SOLVE(ソルブ)のオーダーシャツの評判はどう?→プロ視点でまあまあ良かった

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こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。本日はSOLVE(ソルブ)のオーダーシャツについて紹介します。

SOLVEは、数千円〜の価格帯で、気軽にオンラインから購入できるオーダーシャツブランド。

正直、こういう価格帯のシャツの中には、それなりにイマイチなブランドもあります。しかし、SOLVE(ソルブ)のオーダーシャツは、確かに価格比でなかなか良かったです。

良いと思った点は主に、

  • 数千円という価格なのに襟型や袖丈はもちろん、チェスト/胴囲/着丈/カフス周囲まで選べる
  • 高級感のあるものから、ノンアイロンまで生地や色柄が豊富
  • 貝ボタンなど、数千円のシャツでは難しいディテールも採用可能

などが挙げられます。

購入する前は、もう少し「ユニクロのビジネスシャツに近いレベルでは?」と思っていましたが確かに差があります。シャツに1枚7,000円くらい出せるならば、SOLVEはめちゃくちゃアリでした。

今回は、プロのファッションデザイナーである私しょるが、SOLVEのシャツについて実際に購入してみたレビューをします。

SHOLL
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コスパ高く、日々のビジネスウェアを運用したい方。また、良いジャケットやパンツに相応しいシャツをお探しの方も。

注文やサイズの選び方も詳しく書きましたので、ぜひ最後までお付き合いください。

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目次

SOLVE(ソルブ)とは?ブランドの概要や特徴について

2018年に立ち上がった新興ブランド

Image Photo by SOLVE

「SOLVE(ソルブ)」は、2018年に誕生した日本の新興ブランド。オーダーシャツを中心に、国内縫製に拘った高品質なスーツからカジュアルウェアまでを手掛けるメンズ向けのブランドです。

全体的にどの商品も優秀なメーカーと思いますが、中でもオーダーシャツのコストパフォーマンスが光ります。

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特に、30〜40代の男性からの支持が厚く、都内でもSOLVEらしきシャツを着ているサラリーマンの方をよく見かけます。

かなり細かな生地やサイズ感を指定できる

Image Photo by SOLVE

ソルブのシャツは、いわゆるセミオーダーに属するもの。しかし、調整できるサイズ幅が広く、自由度の高いカスタマイズが可能です。

ネックサイズや裄丈(バックネックポイントから肩先〜袖丈)といった基本はもちろんのこと、胸囲、胴囲、着丈、さらには手首の太さまで調節可能という徹底ぶり。

もちろん、生地や襟型、ボタンなども豊富です。こちらも用途に応じた様々な指定が可能なため、オンラインながら実に多種多様な指定が可能です。

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手首は既製服だとおざなりにされがちな部分。しかし、個人差が大きく、腕時計の有無などでも変わってきます。

だからこそ、手首の大きさをスタイルに合わせて調節すると、かなり快適なシャツになる部分ですよ。

「普通の基準」も明記されているから、初見さんや初心者でも安心

 

また、ソルブのシャツオーダーはオンライン完結型です。

だからこそ、コストカットを実現して製品品質を上げる「コスパの高いブランド」ですが、一般的に「オンライン完結型」は初心者にとってはサイズ指定が難しいという欠点もあります。

しかし、ソルブの場合は、各サイズにおいて標準値が分かりやすい仕様になっていることも魅力です。細かな数値を入力しなくとも、

少しだけゆとりを持たせたいかも!

スリム目がいいかな~

といった感覚でも、調整で自動的に算出してくれます。オーダーを楽しめつつ、外さない仕組みを提供してくれています。

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【実演してみた】SOLVE(ソルブ)シャツのオーダー方法!

Image Photo by SOLVE

次に、ソルブのシャツを実際にオーダーしてみたので実際の画面と共に解説します。

自分の体型や特徴がよく分からないけど、どうすれば良いか分からない人も参考にしてみてください。

【まずは】ラインの友だち&メルマガ登録で500OFFクーポン×2GET

まず、こちらから入っていただき、

  • ラインの友達登録
  • メルマガ登録

を行うと、500円OFFクーポンが2枚GETできます。

数千円のシャツに対する500円OFFは大きいので、よほどのことがない限りは利用しない手はありません。

生地&ディテールを選んでいく

登録を済ませたら、再度こちらから入り、

  • 生地や色、柄を選ぶ
  • ディテールを選ぶ
  • サイズを選ぶ

の順で、オーダーシャツを制作していきます。

先ずは生地の選定。生地や色、柄の種類やだけでも234種類ありました。

今回はベーシックな価格の白シャツをと思ったので、W-6892-1「超ノンアイロン 白のツイル生地」をセレクトしました。初見さんorそこそこのモノを普段使いしたい方は、この生地を選ぶことをオススメします。

