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SHOLL(しょる)
ファッションブロガー・デザイナー・服飾評論家
1987年生まれ。国内大手アパレルメーカーのデザイナーズブランドを経て、伊ファッション・コングロマリットでデザイナー職を4年間経験。

現在は日本の服飾産業を振興するため、SHOLLWORKSを運営する傍ら、ファッション分野を中心にマーケティング支援も行っています。

素材の機能性からパターンまで精通し、シンプルかつ素敵な服装の普及に努めています。
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ソロヴェアー(SOLOVAIR)のおすすめ!マーチンとの比較や購入可能なショップも

※当サイトのリンクの中には広告が含まれます。

このサイトの本文はCC BY 4.0で自由に引用・転載できます。

出典リンクとライセンス名を明示してください。

参考価格
46,200円(3アイレット)

➡特徴&こんな人にピッタリ
・かつての英国製ドクターマーチンの流れを今新品で買える
・「減り切る前に修理」をすることで、複数回のオールソール交換可能
・ちょっぴり大人のカジュアルシューズが良い

※価格・在庫・仕様(生産国など)は購入時期や販売店、為替で変動します(参照日:2026年2月23日)。

こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。

本日は英国のシューズブランド、ソロヴェアー(SOLOVAIR)について。

ソロヴェアーについてある程度ご存じの方が多いと思いますが、予備知識なしでソロヴェアーの靴を見ると「マーチンじゃん!」と思われるかもしれません。

実際、ソロヴェアーは“半分マーチン”です。

本日は、ソロヴェアーというブランドとドクターマーチンとの関係性を説明した後に、代表的モデルや手持ちの靴を紹介し、そして、どこで購入できるかも記載させていただきました。

SHOLL
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ドクターマーチンとまた違う「大人っぽさ」を求める人へ。

“英国製マーチン”を生産していたソロヴェアー(SOLOVAIR)のシューズは強くおすすめできます。

結論|迷ったらこう選ぶ

  • ソロヴェアーが向いている人:大人っぽいシルエットで、マーチン系を「きれいめ寄り」に履きたい人
  • ドクターマーチンが向ている人:カルチャー込みで「パンクなワークブーツ」を楽しみたいなら
  • 長く履く前提なら修理ルートの確保が最重要で、特にマーチンは「対応店の当たり外れ」が出やすい

初めての一足なら、まずはギブソン(3アイレット or 4アイレット)がいちばん失敗しにくいと思います。

著者「SHOLL(しょる)」プロフィール

1987年生まれ。国内大手アパレルメーカーのデザイナーズブランドを経て、伊ファッション・コングロマリットでデザイナー職を4年間経験。現在は日本の服飾産業を振興するため、SHOLLWORKSを運営する傍ら、ファッション分野を中心にマーケティング支援も行っています。

素材の機能性からパターンまで精通し、シンプルかつ素敵な服装の普及に努めています。


※当サイトのコンテンツは著者の知識と専門性、情報に基づき、完全に独自に制作しています。PRの有無に関わらず、メーカーはコンテンツや評価の決定に一切の関与をしていないことを宣言します。なお、この記載は景表法第5条第3号を遵守するためのものです。

目次

ソロヴェアー(SOLOVAIR)とは?ブランドの概要や特徴

まずは、ソロヴェアーというブランドの概要や経緯について解説します。

ソロヴェアーを設立した会社は、ドクターマーチンの生産拠点だった

ノーザンプトン製らしいインソック

ソロヴェアーは、NPS Shoes Ltd.が展開する自社ブランドです。

NPS Shoes Ltd.自体は1881年に創業し、「靴の聖地」英ノーザンプトン近郊(ウォラストン)で現在も生産が続いています。

ソロヴェアーというブランド名は「空気のソール」を意味する、ソール(SOLE)・オブ(OF)・エアー(AIR)を短縮して読んだことに由来します。

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ノーザンプトンにはチャーチ(1873年創業)やエドワードグリーン(1890年創業)など、数々の有名革靴メーカーがファクトリーを並べています。

