PRO-Keds(プロケッズ)のスニーカーまとめ|ラインナップや選び方、サイズ感、取扱店まで
こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。
ローテクスニーカーを探しているときに、
と感じたことはありませんか?

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結論から言うと、PRO-Keds(プロケッズ)は「定番顔なのに、人と被りにくいローテクスニーカー」を探している方にぴったりのブランドです。
さらに、有名な「ロイヤルアメリカ」「ロイヤルプラス」に加えて、デッキシューズやスリップオンといった履きやすいモデルも展開され、ライフスタイルに合わせた選び方がしやすいラインナップになっています。


この記事では、プロケッズの中でも現行ラインの要となるラインナップを紹介しつつ、
- プロケッズとはどんなメーカーか
- 代表格として名前を出しやすいモデル
- モデル別のサイズ感と選び方
- コーディネートの方向性・スタイリングのコツ
といったポイントをまとめておきます。

ロイヤルアメリカの個別レビューとあわせて読んでいただくことで、プロケッズ全体のイメージが掴みやすくなるはずです。
それでは行きましょう!
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PRO-Keds(プロケッズ)とはどんなメーカー?概要や取扱店を紹介

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PRO-Keds(プロケッズ)は、キャンバススニーカーの草分け的存在である「Keds(ケッズ)」のプロスポーツ向けラインとして1949年にスタートしたブランドです。
コンバースなどと同様にプロアスリートのプレーを支えるためのタフなラインとして生まれ、やがてストリートカルチャーと結びつき、現在のローテクスニーカーとしてのポジションを確立しています。
プロユースがNYのストリートカルチャーと結びつく
プロケッズの場合、テニスシューズをベースにした「COURT KING(コートキング)」や、バスケットボール用として開発された「ROYAL AMERICA(ロイヤルアメリカ)」が登場し、プロユースとなっていました。
現在も代表的なモデルであるロイヤルアメリカのローカットは1949年、ハイカットは1950年代に登場し、“クラシックバッシュ”のど真ん中にいました。
やがて、コートで履かれていたプロケッズのスニーカーたちがニューヨークのティーンに広まり、ヒップホップやB-boyカルチャーとも結びつくことで、ストリートのアイコンとしても愛されるようになります。

「プロ仕様のバッシュが、NYストリートのユニフォームになっていった」という背景が、いまのプロケッズらしさにつながっています。
伝統と機能性を掛け合わせた商品を展開
近年は、日本企画の「JAPAN EXCLUSIVE」コレクションとして、ヴィンテージのアーカイブをベースにしながら、
- Vibram(ビブラム)社のメガグリップソール
- 厚みのある低反発インソール
- 12オンスキャンバスやスエードなどのしっかりした素材感
といった現代的なスペックを組み合わせたモデルを展開しています。

ロイヤルアメリカやロイヤルプラスに加えて、デッキ/スリップオンといった足入れしやすく高価すぎない日常靴も同じコンセプトで作られています。
PRO-Keds(プロケッズ)の取り扱い店舗は?

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2025年11月現在、プロケッズは原宿の直営店と全国各地にあるセレクトショップ、そしてオンラインストアで購入することができます。
直営店
PRO-Keds HARAJUKU(プロケッズ 原宿店)
東京都渋谷区神宮前6-23-1
営業時間:11:00〜19:00(変更になる場合があります)

定番のロイヤルアメリカやロイヤルプラスをはじめ、日本限定モデルやコラボアイテムなどをまとめてチェックしたい場合は、(可能であれば)原宿店に足を運んでみるのがおすすめです。
取扱いセレクトショップ・スニーカーショップ
全国では、次のようなショップでPRO-Kedsの一部モデルが展開されています(店舗ごとに入荷モデル・在庫は異なります)。
- 東京:YAMAOTOKO FOOTGEAR/YAMAOTOKO underpass/mita sneakers など
- 大阪:ISETAN Men’s Style(イセタン メンズスタイル)
- 北海道:atmos Sapporo STELLAR PLACE/大丸札幌
- 愛知:atmos Nagoya PARCO
- 福岡:atmos AMU PLAZA Hakata/BAYBROOK系列ショップ(BAYBROOK KOKURA/THE PARK. baybrook/bingo各店 など)
- 熊本:BAYBROOK ALPHA MINAMI/bingo(光の森/熊本) など
- 沖縄:atmos Okinawa

