日本のデニムブランド19選!日本製・日本発のジーンズメーカーを紹介
こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。
本日は日本のジーンズブランドについて紹介します。
日本のデニム産業は岡山県倉敷市が中心で、世界のハイブランドのジーンズを生産しつつ、自社でも素晴らしいジーンズを生み出しているブランドが複数存在します。


そこで今回は、「どうせならスペシャルなジーンズが欲しい!」という方向けに、日本の有名デニムブランドをご紹介させていただきました。

特に、高価格帯のブランドは品質もさることながら「こだわりの方向性」が異なります。
だからこそ、あなたの価値観でピンときたブランドを検討してみてください。
この記事の使い方(ざっくり選びたい方へ)
- まずは「どんな雰囲気で穿きたいか」をイメージしてください。 例)きれいめに合わせたい/クラシックな色落ちを楽しみたい/ストリートっぽく履きたい など。
- 本記事では、各ブランドごとに「➡特徴&こんな人にピッタリ」を書いています。ここだけザッと眺めてもOKです。
- 文中に出てくる「オンス」という言葉は、ざっくり言うと生地の厚さ・重さの目安です。数字が大きいほど、厚くてハードなジーンズと考えていただければ問題ありません。
日本のデニムブランド19選!日本製や日本発のジーンズメーカーをご紹介!
それでは早速、日本のデニムブランド19社を紹介します。

「王道定番」と「本格派」を中心に、ヘビーオンスや個性派ブランドも記載しています。
エドウィン(EDWIN)

Image Photo by EDWIN
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
エドウィン(EDWIN)は、日本のデニムブランドの代表的メーカーにして、非常に高い知名度を誇るブランド。
「EDWINのブランド名はデニム(DENIM)を逆さにして並べ替えたことに由来する」というのは、それなりに有名な話です。
メーカーは前身である「常見米八商店」が1947年、アメリカから中古ジーンズを輸入・修理販売したことに始まりました。

実は、エドウィンが1961年、初の国産ジーンズを製造したという説もあります。
諸説あり、どうやらビッグジョンの項で述べている「キャントン」が初という説が多勢ですが、少なくとも1960年代にはエドウィン製のジーンズが確認されています。

また、現在は“なり”を潜めてしまいましたが、エドウィンは広告宣伝にも優れたブランドでした。
中でも、1997年に発売された「503」は現在もエドウィンを代表するアイコンモデル。
ブラッド・ピットをキャンペーンキャラクターに起用したことで知られます。

1980年代には、日本で最も売れているジーンズブランドであったエドウィン。
不況や不祥事が相次ぎ、現在は伊藤忠商事の完全子会社として存続しています。
ビッグジョン(BIG JOHN)

Image Photo by BIGJOHN
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
ビッグジョン(BIG JOHN)は、岡山県倉敷のデニム産業と共に歩んできたメーカー。
日本のジーンズの元祖を求める方や、特に細身ストレッチが好きな方にピッタリです。
ビッグジョンの前身である「マルオ被服」は元々、縫製工場でした。
1958年にジーンズの輸入販売を始め、1965年には米コーンミルズ社から生地を輸入し縫製。
「キャントン」ブランドで国産ジーンズ第1号を発売した企業です。

Image Photo by BIGJOHN
そして、1967年に「ビッグジョン」ブランドを立ち上げ、1973年には倉敷紡績と貝原織布(現カイハラ)が開発した14オンスデニム生地「KD-8」を使用。
国産デニムを使った純国産ジーンズを日本で最初に製造しました。

Image Photo by BIGJOHN
また、ビッグジョンは近年、ストレッチジーンズ「コンプリートフリー」シリーズに注力しており、BMXスポーツなどの場でも愛されています。
その他、多種多様なラインやシルエットやモデルが展開されていることも特徴です。
元祖メーカーらしく「M1トラディッショナル」や「M3モダンフィット」などが有名です。

