Image Photo by Uniqlo

この記事のポイント

・ファッションデザイナーが、「ユニクロU」2021年秋冬のメンズ&レディースを解説

・アースカラー×ワークテイストを、上品なデイリーウェアに落とし込んだコレクション

・中間色コーデに抵抗感ある人へ、解決策も提案

こんにちは、しょるです。

ついに、ユニクロユー(UNIQLO U)の2021年秋冬シーズンが発表されました。

フルラインナップの発売日は2021年9月17日(金)です。

※コロナ禍で世界的に物流がパンクしているため、下記商品の発売が延期となるようです。

 <遅延対象商品>

メンズ メリノブレンドフルジップセーター(長袖)(443495、全色)販売開始日:10月上旬予定

メンズ スウェットプルパーカ(長袖)(442459、全色)販売開始日:10月上旬予定

メンズ スウェットパンツ(442472、全色) 販売開始日:10月上旬予定

ガールズ スウェットモックネックワンピース(長袖)(441425、全色)販売開始日:9月下旬予定

Uniqloより引用

今シーズンは、コロナ禍によるリラクシングな“ワンマイルウェア”が継続される一方、クラシックブーム×カジュアルによりワークやミリタリーといったテイストが強まりました。中間色のシックなカラーとノスタルジー性を前面に出して、カジュアルながらどこか落ち着きのある、大人のウェアに仕上がっているのではないでしょうか。

こういったエッセンスは、クリストフ・ルメールによるルメール然り、かつて手掛けていたエルメスラコステといったパリのメゾンにもよく表れています。シックで落ち着いた世界観のあるカジュアルウェアは、ユニクロのベースも活かしつつ差異化も達成しています。

そして、こちらの記事では、ユニクロユー(UNIQLO U)メンズ&レディース新作を、プロのデザイナーである私しょると、

  • どんなアイテムがオススメか
  • どういったディティールが特徴か、普通のユニクロとどこが違うのか
  • どんなアイテムと合わせればよいか

3点に絞って、お話しさせていただければと思います。

それでは早速、見て参りましょう。メンズ・レディース毎に、具体的なオススメアイテムの紹介を書いた別記事のリンクがあるので、一通りお読みいただいたら飛んでみてください!

↓ユニクロ通常ラインも含めたオススメはこちら!

目次

【2021秋冬】プロが選ぶ、ユニクロユー(UNIQLO U)おすすめ&着こなし!

ユニクロユー(UNIQLO U)の2021年秋冬コレクションでは、レディース 36アイテム、メンズ 32アイテム、キッズ 15アイテムを展開。ユニクロUおよび今シーズンのコンセプトについては、公式HPのこちらに書かれていますが、「実際どうなの??」という方が私のサイトを訪れてくれていると思うので、本音で書きます。

【2021秋冬】プロが選ぶ、ユニクロユー(UNIQLO U)メンズのおすすめ&コーデ!

【2021秋冬】プロが選ぶ、 ユニクロユー(UNIQLO U) レディースのおすすめ&コーデ!

【2021秋冬】 ユニクロユー(UNIQLO U) のポイント!「更なるワーク色」「アースカラー」が特徴

クラシカルなエッセンスによって、強まるワーク色のデイリーウェア

ユニクロユー(UNIQLO U) の2021年秋冬シーズンのポイントは、ベースはあくまでデイリーウェアでありつつ、よりワーク調のアイテムに寄ったこと。元々、上品なワークテイストのカジュアルが中心ですが、特にメンズシャツやパンツのディティールは徹底しつつ、クラシカルなエッセンスをより注入した印象です。

レディースも(メンズほどではありませんが)落ち着いたカジュアルの中に密かに潜む、ワーク的ディテールの息使いによって万人のためのウェアを目論んでいます。スウェット類の胸部分に切り替えが配されていたり、コットンサテンシャツジャケット(長袖)のようなアイテムは、素材感とカラーで上手くバランスが取られています。

一方、リラックスしたワンマイルウェアや、昨期好評だったトレンチコートなどは継続。また、大定番のクルーネックT(半袖)は、ベースにしてコーデのバランスに応じて合ってくれる優秀なアイテムユニクロUは総合的に、都会にも田舎にも雰囲気を合わせられる懐の深いコレクションだから好きです。

カラーはアースカラーが中心、デニム素材のインディゴにも注目

ユニクロUの今期メインカラーに関しては、メンズ・レディース共にブラウンやグリーンなどアースカラーが中心。クラシックさを表現するカラーパレットでもあり、シンプルな中に上品さを潜ませる、ユニクロUらしい優しい色調に。また、デニムの展開が多くなっていることも見逃せません。

ただ、中間色のブラウンが単純に好きではなかったり、何となく「おじ(ば)さんぽいな・・・」と思われる方もいらっしゃると思います。全身中間色だと髪の毛や瞳の黒が浮いてしまうと感じられる方や、もっと濃色を取り入れたい!という方も一定数いらっしゃると思います。

そんな方は、

  • グリーンやインディゴカラーのアイテムを中心に購入する
  • 黒のトップスやインラインのボトムスと組み合わせる
  • 「+J」の発売を待つ

などが考えられます。

特に、インラインとの組み合わせはすぐに実行可能黒のスリム~スキニージーンズなどが代表例ですが、これだけストリートのビッグシルエットが流行り、その後にクラシカルなブーム下でも廃れなかったのは、「若さやスタイリッシュさを整える」効果が高いことも理由として挙げられます。

それでも「しっくりこない!」という方は、「+J」の2021年秋冬コレクションの登場を待っても良いと思います。「ユニクロU」よりもクリーンでドレッシーなアイテムが多く、カラーパレットも異なるので、あなたの期待に応えてくれるかもしれません。

そもそも「 ユニクロユー(UNIQLO U) 」とは??通常のユニクロとの違いは??

