- 日本のスーツに定評ある20ブランドを厳選&オススメ度の格付けをしました
- 日本のスーツブランドは、価格に対して優れたものが多く、まずはここから購入を検討してください
- スーツのサイズ感も解説、自分に最適なブランド&サイズ選びの参考に
こんにちは。今回は、日本の有名既成スーツブランドをご紹介した上で、オススメ格付け&向いている人なども解説します。
中でも「おすすめ度」格付け☆3.5以上のブランドは、それぞれの価格帯においてオススメできるスーツ。ぜひ、購入の検討材料にしていただけたら嬉しいです。
特に、リングヂャケットやリングヂャケットがOEM元になっているスーツはお見逃しなく!
【2023年最新】日本の既成スーツブランド20選|【プロ視点】おすすめ格付けをご紹介
RING JACKET 公式HPより引用
それでは早速、日本の既製スーツブランドをご紹介します。オススメ度の格付けが高い順に「参考価格」「クオリティ」「こんな人にピッタリ」も記載しました。
また、今回はいわゆる“お堅いビジネス用のスーツ”を展開するブランドに絞っています。ユニクロの「感動ジャケット」のような、軽量で機能的なセットアップが中心のブランドは割愛していますので、ご承知ください。
第一位:リングヂャケットマイスター(RING JACKET MEISTER)
- <参考価格>
- 209,000円
➡良い点
〇 オーダーに近いフィッティング
〇 物凄いコストパフォーマンスの高さ
〇 クラシカルで自然なエグゼクティブ感
➡悪い点
× 既製服でオーダーメイドの造りをしているため、サイズ感がシビアレア度: (4.5 / 5)
クオリティ: (4.8 / 5)
おすすめ度: (5.0 / 5)
あなたが定価10万円台半ば~のスーツが買うことが可能で、細身or筋肉質で引き締まった体型ならば、リングヂャケットマイスターのスーツを選べば間違いありません。そのくらい、今回ご紹介するスーツの中では突出しています。
リングヂャケットには、主に4つのレーベルが存在しますが、上級ラインの「リングヂャケットマイスター」は、イザイアやサルトリオクラス以上のスーツを提供してくれます。
第ニ位:リングヂャケット(通常レーベル)(RING JACKET)
- <参考価格>
- 110,000円
➡良い点
〇 高いレベルのフィッティング
〇 物凄いコストパフォーマンスの高さ
〇 クラシカルで自然なエグゼクティブ感
➡悪い点
× マイスターラインとの差は大きいレア度: (4.0 / 5)
クオリティ: (4.2 / 5)
おすすめ度: (4.5 / 5)
こちらも、10万円前後の既成スーツの中ではベストバイ。近年は、主役をリングヂャケットマイスターに譲った格好ですが、その分、買いやすくなっているので日常使いに最適です。
基本的なサイズ感は、マイスターラインと同じです。スタイリッシュ~標準体型の方であれば、以下の10万円前後のスーツブランドよりも優先して選んでください。
一方、リングヂャケットは(後述の通り)セレクトショップのOEMや別注品も多く手掛けています。OEM先のショップらしいディテールを重視するかor定番品が欲しいかで、“どのリングヂャケットにすべきか”を選べます。
第三位:ビームス F / ブリッラ・ペル・イル・グスト(リングヂャケット製)
BEAMS 公式HPより引用
- <参考価格>
- 143,000円
➡良い点
〇 リングヂャケット製でハイクオリティ
〇 ショップの知名度が高い
〇 クラシカルながらトレンド感もある
➡悪い点
× リングヂャケットの通常ラインより割高レア度: (4.0 / 5)
クオリティ: (4.2 / 5)
おすすめ度: (4.5 / 5)
ビームス(BEAMS)は、アメカジブーム全盛期の1976年、「アメリカンカジュアルショップビームス」としてスタートした日本を代表するセレクトショップ。
ビームスやビームスハートといった中心レーベルを構える一方、BEAMS Fや、ブリッラ・ペル・イル・グストといった上級ラインも展開しています。
上級ラインの日本製&高価格帯スーツは「リングヂャケット」が製造しており、リングヂャケットの通常ラインに準ずるクオリティ。加えて、ビームスならではのディテールの違いも楽しめます。
ビームスF&ブリッラ・ペル・イル・グストの一部スーツの他にも、後述のシップスやデザインワークスにも一部、リングヂャケット製のスーツがあります。
