日本製×高級シャツブランドおすすめ紹介|プロが解説、良いシャツの違いとは?
こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。
本日は、国産のシャツブランドに絞って、手頃なものから高級なものまでご紹介しようと思います。
シャツはメンズファッションの基本。
下着扱いだった大昔とは異なり、現代ではシャツ1枚で過ごすシチュエーションも増えています。
スーツがそこそこ良いのにシャツだけ安物だと気が引けるもので、可能なら「ジャケットを脱いだ際にも良い服を着ているな」と思われたい気持ち、ありますよね。

本日はシャツの中でも日本ブランドに絞り、さらに国内縫製(日本製)のシャツをご紹介します。
つまり、店頭やECサイトで見かける洋服のほとんどは海外生産で、シャツ分野も例外ではなく、国産シャツはかなりの少数派です。
その中でも評判の良い日本製シャツブランドを、数千円〜数万円の価格帯で集めました。
初めての1枚から一生モノ候補まで、できるだけ分かりやすく解説していきます。

日本製の上質なシャツを纏って、日々のスタイルに華を添えてくださいね。
まずは忙しい方向けに「結論」をサクッとまとめ、そのうえで良いシャツの見分け方を丁寧に解説していきます。
結論|迷ったらこの選び方であれば大きく外さない
「いきなり全部読むのは大変・・・」という方のために、まず押さえてほしい3つの選択肢を先に整理しておきます。
| まずはここから | おすすめブランド | 目安価格帯 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 日本製シャツの入門編 | メーカーズシャツ鎌倉/アザブ・ザ・カスタムシャツ/YOSHIDA SHIRTS | 6,000〜10,000円前後 | 初めて日本製シャツを試したい/コスパ重視でまず数枚揃えたい/オンオフ両方で使いたい |
| スペック重視の本命シャツ | HITOYOSHI(人吉)/ Factelier × HITOYOSHI/フェアファクス | 15,000〜20,000円前後 | 生地・貝ボタン・縫製など「ちゃんと良い一枚」が欲しい/ジャケットを脱いだときの見栄えも重視したい |
| セレクト上級ライン(雰囲気重視) | ビームス F/ブリッラ・ペル・イル・グスト | 約20,000円前後 | イタリアっぽいスーツ/ジャケパンに合わせたい/程よく“洒落て見える”シャツが欲しい |
| ゆったり体型・ブランド感も欲しい | CHOYA 1886/LANVIN COLLECTION | 14,000〜16,000円前後 | 細身すぎるシャツが苦手/胸・胴回りに余裕が欲しい/上質さ+ネームバリューも欲しい(贈り物にも) |
| サイズが合わない人(調整したい) | 土井縫工所(Easy Order)/Factelier(パターン調整) | 1万円台前半〜2万円台 | 既製シャツがなかなか合わない/袖丈・着丈など「ここだけ直したい」がある/フィット感を最優先したい |
| 妥協なしの最高峰 | レスレストン(LES LESTON) | 3万円台後半〜 | 既製でも最高品質を選びたい/長く着られる“別格”が欲しい/ビスポーク級の世界観を味わいたい |
※価格は目安です(執筆時点:2026年1月)。同じブランドでも生地や仕様で価格は前後します。購入前は商品ページでご確認ください。
特に代表的なものをまとめると・・・
- まず1枚目:王道の「メーカーズシャツ鎌倉」、日本製シャツの良さをバランス良く体験できます。
- 2枚目・3枚目の本命:ディテールまで抜かりない「HITOYOSHI」や「Factelier」のHITOYOSHI製シャツ。
- サイズに悩みがある人:袖や着丈を細かく調整できる「土井縫工所」のEasy Orderライン。
この3つを軸にしつつ、この記事では他の日本製シャツブランドも体型別・用途別に丁寧に解説していきます。
この記事での「日本製シャツ」の定義
一口に「日本製」といっても、実際にはいくつかパターンがあります。
- 生地も縫製も日本:いわゆる「純国産」に近いイメージ
- 生地は海外、高級ファブリック × 国内縫製:トーマスメイソンなどを日本の工場で縫い上げるパターン
- ブランドは日本だが、シャツ自体は海外縫製:「日本ブランド=日本製」とは限りません
本記事では、「シャツ本体の縫製が日本(Made in Japan表記があるもの)」を中心に紹介しています。
なお、ブランドやラインによっては、同じブランド名でも海外生産ラインが併存している場合があります。
記事内では「日本製」として紹介しているモデルについて、執筆時点では国内縫製であることを確認していますが、将来的な仕様変更の可能性もある点だけご留意ください(購入時は、商品ページやタグの生産国表記を必ずチェックしましょう)。
そもそも、高級シャツの違いとは?
そもそも、高級&高品質なシャツには、どのような特徴があるのでしょうか。