NPS Shoes Ltd.もその中の歴史あるメーカーのひとつです。

手持ちの4アイレット「ギブソン」

ソロヴェアーというブランドの誕生には、やはり「ドクターマーチン」が大きく関わっています。

ドクターマーチンは1950年代、製造にあたりR.グリッグス社という企業と契約を結び、同社が製造特許を保有することとなりました。

Image Photo by SOLOVAIR

しかし、クラウス・マルテン博士やパートナーのフンクは「ドクターマーチン」を欧州全土に広める野心を抱いていたため、R.グリッグス1社による独占に難色を示していたようです。

そこでR.グリッグス社は仲介として、複数の靴製造業者と取引することで製造拠点を広げ、生産力を拡大しました。

そういった戦略や利害の結果として、ソロヴェアーを後に立ち上げたNPS Shoes Ltd.は、クターマーチン創業者の2人から信頼を勝ち得たという経緯があります。

 

ソロヴェアーを展開しているNPS Shoes Ltd.は、R.グリッグス社が仲介した生産拠点となったファクトリーのひとつでした。

特に、現在のマーチンを語るに欠かせない「エアークッションソール」のサンプル製作(1959年)に成功したことで、重要なファクトリーのひとつに数えられるようになりました。

その後、NPS社は約35年間にわたりドクターマーチンをライセンス生産し、独自表記が許される特別な立ち位置を与えられていました。

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「ソロヴェアー製ドクターマーチン」の多くは「Dr. Martens by Solovair」という名前で販売されており、私も数度、古着屋などで見かけたことがあります。

1990年代半ば、“かつてのマーチン”の文脈を引き継ぐブランドとして再始動

革靴マニアの方であればご存じと思いますが、靴は60年代、70年代、80年代・・・と時を経るごとに品質が低下し、簡素化されていきました。

これは、履く人の数が増えたことによる増産体制や、革を鞣(なめ)すタンナーの廃業などさまざまな原因があります。

多くのブランドにとって、80~90年代にかけての品質低下は顕著でした(チャーチやフローシャイムなどが証明してくれています)。

同時に、経済のグローバル化によって英国の製造業が大ダメージを受け、コストカットを理由に「英国生産をやめるブランド」が数多く現れたのもこの時代です。

ドクターマーチンも2000年代にかけて生産体制が大きく変わり、主力は海外生産へシフトしました(現在も生産国はモデルや時期で変動しますが、一次は英国製ラインも別枠として存在します)。

「〇〇製=品質が高い/低い」という単純な話ではありませんが、ユーザーの体感として“昔のマーチンっぽさ”を新品で求めるなら、ソロヴェアーが刺さりやすいのは事実だと思います。

ライセンス終了後、NPS Shoes Ltd.は「Solovair」を商標登録(1994年)し、90年代半ばから自社ブランドとして展開を本格化していきます。

起死回生の策は、やはり“ドクターマーチン”でした。

彼らは「ソロヴェアー」ブランドを立ち上げ、マーチンの作りに物足りなさを感じていたユーザーに対し、「これが皆さんが求めている靴でしょう!」といわんばかりの靴作りを継続しています。

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マーチンの象徴である「イエローステッチ」などは使用できないものの、“より良いマーチン”を求めるユーザーに愛されていることで、現在に至ります。

ソロヴェアー(SOLOVAIR)とドクターマーチンとの違いは?

仮に、ソロヴェアーが、ただの“マーチンのコピー品”のような物であれば紹介するに値しません。

しかし、ユーザー目線からすれば、(プロダクトのレベルとして)勝手に悪い方に変わってしまったマーチンに対し、「ソロヴェアーこそ本物」と思うユーザーも少なくはありません。

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では、ソロヴェアーと(今の)ドクターマーチンとの差は、具体的にどういった部分にあるのか。

簡単にではありますが、幾つかご紹介します。

そもそも、ソールの素材や底付けをしている構造が異なる

半透明のソールで、ウェルトへの縫い付けも分かります

ソロヴェアーとドクターマーチンの大きな違いとして、まずはソールの素材&底付けの構造が挙げられます。

どちらも、製法上の区分は「グッドイヤーウェルテッド製法」ですが、中身は異なります。

Image Photo by SOLOVAIR

具体的には、ソロヴェアーは出し縫いのシルバーステッチが切れても、いきなり靴がバラけません。

(モデルにもよりますが)表に見えるグレーのステッチは装飾的で、内部のウェルト周りで構造を支えています。

そのため、耐久性もマーチンより「本格的な革靴」に近いことが特徴です。

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その他、ソロヴェアーには靴を保形するシャンク(ソール裏のベージュの板)が入っています。