第四位:ユニバーサルランゲージ(ハンドメイドライン)
- <参考価格>
- 85,800円
➡良い点
〇 30から40代の大人が着られる
〇 身長や体型に合わせた幅広いサイズ感
〇 ハンドメイドラインは着心地良好
➡悪い点
× マシンメイドラインは着心地が硬い
× 日本製ではないスーツが中心レア度: (3.5 / 5)
クオリティ: (3.9 / 5)
おすすめ度: (4.2 / 5)
加えて、お手頃価格で本格的なオーダーが楽しめる「ユニバーサルランゲージメジャーズ」も見逃せません。比較的廉価な予算&短納期で、オーダーメイド初心者の方に最適。
ユニバーサルランゲージメジャーズの場合も同様に、マシンメイドorハンドメイドを選べます。既製服でもオーダーメイドでも、ハンドメイドで仕立てることをオススメします。
中国にあるリングヂャケット監修の実力派ファクトリーで仕立てられ、出来栄えもかなり良いです。オーダーメイドやハンドメイドなど、アップチャージを払う価値は十分にあるサービス。
第五位:ヒルトン(HILTON)
- <参考価格>
- 64,900円
➡良い点
〇 6万円台スーツのベストバイ
〇 身長や体型に合わせた幅広いサイズ感
〇 首周り&肩回りの着心地が良好
➡悪い点
× 「量販店のスーツ」というイメージ
× 本切羽が切られているので、袖丈の調整が難しいレア度: (3.0 / 5)
クオリティ: (3.6 / 5)
おすすめ度: (4.2 / 5)
オススメ格付け第5位のヒルトン(HILTON)は、「洋服の青山」の最高級ライン。6~7万円の価格帯で非常に優秀で、リングヂャケットやセレクトショップよりも幅広いサイズを選べる点が魅力。
肩回り&首周りのフィッティングが良好で、多くの既成スーツと比べて柔らかい着心地に定評があります。後述の多くのブランドと比べても、高いコストパフォーマンスを誇ります。
本切羽が切られているなどカスタムに限度はあるものの、体型に自信がない方や、30歳からの良いスーツを求めている方にピッタリ。
洋服の青山公式オンラインストアはこちら第六位:サヴィルロウ(Savile Row)
- <参考価格>
- 64,900円
➡良い点
〇 6万円台スーツのベストバイ(その2)
〇 ヒルトンの英国ディテール版
〇 飾り切羽で袖丈の調整が可能
➡悪い点
× 「量販店のスーツ」というイメージレア度: (3.0 / 5)
クオリティ: (3.6 / 5)
おすすめ度: (4.2 / 5)
同じくサヴィルロウ(Savile Row)も、ヒルトンと並ぶ「洋服の青山」の最高級ライン。こちらは、中庸的~英国調のディテールを中心に採用されていることが特徴です。
袖は飾り切羽になっているので、袖丈の調節が必要な方はサヴィルロウの方がオススメ。その他、チェンジポケットや肩回りのパッドが“かっちり”しているなど、細かな点がヒルトンと異なります。
元々の豊富なサイズ展開に加え、さらに「スタイリッシュライン」と「レギュラーライン」が展開されています。(スタンダードな雰囲気のモデルも展開していますが)英国調のものが好きな方には非常に良いブランド。
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第七位:エディフィス(EDIFICE)
- <参考価格>
- 79,200円
➡良い点
〇 セレクトショップ×国産スーツの中では比較的リーズナブル
〇 ショップの知名度が高い
〇 カノニコ「ペレニアル」に相応しい仕立て
➡悪い点
× 若年層向け&サイズ感がタイトレア度: (3.5 / 5)
クオリティ: (3.8 / 5)
おすすめ度: (4.1 / 5)
オススメ格付け第7位のエディフィス(EDIFICE)は、スーツに力を入れているセレクトショップ。比較的、リーズナブルな価格で良いスーツが入手可能なブランドです。
サイズ感はリングヂャケットよりもワンサイズ小さめ。スリムな方に向いています。生地に関しては、ロロピアーナやカノニコなど、日本でも知名度の高いものが中心。
カノニコの「ペレニアル」を使用したスーツの場合、8万円程度で購入可能。下記リンクのYahoo!(PayPayモール)でも販売しています。無地のダークスーツに耐久性と高級感のバランスを求めるのなら、非常にコストパフォーマンスの高い一着。