余談ですが、「キャントン」は、アメリカの実在するブランド名を勝手に拝借していたという、今では考えられない事情がありました。
そういった“パクリ”から、やがて独自性を確立していく点も日本メーカーならでは。
ジャパンブルージーンズ(JAPAN BLUE JEANS)

Image Photo by デニム研究所
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
ジャパンブルージーンズ(JAPAN BLUE JEANS)は、2011年にスタートした新興ブランド。
北欧デニムブランドのような、シンプルさが好きな人におすすめです。
国産メーカーにありがちな“ゴチャゴチャ感”がなく、欧州市場を強く意識したメイド・イン・ジャパンの高いクオリティを海外に広めることを目的としています。

Image Photo by デニム研究所
日本市場には逆輸入スタイルでやってきたブランドで、岡山県倉敷市・児島を拠点とする株式会社ジャパンブルーが展開しています。
現在はアジア地域にも法人を設立し拡大中です。

同社が展開するジーンズでは、国内市場向けの桃太郎ジーンズも有名です。

Image Photo by デニム研究所
写真は、ジャパンブルージーンズが近年、特に推しているラインのCIRCLE。
新次元のフィット感として、バナナカーブのデニムを比較的抑えめの価格(2万円前後)で提供しています。

個人的には、バックポケットにステッチデザインがない点や、内股にブルーのステッチが掛けられたモデルがジャパン“ブルー”らしい推しポイントです。
こういった「海外に出る」ブランドが、もっと増えると良いと思っています。
桃太郎ジーンズ(MOMOTARO JEANS)

Image Photo by MOMOTARO JEANS
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
桃太郎ジーンズは、ジャパンブルー社が国内向けブランドとして展開する、岡山・児島発のデニムブランドです。
バックポケットの2本線ペイント(通称:出陣ライン)がアイコンで、遠目からでも「桃太郎を穿いているな」と分かりやすいデザイン。
生地はハリ腰がありつつも、穿き込むほどに柔らかくなり、色落ちもくっきりと出るタイプが中心です。

いわゆる「ジャパンデニムらしい一本」が欲しい方には、まず候補に入れてほしいブランドです。
ジーンズ単体の雰囲気が強い分、トップスや靴はややシンプルに合わせてあげると、大人っぽくまとまりやすいですよ。
ピュア ブルー ジャパン(pure blue japan)


Image Photo by pure blue japan
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
pure blue japanは、インディゴ(藍)の表現にこだわった岡山発のデニムブランド。
糸の太さやムラ感、染めの濃淡などに手間をかけており、経年変化したときのメリハリある色落ちが魅力です。
バックポケットの葉っぱ型の刺繍も印象的ですが、全体としてはシンプルなデザインが多く、さまざまなトップスにも合わせやすいバランスです。

いわゆる「バキバキの色落ち」というより、表情豊かなインディゴのグラデーションが好みの方におすすめです。
細すぎないシルエットも多いので、年齢を重ねても穿きやすいブランドだと思います。
オアスロウ(orSlow)


Image Photo by or Slow
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
オアスロウ(orSlow)は2005年、兵庫県発のデニムブランド。
生地を織る糸や染料、デザインや製造工程など細部に至るまで妥協せず丁寧に(=Slowに)つくられていることが特徴です。

Image Photo by or Slow
メイド・イン・ジャパン、しかも徹底的な自社生産にこだわりを持っているブランドです。
現在は、生産が終了している1960年代の米国製ミシンを用いて生産していることがポイント。
糸の表情や色ムラなど、穿いていくうちに変化する価値を味わうのに最適なデニムを提供しています。

レプリカブランドの中では、価格も比較的抑えめです。
特に、代表的なモデルの105 STANDARDは、レプリカデニム初心者に◎。
シュガーケーン(SUGAR CANE)

Image Photo by SUGAR CANE
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
シュガーケーン(SUGAR CANE)は、東洋エンタープライズ社が手がけるレプリカブランド。
ブランドの名称は、“さとうきび”に由来します(写真のデニムも、コットンとサトウキビ繊維の混紡素材だそうです)。

