リングヂャケットのスーツ評判|プロがマイスターの違い&サイズ感、年齢層や店舗を解説

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もし、あなたが最高のスーツをお探しなら。リングヂャケット(RING JACKET)というブランドは、その願いを叶えてくれるかもしれません。

参考価格
77,000円(NAVY LABEL)
110,000円(通常レーベル)
209,000円(マイスターレーベル)
275,000円(マイスター206レーベル)


➡特徴&こんな人にピッタリ
・日本最高峰の既成スーツブランド
・オーダーに近いフィッティング
・クラシカル&ナチュラルな高級感
 

こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。本日は、リングヂャケットという日本屈指のスーツブランドをご紹介します。

私たちは、スーツが誕生した英国やイタリアのブランドに憧れを抱きがちです。しかし、突き詰めると服作りにおいて「日本の縫製技術は突出している」と感じざるを得ません。

特に、複雑な工程を経るスーツはクオリティ面で顕著な差が現れます。中でも、リングヂャケットは突出した縫製技術を誇るメーカーです。

もちろん、注文服専門のテーラーであれば他にも素晴らしいファクトリーは存在します。しかし、ある程度の生産規模を持つ既製服において、リングヂャケットに比肩するファクトリーは世界的にもほぼ存在しません。

総じて高額帯ですがレーベルも充実しており、年齢層も20代から60、70代まで着用可能。

本日は、プロのファッションデザイナー&スーツマニアでもある私が、リングヂャケットというメーカーの評判やスーツの代表的なモデルをご紹介します。

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あなたがもし「瘦せ型~標準体型」「ブランドネームに囚われない高品質なスーツが欲しい」なら、絶対見逃せない内容です。それでは早速、参りましょう!

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目次

リングヂャケットとは?各レーベルの詳細&違いを解説

Image Photo by RING JACKET

リングヂャケット(RING JACKET)は1954年、大阪に創業したメーカー。

元々は、いわゆるOEMメーカー(今もですが)で、当初は日本初のメンズブランド「ヴァンヂャケット」のジャケットを製造していました(現存するブランドですが、今は製造していません)。

ちなみに、リングジャケットではなくリングャケットです。これはヴァンヂャケットの創業者、故・石津謙介氏が命名したことに由来します。

そして近年、リングヂャケットの実力を知らしめたのが、ビームスやユナイテッドアローズといった、セレクトショップの最高級ラインのスーツを手がけてきた実績でした。

ドメスティックブランドから海外のハイブランドまで触れていくと、「あれ?実はセレオリの高級ラインのスーツって、ハイブランドのスーツより良くない?」と気付いてしまうフェーズが訪れます。リングヂャケットは、ハイブランドを凌駕するスーツを提供していることで、やがてエンドユーザーにもその名が知られるようになりました。

さらに、近年は高価格路線に舵を切り、ハンド工程と高級感を徹底的に追求したスーツを提供しています。この時代だからこそ高級ラインに踏み込み、リングヂャケットにしか提供できない付加価値を提供しています。

スーツは主に4つのライン、アンダー10万円~40万円のものまで

リングヂャケットのラインは現在、主に4種類

  • ネイビーレーベル(~10万円程度)
  • 通常ライン(11~15万円程度)
  • マイスターライン(18~50万円程度)
  • マイスター206ライン(30万円~)

それぞれ、ブランドネームタグが異なるので判別は容易です。

「リングヂャケットマイスター」は、前身の「サルトリアリング」時代の2007年にデビュー。そして、「リングヂャケットマイスター206(トゥー・オー・シックス)」は、2016年秋冬シーズンに誕生しました。

一方、廉価版である「ネイビーレーベル」は、2018年秋冬シーズンに誕生したレーベルです。

リングヂャケットネイビーレーベル

Image Photo by RING JACKET

リングヂャケットネイビーレーベルは、主力ラインで最も新しい&廉価なライン。

メーカー側は「ビジネスユースに最適」と位置付けています。通常レーベルから「台場仕立て」などのディテールを廃し、使用するテキスタイルもカノニコなど、ほどほどのものに限るなどが特徴。

正直、あまりオススメしません。20代中盤~で良いスーツが欲しい方向けですが、見た目は通常レーベルと同じモデルがほとんど。そして、廉価といっても7万円台後半〜と言う価格設定で、もう少し出せば通常レーベルに手が届くからです。