革巻きや鉄シャンクではなく木製ですが、この辺りも本格的な紳士靴の構造になっています。

一方、ドクターマーチンの多くの定番は、ソール周りがヒートシール(熱圧着)で組まれ、そこを黄色いウェルトステッチが補強する構造です(ブランド側も「熱圧着+縫製」と説明しています)。

ここがめちゃくちゃ大事な話なのですが、黄色いステッチが擦り切れて切れ、さらに圧着が崩れると、ソールがパカッと剥がれて「分離」することがあります。

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切れた糸を放置して履き続けると、ウェルト周りが開きやすくなり、歩行のたびに圧着面へ負荷がかかるからです。

ここまで行くと、修理は「どこでも簡単に」とはなりません。

そのため、マーチンは黄ステが毛羽立つ、ほつれる、切れ始めた時点で修理屋へです。

分離してからより、早いほうが選択肢が増えます。

  • 相談するときの合言葉:「ウェルト周りの補修できますか」「アウトソール交換まで含めて対応できますか」「オリジナルのエアソールにこだわるか、別ソールでも良いか」
  • 見積で必ず聞くこと:修理方法、納期、再発リスク、雨の日の注意
  • 注意:公式は昔のホットナイフ修理の話にも触れますが、安全のため現在は推奨していません。自分で熱を当てる修理はやめた方が良いと思います。
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ソロヴェアーと異なり、マーチンは「修理できるかどうか」が修理屋さんの守備範囲に左右されやすいです。

買う前に「どこで直すか」まで決めておくと、いきなり強くなります。

ソロヴェアーは、より大人っぽいドレッシーさがある

※スチールトウのモデルは丸っこいです

また、木型によるシルエットの違いも挙げられます。

ソロヴェアーは現行のドクターマーチンと比べ、やや大人っぽくてスマートな木型になっていることが特徴です。

いずれもドレッシーな革靴ではありませんが、ここは完全に好みの問題です。

たとえば、80年代のマーチンで特に人気だった「ホワイト社製」は丸っこいフォルムが人気で、ヴィンテージでも定番になっています。

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ソロヴェアーは、チャーチのシャノンのような「革靴的なフォルムだけれど大人ポッテリ」感があるモデルと、エッグトウ気味なモデルのトウに分かれます。

いずれも、きれいめな服装だけどカジュアルであったり、ややシャープさを感じさせるデザイナーズブランドとのコーデにはちょうど良い塩梅ではないでしょうか。

革質が違う|ソロヴェアーの方が上

現在のマーチンと比べると、ソロヴェアーの方が革質は高いと思います。

ソロヴェアーの革がすごく良いかといえば、正直そこまでではありませんが、現行マーチンの革質よりはだいぶ良いと思います。

マーチンは樹脂も塗料もひび割れてアッパーが劣化しやすいことがあり、長年愛用の前提なら、購入時にレザーの種類をちゃんと選ぶべきです。

ステッチのピッチも、ソロヴェアーの方が丁寧

ソロヴェアー(黒)とドクターマーチン(バーガンディー)

アッパーに掛けられたステッチも、ソロヴェアーの方が細かく丁寧です。

こちらもソロヴェアーが物凄く優秀というわけではなく、4万円クラスの英国靴なりではあります。

しかし、カジュアルシューズに、本格的な英国靴クラスの製甲や底付けの技術が投下されていることがレアとも言えます。

ソロヴェアーは、ハーフサイズ毎のサイズ展開

ソロヴェアーはハーフサイズごとの展開で、ドクターマーチンは1cmごとの展開である点も、かなり大きな差だと思います。

きつい靴はシンプルに痛いですし、一方で緩い靴は外反母趾や内反小指などの原因になったりしますが、ドクターマーチンのサイズ感に不満な方は、これだけでソロヴェアーにする価値があると思います。

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たとえば、私のように「マーチンのUK8では小さく、UK9ではやや大きい」という場合、ソロヴェアーのUK8.5サイズがジャストサイズになります。

靴のサイズ感は、本当に重要ですよ。

ソロヴェアー(SOLOVAIR)の代表モデルをご紹介!

