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SHOLL(しょる/今宮章宏)
ファッションブロガー・デザイナー・服飾評論家
1987年生まれ。国内大手アパレルメーカーのデザイナーズブランドを経て、伊ファッション・コングロマリットでデザイナー職を4年間経験。

現在は日本の服飾産業を振興するため、SHOLLWORKSを運営する傍ら、ファッション分野を中心にマーケティング支援も行っています。

素材の機能性からパターンまで精通し、シンプルかつ素敵な服装の普及に努めています。
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改良されたユニクロの日傘レビュー&旧モデルを40℃の酷暑で使ってみた感想は?日傘の選び方も紹介

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こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。

本日はユニクロの「日傘」を実際に購入使ってみた感想を話そうと思います。

ユニクロは2025年夏シーズンから「UVコレクション」と銘打ち、日傘やフェイスカバーなどさまざまなラインナップを強化・展開しています。

とはいえ、ユニクロの涼しさの象徴であるエアリズムには問題点もあるなど(こちらの記事で紹介しています)、本当にイメージ以上の価値があるのかは気になるところだと思います。

というわけで今回は、特に涼しさに効果が高い「日傘」にフォーカスを当てて、実際に購入レビューも交えて紹介します。

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2026年も継続されている1,990円のモデルと、遮光性/遮熱性が高い2026年の改良モデルの双方をレビューしています。

ぜひ、最後までお読みいただけたら幸いです!

著者「SHOLL(しょる/今宮章宏)」プロフィール

1987年生まれ。国内大手アパレルメーカーのデザイナーズブランドを経て、伊ファッション・コングロマリットでデザイナー職を4年間経験。現在は日本の服飾産業を振興するため、SHOLLWORKSを運営する傍ら、ファッション分野を中心にマーケティング支援も行っています。

素材の機能性からパターンまで精通し、シンプルかつ素敵な服装の普及に努めています。


※当サイトのコンテンツは著者の知識と専門性、情報に基づき、完全に独自に制作しています。PRの有無に関わらず、メーカーはコンテンツや評価の決定に一切の関与をしていないことを宣言します。なお、この記載は景表法第5条第3号を遵守するためのものです。

目次

ユニクロ「UVカットコンパクトアンブレラ/親骨55cm」を真夏の東京で使ってみた

早速ですが、2025年盛夏の東京都心(気温40℃)で実際にユニクロ「UVカットコンパクトアンブレラ/親骨55cm」を使用している様子が上の写真です。

こちらは2026年も展開されているモデルですが、見てのとおり強烈な日差しが傘越しに透けて見えるのがわかります。

生地自体が完全には光を遮らないため、傘の下が完全な日陰にはならず、直射日光の眩しさは多少和らぐものの視界は明るいままです。

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もちろん直射日光を受けるよりはマシですが、日差しそのものを遮断しきれていない分、「持ち歩ける日陰」といった感じには程遠い印象でした。

「涼しい日傘」の条件としては

  • 上空からの熱を跳ね返す:傘の外側が淡色やチタンコートなどの“高反射”仕上げ
  • 地面からの照り返しを吸収:傘の内側がマットな黒で(黒PUコートや黒フィルム)加工されている
  • そもそも光を通さない:生地が完全遮光(に近い)遮光率99.9%以上(“完全遮光”相当)+ UPF50+

といった条件が求められますが、上記のユニクロの傘は3つとも満たしていないことがわかります。

実際、炎天下でこの日傘を差していても地面からの輻射熱で「体感的な暑さはあまり変わらない」というのが正直なところでした。

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汗ばむ陽気では遮光率の限界を感じますし、「焼け石に水」とまでは言いませんが、劇的に涼しくなるわけではないと痛感しました。

2026年に改良された「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」はどう?

上述のとおり、1,990円の「UVカットコンパクトアンブレラ/親骨55cm」は正直“微妙”でしたが、2,990円の「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」はどうでしょう?