リングヂャケット(通常レーベル)

Image Photo by RING JACKET

リングヂャケット(通常レーベル)は、以前は「サルトリアリング」という名前で展開されていたライン。当時は、ブランドタグにも“Handmade”と書かれていました。

通常ラインでも、大抵のハイブランドのスーツよりも“上”の作りになっています。セレクトショップがリングヂャケットにOEMや別注をした際、提供されるのは通常レーベルが基準になっています。

価格も9万円~13万円程度のレンジで、カノニコやロロピアーナ、ドラゴといった有名メーカーのテキスタイルを使用しています。

リングヂャケットマイスター

Image Photo by RING JACKET

リングヂャケットマイスターは、高価格帯戦略に舵を切っているリングヂャケットの実質的な主力となっている上級ライン。

ブランドタグ部分にも、赤字でMEISTERと記されています。通常ラインも十分「ハンドメイドスーツ」といえるものですが、マイスターラインになると、各部分がかなりブラッシュアップされます。

通常ラインとマイスターラインの違いは主に、

  • 各所のいせ量
  • ピックステッチの有無
  • 副資材(ボタン、毛芯の構造など)

など。全体的にアイロンワークの度合いが異なり、アームホールの形状や襟の“殺し”具合に差があります。

リングヂャケットマイスターは今回、最もオススメするラインです。ディテール面でも、台場仕立ての形状やボタン・毛芯の素材、ボタンホールがハンドメイドになったりと各所をアップグレードされています。

見た目や着心地、高級感の面でも通常ラインとは大分違います。マイスターラインは、ナポリのサルトリアであれば「フルハンドメイド」として販売されるレベルのスーツ。各レーベル間でも、通常ラインとマイスターラインの間が最も差があると思います。

一方、耐久性を必要としている部分はミシンで縫われており、長年の使用にも耐えられることも特徴。ちゃんとしたサイズ感を選ぶ&補正をすれば、さしずめ「3/4ビスポーク」といった着心地を提供してくれます。

リングヂャケットマイスター206 (トゥー・オー・シックス)

リングヂャケットマイスター206(トゥー・オー・シックス)は、2016年秋冬シーズンに誕生したリングヂャケットの最高峰レーベル。

「リングヂャケットマイスター」と「リングヂャケットマイスター206」の違いは主に、「被せ襟」という技法が導入されているか否か。また、襟の“殺し”の度合いも異なるため、着心地がさらに向上しています。

もはや、既製服と呼んでいいのか分からないレベルの、“首への吸い付き感”が体験できる206レーベル。展開されているモデルは、「271」や「295」といった、よりクラシックなモデルのジャケットが中心。

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ちなみに、レーベル名はリングヂャケットの工場が大阪・貝塚の206番地にあることに由来しているそう。

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【日本最高峰】リングヂャケットの凄さとは?

それでは次に、リングヂャケットというブランドの優れた点をお話します。

クオリティ面|10万円台で、あらゆるメゾンブランドのスーツを凌駕する

リングヂャケットの優れた点と言えば、何といってもクオリティの高さ。「注文服のような既製服」をブランドテーマに掲げていますが、本当に素晴らしい着心地のスーツを世に送り出しています。

着てみると、全体的な面での身体へのフィット感、襟の首周りへの吸いつき、肩のフッと乗る感覚、脇の突き上げ・・・。ブランド物や量販店のスーツとは「あ、全然違う。」と、思っていただけると思います。

この感覚は、数十万円する一流ビスポークテーラーであれば体感できないものではありません。しかし、現在は生産性・利益率重視が先行してクオリティが二の次となった既製服が溢れており、スーツも例外ではありません。今現在、10万円台の既成スーツでここまでの体感が出来るブランドは他に存在しないかもしれません。

「どのくらいかのクオリティか」を言及するならば、リングヂャケットマイスター(18〜50万円程度)のスーツは、70万円、100万円するようなメゾンブランドのスーツよりも上であることは間違いありません。

スーツの専業ブランドと比較しても、今やリングヂャケットマイスターのクオリティは、今や「アットリーニ」や「キートン」の既製服と比べてどうかというレベル。「ダルクオーレ」や「アルフォンソ・シリカ」よりも、肩回りや襟周りの作りのレベルは高いです。

