- 参考価格
- 33,000円~(スーツ)
26,400円~(20%OFFキャンペーン)
➡特徴&こんな人にピッタリ
・オーダーメイド初心者や、激安オーダーから一歩踏み出したい人
・初回はオンラインで仕様をオーダー→実店舗で要望を伝え採寸、製作してもらう安心フロー
・6~10万円程度の価格帯が特にオススメ
こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。本日は、樫山(カシヤマ/KASHIYAMA)のセミオーダースーツを実際にオンラインで注文&作ってみたので、レビューしようと思います。
近年は、数万円で気軽に作れるセミオーダースーツが増えました。しかし、激安過ぎてオーダースーツの長所が感じられにくいものや、オンラインだけで完結してしまって結局サイズ感が分かりにくいものも多いです。
特に6万円~10万円のレンジで、身体に合ったサイズ感を提供してくれるブランドは中々存在しません。
そんな中、カシヤマはオンラインを積極的に用いつつ、店舗採寸と掛け合わせたオーダーメイドが特徴。合理化されたシステムでリーズナブルな価格×短納期×高品質、体型に合わせたフィッティングも提供してくれます。
今回は、プロのファッションデザイナーである私しょるが、実際にオンラインでオーダーするところから実物レビュー&オススメの価格帯や仕様まで解説します。
「初回で頼むときのオーダー方法を詳しく知りたい」という方や「オンラインで大丈夫?」「どんな組み合わせが見栄えするのか知りたい!」という方まで、ぜひ最後までお付き合いください。
結論、思った以上に良かったです。オーダーメイド初心者の方、6-10万円の予算範囲内で良い&体型に合ったスーツが欲しい方は必見です。
しかも現在は、初回購入の方を対象に20%OFFキャンペーンも実施中です。ぜひ、お見逃しなく!
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樫山(カシヤマ)とは?オーダーの特徴や種類を解説
まず、カシヤマというブランド&オーダーメイドの特徴について紹介します。
多くの方は名前を聞いたことがある&都市部では店舗も良く見かけると思いますが、実際にサービスを受けないと服を入手するまでのイメージが湧きにくいと思います。
まずはカシヤマがどのような特徴があり、どうやって入手するのかを解説して参ります。
日本の大手アパレル「オンワード樫山」の屋号を掲げたブランド
Image Photo by KASHIYAMA
カシヤマ(KASHIYAMA)は、日本の大手アパレルメーカー「オンワード樫山」が手掛けるオーダーメイドブランド。カシヤマブランド自体は2017年に誕生した新興ブランドですが、オンワードは1927年に創業した老舗企業です。
オンワード樫山は、様々なブランドを展開しています。中でもレディースの「23区」「アースミュージック&エコロジー」「Chacott」、メンズの「五大陸」「Jプレス」「ジョセフ」といったブランドが有名。
その他にも、「ポールスミス(ウィメンズ)」「チェルッティ1881」といった知名度の高いライセンスブランドも手掛けています。
そんなオンワード樫山ですが、近年は全体的に品質重視のサービスへとシフトしました。要は「廉価なだけ」や「コスパ」でユニクロに勝つことは至難の業であるため、価格が高くなっても付加価値を提供する方向性です。
「カシヤマ」の場合はセミオーダーブランドとして展開し、ファストファッションでは難しいカスタムの自由度やクオリティを、高すぎない価格&既製服に近い生産ラインで素早く提供しています。
オンラインと実店舗を組み合わせた注文フロー
カシヤマのオーダースーツにおける大まかな特徴として、
- 初回はオンラインで会員登録&予約→全国60店舗ある店舗で採寸
- 二回目以降は(店舗での採寸データを基に)オンラインで完結可能
- スーツの他にイージーセットアップやシャツ、パンプスのオーダーも可能
が、挙げられます。ユーザーに手間を掛けすぎず、実店舗で採寸することで不安を取り除くバランスの良さが特徴です。
激安のイージーオーダースーツのように、「最初から最後までオンラインで完結」というわけではありません。一方、ウン十万円とするビスポークのように、「最初から店舗で採寸して1年待って・・・」というわけでもないです。
カシヤマは、オーダーメイドならではの体験的付加価値を経て「そこそこの価格で良いスーツが欲しいな」という方にピッタリなサービスを提供しています。
3万円~10万円オーバーまで、様々なプライスのスーツが作れる
カシヤマのオーダースーツの価格帯は、
- スーツ・・・33,000円(初回26,400円)~
- ジャケット・・・23,100円~
- パンツ・・・13,200円~
- ベスト・・・13,200円~
となっています。
ただし、最低金額のチョイスだと生地のランクが低いため、あまりオススメできません。実際には、6万円~10万円くらいの価格帯が、最もカシヤマでオーダースーツを作る価値があるゾーンです。
理由は、この価格帯で「ピッタリと体型に合ったスーツ(カスタムの自由度)」×「ポイントをキチンと押さえた上質感」を満たしているスーツがほぼないから。