Image Photo by SUGAR CANE
全体的には、アメリカ的な世界観を演出しながらも、ちょっとした素材やレプリカと“本物”との差の部分に、日本らしさを漂わせるブランドです。
定番モデルは2万円台で購入可能と、こちらもレプリカメーカーの中では比較的リーズナブル。

シュガーケーンのジーンズは、特に1940~50年代のディテールを再現したレプリカモデルが人気です。
オアスロウ同様、初めてのレプリカデビューにもピッタリです。
ジョンブル(JOHNBULL)

Image Photo by JOHNBULL
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
ジョンブル(JOHNBULL)は1952年、前身の学生服や作業服を製造する「カネワ被服」から始まったブランド。
国産ジーンズが本格化した1967年に「ジョンブル」に改称、ジーンズを中心とした商品をローンチしました。

Image Photo by JOHNBULL
現在のジョンブルはジーンズを中心にトータルブランド化しており、カジュアルウェアを幅広く展開しています。
デニム商品の大半はメイド・イン・ジャパンですが比較的リーズナブルで軽量なモデルも多いため、カジュアルに老若男女問わず親しみやすいブランドです。

写真のオーバーオールは、ジョンブルのアイコニックなアイテムです。
現在は、ジーンズだけでなくチノパンやワークシャツなど、幅広く展開しているファッションブランドです。
キャピタル(KAPITAL)

Image Photo by KAPITAL
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
キャピタルは、岡山・児島発のアパレルブランド。
もともとはデニムスクールから生まれた背景を持ち、現在は国内外で高い人気を誇る“世界観のあるブランド”として知られています。
代表的なのが、「センチュリーデニム」やボロシリーズ、パッチワーク、刺し子などを取り入れたデザインで、どれも一般的な5ポケットジーンズの枠を超えた、アートピースのような仕上がりになっています。

デニム単体として見るよりも、「スタイリング全体で世界観を楽しむ」ブランドです。
普段着としてガシガシ穿くというより、自分のスタイルを象徴する一本として持っておきたい方にフィットします。
児島ジーンズ(KOJIMA GENES)

Image Photo by KOJIMA GENES
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
児島ジーンズは、その名の通り岡山・児島を拠点とするブランドです。
デニムの聖地・児島で培われてきた染め・織り・縫製の技術を背景に、「普段着として気楽に使えるワークウェア」を多く展開しています。
どれもいい意味で「気取っていない」雰囲気で日常に最適なモデルが多く、休日の相棒としてガシガシ使いたくなるラインナップです。

価格帯とクオリティのバランスも良く、“岡山デニムの入口”としてもおすすめです。「まずは国産デニムを一本持ってみたい」というタイミングにちょうどいいブランドです。
児島観光の際にショップを訪れやすいブランドでもあり、「旅行の記念に一本」という買い方もとても素敵だと思います。
ステュディオ・ダ・ルチザン(Studio D’Artisan)

Image Photo by STUDIO DARTISAN
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
ステュディオ・ダ・ルチザン(Studio D’Artisan)は、1979年創業のデニムブランド。
主に「昔のリーバイス」をベースにしたレプリカ商品を展開していますが、そこに日本の伝統産業やコンテンツを織り交ぜたジーンズが特徴です。
日本で初めてヴィンテージ仕様のセルビッジデニムを用いたジーンズ「DO-1」を発売し、90年代のレプリカブームの火付け役(のひとつ)として知られます。

ジーンズ界での「レプリカ」とは、どちらかというと「オマージュされたオリジナル」という色合いが強いです。
高品質なジーンズ×日本独自のエッセンスという掛け算を求める方に最適です。

Image Photo by STUDIO DARTISAN
1970年代に入り、高度成長期&アメカジブームが到来すると、やがて各メーカーも大量生産にシフトしていきました。
そのような中で、ダルチザンは生産量の少ない「セルビッジデニム」「本藍カセ染」「抜き打ちリベット」など、こだわりのモノ作りで差異化しました。
個人的にも最も好きなデニムブランドで、「阿波正藍」や「奄美泥染」といった日本の伝統産業を採り入れたジーンズは必見です。

