BROOKS BROTHERS 公式HPより引用

こんにちは、しょるです。

最終回となる今回は、アメリカ・フランス・ドイツのスーツブランド【11選】をご紹介。

日本のメンズファッションにおけるアメリカの影響力は特に大きくブルックスブラザーズをはじめとする「アメトラ」ブランドが、戦後最初の「お手本」になりました。その他、ラルフローレンポールスチュアートといったブランドも、非常に有名ですよね。

また、スーツの中心は英・イタリア・アメリカの3国ですが、ブランド立国のフランスドイツといった周辺国のブランドに関しても(少数ですが)ご紹介します。ぜひ、お気に入りのブランドを探してみて下さい!

目次

【おすすめ】アメリカのスーツブランド【7選】!有名・高級・一流を買うなら

ブルックスブラザーズ(上位ラインおすすめ)

BROOKS BROTHERS 公式HPより引用

1818年、ニューヨークで創業した「ブルックスブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は、世界最古のメンズアパレルブランドとして、メンズファッションに大きな影響を与えてきました。アメリカの影響が大きくなった戦後の日本においても、アイビールックの原点として手本となったブランドです。

ブルックスブラザーズの功績は、枚挙に暇がありません。1849年に世界初の既成スーツを販売し、1900年頃には「No1サックスーツ」を発表。従来よりも丈が短く、動きやすく、ラペルの返りが大きくなったスーツは、Vゾーンが深く、ウエストの切り替えを廃した現代型のスーツとして、歴史を作りました。

イタリアのお家芸である「段返り三つボタン」のジャケットも、Vゾーンが深くなったことによって、ブルックスブラザーズがイタリアへ輸出したもの。イタリアは英国との差異化を考えて様々なディテールを考案しましたが、ボタンの数に関しては、アメリカ式を「自分たちのものにした」格好です。

一方、ボタンダウンシャツやレジメンタルタイの発明が、ブルックスブラザーズによるものと思われている方も大勢いらっしゃいます。実際には、いずれもブルックスブラザーズが発売する以前にも存在していましたが、世に普及させた功績があったことは事実です。

「レッドフリース」は廉価ライン。また、「1818」は高級ラインで、10万円台のスーツとして優秀なクオリティの製品を提供しています。ECでの購入はYOOXで可能。現在のビジネススタイルに、最も貢献したと言っても過言ではないブランドに興味のある方は、ぜひ覗いてみてください!

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ブランド名ブルックスブラザーズ(BROOKS BROTHERS)
創業年1818年
価格帯6万円~18万円
クオリティ★★~★★★★
オススメ度★★★~★★★★

ヒッキーフリーマン

HICKEY FREEMAN 公式HPより引用

1899年、ニューヨークのロチェスターで創業した「ヒッキーフリーマン(HICKEY FREEMAN)」。ジェレミア・ヒッキーと、ジェイコブ・フリーマン、そして同僚たちによって立ち上げられたファクトリーは、「絶えざるクオリティの向上」を社是に掲げ、既製服ながらオーダーメイドに負けない製品作りを提供してきました。

歴代米大統領の多くが愛用するスーツとしても著名で、アイゼンハウアーやニューマン、ブッシュなどの元大統領たちも顧客に抱えていた、エグゼクティブ向けのスーツブランドです。残念ながら日本国内では本国物の入手こそ難しいのですが、ニューヨークに訪れる場合、一度は立ち寄る価値があります。

一方、日本市場の流通分は、オースチンリードの項でもお話ししたトレンザ社がライセンス生産を行っています。生地は良質なものが多いのですが、かなりの高価格で展開されています。お世辞にも、コスパの高い構造と言うことは難しいかもしれません。

ブランド名ヒッキーフリーマン(HICKEY FREEMAN)
創業年1899年
価格帯18万円~
クオリティ★★~★★★(国内ライセンス品)
オススメ度★★(同上)

トムフォード(おすすめ)

TOM FORD 公式HPより引用

低迷していた「グッチ」を見事に復活させたデザイナー、トム・フォード。ケリング(グッチグループ)を離脱して2005年に立ち上げた「トムフォード(TOM FORD)」は、これぞラグジュアリーを体現するかのようなハイブランドです。アイウェアやコスメも人気が高く、数々の著名人に愛用されています。

トムフォードのジャケットは、(グッチ時代から続く)5つボタンに大きなラペルで、とにかく力強さを演出するスタイルが特徴。パッと見もブランドとしての格も、「これぞトップブランド」と言わんばかりのアイテム揃いです。

主力アイテムのスーツに関しても非常に高額なものの、デザイナーズブランドのスーツとしては極めてオススメです。ダニエル・クレイグ演じる「007」ジェームズ・ボンドも愛用するスーツのブランド(一作目の「カジノロワイヤル」のみブリオーニ)で、(作中のスーツはそこまでトムフォードらしさはないものの)非常にカッコいい。