上記はあくまで一例ですので、最新のショップリストや取扱店舗の詳細は、公式サイトの「STOCKIST(ショップリスト)」ページを確認していただくのが確実です。
オンラインで購入したい場合
店舗が近くにない場合やサイズ・カラーをじっくり選びたいときは、オンラインストアを利用すると便利です。
- PRO-Keds 公式オンラインストア
- ZOZOTOWNのPRO-Keds 公式ストア
- 楽天ファッションのPRO-Keds 公式ストア
- AmazonのPRO-Keds 公式ストアなど

モデルやカラーによって取扱店舗が異なるため、品ぞろえは公式オンラインストアが最も確実です。
あとは欲しいモデルやポイント、実店舗で試着してみたいかも併せて選ぶと良いと思います。

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プロケッズの代表モデル紹介|ロイヤルアメリカ&ロイヤルプラス+デッキ&スリップオン
次に、プロケッズにおける現行品のラインナップを紹介します。
特に「ブランドの顔」といえるのが ロイヤルアメリカ(キャンバス)とロイヤルプラス(スエード)ですが、さらに、同じ世界観をデイリーに履きやすく落とし込んだ「デッキ」「スリップオン」も要チェックです。

ここでは、代表的な6モデルをざっくり整理しておきます。
ROYAL AMERICA LO(ロイヤルアメリカ ロー)

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ロイヤルアメリカ ローは、1949年に登場したローカットバスケットボールシューズを現代仕様にリファインした一足です。
- 12オンスのタフなキャンバスアッパー
- サイドに入った赤×青の「パワーストライプ」
- Vibram社のメガグリップソール+低反発インソール
- 価格は12,100円(税込)
見た目はクラシックなローテクスニーカーですが、履き心地とグリップ力はしっかり現代仕様というギャップが魅力です。

デニム・チノ・軍パンなどベーシックなボトムスはもちろん、近年のスウェットスタイルにもハマりやすい点が◎。
ほぼ何にでも合わせやすく、「とりあえず一足」のプロケッズとして最有力候補になるモデルだと思います。

ROYAL AMERICA HI(ロイヤルアメリカ ハイ)

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ロイヤルアメリカ ハイは、1950年代に登場したハイカット・バスケットボールシューズの系譜を引き継ぐモデルです。
「コンバース一強」と言ってよい時代に登場し、ミネアポリス・レイカーズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)のセンターだったジョージ・ミカンが着用・広告塔を務めたことで知られています。
NBLで5度の優勝を遂げた黄金期を支えたスニーカーのひとつであり、ローカットよりもぐっと「バッシュ感」が強くなっています。
- ローカットと同じ12オンスキャンバス&メガグリップソール
- 足首まわりまでしっかりホールドされるフィット感
- ショーツやクロップドパンツとの相性が良い
- 価格は12,100円(税込)
ヴィンテージライクなスタイルやストリート寄りのコーデで、足元を主役にしたいときにはハイカットの方がハマりやすいです。

ワイドパンツの裾からアンクル部分を少し覗かせる履き方もおすすめです。
ROYAL PLUS SUEDE LO(ロイヤルプラス スエード ロー)

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ロイヤルプラス スエード ローは、1970年代に登場したスエード仕様の「ROYAL PLUS」をベースに、現代的な機能を盛り込んだアップデートモデルです。
- 牛革スエードアッパー+レザーライニング
- Vibram Mega Gripアウトソール
- 厚みのある低反発インソール
- 価格は15,400円(税込)
キャンバスのロイヤルアメリカよりも、一段階上の質感とフィット感を楽しめるモデルです。
コーデ面ではセットアップやスラックス合わせの“外し”に使えたり、ボリュームがあるため太めのボトムスとの組み合わせでも足元が負けにくいです。

ワントーンコーデで足元だけスエードで素材感を変えたいときにも◎です。
いずれの場合も「靴の存在感を発揮したい」コーデのときに使いやすい一足です。
ROYAL PLUS SUEDE HI(ロイヤルプラス スエード ハイ)

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ロイヤルプラス スエード ハイは、ロイヤルプラスのボリューム感をより強調したハイカットモデルです。
スエードの発色とパワーストライプが相まって、秋冬の足元をしっかり支えてくれます。
- ハイカット×スエードで季節感と存在感を両立
- ワイドパンツやカーゴパンツとのストリートミックスに◎
- ウォータープルーフ仕様の別モデルもあり、雨の日用にも対応
- 価格は15,400円(税込)

ブーツほど重くはしたくないけれど、足元に安定感と主張が欲しい、という方におすすめのポジションです。
DECK(デッキ)

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「デッキ」は、12オンスの撥水キャンバスとラバーのノンスリップソールを組み合わせた、その名のとおりデッキシューズ型のローカットモデルです。
フォクシングテープにはプロケッズらしいパワーストライプが入り、シンプルながらブランドらしさもちゃんと残っています。
- アッパー:12oz 撥水キャンバス
- アウトソール:ラバー/ノンスリップソール
- 価格:7,920円(税込)(ロイヤル系より少し手頃)
- カラー展開:ホワイト/ブラック/ネイビー/レッド/グリーン/ブルーなど
ロイヤルアメリカよりも少し軽快で、キャンバスだけれど撥水加工が施されているので「雨の日やリゾートも含めてガシガシ履ける日常靴」です。
スニーカーライクな履き心地のままデッキシューズっぽい雰囲気も楽しめ、ショーツやクロップドパンツ、マリンテイストのコーデに合わせるのがおすすめ。

US NAVYに採用されていた内羽根タイプのデッキシューズに、色鮮やかなカラー展開を掛け合わせた珍しいスニーカーです。
SLIP-ON(スリップオン)

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「スリップオン」は、その名のとおり紐のないスリッポン型のモデルです。
デッキと同じく12オンス撥水キャンバス×ノンスリップソールという構成で、「VANSのスリッポン的ポジションのプロケッズ版」とイメージすると分かりやすいと思います。
- アッパー:12oz 撥水キャンバス
- アウトソール:ラバー/ノンスリップソール
- 価格:7,920円(税込)(ロイヤル系より少し手頃)
- シンプルなデザイン+パワーストライプのワンポイント
紐を結ぶ必要がないので、通勤やワンマイル用途、子どもと公園に行く日など、「脱ぎ履きの多いシーン」にとても便利です。

見た目すっきり&抜け感強めで、デイリー用のスリッパ感覚で使える気楽さが◎です。
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現行品プロケッズのサイズ感は?
また、現行のプロケッズにおけるサイズ感ですが、ラインナップに限って言えば、ロイヤルアメリカ、ロイヤルプラス、デッキ、スリップオンの木型は大きく分けて同じグループと考えて問題ありません。
足長や足幅の設計は近く、基本的にはどれも「いつものスニーカーサイズ」で選んでよいモデルです。

実際、私の場合も普段のスニーカーと同じく27.5cm(US9.5)でジャストでした。
私の場合は人差し指の長いギリシャ型で、踵~人差し指の先端までが27.5cm、親指までが27cm、足幅の一番長い部分が10cm。
スタンスミスで27.5cm、クラークスのデザートブーツやワラビーでUK8.5(US9)、ドクターマーチンでUK9(ちょっと緩い)、大体の英国靴で8.5Fサイズです。
履き心地の差として表に出るのは、ラストそのものよりもアッパー素材とパターン(形状)の違いです。
キャンバス+トゥキャップのロイヤルアメリカは癖のない標準的なフィット、スエード+厚めのパディングを持つロイヤルプラスは同サイズでもやや包まれ感が強く、履き始めはわずかにタイトに感じやすい傾向があります。
一方、デッキとスリップオンはどちらも12ozクラスの撥水キャンバス+ノンスリップソールという共通仕様ですが、紐の有無で甲の押さえ方が少し変わる分“抱え方の違い”としてフィット感が変わります。
とはいえ、これら4モデルの間でサイズ選びを変える必要が出るほど「木型が別物」というわけではありません。
ブランド全体としても「プロケッズは普段どおりのcm表記で選べばよい」という案内がされており、共通して「小さめを攻めない」ことだけ意識しておけば、いずれも大きな違和感は出にくいはずです。
例外的に注意したいのが、日本製「ラスコロ」系ロイヤルプラスです。
こちらは当時のコロンビアメイドを意識した別木型を使っており、現行ベトナム製インラインよりもややシャープで細身のシルエットです。
幅広・甲高の方は、このラスコロ系ロイヤルプラスのみハーフサイズアップを検討する、というイメージで切り分けておくと失敗しにくいです。
プロケッズのコーデ例とスタイリングのコツ
プロケッズは、見た目がベーシックなローテクスニーカーなので、「オールスター感覚」で合わせつつ、カルチャーや素材感で差をつけるのがポイントです。

