【ビジネス用】ベルトのおすすめ!メンズブランド5選【長さ調節可能】
・スーツに相応しいベルトを選出
・廉価なものから高価格帯まで
・サイズ調整ができるものを選びました
どんなベルトが良いか、迷っていませんか?
こんにちは。しょると申します。
本日は、プロのファッションデザイナーがオススメする、ビジネス使いが出来るベルトについてご紹介。
ベルトは靴や鞄に比べて優先順位が低く、「合わせるだけのアイテム」と考えている人が多いと感じます。
しかし、目立たないところも“ちゃんとしている”人はカッコいいと思いますし、クールビズが推進される企業ならば、半年間はジャケットを羽織らない時期が続きます。その間、ベルトは何にも隠されないので、重要度は高くなっているのではないでしょうか。
ブランドアピールが強めのベルトも、アイテム自体は決して悪くはありません。しかし、ブランドロゴやネームが大きく配されたものでは、仕事の場面では悪目立ちしがちです。
だからこそ、シンプルでビジネスにも使いやすいベルトを紹介したいと思い、今回は執筆しました。
ユニクロのベルトは?→初心者はまず、サイズ調節ができるベルトを


ユニクロのイタリアンレザーベルトは、値段に対して良いと思います。しかし、サイズ展開が少ない上に、サイズ調整もできないという、欠点も抱えています。
高価格帯のベルト専業ブランドも調整できないものが多いのですが、5㎝毎にサイズ展開されているのがほとんどです。ユニクロのように、MとL(と大きなサイズ)だけのものは基本的にありません。
それに対して、
「え、いいじゃん!穴5個もあるんだし!」
と思われるかもしれませんが、ベルトの先端が短すぎたり、逆に飛び出し過ぎているのはカッコ悪いのでやめましょう。
ベルトは穴が5つあるならば、真ん中を使うのが基本。よっぽど工作が得意でもない限り、ドライバーやキリなどで“新しい穴”を空けるのもダメですよ。
ファッション初心者や、体型が変わる予定のある方は、まずはサイズ調節可能なベルトを選ぶと良いと思います。切り過ぎに注意しつつ、上記の動画を参考に調節してみてください。
初心者におすすめ!【長さ調節が可能】なビジネス用のベルト5選をご紹介!
まずは、初心者にもおすすめの、長さ調節が可能なビジネス用ベルトをご紹介します。
もちろん、中上級者でも身に着けられるものですよ!
栃木レザーPINベルト(3,900円)
Amazonより引用
・最初の一本としておすすめ
・栃木レザー使用、見た目も悪くない
・3,000円台のベストチョイス
定価3,900円(税抜)と格安です。
見た目も悪くないですし、色も基本色(ブラックとブラウン系)が揃っています。
栃木レザーは、国内有数のタンナー※である、栃木レザー株式会社によって製造された革を指します。栃木レザー最大の特徴は、鞣しに植物の渋みを用いる、「タンニン鞣し」という方法を採用していること。
コストの関係上、革もバックルもグレード自体はもの凄く良い訳ではありませんが、この価格で提供できていることに驚きです。少なくとも定価3,000円台のベルトの中では、ベストチョイスの一つでしょう。
※「皮」を鞣(なめ)して「革」にする人や業者

Nippon de Handmade(ニッポン デ ハンドメイド):栃木レザーベルト BL-LB-720(5,200円)
Amazonより引用
・栃木レザー使用、コスパに優れる
・サマーオイル使用、傷にも強い
・カラー展開が豊富で、カジュアルにも
続いては「ニッポン・デ・ハンドメイド」から、「 BL-LB-720」という型番のものです。
こちらの栃木レザーには「サマーオイル」が添加されており、革表面がやや濃淡ある表情になっています。オイルを添加すると傷にも強くなり、耐久性も増すので、ベルト用途におすすめです。
盛り上げ処理といって革の肉厚感があり、5,000円台のベルトとしては、とても良いと思います。
Nippon de Hanmade 公式ショップより引用
また、カラー展開が5色と豊富なところも、このアイテムの特筆点ではないでしょうか。
黒や茶系に加え、ネイビーとレッドもあります。ネイビーといっても、ややグリーン掛かったカラーですので、注意してください。オフィスカジュアルの職場には、良いアクセントになると思います。

タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI):メンズベルト5050119(5,500円)
Amazonより引用
・有名デザイナーズブランド
・ネットショップでお得に買える
・スタイリッシュさを求める人に
知名度の高いブランドからもと思い、選出しました。
菊池武夫は、「メンズビギ」で日本のメンズブランドとして初めてパリコレクションに参加し、東京コレクションの立ち上げにも参画したデザイナーです。菊池がワールドに移籍し、1984年に立ち上げた「タケオキクチ」のベルトは、ちょっと違ったベルトを探している人にピッタリの一本だと思います。
デザイナーズブランドらしく、肉厚感はあまりなく繊細な質感ですが、ステッチのピッチも細かく、5,000円台のベルトとしては、決して悪くないと思います。

長沢ベルト:姫路産キップベルト/姫路レザー(8,250円)
Amazonより引用
・知る人ぞ知る、名門メーカーのベルト
・姫路レザー使用。クオリティも高い
・ステッチも細かく、高級感あり
「長沢ベルト」は、東京・葛飾に居を構える、有限会社長沢ベルト工業のベルトブランドです。派手さこそないものの、高品質なベルトづくりで知られるメーカーです。
このベルトの特徴としては、姫路産キップレザーを使用しているところ。姫路産と銘打っているのは、兵庫県姫路市が国内最大の革の生産地だからです。姫路は現在も多数のタンナーが存在し、町ぐるみで姫路レザーと総称される革を製造しています。
キップレザーは、生後6か月から2年までの牛から採れた革を指します。成牛よりもキメが細かく、後述のカーフレザー(仔牛革)よりも、耐久性に優れるというハイブリッドな特性が特徴。
このベルトはエントリーモデルと位置付けられ、価格も比較的抑えられています。しかし、革の特性を考えると、ベルトに最も向いている革素材のひとつでもあります。コスパに優れており、品質と質実剛健を兼ね備えた一本ではないでしょうか。
長沢ベルト工業が展開する、同じくベルト向けの素材であるイタリアンレザーや、オイルレザーの一種である“ブッテーロ”と共に、検討してみてください。

キプリス(cypris): ボックスカーフベルト(22,000円)
cypris公式HPより引用
・これがゴールでもOKな一本
・業界人に評価の高いブランド
・財布の展開も豊富なので揃えられる
「キプリス」は東京・隅田に居を構える、株式会社モルフォが展開するブランドです。
一般的な知名度こそ、そこまで高くはないと思います。しかし、昔から大手百貨店に入っていることが多く、なんでも百貨店バイヤーズ賞を16年連続で受賞しているのだとか。
知る人ぞ知る、評価の高いブランドです。
ボックスカーフとは、きめ細かい生後6か月までの仔牛の革を、クロム鞣しで製造したものを指します。素材感と耐用年数を両立させている、高級革製品の代表的な素材です。
非常に革がきめ細やかで、品質の高さが伺えます。裏革の赤色も、とても良い感じです。バックルを切って調節するタイプのベルトとしては、最上級のアイテムだと思います。予算がある方は迷わず、こちらを選んで選んで間違いなしですね。
予算的にきついという方は、同ブランドの耐久性が抜群な「シラサギレザー」のベルトもおすすめですよ。また、同ブランドの財布もかなりの良品です。

まとめ:まずは、質実剛健な一本を
いかがでしたでしょうか。
予算に余裕があったりサイズ調整に自信のある方は、いきなり高級ベルトを購入しても良いと思います。一方、ヘビーユースする人は、まずは値段と品質のバランスに優れた一本を持つことを、おすすめします。
それでは今回はこの辺で。
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おわり!