販売はYOOXFARFETCHが充実。高額ですが、ブランドとしての価値は十二分にあると思います。気になる方はぜひ、覗いてみてください。

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ブランド名トムフォード(TOM FORD)
創業年2005年
価格帯60万円~
クオリティ★★★★~
オススメ度★★★★~★★★★★

ラルフローレン

RALPH LAUREN 公式HPより引用

「ラルフローレン(Ralph Lauren)」は1967年、ネクタイの製造から始まったブランド。創世記からのラインである「ポロ」や最高級の「パープルレーベル」、カジュアルラインの「RRL(ダブルアールエル)」など、様々な価格帯で展開していますが、いずれも英国上流階級的なライフスタイルをブランドイメージとして、世界へ向けて発信・展開しています。

ブランドの創設当初からスポーツへの関心が高く、1972年頃からポロ競技のロゴが入ったポロシャツを多色展開するなど、現代まで広く行われているビジネスを展開。テニスの全米オープンの公式ウェアを担当するなど、正真正銘アメリカを代表するブランドとなりました。

スーツに関しては、アメリカントラッドなものから英国的なスーツまで、多様なラインで手広く展開。「ポロ」ラインでも10数万円、紫タグの「パープルレーベル」のスーツになると定価50万円程度~と、かなり高価になります。どの世代にも通用するブランドで良いスーツを欲しい方には、価値ある選択肢だと思います。ECでの販売は、YOOXFARFETCH共に充実。

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ブランド名ラルフローレン(RALPH LAUREN)
創業年1967年
価格帯10万円~
クオリティ★★★~★★★★
オススメ度★★★

カルバンクライン

CALVIN KLEIN 公式HPより引用

「カルバンクライン(CALVIN KLEIN)」は1968年創業、NYおよびアメリカを代表するブランド。「ラルフローレン」、「ダナキャラン」と並び、アメリカ三大ブランドとも呼ばれ、デザイナーの知名度を一気に高めたジーンズやアンダーウェア、そしてスーツやコートなどのビジネスウェアが代表的なアイテムとして挙げられます。

日本では長年、オンワード樫山がライセンス生産していたセカンドラインの「ck Calvin Klein」が有名でしたが、2020年秋冬にライセンス終了を発表。本国のコレクションラインも廃止し、今後の動向が気になるブランドです。

スーツに関しては、かつては様々な価格帯のラインから多様な製品を販売していましたが、現在はあまりパッとしない印象。カッコいいイメージを売るデザイナーズブランドとしては、(この価格帯であれば)シャープなカジュアルウェアを展開している方が良いとは思います。

ブランド名カルバンクライン(CALVIN KLEIN)
創業年1968年
価格帯6万円前後
クオリティ★★
オススメ度★★

トムブラウン

ISETAN MENS net より引用

2001年、ニューヨークにて設立された「トムブラウン(THOM BROWNE NEW YORK)」。アメリカントラッドを「先鋭的に」解釈した世界観が特徴で、グレーのテーラードジャケットにベスト、ハイライズのクロップドパンツの3ピーススタイルが、ブランドの世界観を表すアイコンです。

パリコレクションを毎シーズン、賑やかにしてくれるブランドでもあります。ファッションとは、人間の本質たる「他者と差異化を試みたい」という気持ちと、「他と同じであることの安心感」の両面を映し出すものであるため、トムブラウンのコレクションおよびその反応は、ファッションに対する人間の姿勢がありありと浮かぶよう

価格帯も非常に高いのですが、(現在の親会社がエルメネジルドゼニアであることもあり)クオリティはそこそこ。世界的に有名なフットボールクラブ、「FCバルセロナ」のオフィシャルスーツを担当しています。トムブラウンも、YOOXおよびFARFETCHで充実したラインナップが用意されています。

↓「THOM BROWNE」をYOOXで覗いてみる!

YOOX.COM(ユークス)

↓「THOM BROWNE」をFARFETCHで覗いてみる!

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ブランド名トムブラウン(THOM BROWNE NEW YORK)
創業年2001年
価格帯50万円~
クオリティ★★★~★★★★
オススメ度★★★~★★★★

ポールスチュアート

Paul Stuart 公式HPより引用

1938年創業の米老舗である「ポールスチュアート(Paul Stuart)」。元々は、Ivyリーガーを対象としたブランドで、自社ブランド製品はもちろん、セレクトショップとしても有名。アメリカらしいアイビーテイストのアイテムを別注品として販売展開してきたことで、ブランディングをしてきました。

日本では長年、三陽商会が代理店として提携していたこともあり、セレクトショップというよりはブランド色が強いイメージがあります。米国と日本以外ではあまり展開されていないブランドですが、三井物産の子会社となったことで、今後は東南アジアをはじめとする新興国への展開を視野に入れているとのこと。

スーツに関しては、廉価なラインで7万円程度、高級ラインは20万円前後と、幅広い価格帯で顧客獲得にアピールをしています。個人的には、可もなく不可もなくといった印象。今後のブランド展開に期待したいですね。

ブランド名ポールスチュアート(Paul Stuart)
創業年1938年
価格帯6万~20万円前後
クオリティ★★~★★★
オススメ度★★~★★★

【おすすめ】フランスのスーツブランド【2選】!有名・高級・一流を買うなら

エルメス(おすすめ)

