【ユニバレ】20~30代メンズの脱ユニクロブランド|プロが教えるユニ被りしないコツは?

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こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。本日は、

  • 20~30代のメンズがユニバレ/ユニ被りを避けたいときのポイント
  • ユニクロと混ぜられる、ユニクロ以外のブランド

について。気を付けるべき点やコーデのポイントと、具体的なブランド紹介も紹介します。

ユニクロは今や、日本人の服の2割を占めるブランド。言うまでもなく素晴らしいブランドですが、何処でも&誰でも買えるため、どうしても「街ですれ違うとき、ユニクロであることがバレる/同じ服を着ている人を見かけてしまう」という欠点があります。

いわゆる「ユニバレ」「ユニ被り」というやつです。

 

中でも、柄や特徴のある秋冬のジャケットやコートはユニクロだとバレやすいもの。また、夏のインナー1枚スタイルも要注意で、被ると上半身が丸々同じマンになってしまいます。そういったユニバレ/ユニ被りが嫌だと思う人は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、ファッションのプロが主に20~30代のメンズがユニクロ以外で着る/ユニクロと混ぜて着ることで、ちょっとした差異化をもたらせるリーズナブルなブランドを紹介します。

SHOLL
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おしゃれは「コスパ」だけでする訳ではありません。少しでもディテールが異なれば、シンプルながら個性は出せます。ぜひ、ユニクロに+αするファッションにもトライしてみてください。

目次

ユニバレ/ユニ被りを印象付ける原因や服の種類を解説

まずは、ユニバレやユニ被りが特に気になる服について解説します。

「ユニ被り」に関しては、実際はどんなトップス/ボトムス/靴下などでも起こり得ます。しかし、どの服が被っているかによって「バレやすさ」や「被ったときの恥ずかしさ」は異なります。

また、今日までユニクロ中心だった人が、いきなりユニクロ以外のブランドだけでコーデをするのはハードルが高いと思います。そのため、まずは以下のポイントを押さえるところから始めていくと良いですよ。

コートやテーラードジャケットは要注意

ユニバレやユニ被りが嫌な人にとって、やはり「アウター」は特に注意すべきジャンル。

人間はお互いの顔まわりをよく見るもの。だからこそ、ユニバレやユニ被りは、基本的には顔に近い×その季節において1番外側に着ている服で発覚しやすいです。

感動ジャケットのような無地のテーラードジャケットもですし、ウルトラライトダウンも非常に分かりやすい服になっています。

Image Photo by Uniqlo

その他、ユニクロの新作×柄物という条件は「ユニバレ」しやすく、また街ですれ違う際にユニ被りを気付きやすいです。

裏の裏をかくような話ですが、ユニクロは柄物も相当数売れます。バレやすさも加味すると、むしろ総じて柄物の方がユニバレ/ユニ被りに気付きやすくなります。

SHOLL
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例えば、写真のようなアウターはかなり分かりやすいため注意してください。ジーンズや靴下が一緒でもそこまでダメージはありませんが、柄物のコートなどが一緒だと「あ、あれユニクロのやつだ!」と思われ(思い)ます。

夏の「Tシャツ」もユニバレ/被り易い

また、夏に一枚で着るTシャツも、ユニバレ/ユニ被りにおける要注意の服。ユニクロのTシャツ類のコスパは恐ろしく高いのですが、だからこそ普及率が限界突破しているためユニバレ/ユニ被りしやすいです。

特に、近年はユニクロUの「クルーネックT」「エアリズムコットンオーバーサイズT」など、大ヒット商品を連発しています。皆持ってるからこそ被るというのは単純な原理です(私なんて10枚持っていますからね)。

Image Photo by Uniqlo

先述の柄物にも通ずる話ですが、「白や黒、紺といった基本色ではない、周りがあまり選ばなさそうな色」は却って要注意です。白や黒と比べたら販売数は少ないかもしれませんが、それでもワンシーズンに何万枚、何十万枚と売れている筈です。

そして、白Tであれば被ったとしても目立たずに気付か(れ)ない可能性がありますが、少し捻ったカラーは却ってユニクロのものと気付かれます。

もし、あなたがユニバレやユニ被りを避けたいのであれば、

  • 夏にTシャツ一枚スタイルをユニクロで選ぶこと自体をやめる
  • 少なくとも、少し変わったカラーは選ばないようにする

のどちらかを選択してください(もちろん、前者の方がより効果は高いです)。

実は、ビジネスシャツも結構分かりやすい

盲点として、ビジネスシャツユニバレ/ユニ被りしやすい服です。

一見種類があるように見せて、生地やカラーバリエーションも限られていることが理由のひとつ。また、台襟の寝方や上襟の大きさなどが一般的なビジネスシャツと比べ、実はやや特徴があります。あまり似たようなビジネスシャツは見掛けないのが実情です。