長袖か半袖かも、この画面で選ぶことが可能です。「長袖で作る」「半袖で作る」のどちらかをお選びください。

続いて、襟部分の選択。レギュラーやセミワイドといった定番の形に加え、かなり多彩なバリエーションになっています。

迷ったらレギュラーが◎。顔が小さい方はショートもよく似合います。

このように、各襟の形にどのような意味があるのか、どのような着方がオススメかも書かれています。かなり親切。

お手持ちのスーツなどと照らし合わせて決められるのも、初心者にありがたい仕様です。

カフス部分は「ラウンド」が定番。「角落ち」や「ショートラウンドカフス」と合わせるべき襟型も記載があります。

クレリックは基本「なし」でOK。

慣れてきたら、ブルーやグレー、ピンクといった生地を選んでチャレンジしても良いですね。

ポケットはアンダー10,000円の価格帯のシャツでも「ナシ」を選べるのも、ソルブの強みだと思います。数千円クラスの既成シャツだと、有無を言わさずポケットがある場合がほとんどですよね。

社員証を入れられるなど便利な部分もありますが、ビジネスシャツとしての見た目を重視するならナシの方が良いと思います。

SHOLL
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自分で縫い糸を取ってもなかなか跡が消えないので、(手間も考えると)最初からナシであればありがたいところ。

前立ても「表前立て(プラケットフロント)」「裏前立て(フレンチフロント)」を選べます。フォーマル度を重視するなら後者ですが、普段のビジネス使いなら好みでOK。

ボタンダウンシャツの場合は「表前立て」の仕様になることが多いです。

今回、私は「白のツイル生地」「レギュラーカラー」「ラウンドカフス」「ポケットなし」と比較的フォーマル度の高い仕様を選んできたので、ここも「裏前立て」にします。

ダーツに関しては、

  • 超ノンアイロンなら「なし」一択
  • レギュラー/セミワイド/ワイドの襟の方は「サイドタック」
  • スリムな体型orタックインした際に出るシャツがしっくりこない方なら「ダーツ」

が良いと思います。いずれにも当てはまらない方は、ピンと来たものでOKですよ。

サイズ調整は、さらに細かく指定可能

ディテールを選んだら、サイズ選びに移ります。

サイズに関しては、画像の通り「サイズを知っている方」「サイズを知らない方」「会員向けのログイン(過去の入力情報を入れる)」の3パターンがあります。

注目すべきは2番。ビジネスシャツの基本となる

  • ネックサイズ
  • 裄丈

を選択し、

あとは「超スリム」「スリム」「ふつう」「ゆったり」を選ぶだけで、適切なサイズ感を算出してくれます。

初心者にもありがたいですし、中上級者もここから微調整できるので楽だと思います。もちろん、最初から1番を選んで詳細を入力してもOKです。

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個人的には、手首のサイズが調整できる点が良いと思いました。私は手首が細いので、円錐カフスでないとシャツの袖が掌まで飛び出てしまったりします。しかし、ソルブのシャツは適切な数値で作ってくれるため、円柱カフスでも満足いくものになりました。

最後に、支払情報を入力して注文

最後に、支払方法。

  • クレジットカード/デビットカード
  • コンビニ決済(前払い)
  • Amazon Pay(前画面にあります)

の中から選べます。

クーポンコードの入力も忘れずに。

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実際にオーダーして届いた、SOLVEのシャツをレビュー

実際に購入したSOLVEのシャツが届いたのでレビューします。

先述の通り、今回は超ノンアイロンの白ツイルシャツをオーダーしました。オーダーして2週間半程度で自宅に到着しました。そこそこ早い方だと思います。

襟周りの表情はこんな感じ。縫製はなかなか細かく、多くの10,000円クラスの“ブランドもの”既製シャツを上回っています。

先述の通り、「胸ポケットなし」を選べる点も魅力。既製シャツだと付いているものが多いですし、ご自身で糸を解くのも面倒な上、大抵はどうしても多少の跡が残ります。

また、ボタンは高瀬貝を選びました。白蝶貝も選べます。個人的には超ノンアイロンは高瀬貝、100双など高級感のある生地は白蝶貝ボタンがオススメです。

生地の厚さは普通~やや薄めで、オールシーズン向けでした。

他の多くのシャツ同様、白は若干の透け感があるので、インナーを着る場合は肌のトーンと同程度の色を着ると良いですよ。真っ白なインナーは却って透けが目立ちます。

乾燥機機能付きのドラム式洗濯後に掛けた後のシワ感はこんな感じ。

なるほど、確かに「超ノンアイロン」ですね。これなら毎日アイロンを掛けずに着ることができると思います。

上述のクオリティでありながら、耐シワ性もイージーケアシャツより上。毎日着るにはこれ以上適したシャツはないかもしれません。

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ソルブの良い点は?微妙な点はある?【メリット&デメリット】