第八位:エストネーション(ESTNATION)
ESTNATION 公式HPより引用
- <参考価格>
- 121,000円
➡良い点
〇 国産の高品質なスーツ
〇 ロロピアーナ「レインシステム」など、独特のテキスタイルが試せる
〇 そこそこのハンド率&着心地
➡悪い点
× ショップ展開が少なく入手性が低いレア度: (4.0 / 5)
クオリティ: (3.8 / 5)
おすすめ度: (4.1 / 5)
エストネーション(ESTNATION)は、主に30代からの大人のセレクトショップ&ブランド。ネーミングは、“東の国”に由来し、物質のみならず心まで満たすことを追求した「ニューラグジュアリーストア」とのこと。
こちらも、日本の有力なファクトリーが製造した高品質なスーツを展開しています。種類こそ少ないものの、他のセレクトショップと比べて標準的なサイズ感のスーツを展開しています。
私もロロピアーナの「レインシステム」という、撥水加工が施されたスーツを愛用しています。
第九位:ストラスブルゴ(STRASBURGO)
STRASBURGO 公式HPより引用
- <参考価格>
- 154,000円
➡良い点
〇 国産の高品質なスーツ
〇 トレンドによる振れ幅が小さく、好きな人にはハマる
〇 かなりのハンド率&着心地
➡悪い点
× ショップ展開が少なく入手性が低い
× サイズ感が特殊(袖丈&着丈短い)、サイズ選びに注意レア度: (4 / 5)
クオリティ: (4 / 5)
おすすめ度: (4 / 5)
ストラスブルゴ(STRASBURGO)は、1990年に立ち上げられたセレクトショップ。非常に高価格帯の商品を扱うショップで、オリジナルレーベルでもハイクオリティなスーツを展開しています。
リングヂャケットとは、また違った意匠性を楽しみたい方にオススメです。トレンドによる振れ幅は小さめで、昔からタイト&着丈が短めであることが特徴。
キートンやラルディーニといったイタリアのブランドスーツも取り扱う一方、オリジナルレーベルのスーツは日本製。その他、面白いビスポークブランドのオーダーフェアなども行っています。
第十位:シップス(ハンドメイドライン)
- <参考価格>
- 92,400円
➡良い点
〇 価格に対してかなり良質なスーツを展開
〇 ショップの知名度が高い
〇 クラシカルながらトレンド感もある
➡悪い点
× 日本製ではないスーツが中心レア度: (3.5 / 5)
クオリティ: (4.0 / 5)
おすすめ度: (4.0 / 5)
オススメ格付け第10位はシップス(SHIPS)。1977年、銀座に開業したセレクトショップで、ビームスやユナイテッドアローズと併せて「セレクトショップ御三家」とも呼ばれます。
スーツに関しては、オリジナルの高価格帯スーツである「ハンドメイドライン」がおすすめ。高いコストパフォーマンスを誇り、ビームスやユナイテッドアローズと比べても価格も抑え目です。
ショップ全体の雰囲気に関しては、ビームスやユナイテッドアローズと比較するとトラッド感を漂わせます。店舗数こそ少ないものの、全国の大都市を押さえている&オンラインでの販売が充実しているショップ。
第十一位:ユニクロ(UNIQLO)
Image Photo by Uniqlo
- <参考価格>
- 23,890円
➡良い点
〇 圧倒的に入手性が高い
〇 3万円までのベストバイ
〇 ジャケットの袖丈&着丈や、パンツのウエストも選べる
➡悪い点
× どうしてもスペック不足レア度: (1.0 / 5)
クオリティ: (2.5 / 5)
おすすめ度: (3.8 / 5)
ユニクロ(UNIQLO)がオススメ格付け第11位。ユニクロのスーツは「余計な装飾」がされていない点と、幅広いサイズ展開が長所。
確かに、先述のユニバーサルランゲージやヒルトンなど、倍くらいの価格であればユニクロよりも良いものは買えます(それも贅沢な話ですが)。一方、3万円未満の予算であれば強くオススメできます。
また、「カスタムオーダースーツ」は、袖丈と着丈を選ぶことが可能。出来上がるのに多少時間は掛かりますが、待てる方には良いサービスだと思います。
ユニクロは1984年、現在の会長である柳井正氏が親族の経営していた「小郡商事」を改称し、「ユニーク・クロージング・ウェアハウス」をオープンしたことに始まります。現在の名前は、1988年に香港での法人登録時、会社登記の書類に「UNI-QLO」と書き間違えられたのを、柳井氏が気に入ったことに由来するそう。