だからこそ、後述にて6-10万円で作れるオススメの生地や仕様、副資材の選び方を解説しています。
カシヤマのスーツのオーダー方法|初回と2回目以降の人で若干異なる
初回はオンラインストアから入るのがベスト
過去にレディースのパンプスをオーダーした&今回スーツを作ってみた経験から言えることとして、
ことがベストだと思います。
直接店舗に行くことも可能ですが、
- 予約枠が確保できない場合がある(長時間待たされるケースも)
- 店舗へ行っても会員登録&送付先住所のタブレット入力必須(やることは同じ)
- オンラインで決めても、店員さんと話していく内に変更可能
のため、飛び込みのメリットがありません。
もしかすると「会員登録面倒だな~」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、結局店舗でタブレットを渡され入力させられるため、使い慣れたお手持ちのスマホかPCで済ませた方が楽です。
よって、(仮でも良いので)オンラインで希望の仕様を入力・会員登録した上で来店予約をして、採寸や正式な仕様をプロの店員さんと決めるのが最もスムーズです。
2着目以降はオンラインで完結できる
一方、2回目以降の方は、全てオンラインで注文から決済まで完了することが可能。
もちろん、1回目同様オンラインで仕様だけ仮に入力しておいて、実店舗へ赴いて生地や副資材のサンプルを眺めながら変えてもOKです。
その他「1回目にオーダーした頃と体型が変わってしまった!」という方は、オンラインで数値を入れ直しor不安な方は実店舗へ足を運ぶといった修正方法があります。
尤も、
- 生地も有名なモノ&シーズンの記載あり
- ボタンや裏地といった仕様も分かりやすい
ので、「イメージと全然違う!」といったことは起こりにくいと思います。
カシヤマは良くも悪くも、大きく“変わり種”なものは用意されていないベーシックさが特徴です。
納期は最短1週間、長くても2週間というスピード感
また、カシヤマのオーダーメイドサービスは、最短で1週間、繁忙期でも2週間程度で仕上がる納期の早さも特徴。
詳しくは上記動画をご覧いただければと思いますが、中国の自社工場にてシステマティックな生産体制を敷いています。スピード感と一定のクオリティを確保している点も、カシヤマの魅力と言えます。
実際にオーダーする手順を&オススメの仕様を解説【スマホ /PCで簡単】
お待たせしました。ここでは、カシヤマで初めてオーダーする方or初めてオンラインで来店予約をする方に対して、実際に予約を効率良く行う手順を解説します。
併せて、プロのファッションデザイナー目線でオススメの仕様も解説しました。少々長くなりますが、ぜひスマホやPCで複数タブを表示しながら進めてくださいね。
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会員登録していない人も「会員の方はこちら」から
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まず、カシヤマのオーダースーツの予約方法ですが、こちらのページから入ります。
画面はスマートフォンですが、PCも基本的に同様。TOPに入れたら、まずは右上の人型マークをタップ(クリック)し、先に会員登録を済ませます。
なぜかと言うと、
- どの道、後述の「来店予約」フォームで個人情報入力を求められる
- 入力中、途中で会員登録を促され入力するとデータが消える
といった仕様になっており、結局逃れられない&却って面倒だからです。
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初回の方はまず、画面下の「新規登録する」から会員登録を行い、会員登録している方は(ログアウトしていたら)「ログインする」から入ります。
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ログインが完了すると、上記写真の画面に移動します。
ここで、二通りのパターンがあり、
- いきなり「来店予約」をする
- ある程度仕様を固めてから「来店予約」をする
のパターンです。オススメは後者ですが、「よく分からないから要件だけ伝えて店員さんにお任せしたい!」という方は、前者でも良いと思います。
いきなり「来店予約」をするパターン
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細かな仕様の指定はせず、とりあえず実店舗で採寸&仕様を決めたい方は至ってシンプルです。
を入力して、確認・送信でバッチリ。電話で来店予約/WEBで来店予約のどちらかが選べますが、WEBの方が良いと思います。会員登録したデータが既に入力されているため楽な上に、齟齬もないからです。
あとは、決まった日時に店舗へ行ってスーツを作ってもらえばOKです。
ある程度仕様を固めてから「来店予約」をするパターン
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一方、カシヤマはオンライン上の方が生地やデザイン、副資材などの仕様が分かりやすいことも特徴です。