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ちなみに、スーツに関しては「感動ジャケット&パンツ」は結構分かり易いです。被りたくない人は、こちらで紹介しているブランドなどがオススメです。

個性派の「コラボもの」も分かり易い

よく勘違いされている点として、ユニバレを避けるために「個性的なコラボ物を選ぶ」というもの。これもユニクロという販売網に個性が掛け合わさるため、基本的にバレやすく目立ちます(「ウチの地元には大型店がない!」とかであれば話は別ですが)。

ベーシックに忠実なユニクロUは、よほど詳しいorそのものを持っているなどでなければ分かりにくくはなっています。

しかし、J.W.アンダーソンにせよMARNIにせよユニクロ:Cにせよ。他のコラボシリーズは個性的な服が多いため、ユニクロということは分かりやすくなります。

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「コラボ物」は基本、ユニクロを着ていることが知られても問題ないという人のためのもの。もちろん、どちらが良い/悪いなどではなく、バレたくないorバレても問題ないかという価値観の問題ですよ!

どんなメンズブランドとならユニバレ/ユニ被りしない?

では、どんなブランドと着合わせれば、ユニバレやユニ被りを避けられるのでしょう。

もちろん、選択肢は非常に多くあります。しかし今回は、

  • ユニクロと一緒に着ても違和感のないシンプル&ベーシックなデザイン
  • ブランドの方向性としても、シルエットやテイストがユニクロと喧嘩しにくい
  • 比較的リーズナブルな価格のブランド

を基準に選びましました。

ジュンレッド(JUNRed)

Image Photo by JUNRed

まずは、ジュンレッドという日本のブランドをご紹介します。ジュンレッド自体は2009年に始まったラインですが、元々はジュン(ジュンメン)という1958年に創業したブランドのセカンドラインとして始まりました。

ユニクロにはないシンプルながらシャープで、コーデしやすい服が揃っています。今回の条件に当てはめると、ジュンレッドのカーディガンやブルゾン、コートなどがオススメできます。

ユニクロのジーンズや感動パンツと組み合わせるだけでも、ユニバレ/ユニ被りが起きにくく個性を出せます。

価格は凡そユニクロの1.5倍程度。ジュンレッドはセレクトショップでもあり、クラークスなどの世界の有名な靴ブランドも販売されています。

20〜30代向けで、サイズも概ねユニクロと同じでOKで楽ちん。Rakuten fashionやSHOPLISTというECサイトでの販売が充実しています。

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JUNは日本のブランドの中でもかなり古参であったため、アパレル業界では非常に有名です。レディースのROPE(ロペ)やVis、セレクトショップのアダム・エ・ロペも、株式会社ジュンの主力ブランドです。

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THE SHOP TK(ザ ショップ ティーケー)

Image Photo by THE SHOP TK

続いてはTHE SHOP TK(ザ ショップ ティーケー)。こちらもタケオキクチのセカンドラインで、一昔前はTK TAKEO KIKUCHIとして展開されていました。

先述のジュンメンよりもベーシックで大人しめ。さらに、クラシカルなテイストが取り入れられています。ユニバレや被りを防ぐ手段としてテーラードジャケットやシャツ、カットソーがオススメ。その他、バッグや小物類も充実しています。

20代後半〜40代まで着られるブランドです。こちらも各種ECストアやSHOPLISTでの販売が充実しているのでチェックしてみてください。

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タケオキクチの創業者、菊池武雄は日本のメンズデザイナーにおける草分け的な人物。タケオキクチの前に「ビギ」で日本人初のメンズパリコレに出展した人物でもあります。

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HARE(ハレ)

Image Photo by HARE

HAREは日本の大手アパレルメーカー「アダストリア」のメンズブランド。主に20〜30代向けのストリートスタイルを軸にした、カジュアルながらシャープな服を提案するブランドです。

先述のジュンレッドを、さらにシャープにしたような服が多く展開されています。「脱ユニクロ」として、ユニクロの服の上に着ると印象を変えられます。

例えば、GUのTシャツの上にHAREのカジュアルシャツを羽織るなど。細身体型&トレンド感をプラスしたい方向けのブランドです。

アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)

Image Photo by URBAN RESEARCH

夏の基本装備である「無地Tシャツ」は、セレクトショップで揃えるとユニバレ/ユニ被りを回避できます。

写真は大手セレクトショップ「アーバンリサーチ」のもの。似ているようでユニクロとは異なるパターンが面白いカットソーです。

同様に、ライバルブランドであるユナイテッドアローズの「ビューティー&ユース」「グリーンレーベル」などもオススメです。

ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)Tシャツ/カットソー
created by Rinker

アダム・エ・ロぺ(ADAM ET ROPE)

Image Photo by ADAM ET ROPE

最後に、アダム・エ・ロぺJUNRedと同じ企業のブランドですが、さらに大人っぽい世界観が魅力&価格もやや高めのブランドです。

セレクトショップですが、ややデザイナーブランドに近い感性を持っていると思います。年齢層も先述のアーバンリサーチよりもやや上目で、20代後半~40歳になってもいける服が揃っています。

私も結構好きで、たまに買い物をしています。トップスインナー/アウターに限らず幅広く着られるブランドです。大人がユニクロをしたいのであれば非常にオススメ。

その他、どんなショップで「ステップアップ」すれば良い?