第十二位:洋服の青山(中価格帯)
- <参考価格>
- 42,900円
➡良い点
〇 社会人のスタンダードなスーツ
〇 サイズ感やシルエット、嗜好に合わせて様々な機能のスーツを展開
➡悪い点
× どうしても高級スーツには見えない(が、標準的)レア度: (2.5 / 5)
クオリティ: (2.8 / 5)
おすすめ度: (3.8 / 5)
洋服の青山が展開する中価格帯のスーツは、様々な用途に応じたものを選べます。価格帯は、廉価なもので2万円、高価なもので5万円程度のレンジで展開されています。
ブランド名としては、CHRISTIAN ORANI/ PERSON’S FOR MEN/ REGALなど、オリジナルブランドから有名ブランドのライセンスまで多種多様。
「様々な用途」というのは、例えば「2パンツスーツ」であったり、ウォッシャブル素材であったり、エコ素材で作られたスーツなど。あなたの環境や価値観に合わせて、欲しいものが選べる点が◎。
洋服の青山公式オンラインストアはこちら第十三位:五大陸(GOTAIRIKU)
GOTAIRIKU 公式HPより引用
- <参考価格>
- 99,000円
➡良い点
〇 大手アパレルメーカーの有名ブランド
〇 身長や体型に合わせた幅広いサイズ感&パターンオーダーもあり
〇 どちらかというと英国的なディテール
➡悪い点
× 日本製ではないスーツが中心レア度: (3.8 / 5)
クオリティ: (3.6 / 5)
おすすめ度: (3.8 / 5)
五大陸(Gotairiku)は大手アパレルメーカー、オンワード樫山の主力メンズブランド。高価格帯のスーツは「一枚襟」や「フル毛芯」が採用されていたりと、ある程度の価格上昇を覚悟でクオリティ面での追及を感じられます。
スーツには英国寄りのディテールが採用されており、英国調のモデルが好きな方にオススメ。セレクトショプなどはイタリア系のディティールが中心だからこそ、日本ブランドの中でも違いを生み出しています。
スーツの価格帯は10~15万円前後。高価格ですが、価格相応の価値はあります。しかも、ヒルトンなどと同じく、体型に応じたサイズ感を選べる点も魅力。
第十四位:トゥモローランド(TOMORROWLAND)
- <参考価格>
- 132,000円
➡良い点
〇 高価格帯セレクトショップのイメージ力
〇 繊細で高級感溢れる生地のスーツが好きな人にピッタリ
〇 まずまずのハンド率&着心地
➡悪い点
× やや高め&日本製ではないスーツが中心レア度: (3.5 / 5)
クオリティ: (3.7 / 5)
おすすめ度: (3.8 / 5)
トゥモローランド(TOMORROWLAND)は、1978年創業のセレクトショップ。下請けニットメーカーとして始まり、セレクトショップの中では比較的高価格帯であることが特徴です。
スーツに関しても、他の大手セレクトショップのように廉価なレーベルがありません。主に、中国の技術力ある工場に委託生産しており、価格も10万円前後が中心です。
近年は細番手のウールやカシミア混など、繊細な生地感による上質なラインナップが揃っています。
第十五位:ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)
- <参考価格>
- 88,000円
➡良い点
〇 ブランド知名度やイメージ力が高い
〇 幅広いライン展開で価格帯も豊富、予算に応じて選べる
〇 まずまずのハンド率&着心地
➡悪い点
× 日本製ではないスーツが中心レア度: (3.5 / 5)
クオリティ: (3.6 / 5)
おすすめ度: (3.8 / 5)
ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)は、日本最大手のセレクトショップ。ビームス一号店の店長でもあった重松理氏をはじめとする一派が、1989年にビームスを離反して立ち上げました。
上級ラインの「ユナイテッドアローズ」「ソブリンハウス」では、高品質なオリジナルスーツを展開。(リングヂャケットと比べると)コストパフォーマンスは高くないものの、ブランド感あるハイクオリティなものを販売しています。
当初は高級路線を歩んでいましたが、現在ではグリーンレーベルやビューティー&ユース(旧ブルーレーベル)といった比較的廉価なレーベルも展開しており、幅広いニーズに応えています。