店頭でも変えられるため、どんな仕様があるのかを把握した上で、一旦仮で決めておいた方がコミュニケーションがスムーズです。
仕様を選択してから来店予約をする場合、先ほどのトップページを下スクロールします。
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レディーススーツを作る際も同様ですが、メンズなら赤枠部分をタップ(クリック)。
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次のページも下スクロールすると、スーツの種類を選べます。
通常のビジネスや就活なら「上質な着心地のクラシックオーダースーツ」を選びましょう。
スーツ(上下作る)か、ジャケット、パンツだけ作るかなどの選択肢が出るので、今回はスーツを選びます。
ここから、いよいよ生地やデザインなどを決めていきます。
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- 生地
- 「エントリー」生地を選ばないこと/「スタンダード」の中から考える
まずは生地の選択です。ここでのポイントは、スタンダードを中心に考えること。
「エントリー」生地は、ウールとポリエステルが50%ずつ混紡された生地で安く作れます。しかし、摩擦でお尻や肘、膝がテカリやすいという欠点があります。
ウールとポリエステルを50:50で混ぜた生地は「耐久性がある」ことは間違いありません。ただ、確かに破れにくいかもしれませんが、テカって清潔感がなく汚らしくなってしまったら元も子もないですよね。毛玉も出来やすいため、結局は長年使用できません。
私のオススメ生地は、
- 就活生/新入社員/1着目のスーツ
- 0401/0501/6538/0402/0454
- 2、3着目のスーツを作りたい
- 0403/4550/6535/4413/6537 など
- 予算もあり、良いスーツを作りたい
- 6705/6808/4709/6801/4706 など
など。「一着目のスーツ」をご年配の方が作ってもおかしいという訳ではないので、極論「スタンダード」であれば好きなものでOKです。「自分の好きなものが分からない!」という方は上記を参考にしてみてください。
ちなみに、9万円以上のブランド生地も非推奨です。これは、
- 生地だけ良くても他の仕様を安っぽくするのは本末転倒
- 11万円オーバーなると、リングヂャケットのような優秀な既成スーツやフルオーダーも可能になってくる
ことが理由。そのため、カシヤマでスーツを作る場合は「44,000~77,000円の生地」がオススメです。
今回、私は試しに0454の生地をチョイスしました(後述にて紹介しています)。
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「デザイン・サイズ調整に進む」をタップ(クリック)すると、次から仕様を選択する画面に移ります。
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- デザイン
- 普通の仕事なら「クラシック仕立て」、ある程度服装自由な職場なら「軽量仕立て」も可。
- 型
- 特にこだわりがなければ「2つボタン」「段返り3つボタン」のどちらかがオススメ。
お堅い仕事や冠婚葬祭、一般的なビジネスマンは、クラシック×上記のボタン仕様にすれば間違いありません。私も今回は「クラシック仕立て」「2つボタン」にします。
- ベント
- 冠婚葬祭用ならノーベント/お堅い仕事用ならセンター/普通の仕事や就活用ならサイド(デフォルト)のままでOK。
- 裏地
- 基本「総裏」でOK、生地を選ぶ段階でSpring/Summerの生地を選んだ方は「背抜き」にしてもOKです。
オールシーズン用や、秋冬用の生地を選ばれた方は「総裏」にした方が使いやすいと思います(日本はジャケットを脱ぐ時期も長いですから)。
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- 胸ポケット
- カジュアルなスーツでない限りはデフォルトの「バルカ」でOKです。
- 腰ポケット
- 迷ったらデフォルトで。胸ポケットをパッチにしている方は、こちらも「パッチ」にすると統一感が出ます。
重厚感を出したい方は「フラット&チェンジ」にしても良いですが、予算を抑えたい方は無理しなくとも良いと思います。
ちなみに「フラップなし」はフォーマル度の高い仕様。冠婚葬祭用はフラップなしでも良いでしょう。
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- 袖釦
- 型で段返り3ボタンにした方は「4個(重ね)」がオススメ。2つボタンにした方は「並び」でも「重ね」でもOKです。
型を「1つボタン・ピーク」にした方は、ボタン3個にしても良いかもしれません。ダブル6ボタンの場合、4個(重ね)が良いでしょう。
- 袖口形状
- オーダーメイドなので「本開き」をオススメします。