SOLVE(ソルブ)の良い点はこんなところ

ソルブの良い点は、

  • この価格帯で“そこそこレベル”の品質が手に入ること
  • 生地や柄、サイズ調節の細かさ
  • アドバイスをくれるので、初心者でもオンラインで完結可能

といった点。

確かに、数万円するファクトリーブランドのシャツとは比べられませんが、よくこの価格で出来るなという印象です。

特に、「ちゃんとしたシャツが欲しいけれど、毎日忙しいからノンアイロンシャツが良い!」という方にはオススメです。

SHOLL
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「ブランドネームよりサイズの合った、そこそこ良いシャツをノンアイロンで欲しい!」という方は、私が今まで見てきた多くのブランドよりもオススメできます。

じゃあ、SOLVE(ソルブ)の悪い点は?

正直、悪い点はあまりないです。「なんかないかな〜」と思い絞り出そうと思いましたが、そこまで目立った欠点はありません。生地や柄、ディテール部分やサイズ調整できるという上に、モノはそこそこ。数千円レベルでは文句のないシャツです。

もちろん、ブランド品という面では新興ですし、そこまで認知度が高いわけでも、着用していてステータス性を感じるわけではありません。

価格的にもビスポークのように採寸しながら話をして、事細かにこだわりを詰めて…というものでもありません。そこが楽で良い人もいれば、「高級体験」が好きな人にとっては欠点にもなる。そんな表裏一体のデメリットならばあると思います。

ただ、シャツをモノとして捉え、あくまで「そこそこの価格で、自分の体型に合っている、モノとしてもなかなか良いシャツ」としてはベストバイのひとつだと思います。

特に、痩せ型やふくよかな体型であったり、腕が長かったり短かったり。どうしても「標準」から離れれば離れるほど、既製シャツは合いにくくなります。

近年、スーツはもちろんシャツも「お手頃オーダー」が増えました。その「お手頃オーダー」中でも、ソルブは非常に融通が利く優等生であることは間違いありません。

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【ちなみに】SOLVEの他の商品は?

ソルブはシャツの他にも、スーツやネクタイ、スニーカー、そしてオーダーTシャツなど、メンズウェアをトータルに提案しています。

結論としては、シャツほど優位性のあるポジションではありません。特に、オーダーTシャツは(既製で十分と思う人も多いとは思いますが)意外と着丈や首の開き方のバランスなど奥深いので、斬新な切り口で面白いと思います。

また、スーツは価格帯によっても異なりますが、全体的にかなりの本格派です。実際にフィッティングして・・・という流れで価格も高め。ソルブのシャツに合わせるスーツなら、こちらで紹介しているカシヤマ(KASHIYAMA)などが良いと思います。

\ KASHIYAMA公式HPはこちら/

終わりに|SOLVE(ソルブ)はかなり良心的なシャツメーカー

今回は以上です。

ソルブはご紹介してきた通り、かなり良いオーダーシャツブランド。

正直、「もう少し下」だと思っていたのですが、届いて箱を開けたとき、袖を通したときに良い意味で裏切られました。

個人的には、デパートブランドのそれなりに良いスーツと合わせても見劣りしないと思います。

カシヤマのオーダースーツや五大陸のようなやデパートブランドと合わせるのにちょうど良いクオリティで、「毎日の良いシャツ」としてピッタリだと感じました。

もし、あなたがブランドのネームバリューなどを、さほど気にせず、

  • 数千円〜1万円のレンジでサイズが合ったシャツを探している
  • 身幅と袖丈のバランスなど、既製シャツがどうもしっくり来ない

などと感じているなら。

ソルブは素晴らしい選択肢になるのではないでしょうか!

おしまい!

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SHOLL(しょる)
皆さまこんにちは。“SHOLLWORKS”運営者のSHOLL(しょる)と申します。

1987年、山梨県甲府市生まれ。国内デザイナーズブランドを経て、ファッションコングロマリットのブランドでデザイナー職を経験。

現在は東京在住、デザイナー含め様々な事業に携わっています。
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