第十六位:デザインワークス(DESIGNWORKS)
ABAHOUSE 公式HPより引用
- <参考価格>
- 108,900円
➡良い点
〇 まずまずのハンド率&着心地
➡悪い点
× 日本製ではないスーツが中心
× 胸囲がややタイト、サイズ感に注意レア度: (3.8 / 5)
クオリティ: (3.6 / 5)
おすすめ度: (3.6 / 5)
デザインワークス(DESIGNWORKS)は、1995年に誕生した、アバハウスインターナショナルの傘下ブランド。「シンプルなスタイルを好む大人のトータルウェアを提案するロンドン発のブランド」とのことですが、実質的に日本のブランドです。
デザインワークスのスーツも、中国の実力派ファクトリーに生産させたものが中心。上述のトゥモローランドを少し廉価にしたような感じになっており、チェストが薄めの人に似合います。
セレクトショップとしてデ・ぺトリロやタリアトーレを扱う他、リングヂャケットの別注モデルも販売しています。
第十七位:ブラックレーベルクレストブリッジ
BLACK LABEL CRESTBRIDGE 公式HPより引用
- <参考価格>
- 154,000円
➡良い点
〇 日本製の自社工場製にこだわりがある
〇 国内では非常に有名なブランド
〇 そこそこのハンド率&着心地
➡悪い点
× ブランドの特徴であるチェックの好みが分かれる(個人的にはあまり好きではない・・・)
× サイズ展開が少ない&タイトレア度: (3.8 / 5)
クオリティ: (3.6 / 5)
おすすめ度: (3.4 / 5)
ブラックレーベルクレストブリッジ (BLACK LABEL CRESTBRIDGE)は、三陽商会の人気メンズブランド。前身の「バーバリーブラックレーベル」をリブートして誕生したブランドです。
経営的に苦戦を強いられている三陽商会ですが、現在は日本製×高品質を積極的にアピールしています。確かに、御幸毛織など国内の有名生地メーカーで仕立てたスーツを展開しており、それなりにクオリティは高いことは間違いありません。
とにかく、独特のチェック柄が気に入るか否かが選ぶポイント。ブランドの知名度&品質はそこそこですので、ブランドのアイコニックな柄が気に入る人にはオススメできます。
第十八位:タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)
- <参考価格>
- 86,800円
➡良い点
〇 国内では非常に有名なブランド
〇 幅広いラインや価格帯で予算に合わせたスーツを展開している
➡悪い点
× 価格に対してややクオリティ不足レア度: (3.3 / 5)
クオリティ: (3.2 / 5)
おすすめ度: (3.0 / 5)
タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)は1984年、菊池武夫によって立ち上げられたデザイナーズブランド。菊池はビギ(メンズビギ)で、日本のメンズブランドとして初めてパリコレクションに参加したデザイナーです。
スタイリッシュな英国的要素×日本のアイデンティティを表現することに取り組んでいることが特徴。近年は「ProductNotesJapanシリーズ」と銘打って、日本独自の要素を取り入れたシリーズに注力しています。
スーツに関しては、幅広い価格帯を展開しています。そこそこの高価格&デザイナーズブランドらしさを求める人向け。
第十九位:ダーバン(D’URBAN)
R-online The Shop より引用
- <参考価格>
- 110,000円
➡良い点
〇 国内では非常に有名なブランド
〇 身長や体型に合わせた幅広いサイズ展開
〇 国産にこだわりのあるスーツを展開
➡悪い点
× 価格に対してややクオリティ不足レア度: (3.5 / 5)
クオリティ: (3.4 / 5)
おすすめ度: (3.0 / 5)
ダーバン(D’URBAN)は、かつて日本のメンズブランド&国産スーツを代表するブランドでした。現在はレナウンから「オッジ・インターナショナル」へと事業が売却され、ブランド事業が継続されています。
レナウンは80年代、世界一の売上を誇ったアパレル企業であり、ダーバンはレナウンの主力ブランドとして長きにわたり人気を博していました。