こちらも元々、2025年に初期モデルが登場しましたが、当時は「涼しいし可愛い」「自動開閉機構がない割に重い」「畳みにくい」と賛否両論ありました。

一方、2026年モデルは改良されているとのことで、改めて購入してみることに。

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結論、そつないモデルで軽量化されていたため良くなっています。

以下、(まだ盛夏は迎えていないものの)実際に購入してみた感想です。

遮光・遮熱性能は昨年モデル並みで軽量化されている

2026年にユニクロから新発売された「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」は、2025年モデルの生地の厚みと重さのバランスを取った作り。

骨の数が8→7本になり、生地も少し薄くなりましたが、UVカット率約99%(UPF50+)、遮光率約99.9%と光をほとんど通さない性能は維持されています。

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実際に晴天下で広げてみても、遮光性能はバッチリ。

大きさも十分で遮熱効果約45%を実現しており、さらに傘の内側にマットな加工が施されていることで「涼しい日傘」の条件を満たしています。

東レと共同開発した多層ブロック構造の特殊生地のおかげで熱も反射・吸収し、傘の下の気温上昇を抑える構造になっているとのことですが、「UVカットコンパクトアンブレラ/親骨55cm」と比べるとはるかに良いです。

昨年のモデルは約300gと、自動開閉機構も付いていない折りたたみ傘の割にはかなり重めだったのですが、2026年モデルは約240gと(軽量モデルではないものの)かなり軽くなっています。

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結論、1,000円プラスしても絶対にこっちをおすすめします。

ちなみにハンドルは木ではなくプラスチックです。

でもこれ、パッと見よくできていますよね。

重さは改善されたが、やっぱり畳みにくい

使いやすくなった一方で、あえて欠点を挙げるとするなら、

やっぱりちょっと畳みにくい

2025年モデルからやや改善されていますが、これが最大の欠点だと思います。

ユニクロの日傘は「なんかまとまりが悪い」です。

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(もちろん、コーティングされている日傘生地はつきにくいのですが)生地にクセがつきにくいですし、他の日傘と比べてもやや地厚で“もこっと”なってしまいます。

畳むのが上手な方は気にならないかもしれませんが、おおざっぱな方は綺麗に収納は難しいです。

風で“めくれる”のは一長一短

また、風への耐性についても賛否があります。

ユニクロの晴雨兼用傘には力を受け流す回転機能(風で傘が煽られた際、骨ごとクルッと回転して衝撃を逃がす仕組み)が備わっており、強風でひっくり返っても骨が折れにくい構造になっています。

実際ユーザーからも、

折りたたみ傘だからある程度の風でひっくり返るが、すぐ戻るので全く不満は無い

と、風で裏返っても壊れず元に戻る点を評価する声がありました。

一方、

少しの風ですぐひっくり返りすごいストレス

予想以上にひっくり返るので使い物にならない

といった辛辣な意見も見られます。

要は風に対して壊れにくい反面、頻繁に裏返る現象自体が煩わしいというユーザーもいるということです。

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特に、昨今はゲリラ豪雨による雨風が激しい時期や地域もあるため、晴雨兼用として使いたい場合は要注意です。

また、お住まいの地域や環境で風がよく吹くかどうかもメリット/欠点を分けるところでしょう。

ユニクロの日傘2026年モデルは「平均的な優等生」

というわけで、2026年に改良された「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」は、(ちょっと畳みにくいけれど)全体的にそつなくそこそこ良い、まさにユニクロらしい商品でした。

もし、「重くても自動開閉機能付きが良い!」「こんなにデカくなくて良いし、耐久性要らないから軽くしてほしい」「自動開閉機能なしじゃやっていられない!」という場合は他メーカーになると思いますが、

  • 軽すぎなくても、そこそこ大きめの日傘が良い
  • 買いやすさを重視している
  • ユニクロが好き

という方であれば、合う可能性が高いのではと思いました。

ユニクロの「ライバル」はどんな感じ?

日傘はユニクロだけでなく、日傘専業メーカーからもいくつも発売されています。

個人的におすすめなのは、自動開閉機能付き

子どもが小さいので「傘を閉じる手間などを省きたい」といったニーズがありますし、私自身は男性でそこそこ力もあるので、重量はそこまでデメリットにならないこともあります。

Photo by Wpc.