まさに、品質×歴史×個性を掛け合わせた、文句なしの実力派ブランド。
“本物”を凌駕するクオリティが受け入れられ、レプリカを代表するメーカーになりました。

フラットヘッド(THE FLAT HEAD)


Image Photo by THE FLAT HEAD
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
フラットヘッド(THE FLAT HEAD)は1996年、長野県で創業したデニムブランド。
家具などでも人気の高い「ミッドセンチュリー」のアメリカ文化と、日本のモノ作りとの融合をフィロソフィーとしています。
フラットヘッドのジーンズは高品質で本格的ながら、洗練された“スッキリ感”を求める方に◎。
ヴィンテージテイストが強過ぎないので、たとえば“きれいめ”トップスやシューズとも合わせやすいことが特徴です。

また、ブランド曰く、フラットヘッドの価値は「購入して5割」「着て7割」「着込んで10割」とのこと。
長く愛用することによって、新しい付加価値が生まれるモノ作りを意識しています。
ウエアハウス(WAREHOUSE)

Image Photo by WAREHOUSE
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
ウエアハウス(WAREHOUSE)は、ジーンズブランドの中でもヴィンテージに特化しているメーカー。
1995年の創設以来、「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」というテーマの元、インスピレーション源となる一本を徹底的に研究しています。
「とにかくヴィンテージが好きだけれど、リアルなレプリカデニムが欲しい!」という方にピッタリのブランドです。
主に、1900~50年代の幅広いヴィンテージデニムを手掛けるブランドです。

ジーンズが完全に「ワークウェア」であった時代のものから、戦中の簡素なディテールのもの、そしてファッションとして認知されつつある時代のジーンズまで多種多様です。
フルカウント(FULLCOUNT)

Image Photo by FULLCOUNT
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
フルカウントは1993年に大阪で誕生したブランドで、レプリカ系ブランドの中では特に穿き心地の良さにこだわっているメーカーです。
ジンバブエコットンを使った柔らかい生地が代表的で、最初からある程度馴染んでおり、硬いデニムが苦手な方にも比較的トライしやすい一本が多いです。

「本格派デニム=とにかく硬い」というイメージを良い意味で裏切ってくれるブランドです。
長時間座ることが多い仕事の方や、デニムに慣れていない方にもおすすめしやすい一本が揃っています。
リゾルト(RESOLUTE)

Image Photo by RESOLUTE
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
リゾルトは、デニムデザイナー林芳亨氏が手がけるブランド。
代表モデルの710など、いわゆる「細身のストレート〜テーパード」シルエットが中心で、ジャケットやコートと合わせても収まりが良いのが特徴です。
サイズ刻みも細かく、ウエスト・レングスを自分の体型に合わせて選びやすいのも嬉しいポイントです。

「ジーンズ=カジュアルすぎるのは避けたい」という方にこそ試してほしいブランドです。
休日だけでなく、ジャケットスタイルの外しとしても使いやすく、大人の定番ジーンズという位置付けにピッタリだと思います。
エヴィス(EVISU JEANS)


Image Photo by EVISU
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
エヴィス(EVISU JEANS)は1991年、大阪で創業したデニムブランド。
流行とは一切の距離を置いた「徹底して変わらないモノ作りを行うブランド」で、バックポケットのペイントがアイコンとなっています。

Image Photo by EVISU
ペイントのインパクト×リラックスシルエットのモデルが多く、ストリート界隈での人気が高いブランドです。
デイヴィット・ベッカムなどを広告に起用するなど、国外でも比較的知名度が高いことも特徴です。

ブランド名は90年代のレプリカブームの到来に際し、Levi’sのLを取って七福神の戎(えびす)と掛け合わせたもの。
当初は“EVIS”でしたが、Levi’sから苦情が来たために“EVISU”に変更したのだとか。
DENIME(ドゥニーム)