実際には説明しきれないほど多くのポイントがありますが、ここでは代表的な違いをいくつかご紹介します。
専門用語も出てきますが、できるだけ噛み砕いてお話ししますね。
生地やボタンなど副資材
まず素材です。
たとえばシャツのスペック表でよく見かける、「100番手双糸(ひゃくばんて・そうし)の生地」は高品質シャツのひとつの基準としてよく挙げられます。

しかし実際のところ、「100番手双糸だから高級」とは一概に言えません。
同じ番手でも綿花の繊維長や産地、摘み取り方、紡績方法、生地の織りや加工によって、仕上がりの良し悪しが決まるからです。

たとえば綿糸の場合、
- スーピマコットン・・・アメリカ原産の長繊維綿。機械摘みでゴミ混入が少なく、安定した品質
- 海島綿/スビンプラチナム・・・西インド諸島産の超長綿(海島綿)や、その系統の最高級インド綿(スビン)。手摘みで傷が少なく、シルクのようなヌメリ感が特徴
といった違いがあります。

Image Photo by SUNSPEL
上記は収穫方法が真逆ですが、どちらも平滑で光沢があり“ヌメり感”すら感じさせる極上の生地になります。
このように素材の違いが生む付加価値の積み重ねが、私たちが手に取った際の印象=高級感につながるのです。

出典:https://www.bellezzacasa.com/
また、高級シャツではボタンにも違いが現れます。
廉価品のボタンはほとんどプラスチックですが、コストをかけたシャツでは貝から削り出した「貝ボタン」を使用することが多いです。


Amazonより引用
一口に貝ボタンといっても実に多種多様です。
中でも真珠母貝である白蝶貝はダントツに高価です。
一般的な高瀬貝はもちろん、「黒蝶貝」や「茶蝶貝」よりも高価ですが、その分、白蝶貝の放つ虹色の輝きは淡色中心のドレスシャツに高級感を与えてくれます。

ちなみに、代表的な貝ボタンの見分け方と特徴は、
- 高瀬貝・・・最も一般的/価格:普通/色:オフホワイト(裏側に緑や赤の模様あり)
- 黒蝶貝・・・黒蝶真珠の母貝/価格:やや高/色:グレー〜黒に近い
- 茶蝶貝・・・マベ真珠の母貝/価格:やや高/色:グレー〜ココアブラウン系
- アコヤ貝・・・アコヤ真珠の母貝/価格:高/色:ベージュ寄りの白
など。
上記以外にも真っ白な淡水真珠貝や、「アワビ貝」「メキシコ貝」など多数存在します。

高級シャツではこうした天然貝ボタン(中でも白蝶貝やアコヤ貝)を採用し、ボタン一つにまで贅を尽くしているのが特徴です。
お店でシャツを見るときは、「生地」だけでなくボタンの素材や厚みもぜひチェックしてみてください。
ミシンステッチの細かさ

楽天市場より引用
日本製のシャツと聞いて多くの方が想像するとおり、細かく正確な縫製も高級シャツの特徴です。
特に襟やカフス周りの運針(ステッチの細かさ)は、一目でシャツの格を印象付けます。
目安として、一般的な量販店のシャツは3cm間に16〜18針程度のものが多く(ユニクロのドレスシャツもこのくらい)、高級シャツでは3cm間に20針以上、なかには24針前後の非常に細かいステッチで縫われることもあります。
「細かく縫うだけなら簡単では?」と思われるかもしれませんが、運針を細かくするほど縫う距離が増え、1着あたりにかかる時間も比例して増えます。
当然、生産効率は落ち、人件費などのコストが跳ね上がります。
安価な工賃で契約しない限り、特に人件費の高い日本国内でこの細かさを追求するのは非常に困難です。