たとえば、Wpc. 遮光オートマティック パラソル(ユニセックス)であれば、重量約270g自動開閉、生地は遮光率・UVカット率100%(UPF50+)

しかも、大きさもユニクロの「晴雨兼用UVカット傘(大判)」と同じく55cmです。

見た目はシンプルで服に合わせやすいですし、カラーバリエーションも豊富とかなりおすすめ度の高い一本です。

\ Wpc.の購入はこちら/

Wpc. (ワールドパーティーカンパニー)メンズ 日傘
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他にもおすすめモデルを紹介

個人的には、上述のWpc. 遮光オートマティック パラソル(ユニセックス)が最も好バランスだと思います。

しかし、他にも自動開閉機能を搭載しながら軽いモデル(完全遮光機能はないモデルがほとんど)や、ユニクロよりも重いけれど高耐久&自動開閉機能付きのものなどもあります。

自動開閉機能を搭載しながら軽いモデル

Wpc.|遮光オートマティック パラソル(ユニセックス)

約270g、自動開閉、生地は遮光率・UVカット率100%(UPF50+)。見た目はシンプルで服に合わせやすい。完全遮光でこの軽さは優秀。

Knirps|U.200 Duomatic

約230g、自動開閉、風洞120km/hテストの耐風設計。

日差し対策は“完全遮光”表記ではないけど、裏黒コーティングあり。レディース向けの淡色も多い。

Waterfront|軽量自動開閉 55

約217g、自動開閉でとにかく軽い。完全遮光の明記はないので“涼しさ最優先”よりも軽さ&機動力重視の一本として。

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このあたりは、自分に必要な機能やバランスをチョイスしたい方に、おすすめのラインナップです。

重いけれど高耐久&自動開閉機能付き

Wpc.|IZA Automatic

自動開閉・完全遮光100%で、耐水10,000mm・撥水5級。重量は約325gでユニクロよりやや重い。

KiU|KAH03 オート

自動開閉・完全遮光100%・遮熱表記ありだが約360gで重い。耐水10,000mm。

KIZAWA|tio

耐風重視の10本骨モデルは約398gで重め(裏返りに強い)。

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こちらは、多少重量を犠牲にしても機能性を重視する方におすすめ。

ユニクロの日傘との選び方は「ピンポイントのニーズがあるか」

ユニクロの2026年に改良された「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」も、決して悪くないと思いました。

どの要素も50~70点は取ってくれる優等生的な存在で「重くない」「遮光性能は◎」「そこそこ持ちやすい」「安い」「でもちょっと畳みにくい」という感じです。

個人的には、ユニクロの日傘で良いのか、専業メーカーの特化した日傘が良いのかは、「個別のニーズや重視するものがあるのか」で決めると良いと思います。

私の場合は「小さい子どもがいるから自動開閉機能はほしい」とか「畳みにくさは結構気になる」とか「力はまあまああるから重さはそこまで気にならない」とか。

環境や状況、価値観として多少重くても自動開閉機能があるモデルが良いという感じです。

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「自分はこうだから日傘はこういう点を重視する」という選び方ができればベストだと思います。

あるいは、「HPや店頭で見てみたけれど、どうしてもよくわからんからとりあえずユニクロにしよっと」という選び方も、それはそれで触れてみた結果なので悪くはないと思います。

【Q&A】ユニクロ日傘の疑問に答える

そして、ここまでの内容やその他をまとめて、Q&A形式にしました。

ユニクロの1,990円の日傘は涼しいですか?

直射日光を和らげる効果はありますが、劇的に涼しくなるほどではありません。

生地が強い光を完全には遮らず、傘越しに日差しが透けて見える場面もありました。

地面からの照り返しによる暑さも感じやすく、“持ち歩ける日陰”のような快適さまでは届かない印象です。

涼しい日傘にはどんな条件が必要ですか?

涼しさを重視するなら、遮光・遮熱・照り返し対策の3つが重要です。

外側が淡色や高反射加工で熱を跳ね返し、内側が黒系コーティングで照り返しを吸収する構造が理想的です。

さらに、遮光率99.9%以上やUPF50+など、光を通しにくい生地だと体感差が出やすくなります。

2026年モデルの「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」はどうですか?

2026年モデルは、ユニクロの日傘の中ではかなり完成度が高くなっています。

遮光率約99.9%、UVカット率約99%(UPF50+)を維持しつつ、軽量化も実現されています。

遮熱効果や内側のマット加工も備わっており、1,990円モデルと比べると快適性は大きく向上していました。

2026年モデルは軽くなっていますか?