Image Photo by DENIME
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
DENIME(ドゥニーム)は、1988年創業のレプリカブランド。
レプリカブームを牽引した「大阪5社」の一つとして、XXモデルや66モデルなど、古き良きリーバイスをベースにしたジーンズで人気を博しました。
現在は体制を変えつつも、クラシックなストレートを中心にラインナップされており、生地感、縫製、シルエットすべてが、どこか「懐かしさ」を感じさせる王道スタイルで、変に気負わず穿けるレプリカジーンズといった印象です。

レプリカブランドの中でも、「ちょうどいい普通さ」を持っているのがDENIMEだと思います。
デニムに詳しくない人から見ると「普通にかっこいいジーンズ」なのですが、好きな人から見ると「分かってるね」と言われるような立ち位置です。
サムライジーンズ(SAMURAI JEANS)

Image Photo by SAMURAI JEANS
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
1998年、大阪で誕生したサムライジーンズ(SAMURAI JEANS)。
「ジーンズは作り手、穿き手のこだわりが一致しないと商品価値が無い」をコンセプトに、数多くの“尖った”オリジナルジーンズを生産・販売しているブランドです。

Image Photo by SAMURAI JEANS
完全にデニムフリーク向けのブランドといえます。
「牛若丸」「川中島の戦い」「池田谷事件」など、日本の歴史にちなんだモデルも展開され、製造工程を全て日本で行っていることを信条とするブランドです。
中には「和モデル」として、自社で栽培した綿花から製造しているものまであります。

ヘビーオンスのデニム生地を得意とするブランドです。
軽くても15オンス、中には21オンスなど、そのまま立ち上がるような重さのジーンズも珍しくありません。
ボンクラ(BONCOURA)

Image Photo by BONCOURA
※参考価格は執筆時点の税込目安です。モデルや仕様・セール状況などにより変動するため、最新情報は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
ボンクラは、デザイナーのこだわりが隅々まで行き届いた「職人気質」なブランド。
ヴィンテージデニムをベースにしつつも、単なるコピーではなく、ボンクラ独自の解釈とバランス感覚で再構築している点が特徴。
使用するデニム生地は、糸の太さや撚り、染めの深さからオリジナルで設計されており、ボタンやリベット、パッチに至るまで専用パーツを製作。

ポケットの形状やステッチワークもすべて「どう見せたいか」から逆算されており、細部のディテールに説得力があるブランドです。
価格は決して安くはありませんが、そのぶん「今後5年・10年と穿き続けたい一本を選ぶ」意識で検討すると腑に落ちるはず。
【Q&A】日本製・日本発デニムブランドの疑問に答える
そして、ここまでの内容やその他をまとめて、Q&A形式にしました。
終わりに|相棒といえるジーンズを、5年、10年と穿く価値も素敵
今回は、日本のデニムブランドを紹介してきました。
大半が岡山のブランドですが、岡山・児島は国内外のブランドから注目され、ラグジュアリーブランドへの生地供給や生産に関わってきました。
日本のジーンズはアメリカ製品の真似や輸入販売に始まり、やがてはさまざまな加工やレプリカなどのジャンルを進化させました。

いずれも、高品質の追求や職人文化が可能にした地平であり、実力が広く認められています。
かつて、ハイブランドのデニムのタグに「日本製」と書かれていて「偽物だ!」と騒いでいた日本人がいたとかいないとか。冗談のような話ですよね。
たとえば、ユニクロの3,990円のジーンズは出来が良く、何年かはそれなりに穿けます。
スマホを突っ込んでも自転車に乗ってもガンガン洗っても気にならない、これも優秀なプロダクトだと思います。
一方、糸の撚りから、紡績、染め、ディテールまでこだわったジーンズも、今回紹介したジーンズブランドの魅力です。
やり過ぎるほどに作り込んだデニムは、着用する人も「その気」になります。
プロダクトにストーリーがあって、そのこだわりが詰まったモノを纏うことが、衣類とファッションを分かつのです。
このことを、日本のデニムブランドは教えてくれるように思えます。
5年、10年、大切に穿けるジーンズや文化もまた、大切にしていきたいものですね。
おしまい!
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