上襟やカフスに走るステッチの細かさは、そのままシャツの格を表すといっても過言ではありません。
店頭でシャツを見かけたら、3cmくらいの区間を目で追って「何針くらい入っているか」をざっくり数えてみると、価格差とクオリティの関係が少しわかりやすくなります。

立体的なパターン

②の反り型になっている
出典:https://www.toray-acs.co.jp/
高級シャツはパターン(型紙)設計にも違いが表れます。
代表的な例として台襟の形状を見てみましょう。
上図①は縫製が簡単で大量生産向きの台襟ですが、①の形状だと首に沿うカーブが上すぎるため、
- 首が短く見えてしまう
- 上襟を付けた際、生地特性上どうしても上襟がハネて浮いてしまう
という欠点があります。
カジュアルシャツ(第一ボタンを留めない前提)なら気にならないことも多いのですが、ビジネスやドレス用シャツでは首元の収まりが重要です。
だからこそ、多くのドレスシャツでは②の反り型パターンが採用されています。
襟のカーブを首に沿わせるぶん縫製は難しくコストもかかりますが、襟が首元に美しく収まり、第一ボタンを留めてもVゾーンが崩れません。

ちなみに③のスロープ型は第一ボタンの位置がかなり下がったパターンで、バンドカラーシャツなどで採用されることが多いです。
台襟の形だけでも、着たときの印象やネクタイの収まりが変わるので、パターン設計はとても大切です。

出典:https://www.toray-acs.co.jp/
さらに細かな点では、ボタンホールの向きなども工夫されています。
たとえばシャツブランドの「フライ(FRAY)」では第一ボタンのボタンホールが「↖」方向(左上がり)についています。
一見地味な違いですが、こうすることで台襟が下がり過ぎずVゾーンが崩れないよう配慮しています。

実際、ネクタイを締めた際に第一〜第二ボタン間の生地がたるまず、首元がぐらつかないメリットがあります。
「なんとなく着心地がいい」には、こうした細かい工夫が積み重なっています。

出典:https://www.toray-acs.co.jp/
「たかがシャツ」と思われがちですが、細部への配慮が積もり積もって全体のバランスや美しさに確実に影響します。
メンズシャツの場合、比翼側(奥側)になる右身頃の上襟を若干大きくして、ボタンを留めた際に左右の襟の見え方が均等になるよう調整していることもあります。
ここまで計算された一着は、着用時のフィット感や見栄えが段違いで、まさに高級シャツと呼ぶにふさわしいレベルです。
日本製×高級シャツブランド11選|スペックや似合う人を解説
ここからは具体的に、おすすめの日本製シャツブランドをご紹介します。
ドレスシャツの場合、(アウターと比べれば)試着が難しいためオンラインで購入される方も多いです。
その場合シャツのサイズ表記は主に「首回り」と「裄丈(ゆきたけ)」の2つに着目します。
一般的な日本人男性向けの標準サイズ感は以下のとおりです(※サイズは目安です)。
| ボディサイズ | S | M | L | XL |
|---|---|---|---|---|
| 首回り(cm) | 37 | 39 | 41 | 43 |
| 裄丈(cm) | 80 | 82 | 84 | 86 |
- 首回り:喉ぼとけの少し下を軽くメジャーで一周させた長さです。実寸より1〜2cm程度ゆとりを足した数値が、シャツの表記サイズの目安になります。
- 裄丈:首のうしろ中央(首付け根の骨あたり)から肩先をとおり、手首のくるぶしまでを測った長さです。こちらも、腕を少し曲げた状態で測ると実際の着用感に近くなります。

もし、あなたが特徴的な体型の場合は、
- 肩幅が広いor腕が長め・・・首回りに対して裄丈が長めのシャツを選択する
- 首が太め・・・裄丈に対して、首回りが長めのサイズを選択する
という考え方でサイズを選んでください。
フェアファクス(FAIRFAX)

楽天市場より引用
参考価格:17,600円
- トーマスメイソンなどの高級生地からイージーケアシャツまで幅広く展開
- 体型はA体中心(ややスリム体型向け)
- ボタンは白蝶貝/高瀬貝/アコヤ貝などをモデルにより採用
※価格は2026年1月時点の目安です。セール・キャンペーン・WEB価格などで変わるため、購入前に公式サイトや通販サイトで最新価格をご確認ください。
フェアファクス(FAIRFAX)は、日本製の上質なシャツブランドとしてまず名前が挙がる存在です。
トーマスメイソンなどの高級生地を使った本格シャツから、普段使いに嬉しいイージーケア素材のシャツまで幅広くラインナップしています。

