【KASHIYAMA(カシヤマ)】オーダーパンプスの実力は?プロの口コミ!



目次

【KASHIYAMA(カシヤマ)】オーダーパンプスの実力は?プロの口コミ!

ヒールが痛くて悩んでる人へ:イージーオーダーは廉価な解決手段

こんにちは、しょるです。

オーダーパンプスをお考えということは、足にそれなりの悩みを抱えていらっしゃる方が多いと思います。特にレディースで多いのが外反母趾の悩みですが、合わない既成靴だと足の親指の付け根サイド部分がとにかく痛いんですよね。

私自身も男性ですが、(某足幅が細いことで有名なスニーカーブランドで何キロも歩いて)外反母趾になったことがあります。まさに歯を食いしばるような痛さで治るまで苦労しましたが、常日頃、足の痛みを抱えながら歩かなければならない人の人生ハードモードぶりは筆舌に尽くしがたいと思います。特に、営業の人なんか避けようもないですからね。

しかし同時に、「可愛いヒールを履きたい!」という人も多い。実際には、外反母趾の原因としてはヒールそのものというよりも、生活習慣における股関節の動きや歩き方に問題を抱えた上で、「合わない靴」を履いているからという原因がほとんどだそうです。

「歩き方」に関しては専門家にお任せするとして、私の方からは適切なサイズ感の靴のお話として、イージーオーダーのパンプスであるKASHIYAMA(カシヤマ)をご紹介できればと思います。KASHIYAMAは国内大手アパレルメーカーであるオンワード樫山のブランドで、なんと10,890円から作製できます。しかも、ファッション性も高く出来上がるのも早い

今まで(苦しみながらも)激安~数千円の既成靴を愛用していた人にとって、いきなりフルオーダーは心理的にも予算的にもハードルが高いと思います。一先ず適切な「踵のホールド感」「足幅」が確保されるだけでも、大分違うという人が多い。靴のイージーオーダー、結果的には廉価な解決手段になり得るのではないでしょうか。試してみる価値はあります。

【オンワード樫山】とKASHIYAMAブランドについて

KASHIYAMA 公式HPより引用

KASHIYAMA(カシヤマ)を展開するオンワード樫山は1927年、樫山純三氏が大阪で立ち上げた樫山商店からスタートした企業です。いわゆる日本の大手アパレルメーカーの一角で、国内のシェアにおいてはユニクロ、しまむらに次ぐ3位の座を、ワールド、アダストリア、青山商事などと争っています。

オンワードの主力ブランドは「23区」「自由区」「五大陸」といったブランド。私(34歳)くらいまでの世代だと知っている方が多いブランドですが、20代以下になると知名度が大きく下がります。それだけ国内のアパレル業界のパワーバランスが変わった証左でもあり、(他のメーカーと同様に)ユニクロにパイを大きく奪われてしまったことは否めません。

また、2021年まではヨーロッパを拠点とする「オンワードグローバルファッション」を展開していました。傘下ブランドには「ジルサンダー」「OAMC」といった世界的なブランドも擁していましたが、(コロナウイルス禍の経営難もあり)「ディーゼル」「メゾンマルジェラ」といったブランドを擁する伊OTB社に事業を譲渡しています。

近年は苦戦が続くオンワードですが、2017年にスタートした「KASHIYAMA」は、オーダーメイドに焦点を当てたブランドです。本格的なフルオーダーではないイージーオーダーですが、ブランド力よりも顧客にサイズ感や利便性といった満足度を届けるサービスに漕ぎ出しました。

KASHIYAMAのパンプスの価格は安いもので1万円、高くて2万円程度。パンプスであることも考えると一般的には決して安くはありませんが、イージーオーダー(しかもサイトのイメージや見た目も良い)の中ではかなりリーズナブルな価格設定です。オーダー未経験の人にとっても手の届きやすいシステム&価格帯ではないでしょうか。

競合のユニクロやGUは圧倒的なコストパフォーマンスを誇りますが、たとえ少しコストが高くなったとしても満足度で勝負することは、大いにアリな選択肢だと思います。普段服や靴にお金を掛けないで「痛い思い」をしている人にとって、「ちょっとした良い投資」になる可能性を秘めているのではないでしょうか。

どんなパンプスが作れる??