2026年モデルは、前年モデルよりしっかり軽量化されています。

2025年モデルは約300gでしたが、2026年モデルは約240gまで軽くなっています。

骨の本数を8本から7本へ変更し、生地もやや薄くすることで、持ち歩きやすさが改善されました。

ユニクロの日傘は畳みにくいですか?

はい。

2026年モデルで多少改善されたものの、畳みにくさは依然として気になりました。

コーティング生地特有の張り感があり、生地に折り目のクセが付きにくいため、収納時にもこっと膨らみやすいです。

細かく綺麗に畳むのが苦手な方は、ややストレスを感じる可能性があります。

風で裏返りやすいという口コミは本当ですか?

風で裏返ること自体はありますが、その代わり壊れにくい構造になっています。

ユニクロの晴雨兼用傘には、風の力を逃がす回転機能が搭載されています。

そのため、ひっくり返っても元に戻りやすい一方で、頻繁に裏返ることをストレスに感じる方もいます。

風が強い地域や、ゲリラ豪雨の多い環境では使い方に注意が必要です。

ユニクロの日傘はどんな人に向いていますか?

クセの少ない“平均点の高い日傘”を探している方に向いています。

遮光性能やサイズ感、価格のバランスが良く、ユニクロらしい優等生タイプの商品です。

一方で、自動開閉機能や超軽量性など、特定の機能を重視する場合は専業メーカーのほうが満足しやすい可能性があります。

おすすめのライバル日傘はありますか?

個人的には、Wpc.の自動開閉モデルがかなりバランスが良いと感じました。

遮光率・UVカット率100%(UPF50+)で、自動開閉機能付きながら約270gに抑えられています。

他にも、軽量重視ならWaterfront、高耐久重視ならKiUやKIZAWAなど、特徴が異なる選択肢があります。

自分が重視したいポイントを基準に選ぶのがおすすめです。

ユニクロと専業メーカーはどちらを選ぶべきですか?

明確に欲しい機能があるなら専業メーカー、迷うならユニクロがおすすめです。

たとえば、自動開閉機能や超軽量性、強い耐風性などを求める場合は専業メーカーのほうが選択肢が豊富です。

一方で、価格や買いやすさ、全体のバランスを重視するならユニクロは十分有力な候補になります。

自分の生活環境や使い方に合わせて選ぶことが、満足度を高めるポイントです。

結論|やっぱり日傘は専門ブランドが強い?

ユニクロの日傘を実際に試してみて、進化と課題の両方を実感しました。

実際に試してみた立場としては、

UVカットコンパクトアンブレラ/親骨55cm

価格(1,990円)以外に優位性がほぼない。

傘は使い捨てで良いと思う人/日傘を差さないよりはマシと思う人向け。

UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱

価格は2,990円で、2025年モデルよりも軽量化されて使いやすくなった。

遮光/遮熱性能は期待できそうで、大きさと重量、価格のバランスも◎

自動開閉機能がない/風で裏返るのが苦じゃない人向けで、畳みにくさを許容できる人向け。

といった結論です。

確かに、今回試したユニクロ製品は手頃な価格&基本的な機能を押さえてはいますし、遮光・遮熱といった最新の機能性に果敢に挑戦している点は評価できます。

実際、東レと組んだ高機能生地の採用など、専門ブランドに匹敵する技術を盛り込んできているのも事実です。

しかしながら、細かな使い勝手の面でまだ改良の余地があるのも事実であること、ピンポイントのニーズよりも平均点を重視したい方向けだなと思いました。

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よって、「自分はこうだからこう」というピンポイントのニーズがあるから専業メーカーなのか、とりあえずどれもほどほど~そこそこで良いからユニクロなのかを判断して購入すると良いですよ。

おしまい!

(少しでもお役に立てたなら、SNSで拡散していただけると嬉しいです!)

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本当に良い、ブランドを。

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1987年生まれ。国内大手アパレルメーカーのデザイナーズブランドを経て、伊ファッション・コングロマリットでデザイナー職を4年間経験。現在は日本の服飾産業を振興するため、SHOLLWORKSを運営する傍ら、ファッション分野を中心にマーケティング支援も行っています。

素材の機能性からパターンまで精通し、シンプルかつ素敵な服装の普及に努めています。



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