価値観の部分の差もありますが、既製スーツの最高峰といって間違いありません。

さらに、リングヂャケットは中身が大変しっかりしつつ、リングヂャケット的なデザイン性やブランド感を確立している点も強みです。個人のテーラーの多くが抱えているウィークポイントである、「カッコよく見せられる技術」もあります。

リングヂャケットはクオリティだけでなく、独特の「色気」を演出可能なブランドです。近年では、その技術とコストパフォーマンス、そして“ブランド感”までもが評価され、アジア圏やイタリア、NYのショップでも取り扱いが広まっていることも見逃せません。

世界中の有名メーカー生地や、自社のオリジナル生地を“こなせる”

リングヂャケットは毎シーズン、世界の有名ミル&マーチャントから生地を仕入れ、スーツを製作し販売しているファクトリーブランドです。

具体的にはゼニアやロロピアーナ、ドーメル、アーサーハリソン、ウィリアムハルステッド、フォックスブラザーズ、ピアツェンツァ・・・。英国、イタリアを中心に、目付も織り方も異なる、あらゆる生地をこなして自分たちのスーツに作り上げてしまう技術力があります。

既製服ブランドで、ここまでの生地を揃えることは非常に難しいし、作れることはもっと難しい。だからこそ、自信を持って「このスーツには、この生地を使っています」といったアピールも可能です。

オリジナル生地が過小評価され過ぎている

リングヂャケットの開発しているオリジナルの生地は、もっと評価されて良いと思います。日本のテキスタイルメーカーに作らせているオリジナル生地は、各レーベルの中でも狙い目のスーツです。

10年前から展開している定番の「カームツイスト」や、近年登場した「クラドックモヘア」は、品質に加えて日本の気候的にも非常にオススメ度の高い生地。高級感、シャリ感、通気性・・・本当に日本での生活に則した、素晴らしいトータルバランスの生地を開発しています。

しかも、自社がディレクションしたテキスタイルだからこそ、インポート物よりも比較的廉価で購入できます。「ゼニアだから、ロロピアーナだから素晴らしい」という宣伝文句は、リングヂャケットには当てはまらないと思います。

「リングヂャケットナポリ」も素晴らしい

一方、様々なナポリの超一流ファクトリーに製作を依頼するリングヂャケットナポリ」ラインに関しても、OEMのチョイスが秀逸です。

ハンドメイドシャツ(恐らくモンテサーロ製)の他にも、カシミヤコートの生地はピアツェンツァ、パンツはロンドンハウスのスーツも手掛けていた、アントニオ・モーラの一族が営むファクトリーに製作依頼するなど、妥協のないセレクトが光ります。

セレクトショップとしてもチョイスが秀逸

また、リングヂャケットは、セレクトショップとしてもチョイスが非常に優秀。例えば、スティレラティーノのコート、フォスター&サンの靴、ドレイクスのネクタイ・・・。

いずれも、各分野で一流メーカーというだけでなく、一定以上のクオリティ(かつ高コストパフォーマンス)を誇るラインナップ。自社ブランドのコンセプトと、シンパシーのあるチョイスが光ります。

スーツ以外のアイテムも「分かっている」としか言いようがないセレクトです。

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続いては、リングヂャケットの主要モデルを解説。最初にジャケット、続いてパンツをご紹介します。

リングヂャケットの代表的モデルをご紹介!【184/253/269/286】

続いては、リングヂャケットのジャケット&パンツにおける代表的なモデルをご紹介。実際にはこれらの他にもいくつかのモデルを展開していますが、まずはこれらのモデルから押さえて参りましょう。

ちなみに、「ジャケット単体」で見られるモデルの中には、下記で紹介している代表的なモデルと1番違いでナンバリングされているものがあります。

例えば「253」モデルをパッチポケットにしたモデルが「254」。これらは基本的に同じサイズ感で、ディティールが変わっているモデルとご理解ください。

184モデル

Image Photo by RING JACKET

  • 着丈やや短め、ラペル幅はやや狭め
  • 肩幅&チェストはタイト
  • ドロップ:(チェスト-ウエスト)÷2=7

「184」モデルリングヂャケットのロングセラー×細身モデル。ラペル幅がやや狭い&ボタン位置がやや高めのジャケットで、ネイビーレーベルや通常レーベルを中心に展開されています。リングヂャケットを試してみるエントリーとしても最適です。