HERMES 公式HPより引用

「エルメス(HERMES)」は1837年創業、ファッションブランドとしては別格の存在。元々は馬具製品を扱っており、「バーキン」や「ケリーバッグ」等の革製品が有名。ファッションブランドの頂点に立ち、ブランドの格としては「エルメスかそれ以外か」という立ち位置です。

スーツに関しては、デザイナーズブランドの中では極めて高いクオリティを誇ります。クオリティだけで見ればもっと上のメーカーはもちろんありますが、(圧倒的な)ブランド力とクオリティの両立を誇りたいのであれば、最高の選択肢です。

販売に関しては、実店舗と一部商品が公式オンラインで取り扱っているのみ。エルメスはセールもやりません。ただし、FARFETCHでは、プレオウンド(中古品)の販売も行っており、珍しい年代物が見られます。スーツとは関係ありませんが、面白いので一見の価値アリ。

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ブランド名エルメス(HERMES)
創業年1837年
価格帯50万円~
クオリティ★★★★
オススメ度★★★★

チフォネリ(おすすめ)

1880年にローマで誕生し、1926年にフランスへ移転した「チフォネリ(CIFONELLI)」は、パリを代表するサルト。は、英国式ともイタリア式ともいえぬ中庸的なスーツは、チフォネリラインと呼ばれる、大きく張り出したショルダーラインが特徴。「エルメス」のメジャートゥオーダー(セミオーダー)を担当するブランドです。

ISETAN MENS net より引用

日本ではかつてオンワード樫山が扱っていたブランドですが、現在はThe RakeというECサイトで購入可能。残念ながらYOOXやFARFETCH、GILTでは扱いがないようです。

ブランド名チフォネリ(CIFONELLI)
創業年1880年
価格帯14万円~
クオリティ★★★~★★★★(既製服)
オススメ度★★★★(同上)

【おすすめ】ドイツのスーツブランド【2選】!有名・高級・一流を買うなら

ヒューゴボス

HUGO BOSS 公式HPより引用

「ヒューゴボス(HUGO BOSS)」は、創業1923年と非常に古い歴史を持ち、ドイツおよびメンズスーツを代表するブランド。元々は作業着を手掛けていたそうですが、ナチスドイツ親衛隊の制服を手掛けることで上流階級向けのブランドに。

余談ですが、(実質的No.2のゲッべルスが宣伝相であったことからも)ナチスは宣伝の力を非常に重視しており、ブランドとマーケティングの力にいち早く注目していました。(上記の繋がりゆえに)第二次世界大戦後の存続が危ぶまれましたが、1953年に発売したメンズスーツがヒット。現在のステータスを得るに至ります。

スーツとしてのクオリティは並です。しかし、「これぞファッションブランド!」という振り切れたスタンスが、却って好感度高い。実際、ロロピアーナのムービングというストレッチウール生地で作られたスーツを持っていますが、結構気に入っています。オンラインでは、YOOXFARFETCHGILTともに充実。

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YOOX.COM(ユークス)

↓「HUGO BOSS」をFARFETCHで覗いてみる!

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ブランド名ヒューゴボス(HUGO BOSS)
創業年1923年
価格帯9万円~
クオリティ★★~★★★
オススメ度★★★

ジルサンダー

JIL SANDER 公式HPより引用

1968年、ドイツのハンブルグにて創業した「ジルサンダー(JIL SANDER)」。80年代後半から爆発的な人気を博し、エグゼクティブなキャリアウーマン層から支持を得たブランドです。1997AWシーズンよりローンチされたメンズラインもレディース同様、ファッションを愛する層に支持されてきました。

また、1998年には同じくドイツの「プーマ」とのコラボレーションスニーカーを発表。現在では、デザイナーズブランドとスポーツブランドのコラボレーションは珍しくありませんが、ジルサンダーはハイファッションとスポーツブランドによるコラボレーションのパイオニアとなったブランドでもあります。

ジルサンダーの場合、ジャンフランコ・ボメザドリがOEM元だった頃のスーツはクオリティも高かったのですが、現在はそれなりといった感じです。それでも、デザイナーズブランドの中では良い方ではないでしょうか。

ジル・サンダー、ラフシモンズ、現在のルーシー&ルークメイヤーと、非常に力のあるデザイナーに率いられており、近年は日本でも非常に人気の高いブランド。YOOXFARFETCHGILT共に、充実したラインナップが用意されています。

↓「JIL SANDER」をYOOXで覗いてみる!

YOOX.COM(ユークス)

↓「JIL SANDER」をFARFETCHで覗いてみる!

Farfetch:Linkshare:Affiliate:CPA:JP:JP

↓「JIL SANDER」をGILTで覗いてみる!

ブランド名ジルサンダー(JIL SANDER)
創業年1968年
価格帯35万円~
クオリティ★★★~
オススメ度★★★~

↓他国のメーカーも見てみたい方はこちら!

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