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Zakさまのブログ「メンズノート」。

30代ビジネスマンのリアルなファッション・ライフスタイルblog

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SHOLLWORKS(ショルワークス)は、プロの目線からファッションに関するレビュー&価値観をお届けします。

【MVFW】メタバースと NFTの価値向上を、“これからのファッション”は証明できるか?

2021年末にフェイスブック創業者、マーク・ザッカーバーグ氏が、企業名をMETA(メタ)に変更したことは世界的に大きな衝撃を与えました。なぜ、ザッカーバーグ氏が、これだけ一般に認知されている“のれん”の価値ある企業名を捨ててしまったのかは、徐々に理由が明らかになってきています。

というのも、2022年現在、世界の仮想現実市場は 28ミリオンダラー(35億8,400万円、1 ドル128円換算)規模といわれています。そして、6年後の2028年には、510ビリオンダラー(約65兆円)にまで成長すると予想されているからです。

なんと、複合年間成長率95%という驚異的な数値。ここまでの市場成長が期待されているものが今、他にあるのでしょうか?

ということで、現在さまざまな業界がメタバースに注目し始めている昨今。ファッション業界も新しいムーヴメントが起こっているので、今回は少しだけご紹介します。

初めてのメタバース・ファッションウィーク(MVFW)が開催

2022年3月23日から27日の5 日間グローバル・メタバースプラットフォーム「Decentraland(ディセントラランド)」 で開催された、世界初のメタバース・ファッションウィーク(MVFW)

ファッションウィーク開催後には、プラットフォーム上で自身のアバターが着られるドレスやアクセサリーらのNFTも販売されました。

“世界初”というほどで、(全体的には)まだまだ価値も不確かと思われているメタバース市場。60以上のブランドがランウェイを披露するばかりでなく、2日目にはメタバース市場の今後についてのパネルディスカッションや、アフターパーティーなども開催されていました。

参加ブランドは「ドルチェ&ガッバーナ」や「エトロ」から、新興ブランドまで

参加ブランドで特に話題を呼んだのが、猫にドレスを着せて発表した「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」

近年、アジア市場で何かと不評を買っている同ブランドですが、“リアル”のコレクションを猫に着せて、キャットウォークするキャット(猫)でシーンを盛り上げました。

一方、スイスの「フィリッププレイン(PHILIPP PLEIN)」は、ブランドのシンボルでもある巨大なドクロなどが登場。

アバターに着せるコレクションのNFTの価格は、1,500 ドル(192,000円)から15,000 ドル(1,920,000 円)。(非常に高価なことで知られる)“リアル”のコレクションに引けを取らない高価格で販売されていました。

写真は、近年日本でも知名度を上げているシンガポールのブランド「チャールズ&キース(CHARLES & KEITH)」

日本ブランドでは「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が参加。

国内ブランドではその他、創業者兼会長が御年85歳になる「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」も2022春夏シーズン、メタバースで使用できるウェアラブルファッションNFTの販売を発表しました。

NFT はバブル?新たなスニーカー市場は、“加水分解”する?

「ナイキのスニーカーがNFTで取引されている」というニュースは記憶に新しいものですが、その価格はスニーカーと比べても、かなりの高額に設定されています。

NFT スニーカーを売買するプラットフォームで知られる「スタック X」などで販売されているNFTスニーカーの価格は、858ドル(109,824 円)から、なんと42,069 ドル(5,384,832 円)まで。

モノではない、メタバース上の自分のアバターに履かせるために、5百万円以上のスニーカーを購入する必要があるのかと思う人が(まだまだ)大勢な一方、新たな価値や所有欲を求める人、相場の価値向上を見据える人の数も伺い知ることができます。

とはいえ、(仮想通貨も乱降下で損をした人々がたくさんいるように)NFTもまた、まだまだ不確かな相場価値といえるでしょう。

ツイッター創業者のジャック・ドーシーがNFTにした自身のツイートが約3億円で売却されましたが、購入した企業家のシナ・エスタビーが出品したオークションでの落札額は、何と購入額の僅か1/10000。

(現にLVMHが取り込もうとしてるような)ゲーム市場が成長すれば、付随してメタバース市場も拡大していくことが予想されます。今後の成長規模が年95%もあって、市場で売買されるNFTに価値が生まれるかどうかは、まだまだ未知の領域です。

私よりもやや上の世代が経験した90年代のストリートブーム。当時のスニーカーの多くは今、“加水分解”してしまっており、モノへの価値が絶対ではないことも理解できます。

NFT市場は果たして、加水分解するスニーカーでしょうか。それとも、本当にしないスニーカーでしょうか。

SHOLL(しょる)
皆さまこんにちは。“SHOLLWORKS”運営者のSHOLL(しょる)と申します。

1987年、山梨県甲府市生まれ。国内デザイナーズブランドを経て、ファッションコングロマリットのブランドでデザイナー職を経験。

現在は東京在住、デザイナー含め様々な事業に携わっています。





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