選【評判レビュー】

今シーズンはレディースが圧倒的に良かったと思います。7点を選出していますが、その他にも良品はありました。

ただ、ブラウス類をはじめ、ケアの面倒なアイテムが多い。スーピマコットン系はシワが目立ちますし、シルク素材は(混紡率やアイテムにも拠りますが)ドライクリーニングや手洗い推奨です。イージーケアに慣れたユーザーが、どこまで面倒に感じないのか。

高級感を優先する、「+J」の課題だと思います。その点、オーバーサイズシャツジャケットジャージー系のアイテムはとても良かったと思います。

シルクブレンドオーバーサイズパーカ(19,900円)

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・高級感の申し分なし
・素材の高さを抜きにしても、単純にデザイン性も高い
・スカートとセットアップ可能だが、アイテム特性を考えると単品使いも良い

やはり存在感があったアイテム。確かにシルク感もありますが、メインはやはりポリエステルタフタです。あまりヘビーユースはしない方が良いと思いますが、ある程度耐久性はあると思います。

単に高級素材を使用しているだけでなくデザイン性も高い。袖ボタンだけはちょっとアレですが、スナップボタンやファスナー、ドローコードと雰囲気もキチンと詰められています。

カラーはやはり、08 DARK GRAYだと思います。今期の「+J」を代表するかのようなカラーですよね。アウターならまだしも、スカートは洗いたい人も多いと思うので、単品使いも良いかもしれません。個人的には、ドライスウェットパンツが良いと思います。

オーバーサイズシャツジャケット(6,990円)

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・絶妙な空気感と動きを感じさせる逸品
・軽量ポリエステル素材が雨風にも適応
・カッコいい女性のためのアイテム、スカート良し&ハイライズのパンツ良し

人気間違いなしのアイテムです。写真のタックシャツワンピースとの組み合わせもバッチリ。

後ろの襟ぐりが下がっていて、裾も後ろに引っ張られているかのよう。動的な立体表現を服で実行している点が、(平面を得意とする)日本人クリエイターにはなかなか実現の難しい魅力的なアイテム。

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テキスタイルのチョイスも上手い。薄地の高密度かつ光を拾うポリエステル素材が、繊細な動きと空気感を(ミクロながら少しだけ荒々しく)表現してくれます。例えば、これを中厚地の綿ツイルで作ったら背中部分の空気感が潰れてしまいます。

袖も太めの筒袖で前に振られています。パターンは可愛いのにディテールはミリタリー的。リラックスシルエットだけれど胸を張らせられる、ルーズさを許さない服。「可愛いだけじゃない、一筋縄ではいかぬ強い女性像」を演出してくれるバランスが、とても良いと思いませんか。

スーピマコットンドルマンスリーブシャツ(7分袖)(3,990円)

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・期待通りのアイテム
・ジルサンダーらしい力強い空気感と、際立つデザイン性
・シワが付きやすく、綺麗に一枚で着るのならアイロン必須

とてもカッコよく、価格も3,990円と文句なし。

売れるための商品というだけでなく、ジルサンダーのアイデンティティにも触れられるような一品。個人的には正面からのみならず、サイドや背面から見ても美しい服というのが好感度高い。

ジルサンダーらしく00 WHITEはもちろんのこと、03 GRAYもオススメ。10 PINKも良いですね(大体全部)。

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コーデとしては、同じく「+J」から発売されているコットンリネンラップスカートが、ジルサンダーらしい世界観を演出できると思います。

写真のような、シルクブレンドフレアスカートパンツとのトーンオントーンコーデも悪くない。あとは、スリムフィットの黒デニムと合わせると、若々しさをプラスできます。

ただ、このブラウスはシワが目立ちます。特にユニクロユーザーはイージーケア性を求めていると思いますが、忙しい毎日を送る消費者にとってアイロン掛けが面倒と感じるのでは。ちゃんと掛けられる時間のある方向けのブラウスです。

DBK 家庭用スチームドライアイロン ジ・アカデミック(The Academic)
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スーピマコットンクルーネックT(半袖)(1,500円)

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・11SSシーズンの復刻品、首周りが少し広めのタイトシルエット
・オーバーシルエットのインナーに◎
・薄地で透け感があるので注意が必要

前回の「+J」時にも毎シーズン注目しては購入していた私ですが、懐かしいだけでなくキチンと良アイテムなのでピックアップしました。

無地のカットソーと言えど、タイトシルエットで袖丈も短め。今のトレンドのものとは大分異なるアイテムです。ただ、イマドキ感あるアウターのインナーと組み合わせると、雰囲気をグッと引き締めてくれますよ。

生地がかなり薄め、カラーは00 WHITE09 BLACKのみ。黒でも僅かながら透け感があるので、気になる方はキャミソール着用でお願いします。

ワイドパンツ(4,990円)

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・ハイライズ&フレアシルエットで脚長を演出できるパンツ
・建築的なイメージ感のあるディティール、ジルサンダーらしさ◎
・軽量で緻密な薄地の混紡生地、特に淡色は透け感がある

写真のような、ゆったりとしたブラウスやカットソーとの着こなしが良いです。あとは、ハイウエスト&裾フレアのシルエットなので、ショート丈のジャケットと合わせて脚長コーデも◎。