ブランドネームの知名度がありつつ、シャツ自体のクオリティも確かな「良いブランド」です。
全体的にスリムめなA体向けのシャツが多く、体型が細身〜標準の方にフィットしやすく、ジャケットスタイルが好きな方には特におすすめです。
\ フェアファクスの購入はこちら/
アザブ・ザ・カスタムシャツ

楽天市場より引用
参考価格:6,600円
- リーズナブルな日本製シャツ
- サイズ感は標準的(誰にでも合わせやすい)
- ビジネス用からドレス用まで幅広く展開
※価格は2026年1月時点の目安です。セール・キャンペーン・WEB価格などで変わるため、購入前に公式サイトや通販サイトで最新価格をご確認ください。
アザブ・ザ・カスタムシャツは、オーダースーツで有名な麻布テーラーが手掛ける既製シャツで、スーツ同様に高いコストパフォーマンスを誇ります。

やや薄手の生地感が特徴で、芯地にはフラシ芯(接着しない襟芯)を使用し、袖付けのカーブ量など細部にこだわりが見られます。
サイズ感は日本人の標準体型にほぼ沿っており、首回り・裄丈とも大きすぎず小さすぎず、多くの人にフィットしやすいでしょう。

価格帯は5,000〜10,000円程度と幅広く、ベーシックなビジネス用であればAmazonなどで5〜6千円台から購入可能です。
その分スペックは抑えめですが、「日本製シャツを手頃に試してみたい」「まずは数枚揃えたい」という方にピッタリのブランドです。
メーカーズシャツ鎌倉(鎌倉シャツ)

Image Photo by Maker’s Shirt 鎌倉
参考価格:8,680円
- 日本製シャツの代表格、高品質×適正価格で提供
- スリムからクラシックまでシルエット展開豊富
- ビジネスからカジュアルまで幅広いラインナップ
※価格は2026年1月時点の目安です。セール・キャンペーン・WEB価格などで変わるため、購入前に公式サイトや通販サイトで最新価格をご確認ください。
メーカーズシャツ鎌倉(鎌倉シャツ)は、日本製ドレスシャツを語る上で外せないブランドです。
1993年創業と比較的新しい会社ですが、「最高品質のシャツを納得価格で」という理念のもと、国内縫製にこだわったシャツを展開しています。
実際「鎌倉シャツ」は愛称として広く知られ、海外にも進出するなど積極的に展開しています。
上質な超長綿を使用しつつ、中間コストの徹底削減で1万円以下という価格帯を実現しています。

コスパだけでは片づけられない、国内外で熱狂的なファンを持つブランドです。
シルエットは細身のスリムフィットからゆったりめのクラシックフィットまで揃い、「まず1枚、日本製の良いシャツを」と言われたら真っ先に挙げたい存在です。
ビームス F/ブリッラ・ペル・イル・グスト

Image Photo by BEAMS
参考価格:19,800円前後
- 大手セレクトショップの高級ラインによるシャツ
- 体型はA体中心&やや腕長のスタイリッシュ体型向け
- イタリア(風)のスーツブランドと相性が良いデザイン
※価格は2026年1月時点の目安です。セール・キャンペーン・WEB価格などで変わるため、購入前に公式サイトや通販サイトで最新価格をご確認ください。
ビームス Fやブリッラ・ペル・イル・グストは、セレクトショップ大手・BEAMSが展開する上級ラインです。
BEAMSではルイジ ボレッリやフライ、ギ・ローバーなど本場イタリアの高級シャツブランドも取り扱いますが、それらの半額以下で買えるオリジナル国産シャツとしてこのラインが存在します。
日本のスーツブランド編でも紹介したレーベルで、スーツ同様シャツの分野でも大手セレクトショップの中で頭一つ抜けています。
非常にトータルパフォーマンスに優れたシャツで、生地もトーマスメイソンなど上質なものを使用し、運針も細かいです。
ボタンもモデルによって白蝶貝や厚みのあるアコヤ貝ボタンを使い分けるなど、価格以上のディテールにこだわっています。