とはいえ、(無理して本開きにするほどではないので)予算がない方は標準でもOK。私は、今回は本開きにしてみようと思います。
- ステッチ
- 暗い無地の色でビジネス使いするなら「あり(AMFステッチ)」を入れておくと◎。
冠婚葬祭用や柄物のスーツにする場合は無くても構いません。
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- 釦(ボタン)
- 「本水牛」を強くオススメします。
ボタンはスーツの質に対する印象を左右します。
ナットボタンも良いのですが、初心者は本水牛にして生地の暗さに合わせてブラック/ダークブラウン/ライトブランを合わせるのがチャレンジし易いでしょう。
私は今回、あえてデフォルトの合成樹脂にしました。やはり本水牛の方が格が増すので、よほど予算に余裕がない方以外はアップチャージをオススメします。
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- 裏地
- 「キュプラ無地」にしましょう。色は、生地の色に合わせて同じ濃さ~少しだけ薄い色がセオリー。
標準より圧倒的にメリットが大きいので、ここはお金を掛けるところ。
基本ネイビーのスーツならネイビーのものを。ダークグレーならダークグレーかミディアムグレーを。迷ったらとりあえず入れておいて、来店した際に店員さんに相談すればOKです。
- 刺繡字体
- 名前などを入れられて、ローマ字もしくは漢字で刺繍可能。
今回は記事のためにスーツを作るので私はナシで行きます。
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続いてはパンツ編です。
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- 脇ポケット
- 基本ナナメ。フォーマルさを重視する人や、お腹周りが気になる方、ポケットにモノを入れない方は、タテを選んでも構いません。
- 裾口
- 冠婚葬祭ならシングル、ビジネス使いなら「ダブル3.5cm」「ダブル4.0cm」がオススメ。お堅い仕事もダブルでOKです。
裾口はスーツの印象を大きく変える部分。合わせる靴にも拠る部分があるのですが、ビジネス使いならダブルが良いと思います。
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- 膝裏
- 可能なら「総裏」が◎。耐久性に大きく関わる部分です。
- セット加工
- 頻繁に着用するつもりなら、シロセット(Gセット)を選ぶと◎。
- サスペンダー釦
- ビジネス用であれば、なくてもOKです。
- 尻シック
- 可能なら入れたいです。
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- ループ
- オーソドックスな人はデフォルト、クラシックさを演出したいorベルトレスで使用する人はループなし(サイド尾錠付き)を選びましょう。
- 後ろスリット
- 可能ならあった方が良いです。
- すべり止め
- シャツが良く飛び出してしまうという方はあった方が良いです。ない人は付けなくてOK。
まとめると、
マストな有料オプション
本水牛orナットボタン(釦)/キュプラ無地(裏地)/総裏(膝裏)
可能であれば入れた方が良い
本開き(袖口形状)/AMFステッチ/サスペンダー/尻シック/後ろスリット
といったところ。あとは好みで構いません。
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全ての入力が終わったら、右下の「サイズ調整にすすむ」を押しましょう。
初回の方でいきなり「オンラインオーダー」を選ぶと、上記画面のようになります。「店舗で採寸する」を押せばOKです。
採寸データがすでにある方は、店舗へ行くかこのまま決済も可能。体型があまり変わっていないという方は、オンラインで完結しても◎。
【アフターサービス】購入後1年間は無料でお直し可能
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ちなみに、カシヤマの場合は購入後1年間であれば無料でお直しが可能。オンラインだから・・・と不安になる必要がない点も◎。
実際には上記写真のように、お直しでもオーダーした種類、あとは「出し」と「詰め」で可否が分かれます。しかし、メンズスーツの場合はいずれも可能です。
こういったアフターサービスの良さも、カシヤマの魅力と言えるでしょう。
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出来上がったのは|チャコールグレーのスーツ(61,600円)
オーダー後、実際に届いたスーツを紹介します。結論、日常使いのちょっと良いスーツにピッタリでした。
激安のオーダーメイドスーツと比べても品質は高いです。生地からボタンなど副資材、各部分の仕様など、細かく設定した甲斐がありました。
「6-10万円のセミオーダースーツ」としてはかなり良い
実際にオーダーしたカシヤマのスーツがオンライン→店舗でのオーダー完了から届くまで僅か10日でした。セミオーダーとしてはかなり早いと思います。