ファッションが好きな方には説明不要かと思いますが、 ユニクロユー(UNIQLO U) とは一体、どんなユニクロなのかについて解説します。

「 ユニクロユー(UNIQLO U) 」は、クリストフ・ルメール率いるデザインチームによる特別ライン

ルメール 2022年春夏コレクション

Uniqlo Uとは、アーティスティックディレクターのクリストフ・ルメールが、上質なワードローブを追求するコレクション。シーズンを追うごとに、究極のデイリーウエアは進化し続けます。

パリ R&D センターについて

ユニクロの R&D センター(リサーチ&デベロップメントセンター)は、その地域のファッション動向やライフスタイル新素材の情報などを調査し、商品やコンセプト・デザインなどを研究開発する拠点です。東京・上海・ニューヨーク・ロサンゼルスとともに R&D センターのひとつであるパリは、Uniqlo U デザインチームの本拠地。名だたるファッションブランドで活躍してきた世界レベルのデザイナーや熟練したパターンメーカーなど各メンバーの専門技術を生かし、未来の LifeWear を創り出しています。

ユニクロ 公式HPより引用

ユニクロUクリストフ・ルメールなるデザイナーが率いる、ユニクロのパリを拠点とするデザインチームによってデザインされた特別コレクション。2015年秋冬シーズンから始まり(当初は「UNIQLO&LEMAIRE」という名前でした)、今回で丸6年続くラインです。

クリストフ・ルメールはパリ出身、エルメスのレディースやラコステといったブランドのデザイナーを歴任したデザイナー。現在は自身のブランド「ルメール」も担当しています。ユニクロUはルメールが顔となり、特別感あるアイテムをユニクロ価格で展開するライン。

「 ユニクロユー(UNIQLO U) 」と通常のユニクロとの違い

初心者の方に向けて(とても)ざっくりお話しさせていただくと

ユニクロUは通常のユニクロと比べて、

  • 全体的に上品でクラシックなテイストになっており、落ち着いている
  • 中間色(真ん中くらいの濃さの色)のアイテムが多め
  • さりげない「デザイン物」で、やや特別感あり

といったところでしょうか。

ユニクロUの「特別感」は、超都会的なバリバリした感覚というよりは、あくまでナチュラルでタイムレス、クラシカルな雰囲気が特徴。通常のユニクロとは違った雰囲気や感覚が、ファッションに重要な「他とは違う感覚」を体感できます。

ユニクロは今もカジュアルが中心となっているメーカーですが、私たちがカジュアルと思うものは、多くが「アメリカン」カジュアルのアイテムです(ジーズ然り、チェックシャツ然り)。

ユニクロUのカジュアルは、“アメカジ”や通常のユニクロらしい雰囲気とはまた違った、(パリ出身かつパリの有名ブランドでキャリアを積んできたルメールらしい)いわゆるヨーロッパ的な色彩&クラシカルな感覚と、ユニクロ本来の日常使いできる親しみやすさを掛け合わせた点が魅力

↓ファッションの定義についての記事はこちら(やや難)

おわりに:「ユニクロユー(UNIQLO U)」2021年秋冬コレクションは、必要性の高いオシャレ着

Image Photo by Uniqlo

今回は、 ユニクロユー(UNIQLO U) の2021年秋冬シーズンをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

ユニクロUは(毎シーズン購入されてる方からすれば)、物凄く変化のあるコレクションではないため、ややパンチ力に欠けるかもしれません。個々のアイテムを組み合わせて工夫をして日々の生活にそれとなく寄り添っていることを目指すラインのため、ある種自然な反応とも言えます。

しかし、その中でも少しずつ変化していることも見逃せません。個人的にはメンズ・レディース共にシャツジャケット類が良かったと思います。ニット類はコストの都合上、やや素材のクオリティに限界を感じますが、レディースのエクストラファインメリノリブレギンスは要注目。

日常のシーンに寄り添った機能的アイテムを、廉価かつオシャレに提案してくれるユニクロユー(UNIQLO U)は、衣類としても優秀だと思います。あれもこれもと揃える必要はありませんが、あなた自身がどんな人で、「どういう生活を送っているから、こういったアイテムが必要だ」という動機で買うことをオススメします。

それでは本日はこの辺で。

あなたの日々の日常に、 ユニクロユー(UNIQLO U) がちょっとだけ違いが生みますように。

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おしまい!

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