「イタリアブランドの雰囲気が好きだが、価格を抑えたい」という方にはまさに理想的な国産シャツでしょう。

人吉(HITOYOSHI)

Image Photo by HITOYOSHI
参考価格:15,400円前後
- 熊本県発のシャツ専業ファクトリー、“日本最高峰クラス”の縫製技術
- 国産生地からトーマスメイソン、カルロリーバまで生地が豊富
- 多くのモデルで白蝶貝ボタンを採用、一部ラインでイージーケアも展開
※価格は2026年1月時点の目安です。セール・キャンペーン・WEB価格などで変わるため、購入前に公式サイトや通販サイトで最新価格をご確認ください。
人吉(HITOYOSHI)は、熊本県人吉市のシャツ工場が手掛けるファクトリーブランドです。
100番手双糸の上質生地をベースに、スーピマやエジプト綿などブランド綿糸の生地も取り入れています。
副資材にも芯地はフラシ芯、ボタン付けは機械ながらも鳥足掛け(千鳥掛け)で強度を高め、貝ボタンを使用するなど贅沢な仕様。
運針も3cmあたり20針以上の細かさで縫製されるモデルが多く、高級感は抜群です。
「この価格帯でやれることを全てやった」と言えるほど作り込まれており、本記事で紹介する中でも特におすすめできるブランドの一つです。

人吉シャツはライン展開が豊富で、初見では違いが少々わかりにくいかもしれません。
通常ラインの「HITOYOSHI Japanese Shirt Factory」に加え、
- HITOYOSHI TRAVELLER・・・「形態安定(イージーケア)」ライン。特殊織りでシワになりにくい生地を採用
- HITOYOSHI COMFORT・・・コンフォートモデルが多く、ビジカジからオフの日まで対応
- La fête bleu(ラフェッタブルー)・・・ノンアイロンシャツの高品質ライン。多くは海外製造ながら、人吉監修で非常に完成度が高い
といった違いがあります。

迷ったら基本ラインシリーズが無難ですが、用途に応じて上記ラインを選ぶことで自分にベストな一着が見つかるでしょう。
Factelier(ファクトリエ)

Image Photo by Factelier
参考価格:15,400円前後
- “工場直結”D2C。熊本〈HITOYOSHI〉など国内名門ファクトリーと共同開発
- スマホ採寸によるパターンオーダー対応でフィット感を追求
- ビジネス〜カジュアルまで幅広いラインがあり、初めて国産高品質を試したい人に◎
※価格は2026年1月時点の目安です。セール・キャンペーン・WEB価格などで変わるため、購入前に公式サイトや通販サイトで最新価格をご確認ください。
国内縫製比率わずか1〜2%台といわれる現在でも、ファクトリエは「最高品質を適正価格で」を掲げ、工場と二人三脚で製品開発を行う稀有な存在です。
代表モデルはHITOYOSHI製ドレスシャツで、上述のとおり超長綿100番手双糸に細かい運針を施し、貝ボタンを鳥足掛け+根巻きで縫い付けるモデルです。
一般的に3万円超え相当のスペックを2万円以下で実現しているとって良いクオリティです。

また、オンライン計測を活用したパターンオーダーも追加料金なしなので、「既製サイズが今ひとつ合わない」という方にも試す価値大。
まさに“工場直結モデル”の理想形です。 「HITOYOSHIに興味はあるけれど、サイズが不安」という方は、ファクトリエ経由を入口にするのもおすすめです。
チャーヤ 1886(CHOYA 1886)

楽天市場より引用
参考価格:14,300円前後
- 明治創業の老舗シャツメーカー「チョーヤ」の高級ライン
- サイズはゆとりのあるAB体中心(がっちり・ぽっちゃり体型に◎)
- 高瀬貝ボタン使用/巻き縫い本縫製など上質なディテール
※価格は2026年1月時点の目安です。セール・キャンペーン・WEB価格などで変わるため、購入前に公式サイトや通販サイトで最新価格をご確認ください。
チャーヤ 1886(CHOYA 1886)は、国内大手シャツメーカー「チョーヤ」(山喜株式会社)が展開する高級ラインです。
通常ラインのチョーヤシャツは海外生産も交え価格数千円〜1万円ほどですが、この1886ラインは完全国内縫製で別格の仕上がりとなっています。
チャーヤ1886はゆったりめ(AB体型向け)のサイズ感が魅力で、胸囲や胴回りに余裕があり、がっしり体型・中高年の紳士にも合いやすくなっています。
それでいて、貝ボタン(高瀬貝)や本巻き縫い仕様など、高級シャツに求められるポイントはしっかり押さえているのが◎。
生地も100番手双糸クラスの上質素材が使われ、価格以上の満足感が得られるはずです。