結論、スーツとしての出来はなかなか良く、マシンメイドながら着心地が良好。6-10万円の範囲内で作るオーダースーツとしては、かなり優秀な部類ではないでしょうか。
首周りは二枚襟ですが、かなりソフトな着心地でノボリも良好。着用して動いても変な隙間が生じたりはしませんでした。
腕も上げやすく、肩回りの追随感も◎。また、脇の突き上げ感も程よくあるため、流石はセミオーダーといった感触。
こちらの記事でいうところのクオリティ3.6はありますし、特徴的な体型の方にも合ってくれるので、その分加点しても良いと思いました。
ボタンは先述の通り、あえて合成樹脂に。KASHIYAMAでは3、4回オーダーしたことがありますが、本水牛ボタンをオススメします。
また、本水牛にするならば本切羽仕様が良いと思います。やはりオーダーメイドということで、その方が“らしい”です。
ジャケットの見返し部分。内ポケットの配置も細かく、キュプラの滑りや放熱性も良好です。
また、袖裏は直線ミシンのガチャ縫いではなくまつり縫いでした。ここをミシンでガチャ縫いすると着心地が悪くなるので嬉しいポイントです。
パンツも野暮ったくないラインです。
「シロセット加工」や「尻シック」「後ろスリット」の採用によって、あらゆる動きにストレスのないパンツに仕上がりました。
生地のランクを高めにしても10万円程度です。今回のように、標準的な生地のシングルスーツならば6万円程度。いずれも価格に対してかなり優秀ではないでしょうか。
スーツの他にも、シャツやイージーセットアップもオーダー可能
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カシヤマのオーダーできるラインナップは、メンズスーツだけではありません。ビジネスシャツやフォーマルウェア、そしてイージーセットアップなどもオーダー可能です。
スーツが気に入った方は、他の服もカシヤマで作ってみるというのも◎ですね。スーツ同様に良心的な価格で、なかなかのクオリティを実現していると思います。
その他、カシヤマはレディースも充実しています。同じくスーツもメンズ同様に充実していますし、さらにパンプスやワンピースなども製作可能。パートナー同士で愛用するのもGOODですね。
今なら「初回購入限定20%OFF」(二着で48,000円~)
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さらに、カシヤマでは現在「初回購入限定20%OFF」というキャンペーンを実施中。今なら、定価33,000円なら26,400円に、定価90,000円なら72,000円で製作可能です。
スタンダードな生地はもっとお得に。そして、インポート生地の高級スーツもお得な価格で、ご自身のサイズにピッタリなスーツが作ることが可能です。
カシヤマは定期的なキャンペーンは行っているものの、ここまでお得で幅広いキャンペーンは珍しいです。スーツの数が必要な方も、勝負スーツが欲しい方も。ぜひ、お見逃しなく。
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終わりに|カシヤマは、一歩良い×体型に合わせたスーツを求める方のもの
今回は以上です。
カシヤマのオーダーメイドスーツは、セミオーダースーツの中でもオーダーメイド初心者や、手軽に+αをしたい方にピッタリのサービスだと思いました。
激安のオーダーメイドと比べても品質は高いですし、数万円クラスのスーツの中で優秀な着心地です。
また、「既成スーツを本切羽にしたい!」などカスタムを考えている人は結局高くついてしまうこともあり、結局トータルで安くなる点も大きなメリットです。
カシヤマのオーダーメイドスーツは、例えばユニクロ「カスタムオーダー」スーツなどと比べて倍くらいの価格はします。しかし、倍以上の自由度&クオリティはあると思います。
ブランド自体の歴史は浅いものの、日本のファッションを支えてきた大手アパレルメーカーの名前を冠して展開するブランド。着ていて恥じないスーツであることも間違いありません。
だからこそ、ユニクロや洋服の青山の廉価なスーツなどを着ていた人が「自分だけのスーツを作ってみようかな?」と思った際、ピッタリな選択肢ではないでしょうか。
そして、個人的には上述の採用するべきポイントを押さえて6万円~10万円程度に抑え、なかなかの仕立て×体型に合った「手軽にちょっと良いスーツ」をオーダーすること。
これこそが、カシヤマでスーツを作るポイントだと思います。
安すぎてもあまり良い生地を使えませんし、かといって11万円をオーバーしてしまうと、今度はリングヂャケットのような国産最高峰のメーカーが現れてしまいます。
だからこそ、安くはないけれど周りとちょっと差をつける価格帯のスーツを選び、しかも体型にも合っている。仕事にも打ち込める素敵なスーツで、充実した社会人生活を過ごせる切欠としていただけたら嬉しいです。
ぜひ、今回の記事を参考に、カシヤマのオーダースーツにチャレンジしてみてくださいね!
おしまい!
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