では次に、ソロヴェアーの代表的なモデルを紹介します。

実際はマーチンの有名モデルと「ほぼ同じ」ですが、順を追ってご紹介します。

3アイレット|ギブソン(Gibson)

Image Photo by SOLOVAIR

まず3アイレット ギブソンは、ドクターマーチンの「1461」に近いモデルです。

「1461」と比べると、ややトウがスリムなシェイプを描いています。

一足あるとコーデの幅が広がる、汎用性の高いモデルです。

4アイレット|ギブソン(Gibson)

Image Photo by SOLOVAIR

こちらの4アイレット ギブソンは、私も愛用しています。

3アイレット ギブソンと異なり、シルバーステッチが表に出ていません。

より大人っぽいソロヴェアーです。

3アイレット|チャッカ(Chukka

Image Photo by SOLOVAIR

3アイレットのチャッカブーツも展開しています。

日本市場でも流通が多い人気モデルです。

型押し革で傷が見えにくく、塗料も剥がれにくいです。

6アイレット|アストロノートブーツ(Astronaut Boot)

Image Photo by SOLOVAIR

ブーツタイプのアストロノートは、宇宙飛行士を指します。

8アイレットのブーツは他にも展開していますが、アストロノートは、よりシャープなラスト&ステッチパターンも異なります。

エレガントで大人っぽいですね。

ソロヴェアー(SOLOVAIR)革靴 カジュアルシューズ
created by Rinker

その他、ソロヴェアーのコラボも存在する

MHL(マーガレットハウエル)

英国を代表するデザイナーズブランド、マーガレットハウエル

カジュアルラインのMHLを中心に、ソロヴェアーとのコラボレーションを2014年頃から定期的に行っています。

アルフレッドバニスター

出典:https://zozo.jp/

2021秋冬シーズンには、日本の靴ブランドであるアルフレッドバニスターとのコラボレーションも実現。

写真の通り、アッパーのステッチが白であることが特徴。

プレーントウ、モンクストラップ、サイドゴアの3種類を展開していました。

その他の疑問|ソロヴェアーはどこで購入できる?サイズ感は?

東京では、いくつかの店舗で購入可能

ソロヴェアーの取り扱い店舗ですが、東京にはアメ横にあるフットモンキーさんや、COBBLER NEXT DOORさんなど、いくつかの店舗で取り扱いがあります。

しかし、(ドクターマーチンとは異なり)各地で買えるかといえば難しいところ。

英国ブランドの取り扱いが多いセレクトショップには置いてあるかもしれませんが、基本的には地方で入手が難しい場合が多いでしょう。

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「どうしても身近にない!」という方は、(マーチンのサイズ感を参考に)オンラインでの購入が中心になると思います。

オンラインストアは公式&大手モールが安心

ソロヴェアーはオンラインでの販売がかなり充実しています。

英語が分かる方であれば、公式HPから多種多様なモデルを選べます(公式HP:https://jp.nps-solovair.com/?countrycode=JP)。

また、日本語対応や返品条件、配送を重視するなら、楽天市場Yahoo!ショッピングZOZOTOWNなどの大手モール内の取扱店が探しやすいです(在庫と価格は変動します)。

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ただし、「偽サイト」「コピー品」は要注意です。

知らないドメインの激安サイトより、販売元が追えるところを選ぶのが結局いちばん安いですよ。

ソロヴェアー(SOLOVAIR)革靴 カジュアルシューズ
created by Rinker

ソロヴェアーのサイズ感は?