ちなみに同じ山喜グループでは「ランバンコレクション」などのライセンスシャツも手掛けています。
縫製の丁寧さは折り紙付きなので、お好きなブランドネームに応じてそちらを選ぶのも良いでしょう。
\ CHOYAの購入はこちら/
ランバンコレクション(LANVIN COLLECTION)

楽天市場より引用
参考価格:14,300円前後
- フランス高級メゾンの日本独自ライン(ライセンス商品)
- 生地は100双糸、貝ボタン&根巻き仕様の本格仕立て
- 30代~壮年の方で「上質さ+ブランドネーム」を求める人に
※価格は2026年1月時点の目安です。セール・キャンペーン・WEB価格などで変わるため、購入前に公式サイトや通販サイトで最新価格をご確認ください。
同じく山喜が製造を担うランバンコレクション(LANVIN COLLECTION)。
フランスのメゾン「ランバン」の日本独自ライセンスブランドですが、百貨店でも展開される気合の入ったドレスシャツです。
具体的には「100双糸」(100番手双糸)生地に高瀬貝ボタン、根巻きボタン付け仕様など、先述のチャーヤ1886とほぼ同等のスペックを持っています。

サイズ展開はチャーヤ以上に豊富で、全体的にさらにゆとりのあるパターンが多い印象です。
体格の良い方や中年以降で「上質なシャツが欲しい、でも細身過ぎるのは嫌だ」という方におすすめできますし、ブランド感も強いのでギフトにも選びやすいです。
\ ランバンコレクションの購入はこちら/
YOSHIDA SHIRTS SEIRYU

楽天市場より引用
参考価格:8,980円前後
- 中国・四国に工場を持つ吉田社が手掛けるオリジナルブランド
- ナチュラルストレッチのニット素材から140番手双糸の高級生地まで展開
- サイズ展開は少なめだが、やや腕長の普通体型にフィット◎
※価格は2026年1月時点の目安です。セール・キャンペーン・WEB価格などで変わるため、購入前に公式サイトや通販サイトで最新価格をご確認ください。
YOSHIDA SHIRTS(吉田シャツ)は、岡山県など中四国に拠点を持つシャツ縫製メーカー「吉田忠(吉田忠株式会社)」が立ち上げたオリジナルブランドです。
何といっても魅力は、国産シャツ屈指のコストパフォーマンスで、自然なストレッチ性を備えたジャージー素材(ニットシャツ)から、140番手双糸を用いた超高級生地のシャツまで、多彩な商品展開があります。
どのモデルも丁寧な縫製と立体的なパターンメイキングで仕上げられており、「普段使い×高級感」を両立したい方にピッタリです。

サイズ展開は標準~やや腕長程度で、極端な体型でなければフィットしやすいです。
逆に体格が大きい方だと、合うサイズが見つからない場合もありますので注意してください。
土井縫工所(DOI HOKOSHO)

Image Photo by 土井縫工所
参考価格:9,350〜18,700円(Easy Order〜MTM)
- 1952年創業、和歌山のドレスシャツ専業ファクトリー
- 巻き伏せ縫い/細かい運針/白蝶貝ボタン総根巻きなど職人技満載
- サンプル貸し出し&サイズ保証付き。既製が合わない体型・ディテール拘り派に◎
※価格は2026年1月時点の目安です。セール・キャンペーン・WEB価格などで変わるため、購入前に公式サイトや通販サイトで最新価格をご確認ください。
土井縫工所は国内メゾンのOEMも請け負う“裏方の名門”。
脇は3mm幅折り伏せ縫い、襟は細かい運針、ボタンは高瀬貝以上という高級仕立てを1万円台前半から提供しています。
さらに前立て裾横穴や脇裾ガゼットなどクラシックディテールを標準装備しています。