ここからご紹介する下記の画像は全てオンラインのものですが、店頭でも同様です。

4タイプのシューズから、多種多様な素材

KASHIYAMA 公式HPより引用

形状はパンプスバックストラップミュールバレリーナの4タイプ。

KASHIYAMA 公式HPより引用

素材は本革特殊素材(ベルベットなど)、合成皮革レイン用の合成レザーなどから選べます。

KASHIYAMA 公式HPより引用

ヒールの高さおよび形状は、4タイプずつから。

つま先は6種類、ストラップは甲部分と足首のどちらかに付けることも可能。

サイズ選びの注意点&フィッティングについて

オーダーはオンラインでも可能だが、絶対に店頭で試した方が良い

KASHIYAMA 公式HPより引用

店頭でサイズを計測するか、オンラインhttps://wshoes.kashiyama1927.jp/shop/default.aspx?utm_source=kashiyama1927.jp&utm_medium=referral)でもオーダーが可能です。オンラインの場合、画面下の「サイズを選ぶ」から、バリエーションを選択することが可能。

とはいえ、(あなたが相当な靴マニアでもない限り)店頭での計測を強くオススメします。WEBサイトも、なるべく分かりやすい言葉で書かれてはいるものの、個人では特に足囲の計測が難しい。オーダーしたい人は外反母趾等で痛みを感じる人も多いのに、ミスりやすいワイズを間違ったら全く意味がないからです。

また、店頭には大量のサイズサンプルが用意されているので、フィッティングを細かく試せることも大きい。細かな部分の仕様についてもよほど変な店員さんにならない限り、親切にアドバイスをしてくれると思います。

どんな靴も、踵のホールド感は絶対に舐めてはいけない

KASHIYAMA 公式HPより引用

パンプスのフィッティングで絶対にやってはいけないことは、踵がカパカパすること。特に、外反母趾の人は足幅を確保しようと大きいサイズの靴を履こうとしがちですが、本当にマジでウルトラスーパー絶対にやめましょう。というのも、大きなサイズの靴を履くと、踵部分でホールドができないため歩くたびに前に足が突っ込む格好になる。

実際は、これが外反母趾の原因になっています(参照元。あとは、激安の靴もコストを下げるために(カーブが複雑な)踵部分の造形が甘く作られており、ジャストサイズでも踵のホールド感がカパカパしているものが多い。結果、(靴擦れしやすいだけでなく)これも足が前に突っ込みやすくなり、外反母趾、ひいては腰痛の原因にすらなっています。

アジア系は総じて踵が小さいので、特に踵の立体感は靴選びで重要です。後ほど比較画像も載せていますが、KASHIYAMAのパンプスは踵の造詣が優秀です。(繰り返しになりますが)似たようなパンプスが1,990円で売られているので「コスパ」を追い求めたい気持ちは分かりますが、安い靴で外反母趾や腰痛になって通院したら意味ないですよね。

実際にオーダーしたパンプスをレビュー!!

ラウンドトウの5.5cmヒールパンプス

今回、オーダーしたパンプスがこちら。ラウンドトウ&ラウンドカット、5.5cmピンヒールのスエードパンプスです。サイズは24cm、ワイズはMサイズ。価格は14,300円+送料700円の、合計15,000円でした。

こちらのモデルを選んだのは、一足目ゆえにオールシーズン使える質感&汎用性の高さを重視してのこと。合成皮革のスエード素材ですが、非常にリアルな質感。触っても本革と見紛うような質感です。水にも強いので急な雨にも(ある程度は)安心ですし、汚れも落ちやすい。

ソールはレザー調の合成ラバー。グリップ力が高く雨にも強い仕様で、滑ったりカビが生える心配がありません。パンプスなのでそこまで縫い合わせる箇所はないのですが、縫製のピッチも丁寧。ソールの返り、ヒールからのライン、内ぶりされた形状など、パンプスとしては十分合格点な造りです。

廉価なパンプスとは踵(かかと)が違う!GUのパンプスと比較してみた

先に少し触れましたが、廉価なパンプスとの一番の違いは踵の造り。写真の通り、踵~アキレス腱部分をつかむための曲線が全然違います。この部分が緩いと、歩いたときに十分なホールドがされずに踵がカパカパしてしまうのですが、踵周りで支えるはずの力がつま先に集中して、前に「つんのめる」ように突っ込んだ歩き方になってしまいます。

ヒールの高さがあると、さらに突っ込みやすくなるのは想像に難くないのではないでしょうか。突っ込むような歩き方と、(ヒールにありがちな)先の細くなったつま先によって、親指が内側に変形してしまうことで外反母趾が起こります。裏を返せば、踵のホールド感と適切な足幅さえ確保すれば外反母趾になりにくく、痛みも緩和されやすい。