襟幅だけでなく、肩幅、チェスト、ウエストと、全体的に細めに作られています。個人的には、20代後半~の比較的若年層の方や、細身でシャープな方に着ていただきたいモデル。

ドロップは「7」。ウエスト周囲のくびれたサイドライン、襟から型、袖に掛けてのなだらかなラインが美しく描かれます。また、裾にかけてのラインはシャープに描かれており躍動感があります。

253モデル

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  • 着丈&ラペル幅は、標準程度
  • 肩幅&チェストはやや大きめ
  • ドロップ:(チェスト-ウエスト)÷2=8.25

「253」モデルマイスターラインのスタンダードモデル。エグゼクティブ感と“リングヂャケット感”を併せ持ち、程よくエレガントで中庸的なバランス。個人的にもお気に入りのモデルです。

他のモデルよりも肩幅に余裕がありますが、ウエストは一番タイトなモデル。よって、引き締まった&やや筋肉質な体型向きです。ウエストのボタン位置がやや低めで、Vゾーンがやや深め。裾にかけてのラインもシャープ過ぎません。

「静」「動」どちらの場面でも映え、繊細な生地からブランドのオリジナル生地まで幅広く対応する万能モデルです。一方、骨から筋肉まで細めという方は「184」モデルの方が向いていると思います。

269モデル

Image Photo by RING JACKET

  • 着丈は最も短く、ラペルは最も大きい
  • 肩幅はタイト&チェストはやや大きめ
  • ドロップ:(チェスト-ウエスト)÷2=7.5

「269」モデルクラシック×エレガントなモデル。「253」よりも襟幅が広く、ゴージラインの角度はゆるやかです。

(繊細なベタ生地というよりは)目付が重かったり、ざっくりとした生地に使われます。「184」よりもタイト感が抑えめで、根強い「269」ファンもいらっしゃいます。

(リングヂャケットは全体的にウエストの絞りが強いので)あくまでブランド内の比較ですが、お腹周りが多少気になる30代~壮年までの方にも◎。それでもやや細めですが、一般的なA体のスーツに近いサイズ感だと思います。

286モデル

Image Photo by RING JACKET

  • 着丈は短め、ラペルは大きい
  • 肩幅はタイト&チェストはやや大きめ
  • ドロップ:(チェスト-ウエスト)÷2=7.5

「286」モデルマイスターラインの主力&大人向けのモデル。ラペル幅が広く、他のモデルに比べて大剣幅が広いものやセッテピエゲのネクタイが似合うため、クラシックスタイルに徹したい方にオススメ。

最大の特徴はゴージラインで、かなり急な角度がついています。襟の“殺し”処理は「253」や「269」よりも手間が掛かっており、チェストやウエストのサイズ感は「269」に準拠したモデルです。

個人的にオススメなのが、イタリア系の繊細な表情×やや目付が重めの生地。ピアツェンツァの「サブライム」など、個人的にも非常にお気に入りのスーツがあります。

パンツは、172/178/182の3モデルがメイン

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パンツの主要モデルは、

  • 172(ワンタック、スリムストレート)
  • 178(ツータック、テーパードパンツ)
  • 182(ツータック、ワイドシルエット)

の、3モデルが近年の定番。

「178」モデルは、ワタリは「172」モデルよりもゆとりがありますが、裾幅は細くなっているテーパードパンツ。股下の補正も若干短めがオススメです。

一方、「182」モデルは股上が深くワタリも裾幅も太め。いわゆるクラシックスタイルのパンツです

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リングヂャケットのカッコよさは?サイズ感&どこで購入できる?

ハッキリ言って、むちゃんこカッコいい

ここまで、リングヂャケットの凄さやラインナップを中心に説明してきました。そこで、「リングヂャケットのクオリティが高いのは分かったけれど、実際にカッコいいのか?」という点が疑問に浮かぶと思います。

