Wpc.のIZA(イーザ)口コミ評判|ラインナップの比較・違いやデザイン&機能別おすすめを紹介
こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。
本日はWpc.(ダブリューピーシー)のIZA(イーザ)の晴雨兼用傘を実物レビュー&ラインナップ紹介します。
「暑い季節」や「雨の日」、「日差しが強い日」のために、デザイン性と高い機能性を兼ね備えた晴雨兼用の傘があると心地よく過ごせる日が多くなると思います。
昨今はレディースだけでなくメンズ市場にも、日傘ブランドがかなり普及しました。
中でもWpc.は豊富なバリエーションとファッション性によって中心となるブランドです。
その中の1ラインである“IZA”は「男の晴雨兼用傘」をコンセプトに、遮光や耐久性など“ハイスペック”を追求したシリーズです。

そして現在では、IZAの中でもさまざまなモデルやスペックの商品が展開されています。
そこで本記事では、IZAの中でデザインの傾向や機能差、モデル別のサイズ・重量・価格帯、そして用途に応じた選び方のポイントまで網羅的に解説します。
さらに、傘を長く愛用するためのケア方法や注意点も紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
\ Wpc.の購入はこちら/
Wpc.のブランド概要とIZAラインのコンセプト&違いについて
まずは、Wpc.の中でのIZAの位置づけを押さえましょう。
ブランド全体をWpc.と呼ぶ場合と、数あるブランド・ラインの中の最もノーマルなラインを「Wpc.」と呼んでいる場合があります(ちょっとややこしいですね)。
「Wpc.」はファッション性に強みを持つ傘・レイングッズブランド
Image Photo by Wpc.
Wpc.は大阪の株式会社ワールドパーティーが展開する日本発の傘・レイングッズブランドです。
Wpc.はもともとファッション性の高いレイングッズを手掛けるブランドで、豊富な柄物やカラーバリエーションが魅力です。
花柄やチェック柄、明るいカラーなどデザインの幅が広く、雨の日でもコーディネートの一部として傘を楽しみたい20〜40代の女性を中心に支持されてきました。
現在も「Wpc.」は中核ラインとして、レディースを中心に華やかな柄や各種コラボレーション傘を展開しているラインです。
IZAは“男の晴雨兼用”特化ライン

Image Photo by Wpc.
一方、IZAはWpc.が展開するメンズ向けハイスペック日傘シリーズとして、2021年4月に登場したラインです。
ブランドコンセプトに「男の晴雨兼用傘」を掲げ、シンプルでシックな無地カラー(ブラックやグレーなど)を中心としたシンプルなデザインが中心です。
シンプルで使いやすい見た目
Image Photo by Wpc.
IZAのラインナップは、ビジネスシーンにもオフの日にも馴染む落ち着いた佇まいが特徴です。
色・柄のバリエーションは少ないものの、その分シンプルかつ機能美が光るラインとなっています。
「男の~」という触れ込みですが、シンプルな見た目を好むレディースでも使えるモデルも展開されているので、ユニセックス使いできると思ってOKです!
Wpc.の他ラインと比べても高機能
さらに、IZAはWpc.が展開する他のラインと比べても総じて高機能です。
具体的には、
- 遮光率100%(完全遮光)の生地を使用
- 紫外線防止指数であるUPFも最高値の(UPF50+)をクリア
- 耐水圧10,000mm&撥水性能も最高等級の5級
となっています。
もちろん、他ラインでもそれぞれの機能を満たす商品はありますが、IZAはシリーズ内で一貫して満たしている点も見逃せません。
遮光性能の違い
夏の強い日差しから肌を守る遮光性能は、日傘を選ぶ上で最も重視されるポイントです。
Wpc.通常ラインの傘にもUVカット加工が施されたモデルはありますが、遮光率100%(完全遮光)の生地を使用したものは限定的な一方、IZAシリーズの傘はすべて遮光率・UVカット率100%の生地を採用しています。
つまり、どのモデルを選んでも生地が完全遮光仕様になっており、強い直射日光をほぼ完全に遮ってくれます。
UVカット性能の違い
また紫外線防止指数であるUPF(Ultraviolet Protection Factor)も、値が高いほどUVカット性能が高いことを示します(最高ランクは50+)。
IZAは最高値(UPF50+)をクリアしており、紫外線を99%以上カットできる性能です。
Wpc.通常ラインでも完全遮光・UVカット100%とうたう日傘は存在しますが、全モデル一律ではないため購入時には仕様をよく確認する必要があります。