よって、キチンとした踵の造形がされており、あなたに適した足幅の靴を選べる(イージー)オーダーであれば、あなたのパンプス選びの悩みを救える可能性が高い。加えて、中度~の外反母趾の方はヒールの高さが低いものや、ヒールの接地面積が広いものをチョイスすると良いですよ。

プロが考える、KASHIYAMA(カシヤマ)オーダーパンプスの良い点・悪い点

【良い点】オーダー初心者にも易しい

KASHIYAMA 公式HPより引用

とにかく、オーダーに対するハードルの低さが良いと思います。本格的なフルオーダーですと価格も数万円~になりますし、納期も数か月~1年なんてザラにあります。その時間を待つのもオーダーの醍醐味ですが、痛みに耐えてその期間を待つことは、かなりツラいのではないでしょうか。

KASHIYAMA(カシヤマ)の場合、価格は10,890円~。本革で作製しても、2万円を少し超える程度で収まります。納期も非常に早く、オーダーしてから届くまで最速で1週間、遅くとも1か月と掛かりません。

しかも、店舗にはパンプスに使用する生地のスナッチ(革などのサンプル)もありますし、サイズ&ワイズごとにサンプル品も棚に大量に並べてあります。オンラインで頼む不安が払拭できますし、店舗に赴いてスナッチを見て店員さんと話して…といったオーダーの楽しさも味わえる。人生で一度は体験してみる価値ありますよ。

【微妙な点】靴の修理サービスがない

靴の修理サービスがありません。例えば、大切に履きたい場合はハーフラバーヒールリフトの交換などのオプションがあると良いと思いますが、そういったサービスはありません。ハーフラバーやヒールリフトの修理・交換の場合は、ユニオンワークスなどの修理店に持ち込むしかなさそうです。

そういった内容を加えてしまうと、技術者の確保が必要だったり納期が伸びてしまうため仕方のない部分ではありますが、どうしても修理店やフルオーダーと比べるとサービス面で見劣りはしてしまいます

KASHIYAMA 公式HPより引用

また、サイズの微調整に関しては、内側に貼るスポンジや、靴を内側から伸ばすシューストレッチャーが店舗では用意されています。しかし、そもそも使用しなければならない状況では、オーダーの意味が薄いと感じました。

特に、シューストレッチャーは靴を横には伸ばせますが、縦には伸びません。革にも余計な負荷がかかりますし、そもそもファブリック素材は伸びません。あくまで最終手段であるため、あまり期待しない方が良いと思います。私もシューストレッチャーを所有していますが、今まで何百足と履いてきたのに「使って良かった!」という経験は正直1度もありません。

店頭で試してみて、どうしても合わない!という方は三越伊勢丹の「Your Pumps」「MARNON(マルノン)」といったイージーオーダーサービスや、いっそのこと「HOSHINO」「 KALENT(カレント)」といったフルオーダーのパンプスも比較検討してみると良いと思います。

結論:廉価な靴で苦しんでいるなら、踵の造形だけでも投資価値アリ

いかがでしたでしょうか。

KASHIYAMA(カシヤマ)のオーダーパンプスは、本格的なフルオーダーや素晴らしい技術を持った職人が微調整してくれる訳ではありません。しかし、オーダー界の中では非常にリーズナブルな価格設定の上、すぐにできます。まさしく「オーダーメイドの民主化」をうたう、KASHIYAMAのコンセプト通りと感じました。

製品自体もクオリティ十分で、良心的な価格設定。特に、「踵の造形の差」は1万円どころの価値じゃないという点は、私からは強く意見を述べさせていただければと思います。修理店で補強や修理をしつつ、何年も履くのに相応しいプロダクトだとは思いました。

何でも「コスパ」「コスパ」で結果的に(見えないものを失った結果)「コスパも生産性も低い」といった方をよくお見受けします。個人的には年収100万円200万円アップするより、毎日足が痛くない方が遥かに幸福度が高いと思います。数千円~1万円程度の差なら尚更です。

そういった「整った生活」を始めるためにも、今までとは購買のアプローチを変えてみるのも、あなたの幸福につながる繋がるかもしれません。痛くない上に可愛いパンプスを履いたあなたは、もっと素敵な生活をイメージできるのではないでしょうか。

あなたのためのブランド、手に入れてみませんか。



この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアお願いします!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる