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SHOLL(しょる)
皆さま、こんにちは。“SHOLLWORKS”運営者のSHOLL(しょる)と申します。

1987年、山梨県甲府市生まれ。国内デザイナーズブランドを経て、ファッション・コングロマリットでデザイナー職を経験。

現在は東京都在住、ブランディングとマーケティングを支援する活動も行っています。
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今日の天気&服装

あなたの地域の今日の天気は?

More forecasts: 東京天気 10日間

このページは「今日の天気に対して、どんな服を着ればちょうどいいか」を、気温・湿度・風速の3つから判断するための早見表です。

まずはふだんお使いの天気アプリなどで今日の最高/最低気温・湿度・風速を確認し、その条件に近いゾーン(真夏/盛夏〜残暑/春・秋・・・)を選んでください。

あとは各ゾーンの「基本」「高湿度」「風が強い」といったパターンから、自分の予定(通勤・通学・外出など)に合う服装を選ぶだけ、という設計になっています。

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ここでの目安は、成人が軽めに歩き回る一日を想定しています。

暑がり・寒がりの個人差や、長時間の屋外作業・スポーツ、子どもや高齢の方などは、一段階上下のゾーンもあわせて参考にしながら、インナーやアウターを無理のない範囲で足し引きしてください。

※ 天気予報はすべて外部サービス(気象庁または予報業務許可事業者)が提供する情報です。当サイトは予報業務許可事業者ではなく、天気そのものではなく服装選びの一般的な目安のみをご案内しています。

気温・湿度・風速で決める「今日の服装」の目安

ここからは、気温・湿度・風速の3軸を組み合わせて「今日どんな服を着るとちょうどいいか」を決めるためのゾーン別ガイドです。

ざっくり言えば、

  • 気温で生地の厚さを決める
  • 湿度で素材(綿・リネン・ポリエステルなど)を選ぶ
  • 風速でアウターやシェル(風よけ)を足す

という順番で考えると、毎朝の迷いが大きく減ります。

※ 以下はあくまで一般的な目安です。体感温度や快適さには個人差があります。冷えやすい方・暑がりな方、体調や持病がある方、小さなお子さまや高齢の方は、一段階暖かめ/涼しめのゾーンもあわせて参考にしつつ、無理のない範囲で調整してください。

気温別・服装ざっくり早見表

スクロールできます
気温のめやすトップスアウターボトムス・その他
30℃以上
(真夏)
半袖T/ノースリーブ、タンク+速乾インナーなど基本なし(必要なら極薄シャツ)ショーツや薄手パンツ、サンダル+帽子・日焼け止め
25〜29℃
(盛夏〜残暑)
半袖T+薄手シャツ、中肉〜薄手シャツ1枚薄手パーカー・カーディガンチノ・デニム・ロングスカートなど
20〜24℃
(春・秋)
長袖シャツ/薄手ニットライトジャケット・カーディガンチノパン・ジーンズ、タイツは基本不要
15〜19℃
(肌寒い春先・晩秋)
薄手スウェット・パーカーライトジャケット/Gジャン厚手パンツ、タイツや靴下で冷え対策
10〜14℃
(初冬・花冷え)
厚手ニット・フリースコート/中綿ブルゾン裏起毛パンツや暖かインナー、マフラーがあると安心
9℃以下
(真冬)
厚手セーター・フリースダウンコート/ヘビーウールコート防寒ボトムス+手袋・マフラー・ニット帽

🔥 真夏(30 ℃以上)

気温30℃以上の真夏日ゾーンは、日なたに出るだけで汗が吹き出すレベルです。

とくに湿度が高い日は、風があるか/ないかと汗の量によって「綿が快適なとき」と「速乾インナーが向くとき」に分かれます。

  • 基本:半袖Tシャツ、ノースリーブワンピース、ハーフパンツ+通気性の良いサンダルなど、できるだけ風が抜ける軽装。
  • 湿度70%以上 & 風弱い(無風〜そよ風程度)
    • 綿100%のゆったりTシャツやリネンシャツで「汗を吸って溜める」+うちわや携帯扇風機で強制的に乾かすくらいの割り切りが快適です。
    • エアリズムなどの速乾インナーは、高湿度で風が弱く大量に汗をかく環境では本来の速乾効果が出にくく、汗が乾かずベタつきを感じやすいことがあります。この条件では綿100%やリネンなど吸湿性の高い素材+こまめな着替えの方が向きやすいです。
  • 湿度70%以上 & 風あり(風速3〜5 m/s程度)
    • 風がしっかり抜ける日は、エアリズムやドライEXなどの速乾インナー+薄手シャツの重ね着で「吸ってすぐ乾かす」組み合わせが活きます。
    • トップスはオーバーサイズ気味にして、袖口や裾から風の通り道を作るとさらに涼しく感じます。
  • 湿度40〜60%(カラッと・中湿度)
    • この条件ではポリエステル混のTシャツやドライポロでもベタつきにくく、汗が乾きやすいコンディションです。日焼け止め・帽子・サングラスなど、紫外線対策をしっかりしておきましょう。

🌞 盛夏〜残暑(25-29 ℃)

25〜29℃の盛夏〜残暑ゾーンは、日中は暑くても朝晩は少しひんやりする時期です。

「日中は半袖一枚で出られるが、室内の冷房や夜風で少し冷える」と感じる人が多いため、羽織りものをどう扱うかが快適さの分かれ目です。

  • 基本:中肉〜薄手のシャツ、半袖T+薄手シャツ、ロングスカートやチノパン、スニーカーなど、日中は1枚でも過ごせる軽さ。
  • 高湿度(70%以上)
    • リネン混シャツ・ガーゼ地・薄手コットンTなど、汗を「吸湿→放湿」してくれる素材が◎。
    • 無風ならゆるめシルエットで風の通り道を作り、風があれば速乾インナー+薄手の羽織の二枚重ねで調整します。
  • 風が強い日(風速5 m/s前後〜)
    • 風が強い日は、条件によって体感温度が数℃低く感じられることもあります。日中は半袖で過ごせても、移動中や夕方に備えて薄手パーカーやカーディガンなど軽いアウターを1枚持ち歩くと安心です。

🍃 春・秋(20-24 ℃)

20〜24℃の「ザ・春秋」ゾーンは、日差しがあれば薄手の一枚でも過ごせて、曇りや夕方になると少し肌寒く感じる気温です。

重ね着しやすい長袖シャツや薄手ニットをベースに、朝晩の冷えと室内の空調で微調整してあげるイメージで組み立てると、1日中快適に過ごしやすくなります。

  • 基本:長袖シャツ・ブラウス+軽めのニットやアウター、チノパンやジーンズなど。
  • 高湿度(70%以上)
    • リネン・綿のニットやカーディガンで調湿。汗ばむ昼は、袖をロールアップしたり羽織を一枚脱いで風通しを確保しましょう。
  • 低湿度(40%↓/乾燥)
    • 一般に湿度40%を下回ると静電気が起きやすくなると言われます。乾燥した日は、静電気の起きにくいコットンやリネンなどの天然繊維をメインにしつつ、ウールを着る場合はポリエステルなど化学繊維との重ね着に注意すると安心です。
  • 風強い(5 m/s↑)
    • シャツ+ライトジャケット(ウインドブレーカー系)で体感温度の低下をガード。自転車やバイク移動がある日は、風を通しにくいアウターを選ぶと冷えにくくなります。

🌥 肌寒い春先・晩秋(15-19 ℃)

15〜19℃の「肌寒い春先・晩秋」ゾーンは、朝晩はコートが欲しくなることもある一方、日中は日なたで動くと少し汗ばむような時期です。

薄手スウェットやパーカーをベースに、湿度と風で「冷える条件」をどこまでカットするかを考えると、冷えすぎ・着込みすぎの両方を避けやすくなります。

  • 基本:薄手スウェットやパーカー、ライトジャケット/Gジャン。
  • 高湿度(70%以上)
    • メリノウールやフランネルコットンなど、しっとり感のある素材で「じっとり冷え」を防ぎます。雨上がりや霧の出る朝は、足元も防水性の高い靴だと安心です。
  • 低湿度(40%↓/乾燥)
    • 空気が乾燥してくると手や唇が荒れやすくなるため、ニットやスウェットに加えて保湿クリームやリップクリームを持ち歩いておくと快適です。
  • 風強い(5 m/s↑)
    • 風が強い日は体感温度が下がりやすいので、裏地付きジャケットで風を遮断し、首元はストールで保温。自転車通勤の方は耳あて付きのニットキャップなどもあると安心です。

🧣 初冬・花冷え(10-14 ℃)

10〜14℃の「初冬・花冷え」ゾーンは、昼間でもアウターが欲しくなり、朝晩はぐっと冷え込みます。

厚手ニットに加え、コートや中綿入りブルゾンなどを組み合わせて、湿気を含んだ冷たい空気と強い風から体を守ることが大切です。

  • 基本:厚手ニット、コート/ブルゾン、保温性の高いボトムス(裏起毛・ヒート系インナーなど)。
  • 高湿度+無風
    • 霧雨や雨上がりなど、空気中の水分が多い日はニットが湿気を帯びて冷えやすくなります。撥水シェルやレインコートを重ねて、冷たい湿気が体にまとわりつかないようにすると、体感がかなり変わります。
  • 風強い日(風速5 m/s前後〜)
    • 目安として、風速5 m/s前後になると、気温や日射の条件にもよりますが体感温度が5℃前後低くなると言われます。防風性のあるフリースや中綿入りジャケットを1枚足し、手袋・マフラーで露出を減らしておくと安心です。

❄️ 真冬(9 ℃以下)

9℃以下の真冬ゾーンは、日中でも息が白くなり、長時間外にいると体の芯から冷えてくるレベルです。

ダウンコートや厚手のウールコートをベースに、首・手首・足首など冷えやすい部分を小物でしっかり守ることが、体感温度を大きく左右します。

  • 基本:ダウンコート or ヘビー級のウールコート+厚手セーター、手袋・マフラー・ニット帽。
  • 湿度40%↓(乾燥冷え)
    • 空気が乾燥すると静電気が起きやすくなるため、コットンインナー+ウールニットのように天然繊維をベースにしつつ、柔軟剤や静電気防止スプレーで対策すると快適です。加湿器や保湿クリームも併用すると「乾燥冷え」を防ぎやすくなります。
  • 高湿度(雪・みぞれ)
    • 雪やみぞれの日は、濡れると一気に冷えるので、撥水ダウンやGORE-TEXシェル+ウールセーターで「濡れ冷え」を回避します。足元も撥水性のある靴+厚手ソックスで。
  • 風強い(5 m/s↑)
    • 強い北風が吹く日は、風をほぼ完全に防ぐGORE-TEXやPERTEXなどのシェルアウターが効果大です。ダウンやニットの上から一枚羽織るだけで、体感が大きく変わります。

迷ったときの服装の選び方3つのポイント

ここまでのゾーン表をざっと眺めたうえで、「それでも迷ってしまう」というときは、次の3つだけ意識しておくと失敗がぐっと減ります。

細かいアイテム名を全部覚えるより、ルールを知っておくほうが毎朝の判断ははるかに楽になります。

  • 気温で生地の厚さを決める → 湿度で素材を選ぶ → 風速で外殻を足す
    気温は「何枚重ねるか」、湿度は「綿・リネン・ポリエステルなどどの素材を選ぶか」、風速は「シェルやコートを足すかどうか」を決める指標と考えると整理しやすくなります。
  • 速乾インナーは「乾く余裕」があるときに本領発揮
    速乾系インナーは、風があり・中程度の湿度で・汗の量がそこまで多くないときに最大限効果を発揮します。高湿度×無風×大量発汗の日は綿100%やリネンをメインにし、風がある日は速乾インナー+薄手シャツのように使い分けるのがおすすめです。
  • 着替えを一枚持ち歩くと、滝汗や雨でも一度“リセット”できる
    特に真夏や雨の日は、Tシャツやソックスなどの着替えをバッグに1枚入れておくだけで、汗や雨で濡れたときに一度リセットでき、快適度が大きく変わります。荷物を増やさず快適さだけ上げる、コスパの良い工夫です。
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最後に、どんなに目安を整えても、体調や睡眠不足などの影響で「いつもと感じ方が違う」日もあります。

その日の体調に耳を傾けつつ、脱ぎ着できる余白を一枚だけ用意しておいていただけると安心です。