上で紹介したオーバーサイズシャツジャケットと組み合わせると、トレンド感もあるジルサンダー風のコーデにもできます。

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ウエストベルトの切替はなし。前側もステッチだけです。

このアングルから見ると、バウハウス建築を彷彿とさせます。(ベルトループもありますが)ベルトをするのが惜しい構築的ディティールなので、可能ならノーベルトが良いですよ。

素材は綿、ナイロンとポリウレタンの混紡素材(この後で紹介するシャツワンピースも同じです)。ジルサンダーマニアからすると「いつもの素材感」があります。淡色は特に透けるので要対策。

タックシャツワンピース(長袖)(7,990円)

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・カッコよさの中に、可愛らしい要素も詰まった秀作
・ベルトの結び方や有無で対象年齢を変えられ、着方も様々
・軽量で緻密な薄地生地、ワイドパンツ同様に淡色は透け感あり

期待通り。大人の女性をターゲットにしてきた「+J」も、若年層への訴求を考えているのだと思います。パッと見はどちらかというと、ジルサンダー「ネイビー」らしさがありますよね。

パリッとしたハリを感じさせます。パターンもギャザーを集めたシャツワンピースというだけではありません。一枚袖ながら筒袖が前振りされており、手首から覗く袖口の「空気感」もジルサンダーらしい。

こちらも若干シワが付きやすく、淡色は多少の透け感があります。気になる方は濃色を選ぶか中に着て下さいね。

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ベルトの結び方や有無で世代感の調整もできます

あなたが20代前半なら、写真のようにリボンを結んでタッセルローファーなどと合わせる。20代中盤以降の方であれば、ナチュラル感のあるスクエアトウやVカットのバブーシュパンプスなども良いですね。

応用が効く一着なので、幅広い方に合います。

バブーシュパンプス Vカット レディース スクエアトウ
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ドライスウェットワンピース(長袖)(3,990円)

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・これぞユニクロの求めるべき素材感、廉価で高級感のあるイージーケア製品
・パターンも秀逸、袖も前振りされていて更に動かしやすい
・同素材のスウェットT&ジャージーパンツも極めておすすめ

高級感とイージーケア性、さらに買いやすい価格も魅力の個人的に今期No.1アイテムです。

まず、素材がとても良い。ベースがポリエステルで、生地の表面部分にレーヨンを使用した流行のクレープ生地です。エアリズムコットンと同じような構造で、表面は「+J」らしく緻密で繊細。それでいて速乾性も高くシワも付かない。これぞユニクロの生地です。

こちらに限らず、同様の素材を使用したドライスウェットクルーネックTドライスウェットパンツも非常にオススメしたいアイテムたち。

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また、生地だけでなく構造面も優秀

袖のパーツがテーラードジャケットと同じように二枚袖になっており、前振り(前方に向かってカーブ)されていることにyって腕が動かしやすい。スウェット素材自体が動きやすい素材なので普通はここまでやりませんが、一貫した「+J」のこだわりですね。

これにマーチンの3ホールなどを合わせた女子、カッコ良くないですか??

ドクターマーチン(Dr.MARTENS)1461 3ホールシューズ
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おわりに:「+J」は今後、「高級感」と「ケアのし易さ」にどう取り組むのか

いかがでしたでしょうか。

上の項でも書きましたが、今シーズンは特にレディースが良かった。中でもオーバーサイズシャツジャケットジャージーシリーズは、万人にオススメできるアイテム。

一方、メンズはあまり秋冬と変化がなく、そこまでマストバイ!というアイテムはありませんでした。カットソーは何枚あっても良さそうですが、ちょっと残念ですね。ただ、ベーシックでシンプルなアイテムをより大人っぽく、カッコよく着られるアイテムは多い。オーバーサイズジャケットのように、工夫次第でオシャレに着こなせるアイテムもあります。

あとは、皆さんの多くが懸念している「+J」のケア性。あくまで“Life Wear”としてのユニクロですが、現状、(日常的な使いやすさを無視してでも)インラインには出せない高級感を提供するのが「+J」の役割となっているのかもしれません。

靴を磨いたり、アイロンを掛けたり。そういった技術や嗜みの時間も、本当にオシャレであるためには(残念ながら今はまだ)必要な過程です。とはいえ、服にばかり気を遣えない人がほとんどの世の中、万人のためのメーカーであるユニクロとしては、この方針で良いのか些か疑問に感じます。

とりあえずの改善案として、スチームアイロンを使用することですかね。

普通のアイロンだと台ごと出して使ってから熱を冷まして・・・と、面倒だと思います。スチームならスイッチ入れとくだけなので圧倒的に楽。シャツのシワは取り切れませんが、何もやらないよりは遥かにマシです。コートやシャツブルゾンの簡単なシワ程度なら、さっと使うだけでも見栄えが良くなります。消毒にもなりますし。

(下記のスチームアイロンは廉価で強力、オススメです。私も愛用しています)

ティファール 衣類スチーマー アクセススチーム コード付き
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これも面倒!という方は、しわくちゃな「+J」を買うくらいなら、化繊でイージーケアなインラインを買った方が良いと思います。単なる購買意欲や憧れだけでなく、その辺もよくご自身の環境を鑑みてから、購入を判断してみることをオススメさせてください。

個人的に「+J」には今後、ケア性と高級感の両立に挑戦して欲しいです。

おわり!



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