「メイドインジャパンの物づくりによる高品質」を古くからアピールしてきたブランドですが、技術力の高い競合が多い中、どのような違いを生み出すのか要注目です。
第二十位:ニューヨーカー(NEWYORKER)
NEWYORKER 公式HPより引用
- <参考価格>
- 99,000円
➡良い点
〇 身長や体型に合わせた幅広いサイズ展開
➡悪い点
× 価格に対してややクオリティ不足
× 表記サイズに対してやや大きめレア度: (3.8 / 5)
クオリティ: (3.2 / 5)
おすすめ度: (3.0 / 5)
ニューヨーカー(NEW YORKER)は、ダイドーリミテッドという日本メーカーの傘下ブランド。世界的には同名のドイツ発カジュアルブランドが有名なものの、日本で「ニューヨーカー」といえばこちら。
スーツは撥水生地やストレッチ生地など、面白い&珍しい生地を使用していることが特徴。作りに関しても「フル毛芯だけれどキュプラは使用せず、胸の箱ポケットもミシンで叩き縫い」とちょっと変わったメーカー。
技術力はあるのですが、私の価値観とは齟齬があるのでこの順位にしました。ちなみに、Jリーグの鹿島アントラーズのオフィシャルスーツサプライヤーでもあります。
日本の既成スーツブランドの疑問|選び方&サイズ表【比較】
まずは、サイズが合ったスーツを:紹介したスーツブランドのサイズ表はこちら!
XS | S | S-M | M | M-L | L | L-XL | XL | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リングヂャケット (「286」モデル) | 42 | 44 | – | 46 | – | 48 | – | 50 |
ビームス | 42 | 44 | 46 | – | 48 | – | 50 | – |
ユニバーサル ランゲージ | – | A4 | – | A5 | A6 | A7 | – | A8 |
ヒルトン | A3 | A4 | – | A5 | A6 | A7 | – | A8 |
サヴィルロウ (スリムフィット) | A3 | A4 | – | A5 | A6 | A7 | – | A8 |
エディフィス (着丈短/腿幅短) | 44 | 46 | – | 48 | – | 50 | – | 52 |
エストネーション | 44 | – | 46 | – | 48 | – | 50 | – |
ストラスブルゴ (肩幅狭/着丈短) | 44 | – | 46 | 48 | 50 | – | 52 | – |
シップス | 42 | 44 | 46 | – | 48 | – | 50 | – |
ユニクロ (身幅ゆとりあり) | – | 44(S) | – | 46(M) | – | 48(L) | – | 50(XL) |
洋服の青山 (レギュラー) | – | A3 | A4 | A5 | A6 | – | A7 | – |
五大陸 | – | 34 | – | 36 | 38 | 40 | – | 42 |
トゥモローランド | 42 | 44 | 46 | – | 48 | – | 50 | 52 |
ユナイテッド アローズ (肩幅狭/袖長) | 42 | 44 | 46 | – | 48 | – | 50 | 52 |
デザインワークス (胸囲狭) | – | 44 | – | 46 | – | 48 | – | 50 |
ブラックレーベル (R=YA体/L=A体向け) | – | – | – | 38L | 40L | 42L | – | – |
タケオキクチ | – | 01 | – | 02 | 03 | – | 04 | – |
ダーバン (ややタイト) | – | A4 | A5 | A6 | A7 | – | – | – |
ニューヨーカー (ゆとりあり) | – | – | A4 | A5 | A6 | – | A7 | – |
オーダースーツがすべて29800円 -ジャストサイズ保証で安心
予算別に購入可能なスーツを考える
見た目やブランドイメージが好みか否か
特に、今回ご紹介しているブランドは、10万円前後のものが多くなっています。コストが同程度であれば、好みor何となく良さそうと思うブランドのスーツを選んでみるのも手ですよ。
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