結論、あなたがお腹がぽっこりしているなどの理由がない限り、リングヂャケットは絶対にオススメ級にカッコいいです。

もっと言えば、服の中でもスーツ(と革靴)に関しては、ブランドネームよりも「作りが良い=品質のスペック」で選ぶ方が絶対にカッコいいと断言します。

なぜなら、スーツは身体のフィット感で、カッコよさが決まる世界だからです。

パッと思いつくだけでも、

  • 首周りや胸周りが浮いていないか
  • チェスト~ウエストのラインがスムーズか
  • パンツのカーブが脚に沿っているか

など、枚挙に暇がありません。これらを満たさないスーツは、どんなブランドだろうがカッコ悪いのです。

今のハイブランドの既成スーツを買っても、あなたの体型に合った沿い方をしてくれるほど立体的な構造はしていません。私はハイブランドのデザインチームにいたので、これは体感的にも、経験的にも断言できます。

20年くらい前までならば、まだ品質が高いといえるハイブランドのスーツも多く存在しました。しかし、現代は製造コスト高騰や莫大な広告費、デザイナーへの報酬にコストが集中してしまうので、そこまでプロダクト自体にコストを掛けられません。

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スーツは、身体の立体感に合った一着を着ることが、非常に重要な世界です。フィット感≒カッコ良さだからこそ、スーツやジャケットを仕立てるテーラーが今でも存在するのですね。

リングヂャケットも既製服が中心のブランド。もちろん「全員に似合う」とはいえません。

しかし、注文服と同じような複雑な構造をしており、ウエストにかけてのシャープさ、ゴージラインの“のぼり”など、リングヂャケットらしいデザイン性も潜んでいます。

加えて、スーツというものや素材に対する変態的な知識・技能集団だからこそ、このカッコよさは実現できます。

サイズ感は“立体的で丸くなる”ため、平置きサイズは当てにならない

Image Photo by RING JACKET

特に、オンラインで購入する際に慎重になるのが、リングヂャケットのサイズ感だと思います。上の写真は「253/172」モデルのサイズチャートですが、リングヂャケットはイタリアサイズ表記。

ご自身のチェスト÷2の数値が、概ねジャストサイズになっています。例えば、私の場合チェストが96cmですので、÷2した「48サイズ」がジャストサイズとなります。

私は181mの69kg、チェスト96cmウエスト80㎝ヒップ96cm。体型的にA7サイズに近いので、ジャケット&パンツのウエストやヒップ回りなど、ちょうどいい感じです。袖を2.5㎝(「253」モデル)~3cm(「286」モデル)伸ばしてもらうだけで、素晴らしい着心地を実現してくれます。

ユニクロのサイズチャートは、あくまで平置き

注意してほしいのが、リングヂャケットはその立体感ゆえ、例えば「46サイズ=Mサイズ」と一概には言えません。

上記写真のユニクロの「オーダーメイド感覚」のジャケットの場合、身幅が平置きでの数値となっています。しかし、リングヂャケットは、立体的な作りで着用感が平べったくなく“丸い”ため、平置きにしても同サイズのユニクロよりも身幅が狭くなります。

リングヂャケット「253」のサイズチャートに記載されているジャケット(48サイズ)の上胴は109.5cmですが、だからといって、平置きした際の身幅が半分の約54.75cmにはなりません(実際に測ると52cmくらい)。芯地や縫製が立体的なので“潰れない”のですね(だからこそ、リングヂャケットは「身幅」という平面的な数値でサイズ感を出していません)。

よって「身幅は平置きで〇〇cmだから・・・」というネット上によくあるような判断ではなく、上記の点や、ご自身の体型の特徴も踏まえた上でサイズ選びが重要。

「それでも判断できないから、ざっくりとでも良いから言って!」というならば、

  • 44・・・S~M/YA5サイズくらい(着丈長め)
  • 46・・・M~ML/YA6~A6サイズの間くらい
  • 48・・・L/YA7~A7サイズの間(A7寄り)くらい

くらいの感覚だと私は思います。

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公式HPでは48=Mサイズと書かれていますが、JIS規格や他のスーツメーカーの数値および着用感と比較した際はLサイズ相当だと思います。ただし、「184」および「253」はウエストがタイトめ。一方「269」「286」は、ユニクロと同程度~僅かに細めのウエスト感で着られますよ。

購入は実店舗&楽天市場などオンラインストアで可能

リングヂャケットの実店舗は、直営店や伊勢丹、GINZA SIXなどのテナントにショップを構えています。詳しくはこちらをご確認ください(注意:206レーベルは、大阪の淀屋橋&東京の青山店のみ取り扱いがあります)。