オンラインでも袖丈・着丈など細かく調整でき、直営店ではビスポーク級のオプションも選択可能。
「量産品では満足できない」玄人筋ほど唸る一着で、普段既製シャツで袖が短い/長すぎる・・・とお悩みの方は、ぜひ一度検討してみてください。
レスレストン(LES LESTON)

楽天市場より引用
参考価格:37,400円前後(既製ライン)
- 1986年創業、銀座に店を構えるビスポークシャツメーカー
- オーダーメイドの技術を活かした既製シャツラインを展開
- 生地・副資材・縫製のすべてが最高峰、既製品でも妥協したくない人に
※価格は2026年1月時点の目安です。セール・キャンペーン・WEB価格などで変わるため、購入前に公式サイトや通販サイトで最新価格をご確認ください。
レスレストン(LES LESTON)は、1986年創業のオーダーシャツ職人が立ち上げたブランドです。
元々は銀座にサロンを構えているビスポーク専門でしたが、近年その技術を注ぎ込んだ既製シャツも展開し始めました。
ここまで紹介してきた他の国産シャツとは、一線を画す存在とえます。
価格帯も3万円超えと別格ですが、丁寧な作り、生地や副資材の選定、縫製の細かさ、どれを取っても群を抜いています。
厚みのある白蝶貝ボタンの鳥足掛け+根巻き縫製、パターンオーダーの知見を活かした立体的なシルエットなど、ディテールに一切の妥協がありません。

サイズ感は日本人の標準体型をベースに、袖丈はやや長めといったところ。
既製サイズが合わない場合はフルオーダー(ビスポーク)ももちろん可能です。「一生モノのシャツを作りたい」という方にとって、最後に行き着く候補の一つになるはずです。
\レスレストンの購入はこちら/
【Q&A】国産シャツブランドの疑問に答える
ここまでの内容や、よくいただく質問をまとめて、Q&A形式にしました。
終わりに|高級シャツとイージーケアの「ちょうど良い」バランス
ここまで、日本製の高級シャツブランドを中心に紹介してきました。
登場したブランドやラインのシャツは、基本的にアイロン掛け必須と考えてください。
中には「イージーケア」仕様のモデルもありますが、できれば軽くでもアイロンを当てることを推奨します。
「洗いざらしで完全ノンアイロン」と「ビシッとアイロン」の真ん中あたりをイメージすると、日常的にはちょうど良いと思います。
事実、シャツの質感と「完全ノンアイロン加工」は両立しにくいのです。
ノンアイロンシャツは主に生地に特殊樹脂加工(アンモニア加工など)を施しシワ耐性を高めていますが、その代償として生地本来の風合いが損なわれることは避けられません。
また環境面でも、加工時の薬剤排水の問題から国内での大量生産は難しく、多くは海外縫製で賄われています。
そもそもノンアイロンを求める層はシャツを消耗品的に見る傾向も強く、高級シャツとは相容れない部分があります。
もちろん織り方の工夫だけでシワになりにくくした「イージーケア」程度であれば、生地加工から縫製まで日本製という商品も存在します。
個人的には、ノンアイロンシャツの中では人吉の「ラフェッタブルー」が品質的におすすめです。
ただし総じて国産ではないものが多く、またシャツ自体の上質さも“そこそこ”止まりなのは否めません。


高級シャツを着るなら、アイロン掛けは自宅であれクリーニング店であれ避けて通れないと心得ましょう。
全部を完璧に仕上げようとせず、「襟と前立て、袖口だけサッと掛ける」だけでも見栄えはかなり変わります。
以上、日本製シャツについてでした。
正直、国産ブランド贔屓の私でも(レスレストンは別格として)既製シャツ全般の完成度ではイタリア製シャツの方が一枚上手だと感じます。
それでもルイジ ボレッリやフライのように5〜10万円もするわけではなく、1万円台で上質なシャツが着られるというのは大きな喜びです。
個人的にはビームスのシャツがスーツや体型との相性も良く、愛用しています。
人吉も素晴らしいですし、フェアファクスのようにブランド感のあるシャツも好きですね。
ぜひ、あなたのお気に入りの日本製シャツブランドを見つけてみてください!
おしまい!
(少しでもお役に立てたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)