まずは先述のブランド中心に押さえていただくと良いと思いますが、中にはご自身でお気に入りのブランドを探してみたいという方もいらっしゃると思います。

その場合、以下のショップも押さえておくと、あなたのお気に入りブランドが見つかるかもしれません。

一朝一夕では調査しきれないと思いますが、ぜひじっくり探してみて出会いを楽しんでくださいね。

ZOZOTOWN

まずは、何と言ってもZOZOTOWN。圧倒的な種類の取扱ブランド数を誇り、セール時期になると本田翼さんのCMも良く流れるあの“ゾゾ”です。創業者の前澤友作さんも非常に有名ですよね。

とにかくセール回数やクーポンの配布数が多く、またWEARというファッションSNSも有名です。

グループ企業のYahoo!ショッピングと併せて、とても探し甲斐のあるショッピングモールです。

LOCONDO(ロコンド)

Image Photo by LOCONDO

続いては、ロコンド(LOCONDO)。ZOZOTOWNに次ぐ総合型のECショッピングモール第二位の規模を誇り、こちらも非常に多くのブランドを取り扱っています。

ロコンド最大の特徴は、その手軽なやり取りにあります。ネットで注文して自宅でフィット感を確認。気に入ったら購入or合わなければ返送料無料で返品or交換可能(靴を外で履いていないなど一定の条件をクリアしていれば)。

その他、ロコンドはシューズに強く、ZOZOにはないブランドの取り扱いもあります。ぜひ、あなたにピッタリのブランドを探してみてください。

返品&サイズ交換も手軽

SHOPLIST(ショップリスト)

 

最後に、SHOPLIST(ショップリスト)というECストアをご紹介します。リーズナブルなブランドの取り扱いが豊富で、全体的に買いやすいものが多いことが特徴。

ユニバレを避けたい×予算的にリーズナブルが望ましい人は、SHOPLISTで探されると良いと思います。先述のジュンレッドやThe SHOP TKも取り扱いが豊富です。

その他、マイナーどころと思われるかもしれませんが、思わぬ掘り出しものに出会うこともあります。ZOZOとロコンドの他にも、こちらのショッピングモールも押さえておくと良いと思います。

リーズナブルなブランドの購入なら/

ハイブランドを試したいなら、まずはレンタルしてみるのも手

逆に、予算は結構あるという人の中に、

もっと高額なブランドにチャレンジしてみたい

試着室だけでなく、実際に外で着てみて似合うかも判断したい

といった人もいらっしゃると思います。

そんな方は、「まずはレンタル&外で着てみて、気に入ったら購入する」という手順が良いかもしれません。思い切って何万円、何十万円もするものを購入して、外したらかなり痛いですからね。

そこでオススメしたいのが、上記記事にて詳しく説明している「アナザーアドレス」というサービス。東京駅にもある大手百貨店の大丸松坂屋が運営するサービスで、定額でハイブランドの服を試せるサービスです。私も愛用しています。

その結果、(実際に私の知人にもいるのですが)「インナーはユニクロで十分で、あとは夏以外の季節はアナザーアドレスでアウターを借りればいいや」となるかもしれません。

いずれにせよ、ご自身の価値観を知るためにも、まずはこういったところからローリスクで試してみるのも良いですよ。

\ ブランドアイテムを試すなら/

終わりに|ユニクロと他ブランドをうまく組み合わせたり、脱却する過程も楽しい

今回は以上です。

実際にユニバレ/ユニ被りが嫌とか恥ずかしいかは、個人の性格に依るもの。どちらが良いとか悪いとかではなく、価値観の問題です。

「衣類」を着るのではなく「ファッション」を纏いたいという意識が強ければ強いほど、個性を求める傾向はあります。

そのような過程の中、自分に似合いそうなものを探したり、今までとは違う自分にトライしてみたくなったり。

その気付きから変えてみようと探してみて、さらに着てみて・・・という流れは、お洒落になる過程で最高に楽しいものだと思います。

それがユニクロであっても、そうでなかったとしても。

あなたが楽しいファッションライフを送れますように。

おしまい!

(少しでもお役に立てられたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)

SHOLL(しょる)
皆さまこんにちは。“SHOLLWORKS”運営者のSHOLL(しょる)と申します。

1987年、山梨県甲府市生まれ。国内デザイナーズブランドを経て、ファッションコングロマリットのブランドでデザイナー職を経験。

現在は東京在住、デザイナー含め様々な事業に携わっています。
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