ここでは、モデルごとの「ハマりどころ」をざっくり整理してみます。
① ロイヤルアメリカ × ヴィンテージカジュアル


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デニムやチノパン、軍パンなど、ヴィンテージ寄りのベーシックアイテムにロイヤルアメリカを合わせる王道パターンです。
- 無地T+チェックシャツ+デニム+ロイヤルアメリカ
- コーチジャケット+Tシャツ+軍パン+ロイヤルアメリカ
ベーシックな服装にポイントとして色物のロイヤルアメリカを差し込むと、「分かっていて選んでいる」雰囲気を出しやすいです。

ハイカットなら、裾をロールアップしてアンクルパッチを見せてあげるのも良いですね。
③ ロイヤルプラス × 温かみのあるコーデ


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スエードアッパーで温かみある雰囲気のロイヤルプラスは、素材感のおかげで重量級のアウターやゆるい雰囲気の服との組み合わせも◎。
- ダッフルコート+ニット+チノパン+ロイヤルプラス
- オーバーサイズジャケット+Vネックニット+ワイドパンツ+ロイヤルプラス
といったコーデの場合、ロイヤルプラスを選ぶ理由が際立つでしょう。
もちろん、春夏の軽装にも使えますし、その際はオーバーサイズTシャツなどとの相性が良いですよ。

「ちゃんとして見えるけれど、どこか抜け感がある」バランスに落とし込めます。
デッキ/スリップオンはショーツスタイルからワンマイルまで
デッキやスリップオンは、基本的には「ロイヤルアメリカ」と同様の使い方(アッパーや木型がほぼ同一なので)でOKです。
加えて、
- デッキ:ショーツやクロップドパンツ、ボーダートップスなどと合わせたマリン寄りのスタイル
- スリップオン:スウェットセットアップや通勤スタイル、脱ぎ履きするシーン
などにもピッタリです。
デッキはより涼しげなスタイルにも良いですし、スリップオンは子どもと遊ぶとき、頻繁に靴を脱ぎ履きする場面などのシーンで活躍しそうです。

さらに、撥水キャンバス×ノンスリップソールのおかげで「雨予報の日の一足」としても使いやすいですし、普段使いの2〜3足目のローテーション要員として持っておくと便利だと思います。
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【Q&A】PRO-Keds(プロケッズ)スニーカーの疑問に答える
そして、ここまでの内容やその他をまとめて、Q&A形式にしました。
終わりに|プロケッズは「ちょっと違う定番」を探している人にこそおすすめ
今回は以上です。
プロケッズは基本的に「ロイヤルアメリカ」と「ロイヤルプラス」の二強といって差し支えないですが、意外とデッキとスリップオンの使い勝手も侮れない(しかも廉価)という、良い意味で困るブランドでもあります。
木型はバリエーションが少ないものの、その分癖がないため多くの人に合う(特に足幅も甲の高さもそこまで際立たない人ならば)ので、
ということにはなりにくいと思います。
あとは、
という方にとって、プロケッズはまさにハマるブランドです。

再上陸してまだ日も浅いプロケッズですが、スニーカー史においても知る人ぞ知る間違いないブランドです。
ぜひ一度、店頭や公式オンラインストアで実物をチェックしてみてください。
おしまい!
(少しでもお役に立てたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)
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