また、基本的に「リングヂャケットマイスター206」以外は、オンラインでも購入可能。楽天市場にも更新期オンラインストアが開設されています。

その他、楽天市場の公式アウトレットストアにも定期的なセール品があります。「定価だと少し高いなあ・・・」という方は、ぜひこちらも覗いてみてください。

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個人的に所有している、おすすめのリングヂャケットについて(別記事)

以下、所持しているリングヂャケットを公開していきます(順次執筆中)。

リングヂャケット「253/172」×カームツイストは日本の気候に最適の万能スーツ

まず紹介するのが、リングヂャケットマイスターと「カームツイスト」を組み合わせたスーツ

先述の通り、リングヂャケットはオリジナル生地も非常に優秀です。海外のインポート生地の方が価格設定は高めですが、品質面ではむしろ凌駕しているテキスタイルを提供しています。

「カームツイスト」は日本の気候に最適でオールシーズン着用可能な上、耐久性にも優れています。あらゆる点で最初の一着として最適なスーツです。

リングヂャケットのスーツ「286/178」×ピアツェンツァ「サブライム」をレビュー

続いては、「286/178」モデルとピアツェンツァ「サブライム」の生地を組み合わせたスーツ。

「サブライム」は、Super140’sの“エクストラスーパーファインメリノウール”を使用したオールシーズン向けの生地。やや重めの目付に、光沢感と耐久性を両立させた素晴らしい生地です。

ピアツェンツァは毛織物のクオリティが際立つミルでもあります。メンズ・レディース問わずストールやマフラー、コートなどが日本では知られています。

終わりに|リングヂャケットは、モノ作りのクオリティを楽しめるブランド

今回は以上です。

リングヂャケットはクオリティだけではなく、独特の色気あるデザイン性もクセになる魅力。ファストファッションや量販店、はたまたハイブランドでも難しい「色気」を提供してくれます。

リングヂャケットは今や、イタリア的×独自のエッセンスも併せ持つブランドです。80年代頃からイタリアへ研修に赴き、高品質な副資材の供給ルートを拓きながらデザインを吸収していきました。その上で独自性を発展させ、国内外で非常に高い評価を得る秀逸なスーツを世に送り出すようになりました。

例えば、ネクタイの独特な柄、イタリアと和の色彩感が入り混じったスーツ、「前肩」など日本人の体型に適した作りなど。この辺りは、ちゃんと「ブランドをやっている」部分でもあり、顧客のことを考えられて作られたスーツでもあります。

ファッション“ブランド”に最も必要なものは独自性。リングヂャケットには、リングヂャケットという世界観があります。

テーラーでもあり、ブランドでもあり、そして他にはない独自性を持っている。単なるコスパの枠組みを超えて、私がこのブランドを「日本最高のスーツ“ブランド”である」と推す理由です。

一方、既製服を注文服のような構造で実現しているため、サイズ感がシビアという“欠点”もあります。各所を“面で捉えない服”に慣れ過ぎた方にとっては、違和感が生まれがちなブランドであることは間違いありません。

決してタイトな作りではないですし、太いとか細いとかとは別次元の話です。そもそも、本当に身体に合ったビスポークは面全体で身体を捉えられるため、「どこかしらが極端な特徴を持っていると合わない」ことは無理もありません。

要は「高品質なモノ作りの半面、立体感ゆえに体型を選ぶ」ということです。

尤も、スーツは本来、いかに「身体にあったジャストサイズを着るか」の世界。リングヂャケットが既製服で貫いていることは、決して独善的な判断ではありません。

「万人に受け入れられる服作り」こそ難しい一方、体型作りの目標にもなってくれるブランドでもあります。理想像へ、少しでも近付けるフィッティングを技術で叶えているからこそ、私は全力でオススメします。

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ひとりでも多くの人のビジネスライフを素敵に彩る、勝負服としてのスーツスタイルに。心からオススメできる、リングヂャケットというメーカーのスーツが、あなたの大切な服となれればと思い、紹介しました。

おしまい!

(少しでもお役に立てられたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)

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皆さまこんにちは。“SHOLLWORKS”運営者のSHOLL(しょる)と申します。

1987年、山梨県甲府市生まれ。国内デザイナーズブランドを経て、ファッションコングロマリットのブランドでデザイナー職を経験。

現在は東京在住、デザイナー含め様々な事業に携わっています。
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