耐水圧・撥水性能の違い
また、日傘としてだけでなく、雨傘としての防水性能の指標となる「耐水圧」についてもIZAは強みがあります。
耐水圧とは生地がどれだけ水圧に耐えられるかを示す指標で、一般的な雨傘では耐水圧が約200〜500mm程度のものが多い中、IZAシリーズの生地は耐水圧10,000mmという非常に高い値を実現しています。
これは急なゲリラ豪雨級の雨量でも安心できるレベルで、全てのIZAモデルが大雨に耐えうる生地を標準装備している点は大きな強みです。
撥水性能
撥水性能についてもIZAは最高等級となる「5級」のはっ水性を持つ生地を全モデルに採用しています。
実際、撥水性が高い傘ほど雨水がコロコロと滑り落ちて生地に留まりにくいため、傘を閉じた際にも驚くほど水切れが良いです。
さらに、またIZAの撥水加工は一般的な傘と比べて効果が長続きしやすい点も特徴です。
Wpc.の他ラインでも撥水加工自体は施されていますが、IZAほどの最高級レベル(5級)を全モデルが備えているわけではなく、長く使う内に撥水が弱まってきやすい傾向があります。
他にも“可愛らしさ”“機能性”などさまざまなラインを展開
また、Wpc.は「Wpc.」「IZA」以外にもさまざまなラインを展開しています。
ワールドパーティーが展開する主なブランド・ラインだけでも、
- UVO(ウーボ):IZAと同じく完全遮光100%(生地)、UPF50+、撥水5級モデルが中心、主にレディース向け。
- UNNURELLA by Wpc.(アンヌレラ):超高密度דダントツ撥水”で「濡らさない傘」。撥水が落ちても熱で回復する特性が特徴(現在は長傘一種類のみ)。
- W by Wpc.:“日焼け対策グッズ”or“レインギア”ライン。
- Wpc. Patterns:Wpc.のテキスタイルを主役にしたライフスタイルライン。
- SiNCA by Wpc.:環境配慮型の晴雨兼用傘を展開するラインで、耐水圧20,000mm(生地)、耐風性15m/s、完全遮光生地や再生素材の採用。
- go-koh by Wpc.:プレミアム“黒”に振ったハイスペック傘。Wpc.内で最高到達点を謳うシリーズです。
- ONDOO by Wpc.:旅まわりのトラベル小物ライン(ポーチ、ネックピロー、シューズバッグ等)。
- Wpc. KIDS:子ども向けの傘・日傘・レインウェア・帽子も展開。
- KiU(別ブランド):ワールドパーティーが展開するアウトドア寄りブランド。
・・・というバリエーションがあります。
※数値は記載のとおり「生地」での測定値です。実使用時の体感は天候・使い方で変動します。
今回紹介するIZAだけでなく、ご自身やご家族に合いそうというラインが合ったらぜひ、公式オンラインストアを覗いてみてください。
\ Wpc.の購入はこちら/
実際に購入したIZA AUTOMATIC & SAFEをレビュー
次に、実際に私が購入したIZAのAUTOMATIC & SAFE(親骨54cmタイプ)をレビューしたいと思います。
IZAのAUTOMATIC & SAFEを選んだ理由
IZAの中でもこのAUTOMATIC & SAFEを選んだ理由が、
- 荷物を肩に掛けたり背負ったりするよりも手に持つタイプ・・・傘の開閉が片手&ボタン一つでできると便利なので、自動機構は優先度高い
- ハンドルの形状&重量のバランス・・・(シンプルに好みですが)軽量性を追求するがあまり採用されるT字型の取手が苦手で、325gと中量級ながら持ちやすいグリップ形状
- 親骨の大きさや耐風性能はほどほどでもOK・・・都内なのであまりに親骨が大きいと通行の妨げになりそうなのと、住んでいるのが湾岸地域なので、新宿や渋谷ほど建物が密集しておらずビル風がきつくない
っといった点を総合して、このモデルを選びました。
基本的な生地の性能はどれも同じなので、シチュエーションや価値観、ライフスタイルで選ぶと良いですよ。
ちなみに日傘は外側が淡色(白やライトグレーなど)のほうが熱を反射するのでより涼しいです(内側は反射熱を吸収するために黒が望ましいですが!)。
機能や使用感のレビュー
機能的な醍醐味と言えば、やはり自動開閉機能。
私も子どもが生まれて腕の本数が足りないのが本当に切実で(ア〇ュラマンになりたいと毎日思っています)、片手でさっと開閉できるのはかなり便利です。
あとは、このハンドルの形状が持ちやすくて良いです。
「T字ハンドル」だと自動開閉機能を採用するのが難しいですし、軽くても持ちにくさを感じてしまいます。
写真の通り、傘の内側から照明を覗いても透けません。
遮光性能・UVカット性能が最高レベルなので、実際に傘をさしていると明確に涼しいです。
Image Photo by Wpc.