なかなか試せる機会が多くはないので、オンラインでの購入に不安に思う方も多いと思います。

ソロヴェアーのサイズ感ですが、結論、一般的な英国靴とほとんど同等です(多少の相性差はもちろんあります)。

特に、ソロヴェアーとドクターマーチンはサイズ感がほぼ同一で、ヒールカウンターの素材やアーチサポートの差はありますがサイズが変わるほどの差ではないケースが多いです。

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私の場合、ソロヴェアーはUK8.5サイズがベストです。

チーニーやチャーチ、ジョンロブ、ロイドフットウェア、バーカーなど、大体の英国靴でUK8.5の標準ウィズで、クラークスのデザートブーツもUK8.5、リーガルは26.5cmです。

オールソールは何回できる?結論「複数回狙える」が、コツがある

結論から言うと、ソロヴェアーは複数回のオールソールが狙えます。

ただし、公式も言っている通り条件があって、アッパーが良い状態で、ウェルトが傷んでいないことが前提です。

なるべく長年履くための条件としては、

  • 減り切る前に出す:ソールが薄くなり、ウェルトまで削れてからだと難易度が跳ね上がります
  • アッパーを枯らさない:履いたら乾かす、できればシューキーパーを活用
  • オールソールが得意、評判の良い店舗に依頼する:安かろう悪かろうでは逆効果になり得ます
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なお、ソロヴェアーは交換用ソールの販売もしています。

外注に出す場合でも、修理屋さんと相談しながら純正パーツでの修理がしやすいです(購入するなら、トリミング前提で1サイズ大きめが案内されています)。

【Q&A】ソロヴェアーの疑問に答える

そして、ここまでの内容やその他をまとめて、Q&A形式にしました。

ソロヴェアー(SOLOVAIR)って、結局どんなブランドですか?

ソロヴェアーは、英ノーサンプトン近郊で生産を続けるNPS Shoes Ltd.の自社ブランドです。

かつてドクターマーチンの生産拠点の一つだった背景があり、「昔のマーチンっぽさ」を新品で求める人に刺さりやすい立ち位置です。

ブランド名は「SOLE OF AIR(空気のソール)」を短縮して読んだことに由来します。

「ソロヴェアーは半分マーチン」ってどういう意味?

NPS Shoes Ltd.は、かつてドクターマーチンをライセンス生産していたメーカーです。

そのため、見た目や文脈がマーチンと強く重なり、予備知識がないと「マーチンじゃん」と感じやすいです。

ただし、現在は別ブランドとして独自に展開しており、黄色いステッチなど“マーチンの象徴”と同一ではありません。

迷ったら、ソロヴェアーとドクターマーチンはどう選べば良い?

きれいめ寄りに履ける大人っぽいシルエットを求めるなら、ソロヴェアーが向いています。

カルチャー込みで「パンクなワークブーツ」を楽しみたいなら、ドクターマーチンがハマりやすいです。

長く履く前提なら、買う前に「どこで直すか」まで含めて修理ルートを確保しておくのが重要です。

初めて買うなら、どのモデルがいちばん失敗しにくい?

初めての一足なら、ギブソン(3アイレット or 4アイレット)がいちばん失敗しにくいです。

コーデの幅が広く、マーチン系の雰囲気を自然に取り入れやすい定番枠です。

4アイレットはより大人っぽく見えやすく、3アイレットはより汎用性が高いイメージです。

ソロヴェアーとドクターマーチンは、作り(ソール構造)がどう違う?

どちらも製法の区分としてはグッドイヤーウェルテッドですが、ソール素材や底付けの中身が異なります。

ソロヴェアーは耐久性がより「本格的な革靴」に近い方向で、ステッチが切れてもいきなり靴がバラけにくいです。

一方でマーチンは、熱圧着の構造とウェルトステッチで組まれている説明がされており、状態によってはソールが分離することがあります。

マーチンの「黄色いステッチ」は切れたらすぐ修理した方がいいですか?

はい、黄ステが毛羽立つ、ほつれる、切れ始めた時点で修理屋へ相談するのが安心です。

放置して履き続けると、歩行の負荷が積み重なって圧着面に影響が出やすくなり、ソール分離のリスクが上がります。

見積の段階で修理方法や再発リスク、雨の日の注意まで確認しておくと失敗しにくいです。

ソロヴェアーは「大人っぽい」と言われますが、何が違う?