ただし、欠点もあります。
傘を開くのも閉じるのも同じボタンを押すことで簡単にできるのですが、AUTOMATIC & SAFEは収納時に手でシャフト部分を引き付けて短くする動きが固くて重いです。
成人男性の力なら戻せるくらいにはできていますが、ばねの力が強いので私の妻の場合は難しかったです。
ここがもう少し軽いと良いとは思いますし、この点が気になる方は自動開閉機能なしのモデルも検討すると良いと思います。
そして、生地が高性能な上に畳みやすく、収納袋にも入れやすいです。
遮光やUVカット性能を求めるあまり、生地が厚くなり収納しにくくなる日傘も結構あるのですが、IZAはこの点もきっちり優秀です。
遮光性能やUVカット性能、撥水性能はIZAは全て横並びですが、AUTOMATIC & SAFEは「片手で操作できる」点と「畳みやすいくケースにも入れやすい」点が非常に優秀でした。
重量もそこまで重くはないので、鞄の中に入れることが多い人にもピッタリです。
主要モデル名とサイズ・重量一覧はこちら
IZAシリーズにラインナップされている主なモデルのスペックを比較すると、以下の通りです。
以下に代表的なモデルの直径や親骨の長さ、重量といった仕様と特徴をまとめました。
IZAは折りたたみ式(日傘兼雨傘)が中心ですが、用途や好みに合わせてさまざまなサイズ・機能のモデルが展開されています。
モデル名(型番) | 直径 | 親骨長さ | 重量 | 主な特徴 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|---|
ZA018 ULTRA LIGHT | 80cm | 50cm | 約120g | シリーズ最小・最軽量モデル。日常携帯に最適。 | 耐久性や持ちやすさよりも、とにかく軽いモデルが良いという人 |
ZA020 COMPACT | 96cm | 53cm | 約240g | 5段折の超コンパクト設計。折りたたみ時約17×6.5cm。 | 満員電車などスペースが限られる人/収納が得意/サコッシュなど平たい収納で持ち歩く人 |
ZA007 LIGHT & SLIM | 90cm | 55cm | 約190g | シリーズ最細モデル。収納時の横幅約6cmのスリム形状。 | 小型のリュックやバッグの中に収納して持ち歩く人/軽さ重視で持ち歩きたい人 |
ZA021 AUTOMATIC & SAFE | 98cm | 54cm | 約325g | ワンタッチ式の自動開閉モデル(安全自動開閉機構搭載)。 | ベビーカー/抱っこ/荷物多めで片手運用する人/屋内外を頻繁に出入りする人 |
ZA010 LARGE & COMPACT | 100cm | 58cm | 約300g | 大型サイズと携帯性を両立したバランスモデル。 | 自動開閉機能は不要な人/重さとカバー範囲のバランスを取りたい人 |
ZA019 WIND RESISTANCE | 93cm | 55cm | 約315g | 耐風傘。風速25m/sの暴風テストをクリアした高強度構造。 | 風が強い地域に住んでいる人/台風時期に晴雨を使い分けたくない人 |
LIGHT & LARGE(限定) | 106cm | 60cm | 約220g | 限定モデル。軽量でありながら直径106cmの広い遮蔽範囲。 | 握りやすさや自動開閉機能よりも、カバー範囲と軽さを優先させたい人 |
AUTOMATIC & SAFE 60cm(限定) | 105cm | 60cm | 約385g | 限定モデル。60cm親骨の大型自動開閉タイプ。 | ベビーカー/抱っこ/荷物多めで片手運用する人/カバー範囲を求めている人 |
ZA016 BACKPACK GUARD | 93〜107cm | 55cm(後方70cm) | 約335g | 背負ったリュックを雨から守る後方延長骨(特許取得)採用。 | リュックで出歩く人/リュックにも防水性があれば二重に守れる |
ZA02 LONG BASIC JUMP | 110cm | 65cm | 約520g | 長傘タイプ。ジャンプ式(ボタン式)で開く大判・安定重視モデル。 | 出先に傘立てがある/荷物がかさばらない/濡れない範囲を確保したい人。 |
こうしてみてみると、IZAは、
が強みであることがよく分かります。
私も先述した理由で AUTOMATIC & SAFEを購入しましたが、皆さんもぜひ、ご自身のシチュエーションに合ったモデルを選んでみてください。
(迷ったらZA010 LARGE & COMPACTがオールラウンドでバランスが良いと思います!)
\ Wpc.の購入はこちら/
【Q&A】Wpc. IZA(イーザ)の疑問に答える
そして、ここまでの内容やその他をまとめて、Q&A形式にしました。
終わりに|自分のライフスタイルに合った一本を選ぼう
今回は以上です。
Wpc.のIZAシリーズを中心に、シリーズの特徴や実物レビュー、ラインナップ紹介してきました。
結論としてIZAは、
- 機能性の高い晴雨兼用傘を数千円の予算で探している
- 見た目はシンプルでスタイリッシュなものが良い
- 自分のシチュエーションに合わせてモデルを選びたい
という方に最適な日傘ブランドです。
先述にて紹介したAUTOMATIC & SAFEは、手に荷物を持つ日や、自動開閉機能があるためベビーカーに取り付けるのも相性が良いと思います。
いつも同じ鞄を使う方で気にせず忍ばせたい方はULTRA LIGHT、リュックを背負う方はBACKPACK GUARD、迷ったらLARGE & COMPACTなど、ご自身の価値観やスタイルに合わせて選べる面白さがあります。
晴雨兼用傘として間違いない機能性を持っていますし、価格も4~5,000円前後で購入できるのもリーズナブルで助かる点です。
ぜひ、あなたのシチュエーションにピッタリとハマる最適な一本を選んで、日差しの強い日や激しい雨の日対策に役立ててください。
おしまい!
(少しでもお役に立てられたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)
\ Wpc.の購入はこちら/