現行のドクターマーチンと比べると、ソロヴェアーはややスマートで大人っぽい木型になっている傾向があります。

どちらが良いかは完全に好みですが、きれいめな服装に合わせたい人ほどソロヴェアーがしっくり来やすいです。

モデルによってトウの印象も変わるため、丸みが強いタイプか、シャープ寄りかで選ぶとイメージしやすいです。

革質は、ソロヴェアーとマーチンでどちらが上?

現行マーチンと比べる前提なら、ソロヴェアーの方が革質は高いと感じやすいです。

ただしソロヴェアーの革が突出して最高というより、マーチン側の革が劣化しやすいケースがある点が差として出やすいです。

長年愛用したいなら、購入時にレザーの種類も含めて選ぶ意識が大切です。

サイズ展開はどう違う?

ソロヴェアーはハーフサイズ刻みの展開で、マーチンは1cm刻みの展開である点が大きな違いです。

「UK8だと小さいけどUK9だと大きい」など中間が欲しい人は、ハーフサイズがあるだけで選びやすくなります。

きつい靴は痛みの原因になりやすく、緩い靴はトラブルにつながることもあるため、サイズは妥協しない方が安心です。

ソロヴェアーはどこで買える?

東京なら取り扱い店舗がいくつかありますが、全国で気軽に試着できるブランドではありません。

そのため、身近に店舗がない場合はオンライン購入が中心になりやすいです。

オンラインは公式や大手モール内の取扱店など、販売元が追える場所を選ぶのが安心です。

オンラインで買うなら、どこが安心?

安心感を優先するなら、公式ストアや大手モール内の取扱店が探しやすいです。

激安をうたう知らないドメインのサイトは、偽サイトやコピー品のリスクがあるため注意した方が良いです。

結局は「販売元が追えるか」を基準にすると、トラブル回避の面でいちばん安く済みやすいです。

ソロヴェアーはオールソールを何回できる?

アッパーが良い状態で、ウェルトが傷んでいなければ複数回のオールソールが狙えます。

減り切る前に出すことと、アッパーを枯らさないケア、そして評判の良い店舗に依頼することがコツになります。

交換用ソールの販売もあるため、純正パーツでの修理も相談しやすいです。

終わりに|ソロヴェアーは大人向けにおすすめの“マーチン”

最後に、まとめとしてソロヴェアーのメリットをお伝えさせていただくと、

  • マーチンより“大人っぽい”クオリティ、ちょっと違う感
  • カジュアルシューズにして、本格的な英国靴の作りが導入されている
  • ハーフサイズ展開で選びやすく、オールソールも視野に入る

というところ。

一方、ソロヴェアーのデメリットは、

  • リアル店舗で試せる場所が少ない
  • しっかり作られている分、やや重め
  • あくまで“マーチン”ではない

でしょうか。

重さはかえって歩きやすい人もいるので一概にデメリットとはいえませんが、特に大きいのが3番目だと思います。

簡素化されたマーチンだとしても、「パンクなワークブーツといえばマーチン」です。

実際、いくら現行品が高品質とは言えなくとも、ドクターマーチンのブランドとしての功績は大きいです。

これは、「トレンチコートのバーバリー」「ジーンズのリーバイス」「ファスナーバッグのエルメス」と同じこと。

もちろん、ソロヴェアーが“偽物”というわけではありませんが、あくまでマーチンを作ってきたからこそのソロヴェアーであることは間違いありません。

とはいえ、マーチンも値上げを繰り返しているため、2つのブランドの価格がかなり近くなってしまった割に、モノづくりのレベルとしては差があります。

個人的には、アイコニックなブランド力を抜きにしても、ソロヴェアーの方がおすすめしたいと思っています。

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ソロヴェアーもまた「マーチン」を構成している一部であるからこそ、こういった反骨的なブランド「パンク」らしくて良いのでは?

ぜひ、一味違う、大人のマーチンを試してみてください。

おしまい!

(少しでもお役に立てたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)

SHOLLWORKS(ショルワークス)>TOPへ

本当に良い、ブランドを。

SHOLLWORKSは、プロの目線からファッションに関する情報と価値観をお届けします。

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